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ホームユニーク土佐人ブログ > 夫婦でバイク世界旅

バイクで世界一周した和田守正、裕美夫妻(南国市)が、その軌跡を振り返ります。出会い、別れ、世界の実情を写真とともに紹介。

 

2007年11月アーカイブ

  二人ともインドが大好きで何度も行っているので、まず目的地をインドとし、 アメリカ、ヨーロッパ、中近東経由でインドに行くことにしました。

 超長期の旅は確実に体力が衰え、オートバイの扱いも難しくなるので、取り扱 いや燃費の良さを考慮して250CCに。オフロードは一人旅には最適ですが、 シートが高過ぎ、二人乗りには不適当なので、あえて「ホンダ250U」 (233cc)という実用車を選んだのです。

 このオートバイはもう製造中止になっていますが、今でも街中で酒屋さんやお 米屋さんが配達用に使っているのが見られる実に地味な、しかし頑丈なオートバ イです。このオートバイを知人のバイク屋さんに頼んで、純正の9リットルしか 入らないガソリンタンクを取り外し、21リットル入りの大型を工夫して取り付 けたうえ、前後の荷台も特製のものを作ってもらいました。

 手続きについては、まず陸運局で国際ナンバーを取得。また日本自動車連盟 (JAF)で「カルネ・ド・パサージュ」という行き先の国ごとに国境を越え入 出国する際に必要な書類を作成しました。

 この書類は全世界共通で、オートバイや自動車で外国を旅する人には必ず必要 です。これがないと国境ごとにその国なりの関税率(例えばインドはオートバイ に200%の関税)に相当する保証金を払い、出国する際に払い戻してもらうこ とが必要ですが、金額や時間的にもそれは不可能で、外国はまず自分の乗り物で 旅できません。

 予算は航空券やガソリン、食費、ホテル代など一切の費用を含み二人で一日 100ドル(約1万円)の予算を見込み、最長3年間は旅ができるだけの旅費を 用意しました。

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 団塊の世代が続々定年退職する時代となりました。さまざまな問題が取りざた されているとはいえ、やはり生活は戦後ずっと豊かになり続けて今日まできた結 果、それぞれの世代なりにきっと豊かな現在とこれからを過ごせることでしょう。

 その豊かさをより充実したものにするのはそれぞれの人の生活の選び方・考え 方次第だと思います。

 これは勤めていた職場を退職し250ccのオートバイに二人乗りして2年2 カ月かけ世界一周し、その後また別のオートバイで欧州からインドへ通算約10 万キロを走った熟年夫婦の楽しい思い出作りの旅の記録です。

 幼い頃、四国の石鎚山の修験道の先達だった祖父に連れられ何度もこの山に 登ったことから始まり、いまはやりのアウトドアは一通りして学生のころは自転 車で2年間余りかけて北海道から九州まで日本一周の旅をしました。

 また四国八十八ヶ所の歩き遍路や奈良大峰山などの修験道の山に登ったりして各 地を旅し日本国内をそれなりに回った後、インドの仏跡巡りを手始めにオートバ イで海外に出て、2回(2年間)アジア、アフリカ、ヨーロッパを走りました。

 その後、結婚、就職し5年間ほどせっせと働きましたが、二人で世界を見た い、走りたいとの思いが強くなり、また旅の準備を始めました。

 【写真】ネパールのポカラで。向こうに広がるのはヒマラヤ。

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