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慣れない習慣
日本だと電話をかける方が、先に自分の名前を名乗るが、ブラジルでは反対で、電話をかけた方が、まず「ケン・エ(誰?)」と聞いてくる。これは、ごく普通のことであるらしいのだが、僕はかけた方が、まず名前をいうべきだと思うから、名前を聞かれても、まず答えない。逆にこちらが「ケン・エスタ・ファランド(誰ですか)」と聞いても、相手はたいてい答えない(多分、相手も先に名前をいうのが嫌なのだろう)。
次にベージョ。これは、人と会ったときや、別れるときに頬にチュッチュッと軽いキッスするあいさつである。これもどうも恥ずかしくていまだに慣れない。きれいな女性になるとなおさらである。もともと僕は女性とお酒には弱いのである。
そして、最後が靴磨き。ブラジルでは磨かれたきれいな靴を履くことははかなり重要な身だしなみの一つである。僕はスニーカーが嫌いで、ワーキングブーツ(?)のような革靴をいつも履いている。
サンパウロのセントロには靴磨きが結構たくさんいて、汚い僕の靴を見て磨かないかといつも声を掛けられたものである。しかし、最近はめっきり声をかけられなくなった。靴が汚すぎるのか?、あるいは貧乏そうに見えるのか?。どうも、いすに座って靴を磨かせるのは偉そうな感じがして、抵抗がある。多分これは僕が田舎者のせいだろう。
おそらく、この3つはこれからもなれることはないだろうという気がする。
【写真説明】 靴磨きは街のいたるところで見られる
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