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アメリカの最近のブログ記事
オートバイの発送は簡単で、ハンドルに取り付けていた風防を外したくらい。あとは、ヘルメットもバッグもすべて大きな木箱に箱詰めしてくれるということで、置いてきました。
これでオートバイともしばらくお別れ。運輸会社の社員の人がモーテルまで帰るタクシーを呼んでくれましたが、でっかいリンカーンのタクシーを短パンの若い白人女性が運転してきて少しびっくり。
やはり自由の国、アメリカです。人々は自由に自己責任でたくましく生きていてあまり世間のしばりはないようです。
オートバイのことが気にかかりますがわたしたちも自分たちのフライトの切符を買うことと、もう少し街を歩くためにニュージャージーからバックを担いでマンハッタンへ。
バスなどはなくてモーテルを出てそこらに立っていると、ワゴン車が走ってきて声をかけてくれました。
マンハッタンに行く乗り合いのもぐりのタクシーでしょうか。
料金は一人5ドル。アジアやアフリカらしきいろんな人々が乗っていて、ちゃんとそれぞれのお望みの場所で降ろしてくれていました。
私たちの泊まったホテルはマンハッタンの南西にあり、周りは韓国系のスーパーやレストランがたくさんあってコレアンタウンといった雰囲気でした。
日本で買った航空券はロサンゼルス往復でしたので、ここからオランダアムステルダムまではまた別の航空券が必要です。日本の旅行代理店のニューヨーク支店に行き、オランダ行きの航空券を購入したついでに不要になったロサンゼルスからの帰りの航空券を、窓口の女性に二人分プレゼントすると、大変喜んでくれました。私たちの名前が入っていますが、そこは旅行会社なので何とかできるのでしょう。
数日間ニューヨーク観光をした後、セントラルステーション前から空港連絡バスに乗ってラガーディア空港へ。
これでアメリカ合衆国ともお別れ。大きく広い国、大半は人の住んでいない土地で、ロサンゼルス、ラスベガス、ニューヨークを見るだけではわからないアメリカをたくさん見た旅でした。
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翌日、教えてもらった地図を片手にニュージャージー州の北にある海運会社のたくさんある区域にゆき、なんとか日本通運の倉庫を見つけました。この倉庫までで、アメリカ横断の旅は無事終了です。
どこの町もすっきり広々としていて走りやすい国でした。
道路標識は国中を東西南北に分け、東西のルートは偶数、これにE(イースト)、W(ウェスト)を後ろにつけてたとえば「50E」だと東行きの国道50号線だとすぐわかります。
また南北は奇数で同様にS(サウス)、N(ノース)となっていて、いきなり走り出した私たちにも実にわかりやすい、かしこい方法です。
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観光船は自由の女神像のすぐ下の船着き場に着きます。有名な観光地なので女神像の内部観光も世界中の人々でいっぱいで上に登るのはなかなか大変でした。
9・11後はテロを警戒して今では内部には入れないようで、なにがあっても平和が第一ですね。
無事それなりに初めてのニューヨーク観光も終わり、オートバイでニュージャージーまでまたホランド・トンネルをくぐってモーテルに無事帰着しました。
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ガイドブックを全く持っていなかったので、なんだかよくわからないけれど、なんとなく地下鉄に乗り北のセントラルパークへ。ニューヨークはどこもそうですが、ここもよく映画などに出てくるところなので行くだけ行ってみました。
しばらくゆっくりした後、ぶらぶらと店などを冷やかしながら、またオートバイのところまで帰り、今度はオートバイでマンハッタンの南端にあるバッテリーパークへ。
ここから自由の女神像のあるリバティー島まで観光船がでているのです。
すこし心配でしたが、バッテリーパークの船着き場近くの街路樹の下にオートバイを停め、しっかりと大きな木にチェーンロックを巻き付けました。
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日本で聞いていた住所を尋ね、9・11テロで破壊された、今はない世界貿易センタービルの南棟に。
(後日、このテロがおきた夜は日本の自宅にいて深夜でしたが、NHKの台風情報を見ていると、臨時ニュースということで画面が切り替わり、そのとたん、ちょうど二番目のテロ機がビルに突入した映像がライブで流れ、血が凍るようなショックを受けました。たくさんの人々が忙しく働いていたところを見ていただけに一層の驚きとあの人達は大丈夫だろうかと心配で一杯でした。)
当時このビル内に日本の運輸会社の日本通運ニューヨーク支店があり、ヨーロッパへの発送手続きをしてくれていました。オフィスビルらしく1Fロビーでは、たくさんのさまざまなランチを売っている出店があり、なんと日本の巻き寿司まで売っていてなつかしく、つい買ってしまいました。
上階の21階にある会社のオフィスに行くと韓国系の男性と日本人の若い女性の二人がてきぱきと話を聞いてくれ、箱詰めを含め800ドルの安い料金でオランダまで送ってくれるということでしたので、トラベラーズ・チェックで支払い。
箱詰めする倉庫はニュージャージョーにあるというので住所と要領を聞き、オートバイをそちらに持って行く道順も丁寧な地図で教えてくれて一応事務手続きは完了。通関書類も一切を先方が手続きしてくれるということで面倒はありませんでした。
早く終わったのでまずこの世界貿易センタービルの観光。最上階からマンハッタンの全域が見え、はるか彼方に自由の女神像までくっきりと見えていました。ここの売店で思い出にニューヨークの別名ビッグアップルステッカーを買い、また、なぜか「日の丸」のステッカーも売っていたのでついでに買って、以後オートバイのタンクやボックスに貼って世界を走りました。
世界貿易センタービルでの用事は終わり下におりて、ロックフェラーセンタービルの前の広場の端っこに座り、先ほど買った巻き寿司を昼食として食べましたが、まわりは様々な国の人たちでたいへんな賑わいでした。
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翌日、ニュージャージー州からハドソン川の川底を貫いている有料の(バイクは1ドル)ホランド・トンネルを走ってマンハッタンに。なんだかよくわからない道路を小さな地図を頼りにブロードウェーへ。ロックフェラーセンタービルの地下駐車場にあるやたら太い鉄パイプの柵で囲った二輪置き場にオートバイをやっと入れることができました。
日本と違い、マンハッタンではオートバイも簡単に路上駐車と言う訳にはゆきません。ちゃんと場所が指定されていました。
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ワシントンからニューヨークへはそれほど遠くはありません。サイモンとガーファンクルの歌にもある「ニュージャージー・ターンパイク」を走ります。
アメリカ合衆国をほぼ横断した今になって初めてここの有料道路を2ドルのお金を払って走りました。
一般道路から少し専用道路に入るとすぐ高い料金を払わないといけない住みにくい日本とは大違いです。
そして、とうとう大陸の終着点、ニューヨーク市のマンハッタンのそびえ立つ摩天楼のビル群が道の彼方にうっすらと見えてきました。
【写真】ニュージャージーターンバイク(上、下)
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世界的に有名なスミソニアン博物館、数知れない恐竜の化石、航空宇宙館の宇宙船や、第二次大戦中の日本の名機ゼロ戦の実物。
ありとあらゆるものがそれこそ近代ではコカコーラまで歴史として展示されています。
ただ、華やかな歴代大統領婦人の衣装など、ファーストレディたちの生活を想像させる多くのものが展示されてはいても、私たちがもっとも知りたかったネイティブアメリカン(インディアン)に関する展示はほんのすこしのコーナーにしかなく、今でも触れられない負の歴史なのでしょうか。
日本でかなりたくさんアメリカ建国の歴史について本を読んできただけに、すこし失望しました。
【写真】スミソニアン博物館にて(上、下)
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ルートはどんどん北上し、とうとう首都ワシントン市に。
市内にはいると、今まで途中の町々ではあまり見かけなかった貧しい住宅地帯があり、もうかなりスラムに近い印象。住宅ビルの前の石段に住民がなにをすることもなくぼんやりと座っていて、ワシントン市という町の名前とは裏腹にかなり荒廃した印象でした。
中心部のホワイトハウス、議事堂、ジョージワシントン記念堂、ベトナム戦争従軍兵士の銅像、そしてベトナム戦争で戦死した5万人以上の兵士を慰霊する地面より下につくられた黒い石の慰霊碑。
訪れる人々の姿は途切れることなく、今でもベトナム戦争の残した傷跡の深刻さを知らされます。
【写真】ワシントンにて(上、中、下)
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日本と違った風景は、こんなところにと思うような家の庭や少し広くなった草地に石油の採掘用ポンブが設置され、静かにゆっくりとアームが上下していて、アメリカが世界有数の石油産出国だということを知らされます。
谷間のモーテルで一泊。ここは広い庭に大きな木々が生えていて、その木陰のベンチで夕食です。
買ってきた食料をテーブルに広げ持っていたキャンプ用のストーブでコーヒーを沸かして、あたりの緑あふれる谷間の風景を楽しみながら、しばらくのんびりとしました。
翌朝は早めに出発。車はますます多くなり、合衆国の東海岸に近づいたことを感じます。
今になると、あの退屈で寂しい風景だった、走っても走っても何もない砂漠ばかりの西部、中西部がなんとなくなつかしくなります。
【写真】ワシントンへ
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