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四方八方が砂漠とブッシュ
ダーウインを出発してしばらく車を走らせていると、やがて左手に広大なカカドウ国立公園が見えてきます。
ここは野生のワニや野牛をはじめ珍しい動植物の宝庫で、ウランなどの地下資源が無尽蔵に眠っているといわれる原始そのままの自然地帯です。
寄り道をしてここに入り、その夕方池の側にキャンプを張ったところ、先行のオージーから「さっきその池で大きなワニを見たから気をつけるように」と警告され、その夜はこわごわ眠ったのでした。
翌日、寝不足のまま時速約百キロ前後で車を飛ばし続けていると、いつしか車は褐色の土ぼこりに覆われ、行き交う車もだんだんまれになり、やがてそれもほとんどなくなり、両側には一軒の家も店も見あたらなくなりました。見えるのは、ただ、ただ、荒涼たるブッシュと荒野のまっただ中に一直線にどこまでも伸びるスチュアート・ハイウエーのみになってきます。
そんな荒野の中のハイウエーを1000キロは走ったでしょうか。ただひたすらに走り続けるのですが、この頃になると乾燥と暑さで食欲も失せ、ただただ水が欲しくなるばかりです。道路も木も草もカラカラに乾燥し、日中の気温は40度をゆうに越えました。車の窓を開けると熱風が吹き込み、そして、時折、前方はるかににユラユラと蜃気楼(しんきろう)が見えたりします。
こんなところで車が故障でもしたらどうなるだろう....と、フッと不安が脳裏をかすめたりします。四方八方どちらを向いても眺め得るのは果てしなく続くブッシュと砂漠地帯です。そこには、「ロマン」と呼ぶにはあまりにもかけ離れた、過酷で厳しい自然の姿がありました。
極度の乾燥、真夏は50度にもなると言われる灼熱、塩基を含んだ不毛の土地、そして、延々と続く荒野と赤い砂漠。その厳しい自然によって内陸部は人間の文明的な居住を拒み続けてきました。しかし、よくよく観察してみると、この過酷な自然環境にも適応した動物や植物がいて驚かされます。
いや、動物や植物ばかりではありません。この内陸には2万年前とも4万年前とも言われる太古からの先住民-アボリジニが住み着いていたのですから…。
後記…2003年にダーウインとアドレイドを結ぶ大陸縦断鉄道が開通しました。
静子
【写真】果てしなく続く赤土の大地
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「オージー・スタイル」に掲載をされている静子様、短大の時の友達です。彼女は、高知から、私は、香川から共に神戸で学生時代を
過ごしました。
その後彼女は、「オーストラリア」に。
彼女は、もう40年近く「オーストラリア」で生活をしています。
立派、高知の女性は、賢明で芯が強い。
先日「オーストラリア」で花火工場大爆発のニュースが報じられていましたのでお見舞いのメールを送りました。
「オーストラリア」は、今夏真っ盛り。
真夏のクリスマス、真夏のお正月ってどんなのかしら?
お正月は、花火の打ち上げで御祝いとか・・
想像が付きかねる私に彼女から「とさあち」を見るようにとの返事を頂きました。
盛りだくさんの内容、ゆっくりと拝見!
芦屋市 小椋 博子