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ホームユニーク土佐人ブログ > 夫婦でバイク世界旅

バイクで世界一周した和田守正、裕美夫妻(南国市)が、その軌跡を振り返ります。出会い、別れ、世界の実情を写真とともに紹介。

 

2008年4月アーカイブ

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たくさんのものを見、多くの地元の人々、世界中からの旅人に会ったチベットの日々。一日も早くこの地に平和が訪れることを祈ってやみません。

*写真「ラサ・レストラン」(トーマさん、ポーランド人のエベレスト登山隊のメンバー

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法事の最中に、勝手に入って行ったのに、嫌な顔一つせず、バター茶をそれぞれに出してくれました。

こちらが数珠を持っているのを見て、日本人の仏教徒とわかってくれたのか、一人の僧侶が手招きをして、仏壇の裏の小さな部屋に連れて行ってくれました。

真っ暗な部屋でした。

僧侶が手探りをして、ぼんやりとした裸電球をつけると、そこには言葉では表現できない光景が広がっていました。

写真を見てもなかなかわからないと思いますが、実はこの部屋にはたくさんの大切な仏像が安置していたのです。

しかし、中国全土に吹き荒れた文化大革命の嵐は、こんな辺境の小さな寺にも吹き荒れました。機関銃を持った紅衛兵や兵士たちが、信仰の対象である仏像めがけて発砲し、仏像は破壊され、背後の壁に仏像の形に弾痕が今でも残っていました。

こころ痛む光景です。

*写真「ラサ 弾痕」2枚

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たまたま入った路地裏の小さなお寺は、文化大革命で破壊され、若い僧侶が数人、ほそぼそと、しかしあつい信仰心で、その伝統を、復活させようとがんばっていました。

*写真「伝える信仰心」

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巨大な寺や宮殿もすばらしいですが、庶民の生きる場所にもっとこころひかれるものがあります。

*写真「伝える信仰心」

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この時、なぜか、外国人は普通にお寺に入れたのに、肝心のチベット人は中に入れず、外で見守るばかりでした。

*写真「ラサ・ジョカン寺」2枚

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酔いをさまして、ラサ市内観光。市内の中心ジョカン寺に行くと正門前では、信仰心あつい人々が五体投地をして、祈りを捧げていました。

*写真「ラサ・ジョカン寺」2枚

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ついだご本人もコップを一気にあけて上機嫌で、チベットの女性は本当に明るい。こちらも付き合いましたが、なにしろ標高は3500mと富士山の頂上並みの高地で酸素は少なくアルコールは体を一気に駆け巡り、みんな酔い酔いでした。

根っからの明るいチベットのひとびとが大好きになりました。

*写真「ラサで宴会」3枚

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お寺巡りの途中、路地裏で女性にお寺の場所を尋ねるとまあ、私の家に寄りなさいと誘われ、入ると家族で何かの祝い事の最中。地酒の「チャン」というきつい酒を、コップにやかんでついでくれ、礼儀としてかけつけ3杯です、と高知の酒飲みのようなせりふ。

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ラサの裏町です。

*写真「ラサの裏町」

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ラサのラマ僧です。

*写真「ラサのラマ僧」

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チベットの廃寺を何カ所もトーマさんと巡りました。

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大きなお寺は、それでもそれなりに話題になりますが、路地裏の名もない小さなお寺は朽ち果てるのみです。

*写真「ラサの廃寺」2枚

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1965年の文化大革命でいたるところのお寺が破壊され仏像は燃やされたり、壊して川に流されたりしました。

*写真「ラサの廃寺」2枚

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トーマさんは写真家で、取材を兼ねてチェコの観光客をチベットツアーに連れてきたそうで、私たちはチベットを旅することさえ予定していなかったのであまりの偶然に、ホテルの庭で出会ったとき、本当だろうかとお互いがじっと顔を見合わせてから飛びついて抱き合い、再会を喜びました。

*写真「ラサの再会」

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チベットの首都ラサの観光。

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なによりも驚いたのは、一年以上前にヨーロッパを走ったとき、チェコのプラハで家に泊めてもらい、たいへんお世話になった、旧友のトーマさんとラサでばったり再会したことです。

* 写真「プラハ・トーマさん自宅前」
* 写真「トーマさん自宅にて」
* 写真「プラハ・カルル橋」

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そして、ようやくつきましたラサへ。

*写真「ラサ」(後方がポタラ宮です。)

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ラサ郊外、インドまで流れるヤルツァンポ川を渡る。

写真「ラサ郊外、ヤルツァンポ川」

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氷河の麓を走り、隙間だらけの窓から吹き込む冷たい風に震え、薄い空気に苦しみながら、バスはやっと、ラサに近づきます。

*写真「最も近い氷河」 

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途中の町、ギャンツェの町

*写真「ギャンツェ」2枚

*写真「パンコール寺壁画」(お堂の中の曼荼羅)

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そして、また休憩。こんなところでお昼です。

*写真「小休止」

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チベット高原から見る世界最高峰のエベレスト。ネパールでトレッキングもしましたが、エベレストベースキャンプまで、あるいて10日はかかります。

ここではバスの窓から見え、高原の高さが実感できます。

写真「バスとエベレスト」

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これは、ずっと低い4500mの峠です。

*     写真「4500mの峠」

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とうとうこえました、5220mの峠。

写真「5220mの峠にて」2枚

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はるばる来た道を振り返ると8000mの高峰シシャパンマが見えます。

写真「シシャパンマ」

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ずっと一人でラサまで運転した親切な運転手。

 写真「バスの運ちゃん」

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途中のドライブインではのびきったインスタントラーメンがでました。

富士山より高いので、お湯が沸騰せず麺ものびてしまいます。

*写真「ドライブイン」

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標高約1400mのカトマンズからどんどん標高を上げ、3000mはすぐに
越して、ラサまでの道中、5000mの峠を3つ越えます。

最初にチベット入って、村はずれで休憩すると、すぐに村の子供たちが寄ってきました。  

※写真「ネパール国境近く」「お菓子をねだる 1、2」

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ニュースで報道されているチベットをアメリカを横断して1年半後に、ネパールの首都カトマンズからチベットの首都ラサまで、約1000キロ、4泊5日のバスの旅をしました。

中国国内にオートバイは持ち込めませんので、カトマンズのホテルに預けての旅でした。
このブログの順にいずれ、チベットについて書くことになりますので、今回は、写真を中心にご紹介します。

*写真「地図」参照(以下同じ)

ネパールの首都カトマンズからのツアーは総勢14人、10ヶ国からの旅人がオンボロバスに乗り、4泊5日の旅でした。おもしろいことにバスはバスだけ。

一日走って、それなりの町に着くと、国境から乗った中国人ガイドが、「明朝7時にここから出発」とだけ言い、そこで解散。

客はザックを背負い、町中でホテルを探し、ホテルが見つかったら次はレストラン探しで、なんともシンプルな旅でした。

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*写真「ラサにてツアー一同」

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