
相変わらず空にはぎんぎらぎんのお日さま。
きつい日差しを受けながら、きょうから高知大丸で始まった「東北六県味紀行」に行ってまいりました。
青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島の6県の味めぐりができるというお得な企画。
先々週、青森へ行ったばかり。東北好きなこのわたすが見逃すわけ、ないんだあ。←あっているのか不安。
まずはぐるりとひとまわり。
うれしいことに試食品がいっぱい。
秋田のしそ巻きあんずに、稲庭うどん、山形の紅花たくあん…。
根が「いただきもので生きています」、なもので、1周するうちに、お腹がいっぱいになってきました。
それでも青森のホタテを見ては、「うまかったなあ」と手を伸ばしそうになったり、宮城の蔵王の烏帽子(チーズケーキ)の誘惑に負けそうになったり。
減量中なのに、自分の欲望と戦うのに必死でした。
販売しているみなさんは現地からいらっしゃっているみたいで、高知の暑さはこたえるでしょうね。ご苦労さまです。
ついつい秋田のおばちゃんと話こんだりして。
「納豆に、いぶりがっこ。(秋田の人は)寒いから何もすることがなくて、変なものばっかり作り出す」と自嘲気味に話す秋田弁、いいなあ。
両方とも大好き。いぶりがっこは「おばさんの顔が掲載されているのがおいしい」(生産者の顔が示されているから)と、教えてもらいました。
ああ、いぶりがっこ食べたい。あの焦げたような独特の風味。
これがあれば、ご飯何杯でもいけます。
でも、会場には持ってきてないそうで、残念。
しかし、昼食お目当ての横手焼きそばは、きっちりゲット。
早速、近くの中央公園でいただきました。影に入ると風が通り抜けて、気持ちいい。
アドバイス通り、上に乗せられた、卵を混ぜ込んで、いただきました。
うんま~。
太めのめんが、卵にからまって、口の中でさらに仲良しに。
この太めのめん、青森の「つゆ焼きそば」を思い出しました。
またお腹すいてきた。みやげに買った秋田の「豆腐かすてら」持って帰って食べよう。
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先日、坂本龍馬さんに会い、取材させていただきました。
「龍馬さん、今の日本はども、ならん。おまさんは、どうしたらえいと思うちゅうがですか?教えてつかあさい」
「うん。円高株安でたいへんな時に、政局も混迷しちゅうのう。けんど、戦後65年、これまで戦争もなく、みんなあよう働いて、一流国になったがぜよ。わしらが国のため奔走したかいがあったというもんじゃ。おまんらあには、それだけの力がある。自分らあで考えて、がんばりや」…。
なんてやりとりは、白昼現れた妄想。
実際にインタビューした相手は、ツイッター上の龍馬、@ryomasakamotoさんこと、吉冨慎作さん。
高知新聞で記事にまとめさせていただきました。
龍馬ファンの吉冨さん。福岡在住で、広告関係のお仕事をされてますが、龍馬のポータルサイト「龍馬街道」を仲間とともに運営し、ボランティアで龍馬の事跡を紹介しています。
休日は長崎、福岡、高知、京都、東京と、飛び回っており、人のつながりをたくさん作って、龍馬の喧伝と、それに伴う地域の振興につなげるイベントなどを開催しています。
見た目は穏やかなんですが、内に秘めた情熱が伝わってきます。
龍馬に影響されたのか、吉冨さんの行動がとても龍馬的なんですよね。
龍馬もとにかく、動く人だった。その中で、人に会い、人に見いだされ、大きな仕事をなしえた。
「いいなあ」と思ったのは、吉冨さんに力みがあまりないこと。これも龍馬と共通しますね。
龍馬好きでいろいろやっているだけ。結果として地域活性化の役に立てばいいというスタンスが、柔らかい。
何よりも感銘を受けたのは、ITが専門の吉冨さんが「デジタルだけでは、何も解決できないと気付いた」と話してくれたことでした。
本当の商売を知らないで、インターネットの商売をやってた、と。
全部メールで、全部ケータイで、全部ネットでの、現在はデジタル化の時代。何でもデジタルに集約される。
その中で、人と人が会わないと、結局何も始まらないのではないかと、気付いた視点はまさに、龍馬の感じ方、ものの見方ではないでしょうか。
吉冨さん自身は、龍馬に成り代わったと思っているのではなく、自分自身の中の龍馬(ファンなら誰でもある心の中の龍馬)と対話しながら、龍馬として情報発信しているそうです。
ツイッター上の土佐弁にもますます磨きがかかっており、ほとんどネイティブの土佐人といってもいいような習熟ぶり。
現代の「天かける龍馬」の一人になってほしいですね。
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きっと帰ってくるんだと~ お岩木山で手を振れば~♪
名曲「帰って来いよ」の冒頭に出てくる岩木山。
弘前近辺からよく、姿を見せてもらいました。
平原にすっと立っている姿は神秘的。
思わず拝みたくなる美しさと品格です。
山容を目にした人々が山岳信仰の対象としたのも、よく分かる気がします。
いつ見ても眼前にあるから、人々は時には話しかけたり、問答したりしているんでしょうね。
「帰ってこいよ」は、好きな女性を東京へ送り出した男の歌。
「茜の空で誓った恋」なんですが、東京暮らしで忘れてしまうのですね。彼女は。
ちょうど「木綿のハンカチーフ」と男性と女性が逆のパターン。
「毎日愉快に過ごす街角、僕は、僕は帰れない♪」。
この場合は男性が都会へ出て行く。
都会は、刺激がいっぱい。だんだんふるさとの素朴な恋人からは、心が離れていくのでしょうね。
でも地方出身者として、言わせてもらえば、都会は短期間滞在するのは、面白くていいですが、長期だと疲れます。
都会で疲労困ぱいになった人たちの心を、あたたかく包んでくれるのは、ふるさとやそこに住む人たち。
そういえば、龍馬も、「40(歳)になったら高知へ帰る」と手紙に書いていました。
龍馬に限らず、ふるさとが胸の中にあるから、人は、がんばれるのかも知れません。
「津軽の風と待っている 忘れはしまい あの約束の こんなに綺麗な茜空♪」
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昨日の日曜市は、福岡からのお客さんをご案内していました。
遠来のお客さんを日曜市に案内するのも、楽しみの一つで、「なんと福岡から」とか、「秋田からいらっしゃってるんですよ」というと、おばちゃんたちの反応がいいんですよね。
「まあ、遠くから!」とか、「そちらの野菜はどう?」とか話しかけてくれたりして。
おばちゃんたちは、土佐弁丸出しなので、お客さんはとても喜んでくれます。
龍馬伝ブームで、今や高知県外の人にとっては、土佐弁を話すのが「スマート」ですからね。←ほんまかや!
なじみのおばちゃんたちと話しながら、市(いち)の西から東まで歩いていると、ザーと、来ました。
雨です。
まだ午前中でしたが、夕立のような雨。
なぜ、でしょうね。
このところの高知市は、こういったスコールのような雨に遭遇することが多いです。
地球温暖化で、熱帯化しているのかなあ。
店の間を回遊していたら、イチジクをいただきました。
最近食べることが少なくなってますが、野趣あふれる甘さと香り。
日曜市5丁目北407番の伊野部愛子さんのお店。
色づいたイチジクを口に運び、「熟れた夏」を感じながら、暑かった日々をちょっぴり回想しました。
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一昨日の高知市。
あまりにも夕焼けがきれいだったので、ふらふらと、その夕焼けの出ている西へ西へと、足を運んでしまいました。
いつのまにか、龍馬の生誕地に。
生誕地の記念碑も美しいオレンジ色に染め上げられていました。
龍馬ブームとあって、若い女性が写真を撮影する姿も。
いい光景です。
昨日の高知新聞の報道によりますと、大河ドラマ「龍馬伝」の中で使われた、龍馬の生家のセットが、高知へ来るそうです。
「龍馬・であい博」会場で、また一年龍馬特集の館を作り、そこで展示するとか。
責任のない立場で、思いつきで言ってしまいますが、「龍馬の生まれたまち記念館」の中にあのセットがあったら最高なんですけどね。
大河のことですから、時代考証はきちんとやっているでしょうし。
ドラマでの坂本家の家族の面々を思い浮かべながら、あったかい気持ちになれると思います。
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「田舎」を標ぼうする青森の田舎館(いなかだて)。
潔いです。男意気です。男だてです。
この田舎館の名前を全国にとどろかせたのが、役場近くの田んぼアート。
古代米と現在の米「つがるロマン」を組み合わせ、赤、黒、緑の三色で、大きな絵を描きます。
これまで写楽や北斎、俵屋宗達などの作品が、田んぼに「転写」されています。
昨年は、大河ドラマ「天地人」から、「愛」の前だて、直江兼続が登場。
とすると、今年は期待するではありませんか、大河の主人公、坂本龍馬を。
田園風景の中、車を走らせると、こつ然とお城が出現します。
なんと、これが田舎館村の役場。
ここの「天守閣」(展望台)から、田んぼアートが見られるのですね。
2年前に訪れたときは、人が全くいなかったのですが(閉館間際だったせいもあります)、今回は行列ができてました。
驚いて「列に並ばないといけないのか!」と、びっくりしていると、「2時間前はこんなものじゃなかったですよ。列がずっと外まで続いていたから」と係員さん。
どうやら人気観光スポットになっているようです。
ごったがえすエレベーターで、最上階、「天守閣」へ。
眼前に広がる緑の中に、ありました、ありました。
龍馬…じゃなくて、今年も来年も飛び越して、再来年の「平清盛」のたぶん登場人物であろう牛若丸、源義経と弁慶が。
「京の五条の橋の上~♪」の光景そのまま。
剛勇無双の弁慶に向かって、かろやかに飛び上がった牛若が、扇を投げつけるシーン。
頭上には月が。
牛若丸の体さばきが美しい。柔らかさをよく表現しています。
いつ見ても見事!
デザインから、稲の植え付けから、これは手間がかかっている。
初めて青森に来た5年前、偶然、「天守閣」を見かけて、田んぼアートのとりこになりました。
以来、青森にいくたび、作品をのぞきに行ってます。
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青森の友人と電話で話をしていて、「アリエッティの館」がある盛美園にいると言ったら、「その近くなら○○焼きそばが、おいしいですよ」とのこと。
○○の部分が聞こえなかったので、聞き返すと、どうも「ふゆ」と、いっているらしい。
夏なのに、「ふゆ焼きそば」とは、これいかに。
首をかしげていましたが、まあ、地元の人に聞くのが一番手っ取り早い、と覚悟を決めて田舎館へ。
この田舎館(いなかだて)という地名の響き、とても潔く感じられて、心地よい。
そう、田舎は田舎。
平成の大合併で、おしゃれな地名というか、何か勘違いしている地名がたくさん生まれましたが、「田舎じゃて!」(「田舎館」)と言い切るきっぷの良さ。
勘違いしている「地名」には、田舎館の爪のアカでもせんじて飲ませたいですね。
「田舎館」については、近日(あしたといわない、慎重さ。リスク管理能力を誉めてほしい)報告します。
その田舎館に、あったのです。
メニューの中に「ふゆ焼きそば」じゃなくて、「つゆ焼きそば」が。
うん?焼きそばにつゆ?
なんと、焼きそばがつゆの中におさまっている。
食堂のお客さんたちが何やら、ラーメンのようなものを食べていると思ったら、ちょっとめんが太い。
近くにいるとソースの濃厚なにおいが立ちこめています。
めっきりソース味に弱い私。すなわち焼きそばソースの魅惑に抗しがたい私。
で、早速注文することに。
汁の中に入っているのは、ほんとに、ほんとに焼きそばなんです。
その汁。ソースとかつおだし(だと思った)が絶妙のハーモニー。
焼きそばがからまると、これがなんとも、豊かな味。
汁もたくさん飲んじゃった。
青森の人って、味の天才ですね。こんなこと考えつくなんて。
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青森空港に到着したのがお昼時。
お腹がすいたので、すぐ「ご飯」ということになりました。
こんな時に、便利なのが「食べログ」。
早速検索をかけてみて、人気の高いお店に行くことにしました。
「これが、わかりにくいんだあ~」と突然の青森弁というか、津軽弁。
津軽弁、好きなんだあ~。
それはともかく、ナビをたよりに行きつ、もどりつ。いくら探してもない。
やっとのことで、小道の奥にお店を見つけました。
ヒーリングスペース ミュウ。
店の前にはブランコが置いてあり、しょうしゃなたたずまいの建物が。
中の調度も落ち着きのあるものばかり。
窓の外には人口の滝が流れていて、くつろぐスペースもあります。
メニューはカレーやパスタなど。
なんとなくの勘で、カレーを選びましたが、これが大当たり。
お肉や化学調味料を使ってない野菜カレーなのですが、驚いたことに、ものすごく、こくがあるんです。
「こく」というのは、動物性のものの「うまみ」から発生することが多いので、ちょっと信じられませんでした。
いままで食べたことのない、濃厚で、さっぱりしてて、幾重にも層が重なっているような奥深い味。
「これは、おいしい!」
単純ですが、この言葉しか出てきませんでした。
リンゴ畑の奥に、隠れていたこだわりのお店。
何かとても得した、明るい気分に。
青森旅行の出だしは絶好調で、いい旅を予感させてくれました。
ミュウの詳細は→こちら
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「住まば日の本 遊ばば十和田 歩けや奥入瀬(おいらせ)三里半」
明治から大正にかけての随筆家、評論家、大町桂月の言葉
桂月は、桂浜の月。
名前からも分かる通り、桂月は高知の出身です。
青森県の十和田湖と奥入瀬が着目し、上の言葉にあるように、文章に著し、広く宣伝に努めました。
十和田湖畔からの三里半(約14キロメートル)の間に渓流が続いており、これに沿って、車道、遊歩道が整備されています。
桂月が愛した奥入瀬。
高知県にゆかりがあるからということではないのですが、私もこの遊歩道の散策が、とても気に入っています。
ところどころに滝が。
渓流の音を耳にしながら、自分のペースで歩く。
ブナの甘やかなにおいと、緑のイオンに包まれているような心地よさ。
隣りを車が通っているので、ときおりその騒音が興をそぐことがありますが、とてもいい空間です。
夜、宿泊のホテルの冷房が故障したため、星を見に高台へ。
するとたくさんの人がマットに寝転がっていました。
星を寝ながら見るのですね。
あいにくと月光がまぶしく、星はきれいに見えませんでした。
でも、静寂の中、漆黒の闇に包まれながら、星空を見上げると、周辺の神気が胸に集まって来るような気がして、落ち着きます。
今回はスケジュールの都合で、なかなか歩けなかったけど、今度またゆっくり来たいです。
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