
2008年8月アーカイブ
弱冠18歳。ベスト32に残っている中では最年少です。
彼は13歳から渡米し、アメリカのテニススクールに入って修行していましたが、やはり世界水準の環境でもまれないと、世界に通用するテニスにはならないってことかな。
というのも、男子は、日本人選手は4大大会の本戦に出場することすらまれで、この10数年の間、とても世界のトッププレーヤーに伍する選手は出てこないであろうと思って来たからです。
私は数十年来のテニスファンです。何よりもテニスがデビスカップやオリンピックなどを除いて、「国のために闘う」というのが前面に出されないためです。個人が個人の能力のプレーの素晴らしさを競い合うのが魅力です。
古くは、ジミー・コナーズビヨルン・ボルグ、マイケル・チャン、ピート・サンプラス、今ならフェデラーやツォンガなど個性とガッツあふれるプレーにため息をつきながら観戦していました。
日本人には、こういうプレーは無理だろうなあと何となく思っていましたが、そこに彗星のように、若い日本人の才能ある選手が出てきたので、うれしくてたまりません。
国家主義的な意味はなく、多分に出身地が同じだから、身びいきが働くということで、例えていえば、高校野球で、地元の選手を応援するようなものです。
彼、錦織選手の一番、いいところは想像力が豊かな所です。多彩なショットを打つ前のイメージングがすばらしい。
今までの日本人選手はねばってねばってのタイプが多かったのですが、彼はロブを上げて、浅くボールが来たところをネット際に落とすとか、無理なく前に出て行ってボレーを決めるとか、発想力、着想力が、世界水準で見ても、群を抜いていると思います。
発想が自由で、それを実現する技術を持っている。どんな分野においても、理想形ですね。
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きょうの高知新聞社会2面に、ヒマラヤ高知県登山隊の副隊長さんの話が掲載されていました。
副隊長、刈谷さんの奥さんは正直「いってほしくない」。家族だったら、そりゃあ、心配するでしょうね。
竹村義仁さんの奥さんも以前から、知ってますが、内心はさぞ、心配していると思います。でも竹村さんは大丈夫です。だって、彼は「ふるさと」へ帰るんですから。
きょう竹村さんからヒマラヤ遠征直前の「山に聞く」 の送稿がありました。タイトルは「ナマステ」。この響き、懐かしくなりました。
「ナマステ」とは、ネパール語で「こんにちは」。両手を合わせてするあいさつです。
学生時代、ネパールのポカラという街を基点に、ヒマラヤトレッキングをしたことがあります。トレッキングといっても、ポカラ周辺の山歩きはまさに「街道をゆく」(司馬遼太郎さんの名著ですね)です。
普通の山歩きは、テント一式持って行かなければなりませんが、ネパールトレッキングは、道沿いに集落があるので、民家で泊めてくれますから、負担が軽いです。
歩いていると、山の上から降りてくる人やヤク(ネパールのロバ)に出会います。ヤクは鈴をつけているので、登っているとだんだん鈴の音が近づいてきます。じゃまになるので、道をよけて、その時、降りてくる人と交わす言葉が「ナマステ」。
そして、また鈴の音が遠ざかっていく。なんともほっとするひとときです。
山へ入っていくとシェルパ族(荷物運びのポーターとして有名)にも会いました。その中の一人に、竹村さんとそっくりの人がいたんですね。風雪を経て鍛え上げられた風ぼうや愛きょうのある笑顔、身にまとう雰囲気もうりふたつ。
私は、確信しました。竹村さんのふるさとはヒマラヤだと。シェルパ族のDNAが海を渡り、高知まで行き着いたんだと。
これで、竹村さんの山好きも説明がつきます。
今回のヒマラヤ遠征は、言わば竹村さんにとって里帰り。幾世紀を経て再会する、ふるさとの地の神、山の神、天の神が、きっと加護を与えてくれることでしょう。
【写真】トレッキング最中によく出会う高峰マチャプチャレ。マチャプチャレとは魚の尾の意味です
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同じとさあちのブログ仲間で「山に聞く」 を書いていただいている竹村義仁さんは、私の長年の友人で、山の師匠です。
登山歴半世紀以上。ブログもそうですが、その穏やかな語り口から紡ぎ出される言葉は含蓄に富んでいて、山のこと、仕事のこと、食べもののことなど、うかがう話は飽きることがありません。
その竹村さんが9月から、ヒマラヤへ行きます。高知新聞に掲載されたので、知っている方も多いでしょうが、平均年齢64歳の高知県の山男9人が、7180メートルの高峰、ラトナチェリへ挑みます。竹村さんはメンバーの一人。
ラトナチェリは、まだ1隊しか登頂してないので、登頂に成功すると世界で2番目の快挙になります。
先日、出発前の竹村さんに、あいさつをしてきましたが、何か、うきうきして子どもみたい。日曜市のおじちゃん、おばちゃんと共通するいいお顔をされていました。
遠征が決まってから、トレーニングの連続。毎週、山に登っていたそうです。初めは息切れしていても、だんだん体が慣れてきて、苦しくなくなってきたとのこと。
トレーニングのこつは、毎日、あるいは毎週、少しずつ。無理をせずに継続していれば、いくつになっても(年寄り扱いして申し訳ない)、上達したり、体力はついてくるものなんですね。いい話をうかがいました。
高知の高齢者の方々からもこの壮挙に、「励まされる」との話をよく聞きます。
成功してほしいです。でも、成功してもしなくても無事で帰ってきてほしいというのが本音なんですけど。
【写真】ラトナチュリへ挑戦する土佐の山男9人。後方、左から2人目が竹村さん
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アフガニスタンで農業支援の活動をしていたNPOペシャワール会の伊藤和也さんが殺害されきょう遺体で発見されました。
現地の人々や子どもたちの人望も厚かったらしいです。
写真を拝見すると街路市のおばちゃん、おじちゃんに共通する農業者のいいお顔をなさっています。
アメリカに掃討されたタリバンの仕業か、強盗か、まだはっきりとしたことは分かりませんが、有意の青年が殺害されたことが残念でなりません。
志が高く、子どもたちのために、農業の収穫を上げようとした伊藤さん。彼こそ現代の坂本龍馬だと思います。龍馬が好きな人は多いですが、龍馬的な行動をする人は少ない。
彼は私たち日本人の誇りだと思います。ご冥福をお祈りします。
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「農業型投資法」のメリットの1つは、投資にあまり時間をかけなくてすむことです。
デイトレードの場合、1日パソコンに張り付いていなくてはなりません。仕事を持っている人、投資以外に使いたい時間のある人はできませんよね。
農業型投資は、じっくりゆっくり。現在のように、サブプライム問題などの影響で、株価が下がっている時に、目をつけていた優良企業を買って上がるのを待つ。ですから、株価のチェックは1週間に1回程度でよい。気になる人は家に帰ってから毎日チェックしてもいいですけど。
そして、動き出した時に、腹八分目で、収穫を得る。
こうやって、収穫物を増やしていけば、いずれは、畑が大きくなってさらに実りが増えてお金持ちに。
なんて書くと簡単そうですが、その道のりに、大きく立ちはだかる敵がいます。
それは自分自身。株の上下動でなかなか冷静ではいられないんですね。農業やオリンピックで金メダルを取るのと同じで、「株で勝つ」(名ファンド・マネージャーのピーター・リンチの名著です)には忍耐と克己心がいるようです。
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北京五輪は昨日終わりましたが、開会式と閉会式は注目して見てました。
開会式の花火CG問題とか、口パク問題とか色々と非難されましたが、演出にはこれで中国が世界に認められるという喜びが表れていたような気がします。
国家主義的な力みを感じ、「それはもう、はやらんでえ」と言いたくなりましたが、日本も東京五輪の時はそうでしたから。マラソン銅メダルの円谷選手などは、周囲の国家主義的な雰囲気の犠牲になったようなものですね。
面白かったのが、国名を漢字で表して、画数順に入場したこと。中国人だけで世界人口の2割を占めるので、考えてみると日本を含め漢字文化圏も相当な広がりがあります。アルファベット文化に対する強烈なアピールですね。
紙や羅針盤の発明なども開会式では表現されてましたが、中国の復権と、これは意図したかどうか分かりませんが、20世紀までの欧米からの覇権交代を高らかにうたいあげているように見えました。
覇権主義は好きではありませんが、たぶん間違いなく21世紀は中国の時代になると思います。投資先を考える場合、すでにバブル期を経て成長の止まった日本より中国の方が成長する確率が高い。
ですから投資する場合は、日本株より中国株の方が有効のような気がします。ただ日本株と違って、中国株は身近に感じられないし、リスクはあります。そのリスクを軽減するには長く少しずつ育てる「農業型投資法」が最適だと思います。
日曜市の生産農家のように、種をまき、肥料をやり、雑草を抜いて、こまめに世話をしながら成長を待つ方法ですね。
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きょうの日曜市は暑かったですけど、ちょっとすずしい風が吹いて少しだけ秋を感じることができました。
例によって暑さのためか、出店してる方も少ないです。お世話になっているおすし屋さん、日曜市1丁目北26番の今井美弥子さんなんかは、食べものが傷むため、6月から8月までは休店しています。
きょう取材させていただいた、日曜市4丁目北278番の森倫子さんのお店のブドウは昨日取ってきた「取れダチ」。きょう1日で全部売り切るそうです。
氷を入れて、品物の劣化を防ぐ店主さんもいらっしゃいますし、日曜市の各店舗のみなさんは、それぞれが工夫して、品質を保持しています。
秋になると街路市には食材が満載になります。出店する方も増えるし、今から楽しみです。
【写真】つやつやに輝く森倫子さんのお店のブドウ。おいしいですよ
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テレビで解説していた宇都木妙子さんは元全日本監督で、中国で活躍していた宇津木麗華選手の才能を見抜き、日本に呼び寄せ、後に養女にしたサイドストーリーも有名です。
金メダルが決まった時の妙子さんの「よし」「よし」「よーし」の絶叫は、8年分の思い(いや、それ以上か)が詰まっていました。
麗華選手は、今は妙子さんのチームの後継監督。先日もテレビで、満面の笑みで優勝の喜びを語っていました。
テレビに出ている解説者や専門家の多くは、話し方は流麗で、言葉は巧なのですが、何かうわっすべりで、中には全く内容のない人もいます。
それに比べて、宇津木麗華さんの言葉はとつとつとしていますが、気持ちがこちらに伝わってくる気がします。日本に帰化するまで、金メダルを目指して、懸命に生きてきた人柄がにじみ出ているように思います。
話す技術も確かに大事ですが、やはりその人の持っている中身が大切だと改めて感じました。
街路市のおじちゃん、おばちゃんも言葉はあまり巧みではない人が多いですが、長年に渡り、中身のある作物、品物を作り続けてきた人柄がにじみ出てきます。
商品を売る場合にも、もちろんセールスやプロモーションが大事であることは言うまでもないですが、その商品に中身がなければ、長くは持ちませんよね。
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きょうの日曜市は、お盆と暑さで出店者の数も少なかったです。
市(いち)を訪れる方も少なめで、毎週配っている日曜市ニュースのはける速度もスローペース。日曜市ニュースは、朝取材をし、午前中には編集をして、日曜市で配らせていただいてます。
気持ちよく受け取っていただいている方々が大半ですが、中には全く無視という方もいらっしゃいます。こちら側は「受け取られなくて当たり前」と考えてますから、こたえませんが、若い人の無反応が少し気になります。
まあ、若い時は無愛想なものといってしまえば、それまでなんですが…。
もちろん、対人的にすごくさわやかな若者にも街路市ではよく出会っています。
けんど多くの若い人は、外に対して構えているというか、表情に乏しいと感じるのは、私が年を取ったからでしょうか。
街路市の店主さんたちと積極的に話をすれば、表情も豊かになるし、いろんなことを吸収できるのにね。
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ふだん日曜市のテントがずらりならんでいるところは、きょうも踊り子の空間。個性ある踊り子チームに混じって「市民憲章チーム」がいました。
これは、だれでも飛び入り参加でき、しかもうれしいことに、鳴子を準備さえすれば、紙の法被が支給され、費用はいっさいかかりません。
よさこいを見ていたら、その踊りの輪に入りたいと思うのは人情というもの。高知県外の観光客の方には、いい記念になるし、またとない「接待」ではないでしょうか。
見ていると参加者は、ほんとに楽しそうで、笑顔でとんだりはねたりしていました。
参加者は1000人をくだらないと言われています。長年に渡る関係者の方々の苦労のたまものですが、こういった試みが高知ファンを増やしていくのでしょうね。日曜市とも共通するあったかさを感じます。
【写真】盛り上がった市民憲章チーム
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きょうの日曜市は、よさこい祭りで追手筋が使われるのでお休み。
私はといえば、日曜市がない代わりに、踊り子さんのベストショットを狙って、各演舞場、競演場を渡り歩いております。
うだるような暑さで、動くのもおっこうなんですけど、ファインダー越しに踊りこさんの楽しさと活気が弾ける姿を見ていると、不思議に元気になってきます。
あのパワーはすごいですね。三味線あり、サンバあり、ロックあり、クラシックあり、オペラあり。鳴子とよさこい節さえ入っていれば、曲調や振り付けは自在。この融通無碍(ゆうづうむげ)なところが、土佐人の長所であり、広く全国に「よさこい」が受け入れられている理由だと思います。
先ほど升形商店街の総踊りを見終わって来たばかり。いやあ、すごい。
すべての出演者が出終わった後、みんなが再び集まり、入り乱れて自由きままに踊りまくるんですから。
そのエネルギーのほとばしる様子はすさまじいです。これぞ祭りの原点です。
踊り子のみなさん、あすもよろしく。
【写真】すさまじいパワーの升形総踊り
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映画「三丁目の夕日」は、日本の50年代末から60年代にかけての高度経済成長期にさしかかる時期が舞台です。
主要出演者のうちの一人、「六ちゃん」(漫画では、男性ですが映画では女性の設定)は東北からの集団就職組。自動車修理店に勤務し、独立を夢見て、一生懸命に働いています。
この集団就職の人々や出稼ぎの人たちが日本の高度経済成長を支えていました。
現在の中国の経済成長を支えているのも、地方からの集団就職や出稼ぎ組。出稼ぎ組の人たちは郷里に子どもを残し、子どもの学資を稼ぐために、都会に職を求めて出てきています。
子どもたちは「懸命に勉強をして、仕事につき、お父さん、お母さんを楽にしてあげたい」と話しています。
努力すれば光り輝く未来が待っている。そう思えた時代。日本の昭和30年代から40年代の時代に、今の中国はそっくりです。
日曜市の店主さんたちは、市に出てくるようになってから、40年、半世紀以上という方もまだ多くいらっしゃいます。高度経済成長期では、商品を詰めた箱を置いていると、飛ぶように売れていったそうです。
物価が上がるけれど、給料も同時に上がっていく。オリンピックイヤーの中国はそういう時代を迎えたようで、だんだん労働者の「売り手市場」になっているようです。
中国はこれから本格的な高度経済成長期に入ろうとしています。個人投資家として見た場合、成熟期を迎えた日本と、これから成長期に入る中国と、どちらに投資した方がいいかは、自明の理だと思うんですが。
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暑い、暑いと何度も書くのも気が引けますが、やはり暑い。
きょうの日曜市も、この暑さでお客さんの姿はまばらでした。
「日曜市ニュース」の取材を終えて帰ってくる途中で、帯屋町を通りかかると「スーハー、スーハー」と何やら聞き慣れた荒い息づかい。
振り返るとそこには、アナキン・スカイウォーカーこと、ダースベーダーの黒い巨体が…。
さては、私の正体をジェダイの騎士、「オビ・ワン」と見破って挑戦してきたか。うむむ。ライトセーバーを自宅に置いてきたのが悔やまれる、と思っていたら、近くのひろめ市場がなにかにぎやか。
実は、きのうから高知市で始まった「まんが甲子園」の敗者復活戦が行われていたのですね。ダースベーダーは、その景気づけのコスプレと推測しました。
ダークサイドに落ちていたアナキンも、ジェダイの側に最終的には戻ってきましたからね。「敗者復活」にはうってつけかも。
それにしてもこの猛暑、炎暑。あの重厚なダースベーダーのいでたちでは、中にいるアナキンはさぞや汗だくだったことでしょう。ご苦労さまです。
【写真】帯屋町に立つダースベーダー(上)とまんが甲子園の敗者復活戦
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