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ピッツバーグ在住の医師、三木敏生さん(高知市出身)のアメリカレポート。日米の現在を題材に柔らかいタッチで考察。
ピッツバーグは花盛り
ピッツバーグでは、レンギョウの黄色い花が春の訪れを告げてくれます。園芸店でも売っているような立派な庭木なのですが、自然に群生していることも多くちょっとした道路脇の斜面などに突然光り輝くような鮮やかな黄色が出現します。
この黄色を先頭に、スイセンが家々の庭先を飾り始め、一瞬桜に間違えそうなドックウッドの花が咲き始めると、灰色と茶色だったピッツバーグの風景が急に色づきだします。まるで、宮崎駿のアニメ映画「もののけ姫」のラストシーンのようにすごい勢いで緑が山を覆い尽くします。
そして、庭の芝生もぐんぐん伸びます。荷台に芝刈り機を積んだ芝刈り業者のトラックが目につき始め、ある日、ついに近所でガソリンエンジンの芝刈り機の音がし始めると、まるで冬眠から一気にさめたかのようにあちらこちらで芝刈り機がうなり始めます。
ガソリンエンジンの排気ガスの臭いと刈ったばかりの芝の匂い、このまじった”におい”も春の匂いです。
これから7月まで湿気の少ないピッツバーグはさわやかな過ごしやすい季節を迎えます。しかし、花盛りのこの季節、洗ったばっかりの車にうっすらとホコリのように花粉が積もり、アレルギーの方々には気の毒な日々でもあります。
【写真】春の訪れを告げるレンギョウの花
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