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ホームユニーク土佐人ブログ > 夫婦でバイク世界旅

バイクで世界一周した和田守正、裕美夫妻(南国市)が、その軌跡を振り返ります。出会い、別れ、世界の実情を写真とともに紹介。

 

2008年6月アーカイブ

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ワシントンからニューヨークへはそれほど遠くはありません。サイモンとガーファンクルの歌にもある「ニュージャージー・ターンパイク」を走ります。

アメリカ合衆国をほぼ横断した今になって初めてここの有料道路を2ドルのお金を払って走りました。

一般道路から少し専用道路に入るとすぐ高い料金を払わないといけない住みにくい日本とは大違いです。

そして、とうとう大陸の終着点、ニューヨーク市のマンハッタンのそびえ立つ摩天楼のビル群が道の彼方にうっすらと見えてきました。

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【写真】ニュージャージーターンバイク(上、下)

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世界的に有名なスミソニアン博物館、数知れない恐竜の化石、航空宇宙館の宇宙船や、第二次大戦中の日本の名機ゼロ戦の実物。

ありとあらゆるものがそれこそ近代ではコカコーラまで歴史として展示されています。

ただ、華やかな歴代大統領婦人の衣装など、ファーストレディたちの生活を想像させる多くのものが展示されてはいても、私たちがもっとも知りたかったネイティブアメリカン(インディアン)に関する展示はほんのすこしのコーナーにしかなく、今でも触れられない負の歴史なのでしょうか。

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日本でかなりたくさんアメリカ建国の歴史について本を読んできただけに、すこし失望しました。

【写真】スミソニアン博物館にて(上、下)

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ルートはどんどん北上し、とうとう首都ワシントン市に。

市内にはいると、今まで途中の町々ではあまり見かけなかった貧しい住宅地帯があり、もうかなりスラムに近い印象。住宅ビルの前の石段に住民がなにをすることもなくぼんやりと座っていて、ワシントン市という町の名前とは裏腹にかなり荒廃した印象でした。

中心部のホワイトハウス、議事堂、ジョージワシントン記念堂、ベトナム戦争従軍兵士の銅像、そしてベトナム戦争で戦死した5万人以上の兵士を慰霊する地面より下につくられた黒い石の慰霊碑。

訪れる人々の姿は途切れることなく、今でもベトナム戦争の残した傷跡の深刻さを知らされます。

【写真】ワシントンにて(上、中、下)

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日本と違った風景は、こんなところにと思うような家の庭や少し広くなった草地に石油の採掘用ポンブが設置され、静かにゆっくりとアームが上下していて、アメリカが世界有数の石油産出国だということを知らされます。

谷間のモーテルで一泊。ここは広い庭に大きな木々が生えていて、その木陰のベンチで夕食です。

買ってきた食料をテーブルに広げ持っていたキャンプ用のストーブでコーヒーを沸かして、あたりの緑あふれる谷間の風景を楽しみながら、しばらくのんびりとしました。

翌朝は早めに出発。車はますます多くなり、合衆国の東海岸に近づいたことを感じます。
今になると、あの退屈で寂しい風景だった、走っても走っても何もない砂漠ばかりの西部、中西部がなんとなくなつかしくなります。

【写真】ワシントンへ

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中西部から東に向かうと、結構大きな町が続きはじめ、車の数も増えて来ます。

地形も起伏に富み、久しぶりに山の中に入って行きます。

オハイオ州から、ウェストバージニア州に入り、アパラチア山脈の北端を通ります。ここを南東にたどると、美しいブルーリッジマウンテンの山並みに続きます。

山中に入り、すこし日本の山里に似た山道をたどると家々もこじんまりとしたものが点在していました。

【写真】小さな町で

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