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足摺半島に住む英国人、アーサー・デービスさん(土佐清水市)が足摺の日常、土佐清水の生活、地域活性化について考えます。

 

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この間土曜の夜、清水の大岐にあるホテル「海癒」で開催された「音の王・手箱楽団ガッキヅカン演奏会」を聞いた。とても楽しい、時空を超えた音楽の旅でした。大げさじゃなく!

日本・世界の古代から伝わる楽器演奏の合間に、それぞれの楽器のルーツの説明があり、楽器の歴史や進化がわかりました。高知から富山、八王子から中国へそして東南アジア・インド、アフリカを回って、ヨーロッパに渡ってからアジアに帰ってきたもの。

目を閉じると、アイルランドの荒涼とした西海岸の風景がまぶたに浮かび、次の曲を聴くと中央アフリカの多雨林の中にいる自分!500~2000年も昔の楽器は普段は聞かない音だけど、懐かしく感じます。

音楽が好きな人は北村一家にご注目!さまざまな音楽活動をしています。音楽は、彼らの血の中にすりこまれているようです。

「ガッキヅカン」(世界の楽器)の演奏は特別ライブのみで、次のライブは未定。

北村剛の「グレー・グース」(アイルランドの伝統的音楽)は高知市にあるアイリッシュパブ「アモンティラード」 (TEL088-875-0599)で、北村真美のジャズユニット「エル・スール」ライブスケジュールは5月17日(土)海癒・5月18日(日)大月町 ペンション南南西・5月23日(金)高知市BBカフェホール ・5月25日(日)高知市アトラクトラルゴ です。CDも出ました。もっと知りたい方は私に知らせてください。(バンドにメールアドレスを伝えます)

 あしずりリゾートのオーナー松谷隆啓さんが昨年末、亡くなられました。

以来リゾートにも変化や混沌とした時期もありましたが、奥様がオーナーとして引き継ぎ、まずは経営状況の見直しから始め、手直しの必要な個所には手を加え、経営存続していくことに決断しました。

通常どおりの「ブログ」を書き始める前に、少し松谷先生のことを書かせてもらいたいと思います。

松谷先生は、清水が本当に必要とするリーダーシップを持った方の一人でした。リゾートのオーナーであると同時に、松谷病院の院長、福祉施設「太陽の家」(つけたしですが、最近建てられた、木造りで温もりのある美しいケア施設です)の理事長も務めていました。

自分自身の考えを持っていて、決断することを恐れず、また同時に他人の意見にも耳を貸す度量がありました。「病」という戦いには残念ながら負けてしまいましたが、「いい人間であろう」とする戦いには、勝ち抜きました。ご冥福を祈ります。

しかし、この世の中(あなたの周りにもいるかな)〇〇長と役職のつく、リーダーと呼ばれる人の中には、いわゆる「えらい人」というタイプの人がたびたび存在します。

だけど、長と名がつくだけで、その人が、必ずしも組織を、いい意味で、とりまとめているとはいえないのです。たとえば、ここで仮に雪崩れも「組織」と考えるとして、雪崩れの先頭を走って逃げてる人のことを、雪崩れのリーダーとは呼べないですよね。

では、また近いうち。アーサー

 この夏以降、体調不良の私は、やっぱりもうちょっと健康にならんといかんと思いました。

 それで先日、断食と座禅をすることにした。大方…いや…四万十町だね。合併後の地名はまだ慣れない!健康のため・体重を減らすためそして今年40歳になった人生の節目として、断食と座禅がいいのではないかと思った。2石3鳥…まーちょっとお得かな。

 断食はかなりきつかった。病気の時は5日間ほど食事はとらなかったおかげで食べないこと自体はそんなに大変ではなかった。しかし、入院のときは点滴していたのでだいぶ違う。24時間後、頭痛が始まった。時々目を開けるだけで痛かった。お坊さんによるとこれは低血糖のせいだとのこと。

 夕方少し雑談する時間があって、日本についての意見を聞かれ、私はテレビについての自分の意見を述べた。番組の質・その欠如と内容。「多くの番組が番組と言うより宣伝ですね」

 例えば1時間番組のワイドショーで、納豆がどんなに健康にいいと説明する。そして次の日スーパーに行くと…納豆が売り切れ。すごい宣伝力ですね!

 その場にいたみなが同意しただけで、多くの方がテレビはそんなに見ないという。

 私はワイドショーなどを「パチンコテレビ」と呼ぶ。いろいろなものが落ち着きなく動き、チカチカし、外の世界と実際の世界との関連性は薄い、という意味で。ほとんどのニューズ番組も分析が無さ過ぎる。

 毎日またどこかの現場がブルーシートに囲まれて、また殺害事件、また交通事故…テレビが指をさして「ウワーひどい・怖い」でも分析がない。ある県の交通事故のニュースを伝えられても、私は何をしたらいい?何ができる?最近の車の最高速度が高すぎるのか?運転者が監視カメラに気づいて急ブレーキしてハンドル操作を誤ったのか?しかしわからないよ、特に分析がないとその情報があっても使えない。

 もちろんいい番組もある、問題の根本的原因を探す番組。現代のグローバル経済、社会問題、環境問題などをあつかうう番組。しかしそういう番組は少ない。今思い出したがニュース23の 筑紫哲也氏 が非常勤となりました。私にとってヒーローの人物です。彼は理性のある「コモンセンス」のある存在である。

 そうだそうだ、断食と座禅の話のつもりだった!タフな3日間だけどやる価値はあります。

 終わってしばらく全ての食べ物がおいしくて。そして体がほしいのはもう少し自覚したかな。野菜・果物・全粒粉で作ったパン・ご飯は玄米…やっはり体にはいい物を与えましょう。と今でも思います。それと実質効果:少しやせた!

追記1:納豆好きです。
追記2:パンといえば、中村というか、四万十市にある「ブロート」パン屋は美味しいですよ。全粒粉・ドイツ風のパンです。この間初めて食べた…おいしい!

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 私の出身はイギリスです。父は英国人、母はアイルランド人。清水に11年前にやってきて、この場所にほれこみました。

 役所に3年間勤務し、行政のしくみを学びました。当時は清水の街中に住んでいました。次に森林組合で、伐採の仕事に携わりました。タフで危険な仕事でしたが、清水や清水の人のことを深く知れたので、よい経験となりました。その当時は大浜という、とてもフレンドリーな漁村に住んでいました。

 その後あしずりリゾートの管理人となって移り住み、今に至っています。当初はネットで始めた翻訳業と管理人業の比率が半々でしたが、最近では管理人の方が忙しくなっているので、翻訳業はたまにしています。

 あしずりリゾートは足摺半島の標高350メートルに位置しています。コテージやペンション(アパートタイプ)が西の海に面して立っています。多忙期、お客さんたちのはしゃいだ声や楽しげなバーベキューの音をききながら、海に沈む夕日を見るのはなんとも満たされた気持ちになります。

 趣味は海で泳ぐこと、人と話すこと、音楽を聴くこと、陶芸など。今年初めての市展への出品で、「足摺の海」と題した皿が賞をいただきました。大変うれしく、今後の励みになります。来年は更に努力して、もっともっといいものを作っていきたいです。次回からはもう少し清水のことをお話ししたいと思います。では、また・・・

 【写真】これも、好きな井上明敏さんの絵

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 ここ、土佐清水での生活がもう11年になりました。友人・知人・顔なじみの人たちも増えました。学校を卒業する人、年ごろになって結婚して子供を持った人、あるいは病気になった人…。時の変化を人を通して感じられます。また人生において避けられないことですが、訃報を聞くこともあります。

 幼いころは引越しの多い生活でした。長ずると世界を転々と旅して回りました。なので、時の流れによる人の変化・成長というものを目にする機会がなかったのです。私たちは、「年を取る」とはよく言いますが、「成長する」点は忘れがちだと思います。

 ここ、土佐清水では、人が「成長していく」のを目の当たりにすることができます。それはハングライダーやサーフィンを通しての自然についての学びを通してだったり、楽器や絵を学ぶことだったり。仕事にも趣味にも一生懸命な人が多いです。

 この季節、清水も芸術の秋となりました。先月開催された市展、足摺岬周辺の遊歩道のキャンドルでのライトアップ、地元の画家、濱崎さんのアトリエでの個展、画家・陶芸家・音楽家の顔も持つ田村さんや画家の黒原さんと過ごす時間、布地区の廃校を利用したアートイベント。

 こういったさまざまなイベントや試みが、私が清水の将来に望む「アートと自然」の共存の姿です。文化面・ビジネス面ともに、テクノロジーとエコロジーが融合した姿。清水でのこの流れが続くことを切に願います!

 ここでの生活は大変なこともありますが、おおむねよいことが多いです。すばらしい環境に、すばらしい人たち。このブログでは、私自身の経験と私の視点から見た足摺、清水、幡多、高知のことをお伝えしたいと思います。

 【写真】土佐清水市展に出品されていて私が気に入った田中千盛さんの絵


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