土佐の街路市(露店市、青空市)についてのコラム!!高知の食材や農業、食の安全の話題も

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大河ドラマ「龍馬伝」のふるさと高知から、坂本龍馬関連の話や、彼の生誕地近くの日曜市、火曜市など街路市のトピックなど、観光情報、食の情報をお届けしています。愛すべき日曜市のおじちゃん、おばちゃんの話、おいしい食べ物や農業の話、旅のつれづれ、街角の経済や投資の話題、歴史や土佐の風土など、考えたこと、感じたことをつづります。

きょうの言葉 努力が足りない

人が何か失敗すると努力が足りないといわれてしまう。

でも、本当にそうでしょうか。

山田太一さん「ありふれた奇跡」ページ連載

20D_2288 現在、唯一はまって見ているドラマが山田太一さん脚本の「ありふれた奇跡」。

昔から彼が脚本を書いたドラマが好きで、以前は脚本集をよく読んでました。

この人の脚本は本当にセリフが生きています。人間の息遣いが聞こえてきそうな会話です。

平凡な日常を描いても、セリフだけで見入って、聞き入ってしまうドラマなんて、最近お目にかかったことがありません。

山田さんはドラマのホームページの中で現在、連載をされていますが、その中の言葉。

今の会社は、「人間の力がすべて」で成り立っていると山田さんは言います。

がんばればなんとかなる。成果が上がらなければ、がんばりが足らないからだ。

たとえばこのドラマの主人公の一人、田崎翔太(加瀬亮)はセールスの仕事をしていましたが、新入社員の中で成績はビリ。

上司からは「努力が足りない」「給料泥棒」などという侮蔑的な言葉を浴びせられ、、顔につばをはきかけられる毎日で、うつ病になり、ついには自殺しそうになる。

人間はそれぞれいろいろな特質を持っているもので、必ず優れたものを持っています。

営業ができないからといって、人間扱いされない。がんばりが足らないと非難する社会。
たぶん景気が悪い昨今、日本国中どこでも見られる光景だと思います。

翔太は左官業に、転職することで、立ち直り、同じく「死のうと思った」中条加奈(仲間由起恵)と触れ合っていく中で、お互い再生していくというストーリー。

上記のことを独白する加瀬亮さんの芝居が切なくて、思わず感情移入してしまいました。とは言っても暗い話ばかりではなくて、ユーモアたっぷりで笑わせてくれるシーンもたくさんあるので、救われます。

努力は必要だけど、努力だけがすべてではない。それぞれの持つ良い部分をだれかが理解してくれる社会。そんな社会になれば、世を覆う息苦しさも少しは、緩和されると思うんですけど。

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