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オーストラリアの静子さん(シドニー在住、高知市出身)、美香さん(シドニー在住・高知市出身)が、オーストラリアの自然や文化と土佐とのつながりについて語ります。

 

鍋島和彦: 2008年5月アーカイブ

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ブッシュウォーキングをする目的は人それぞれでしょうが、その楽しみはなんといっても自然の中に身を置いてその息づかいを感じながら過ごす事にあるのではないかと思います。

その点においてオーストラリアの自然保護に対する厳しい行政政策や活動も見逃せません。

大都会のシドニーでも郊外に広がる自然地帯には観光目的の安易な道路とか商業用の鉄塔とかはいっさいありませんし、何よりも一般市民に自然と共存するために「自然を保護しよう」という意識が徹底しているのです。

オーストラリアの自然は言葉に尽くせないほど雄大です。巨大な岩々、うっそうと繁る原生林、たくましい野生の草木や可憐な花たち、そこに生息する生き物たち、道端の石ころにいたるまでそこに息づいている自然の恵みの一端をブッシュウォーカーは味わう事ができるのではないかと思います。

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さて、余談ですが、かなり以前に友人と二人でブッシュを歩いていたおり、先頭を歩いていた私のわずか5歩ほど先方にこんな可愛い(?)生き物がいました。

ビックリして叫ぶ前に、彼の方が近くの大木にしがみついたところをパチリ!もしかしてこの生き物、「ヤバイ、この女に襲われる!」、とか思ったのでしょうか。いえいえ、私も徹底した自然愛護の一人なのです…。
                                                    

                                                   静子

【写真】水の中もなんのその(上)と木にしがみついたかわいい生き物

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オーストラリアはピークになる高い山がほとんでなく、したがって高度をかせぐ登山と異なり、ブッシュウォーキングはひたすら距離をかせぎます。一人歩きもよいですが、大概はどこかのブッシュウォーキング・クラブに属して、リーダーの先導で歩きます。

8~10キロメートルほどの短距離から、12 ~20キロメートルの中距離、50キロメートルを越す長距離行程のもの、なかにはテントや寝袋を背負ったフルパックで1週間とか2週間かけてブッシュの中を何百キロメートルも歩くというのもあります。

シドニーだけでも十余りのブッシュ・クラブがあり、高齢者も含めてかなりの人々がこのアウト・ドア活動を楽しんでいるようです。

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各自それぞれの体力と好みに合った自然を選んで歩きます。

起伏のないわりと平坦な小道もあれば、こう配のきつい急坂をアップ・ダウンしたり、岩から岩を伝い歩きしたり、やぶの中の道なき道を歩いたり、かなりな体力と脚力を必要とする難易度の高いブッシュウォーキングもあります。

私が所属するブッシュ・クラブのリーダーにはフルパックでオーストラリア大陸の最高峰コシヤスコを1週間かけて歩いてきたとか(近辺のブッシュを探索しながらピークを目指す歩き方)、ニュージランドのミルフォードサウンドを1~2週間歩いてきたとか、ヒマラヤの高地(5000キロメートル)を21日間かけてトレッキングしてきたとかという人たちもいて、その精力には驚かされます。

                                                                                                       静子

【写真】ひたすら歩くブッシュウォーキング

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