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オーストラリアの静子さん(シドニー在住、高知市出身)、美香さん(シドニー在住・高知市出身)が、オーストラリアの自然や文化と土佐とのつながりについて語ります。

 

2008年5月アーカイブ

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シドニーの各大学には日本語科があり、たくさんの学生が日本語も学んでいます。

そんな大学の一つ、シドニーの北部に位置するマッコーリ大学で国際ビジネス学を専攻しながら日本語も受講し、来年、日本への留学に夢を膨らませている学生がいます。アレン・マックマスター君、178センチに青い瞳を持つ19歳の若者です。

「中学3年生の時ですから私が15歳の時ですね。外国語の選択科目として日本語を勉強していたのです。そして、学校からの体験ツアーで2週間日本に行ったのですよ。その時のいろいろな体験や、滞在先のホスト・ファミリーの皆さんがとても親切で、本当によくしていただきました。それは私にとって最高にすばらしい経験でした!」

と、その時の日本での印象深い体験が動機となって日本への興味がわき起こり、大学進学後も日本語の勉強を続けているのだそうです。

そして、来年早稲田大学に交換留学生として留学すべく、そのための学科の成績もすでにクリヤーしているので「多分行けるでしょう」と、うれしそうです。

アレン君は大学の勉強ばかりでなくローンボール選手としても有名で、大人ばかりの選手を相手に若干14歳でオーストラリア最年少者のクラブ・チャンピオンに輝き、その後も数々の試合で優勝を重ね、昨年は全国大会で準々決勝まで進んだスポーツマンです。

快活で明るく親しみやすい彼の性格はそんなスポーツマンシップからきているのかもしれません。

                                                   静子

【写真】ローンボーリングをするアレン君

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南半球に晩秋の枯葉が舞い始め、シドニーの大学キャンパスにも秋の色が濃く漂い始めました。

オーストラリアには大学が30校ほどあり、そのうちシドニーには6大学があります。

5校が公立大学で1校がカソリック系の私立大学です。

いずれも総合大学で、近年、海外からの留学生が増えてきました。どの大学にも日本、中国、香港、韓国、インドネシア、シンガポール、インドなど近辺アジア諸国からの留学生やヨーロッパ、ニュージランドからの留学生もいてキャンパス内はさながらに国際都市のようです。

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海外留学生にとっては留学先(オーストラリア)の学生だけでなく各国からの海外留学生とも交流できるという事は大きな魅力ではないかと思います。

文化も習慣も異なる学生達がクラスに集まると国際色豊かで、討論会などをするとそれぞれの文化/習慣を背景にした異なった意見が飛び出してきて大変興味深いものがあります。

また、こちらの授業では多くの課題が出され ー学部にもよりますがー、ひんぱんにエッセイやゼミが有り、エッセイは深い洞察力や分析力が求められるので専門書などをしっかり読みこまないと良い点が取れません。

ですから大学に「合格してヤレヤレ」などとのんびりしている者はなく、事実、こちらの学生はよく勉強します。逆に勉強しない学生は容赦なく落とされていきます。

                          静子
【写真】大学の風景(上、下)

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ブッシュウォーキングをする目的は人それぞれでしょうが、その楽しみはなんといっても自然の中に身を置いてその息づかいを感じながら過ごす事にあるのではないかと思います。

その点においてオーストラリアの自然保護に対する厳しい行政政策や活動も見逃せません。

大都会のシドニーでも郊外に広がる自然地帯には観光目的の安易な道路とか商業用の鉄塔とかはいっさいありませんし、何よりも一般市民に自然と共存するために「自然を保護しよう」という意識が徹底しているのです。

オーストラリアの自然は言葉に尽くせないほど雄大です。巨大な岩々、うっそうと繁る原生林、たくましい野生の草木や可憐な花たち、そこに生息する生き物たち、道端の石ころにいたるまでそこに息づいている自然の恵みの一端をブッシュウォーカーは味わう事ができるのではないかと思います。

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さて、余談ですが、かなり以前に友人と二人でブッシュを歩いていたおり、先頭を歩いていた私のわずか5歩ほど先方にこんな可愛い(?)生き物がいました。

ビックリして叫ぶ前に、彼の方が近くの大木にしがみついたところをパチリ!もしかしてこの生き物、「ヤバイ、この女に襲われる!」、とか思ったのでしょうか。いえいえ、私も徹底した自然愛護の一人なのです…。
                                                    

                                                   静子

【写真】水の中もなんのその(上)と木にしがみついたかわいい生き物

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オーストラリアはピークになる高い山がほとんでなく、したがって高度をかせぐ登山と異なり、ブッシュウォーキングはひたすら距離をかせぎます。一人歩きもよいですが、大概はどこかのブッシュウォーキング・クラブに属して、リーダーの先導で歩きます。

8~10キロメートルほどの短距離から、12 ~20キロメートルの中距離、50キロメートルを越す長距離行程のもの、なかにはテントや寝袋を背負ったフルパックで1週間とか2週間かけてブッシュの中を何百キロメートルも歩くというのもあります。

シドニーだけでも十余りのブッシュ・クラブがあり、高齢者も含めてかなりの人々がこのアウト・ドア活動を楽しんでいるようです。

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各自それぞれの体力と好みに合った自然を選んで歩きます。

起伏のないわりと平坦な小道もあれば、こう配のきつい急坂をアップ・ダウンしたり、岩から岩を伝い歩きしたり、やぶの中の道なき道を歩いたり、かなりな体力と脚力を必要とする難易度の高いブッシュウォーキングもあります。

私が所属するブッシュ・クラブのリーダーにはフルパックでオーストラリア大陸の最高峰コシヤスコを1週間かけて歩いてきたとか(近辺のブッシュを探索しながらピークを目指す歩き方)、ニュージランドのミルフォードサウンドを1~2週間歩いてきたとか、ヒマラヤの高地(5000キロメートル)を21日間かけてトレッキングしてきたとかという人たちもいて、その精力には驚かされます。

                                                                                                       静子

【写真】ひたすら歩くブッシュウォーキング

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サマータイムも終わり、シドニーはすっかり秋景色になってきました。

見上げると吸い込まれていきそうな紺碧の大空があり、黄色や赤に染まった街路樹が微風にそよぎ、それはまるで優雅なヨーロッパの油絵をみているような秋景色です。

そんな秋の一日、仲間とブッシュウォーキングに行ってきました。

文字通りブッシュの中を歩く野外活動の一つで、大都会のシドニーでも車を10~15分も走らせば、あちらこちらに人の手が加えられていない自然保護地帯があってその中を歩けるようになっています。

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私は月に1~2度このブッシュウォーキングを楽しみます。ブッシュの中に一歩足を踏み入れた途端に漂ってくる草木の新鮮な香りと枯葉のにおいーその自然の香りがたまりません!

そんな枯葉をサクサクと踏みしめ、まわりの草木の緑に目の疲れを癒(いや)しながら、岩肌を下っていくと渓谷のせせらぎが聞こえたり、野鳥のさえずりが聞こえたりで、しばし自然の静寂の中に融け込んで歩き続けます。

2~3時間も歩き続けていると都会の忙しさも煩雑さも彼方に消え去り、目に映る野生の可憐な花々に目を細めたりしながら自然を満喫するのです。途中、時には野生のうさぎやこんな可愛い生き物にも出会う事があります。

                                                                                          静子

【写真】自然を満喫するブッシュウォーク(上)とかわいい生き物

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