大河ドラマ「龍馬伝」のふるさと高知から、坂本龍馬関連の話や、彼の生誕地近くの日曜市、火曜市など街路市のトピックなど、観光情報、食の情報をお届けしています。愛すべき日曜市のおじちゃん、おばちゃんの話、おいしい食べ物や農業の話、旅のつれづれ、街角の経済や投資の話題、歴史や土佐の風土など、考えたこと、感じたことをつづります。

ほっと一息 談笑の時
隣り同士の店と店とはおおむね仲がいいようです。親子2代から3代にかけてお店を続けている人が多く、自然と家族ぐるみの付き合いになってしまうんですね。
乳飲み子のころから市へ来ていた娘さんをとなりのおばちゃんがかわいがる。
その娘が成長して、親の代わりに店をつぐと、かわいがられたおばちゃんのお孫さんの世話をやくという具合に関係が続いていきます。仲良し同士、みんなで旅行に行くなんてこともあるそうです。
見ていて面白いのは、トイレとか所用で、お店の人が席を空けて入る時に、お客さんが来た場合。隣りの人がすぐ店に入って、品物を売ってあげるんですね。さすがにお隣さんのことがよく分かっていて、どの商品でもきちんと値段が頭の中に入っている。見事なもんです。
お客さんの数が減ってくる午後などは、近所の店の人たちの話し合う声、大笑いする声が聞こえてきます。ふだん日々の仕事で忙しい中、つかの間の井戸端会議の時間。ほっとするひとときなんでしょうね。
実際、この時間が楽しくて、市に出てきている人もたくさんいるようです。笑顔で店主たちが笑い合っていたら、その輪の中に入っていくのも街路市の楽しみの一つです。
鍋島和彦
【写真】仕事の合間にほっとひといき、談笑の時間
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