土佐の街路市(露店市、青空市)についてのコラム!!高知の食材や農業、食の安全の話題も

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大河ドラマ「龍馬伝」のふるさと高知から、坂本龍馬関連の話や、彼の生誕地近くの日曜市、火曜市など街路市のトピックなど、観光情報、食の情報をお届けしています。愛すべき日曜市のおじちゃん、おばちゃんの話、おいしい食べ物や農業の話、旅のつれづれ、街角の経済や投資の話題、歴史や土佐の風土など、考えたこと、感じたことをつづります。

2007年11月アーカイブ

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 隣り同士の店と店とはおおむね仲がいいようです。親子2代から3代にかけてお店を続けている人が多く、自然と家族ぐるみの付き合いになってしまうんですね。

 乳飲み子のころから市へ来ていた娘さんをとなりのおばちゃんがかわいがる。

 その娘が成長して、親の代わりに店をつぐと、かわいがられたおばちゃんのお孫さんの世話をやくという具合に関係が続いていきます。仲良し同士、みんなで旅行に行くなんてこともあるそうです。

 見ていて面白いのは、トイレとか所用で、お店の人が席を空けて入る時に、お客さんが来た場合。隣りの人がすぐ店に入って、品物を売ってあげるんですね。さすがにお隣さんのことがよく分かっていて、どの商品でもきちんと値段が頭の中に入っている。見事なもんです。

 お客さんの数が減ってくる午後などは、近所の店の人たちの話し合う声、大笑いする声が聞こえてきます。ふだん日々の仕事で忙しい中、つかの間の井戸端会議の時間。ほっとするひとときなんでしょうね。

 実際、この時間が楽しくて、市に出てきている人もたくさんいるようです。笑顔で店主たちが笑い合っていたら、その輪の中に入っていくのも街路市の楽しみの一つです。

                                               鍋島和彦

 【写真】仕事の合間にほっとひといき、談笑の時間

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 「耳より情報」でも報告しましたが、おととい火曜市を歩いていると、店主さんがストーブの上でヤキイモをしているのに出くわしました。

 「食べていくかえ」とありがたい言葉をいただき、ご相伴させていただきました。そのイモは高知の福井産でしたが、ほかの店から買ってきたものです。

 お店の人たちは、お客さんの人通りが一段落した時に、ほかの店をのぞいては、いろいろなものを求めているんですね。

 いっぱい品物を入れた紙袋を下げた店主さんに出くわすこともよくあります。ちょっとばつが悪そうな笑顔を見せたりして。街路市というのは、だいたい何でもそろってますから、店を出したついでに、買い物するにも便利なんですね。

 みんなだれが何を持ってきているか、よく知っているし。差し入れをしあったりして、和気あいあいとやってます。

 店主同士の仲の良さについては次回に。

               鍋島和彦

 【写真】火曜市で売られているおイモ

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 街路市の店主さんたちは、客商売をしているせいか、ほとんどの人が明るく、気さくなのですが、話しを聞いてみると初めからそうだったわけではないようです。

  日曜市には親から子へ、子から孫へ。2代、3代続いてお店を出している人が多いです。でも自らの意志からでなく後を継いだ人は、店に出始めたころには、恥ずかしゅうてたまらんらしい。

 知り合いの人に気がついたら、知らんふりをして後ろを向く。お客さんと目を合わすのがいやで、うつむいて本ばかり読んでいる…何のために店をだしているのか分かりませんが、それでも初めは緊張するらしいんです。

 確かに内気な人は客商売は慣れるのに時間がかかるんでしょう。しかし隣りの店の人の助けを借りたり、いやでもお客さんとやりとりをしているうちに、なじみもできるし、きちんと客と向き合うことができるようになる。

 そのうち、「お客さんや近隣の人たちと毎週出会うのが楽しみになってきた」という話をよく聞きます。

 何事も習うより慣れろ。コミュニケーションの苦手な若い人は、街路市のおばちゃん、おじちゃんたちをボランティアで手伝ってみては?人と接する力が格段に上がると思いますが。

                                              鍋島和彦

 【写真】お客さんとの会話で自然と笑みがこぼれる (写真と本文とは関係ありません)

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 昨日は日曜市の「生産現場をたずねて」の取材で、鏡村の大利に行ってきました。車で「とっと」山の上まで。

 それにしても静か。静寂の中、周りの山々が色づいており、清浄な空気を吸い込むと体が浄化された気分になりました。気持ちいい。

 大利は「大利を得る」と言う言葉を連想させますが、名前の由来は「利にさとい」土地柄から来ているのかも知れません。というのも「街路市の発祥は大利から」という説があるからです。

 大利の人たちは山のシキビなどを担(にな)って、高知の市街地に出てきたそうです。朝早く出発して、北の方から順番に売り歩く。そして一服するのが、はりまや橋あたり。
 大利地区から出てきた人たちは、現在の高知大丸の南あたり(帯屋町付近)で、疲れた体を休めながらたむろして、世間話をしている。

 路上を行き交う人が、彼らの脇に置いている荷に目を向けて「おんちゃん、これいくらぜよ?(おじさん、これいくら)」。「こんなシキビはほかにはないぜよ。まとめてこうて(買って)くれるやったら、まけてもえいよ」…などという会話があって商談成立があったかも知れません。

 「道で休んじょったら、荷に客が目を向けて、品物をこうてくれる。こりゃあ、ここで定まった市を開いたら、よう売れるかもしれんのう」と大利の人が考えたかどうかは定かではありません。

 けれど、たぶん街路市の成り立ちはそんなふうであったのではないかと、大利の人に話をうかがった時に思いました。

 その人から「大利(に住んでいる人)は日曜市をやる宿命よ」と聞いた時、大利の人の持つたくましさ、庶民のパワーを感じたことでした。

                                                             鍋島和彦

 【写真】清浄な空気の中、山で色づく木々(高知市鏡大利)

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 街路市を紹介する企画を立ててから1年余り。市の周辺をうろうろして、話を聞き回っては店主さんたちの手を止めています。おんちゃん、おばちゃん、ごめんで~。

 街路市は、高知県外では朝市が主で、高知のように、夕方まで店を出しているところは、そうそうはありません。

 物々交換の時代から現在の貨幣経済にいたるまで、市場すなわちマーケットはもともとは街路市から派生しています。

 マーケットなんて最近は気取った言い方してますが、金融市場でも穀物市場でも、元祖は街路市なんじゃあ…ってきばってみてもしょうがないんですけどね。

 太古の時代からの市の原点である露天市場をずっと継承している、土佐の街路市のすごさを改めて思います。

 「おはようございます」「こんにちは」とあいさつすると、笑顔を返してくれる店主さんも増えてきました。この「編集日記 いっちゃんスキ」では、街路市を歩いていて目に止まったこと、感じたこと、考えたことなどをお話していきます。

                                                                           鍋島和彦

 【写真】太古から続く市の原点を継承する日曜市

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