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ピッツバーグ在住の医師、三木敏生さん(高知市出身)のアメリカレポート。日米の現在を題材に柔らかいタッチで考察。
2008年10月アーカイブ
ハロウィンの日には、お父さんは仕事を少し早めに切り上げて自宅に急がなくてはいけません。
急ぎながらも住宅街では、どこから子供が飛び出してくるかわからないので、ふだんより徐行しなくてはいけません。
家には、朝からお気に入りの仮装コスチュームを着込んで待っていた子供たちが早く出かけたくてうずうずしながら待っています。今日は学校にもコスチュームを着ていったのです。
今年は暖かくて気持ちの良い天気なので、家のフロントポーチに、いすと小さな机と一口サイズのお菓子を山盛りにしたトレイを準備して、さぁ出撃です。留守番部隊は、次々にやってくるモンスターやらプリンセスやら海賊たちにお菓子を配ります。
近所の家の前まで行くと、保護者は歩道で待って子供たちはそれぞれフロントポーチか玄関で待っている家の人のところまで駆けていきます。
「Trick-or-Treat!」お約束の合い言葉です。日本語にすると「お菓子くれないといたずらするぞ」と脅迫じみてしまいますが、子供たちはお化けになりきっているわけですからそこはご愛嬌です。
そしてお菓子を手持ちのふくろに入れてもらい「Thank you!」とお礼を言って次の家に向かいます。その間親は、垣根越しに「Happy Halloween!」とあいさつをかわし、「あったかいねぇ」などといいながら子供たちの後を追います。
ピッツバーグでは5:30から7:30までがハロウィンのお菓子配りと決められていました。7:30過ぎになると、フロントポーチを片づけて飾り付けてあるハロウィン用の電飾を消します。
そして家に入って、子供たちは戦利品の確認です。あまりに毒々しいお菓子は、親に没収され残りは大切にしまい込まれます。おやつとして、これから数ヶ月は保つぐらいあります。
今年は、サウスカロライナでひどいことに仮装した子供が銃撃される事件がありました。子供たちの楽しみにしているお祭りですが、今後はだんだん廃れてしまうのかもしれません。
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いよいよ残すところあと2週間。史上初の黒人大統領か、女性副大統領か、アメリカの歴史を変える瞬間がやってきます。
テレビ、新聞はもちろん市中でも今回の大統領選の話題でもちきりです。もっとも話題の質感には微妙な違いがあります。テレビではやはり「きれいごと」か、論理的な「批判」が目立ちますが、身近の会話ではもっと端的に「好き嫌い」があらわれます。
大学で働くようなタイプの専門職は大抵、「ブッシュが嫌い」という点では一致しているのですが、さて「オバマ」か「マケイン」かということになると話は違ってきます。
それぞれいろんな理由をつけるのですが、結局、本当のところどういう人間かはわからない、公約が守られるとも限らない、どっちがなってもブッシュよりはまし…と、いうことで、あとは直感的な好き嫌いで決めているように感じられます。
大抵のオバマ嫌いの理由は、「何を考えているかわからない、何をするかわからない」です。この「わからない」という意見の根底には理由を超えた感情的な不信感があるか、「CHANGE」を好まない保守傾向があるように思えます。
一方、マケイン反対派は「年齢」と「共和党」であることが主な理由です。ブッシュと同じ政党であること、ドラスティックな変化を期待できないことだけがマイナスです。ところが、副大統領候補のペイリン批判になるとがぜんヒートアップします。意外なことは、保守的な女性ほどペイリン候補に厳しいことです。女性だからといって盲目的に支持する訳ではありません。
いずれにしても、今回は、汚い個人攻撃よりそれぞれの政策攻撃がメインで、経済的にシリアスな局面にあることもあって、アメリカ全体がまじめに大統領選に取り組んでいるように見えます。
選挙キャンペーンの長さやテレビ討論の話題性、CNNから深夜のコメディ番組まで、ここまで政治にどっぷりつかれるアメリカはやっぱり民主主義の本場といえるでしょう。
写真は、近所の前庭に刺さっている「オバマ候補」支持のポスター(?)です。日本のように顔写真メインの選挙ポスターはありません。
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「米大統領選 盛り上がり最高潮」pinoさん