
2009年6月アーカイブ
28年ぶりに故郷に帰ってきた和田さんは、土佐弁について「ここまで決定的に標準語と異なる言語体系が日常的に使用されていることは少ないのではないか」と考察されています。
和田さんのおっしゃるように、土佐弁も、特に若い人を中心に徐々に標準語に侵食されていますが、それでもまだ土佐は独特の言葉遣いが残っているところだと思います。
4月に、TV局の日曜市ロケのお手伝いをした時、ディレクターの方から、「イモモチ」の桑尾さんの収録インタビューの中で「どうしても分からない言葉があるから教えてほしい」とお電話をいただきました。
「『おいそがし』か、『おいはがし』か、何て言っているんでしょう?」とディレクター。
「えーと。それは『おいさがし』でしょうね」(私)
「えっ!『おいさがし』?それはどういう意味ですか?」(ディレクター)
「『おいさがし』は土佐弁で『いいかげん』という意味です」(私)
何ですぐ分かったかというと、
私が「おいさがし」な人間だからです。
子どもの時から、「あんたはほんとに『おいさがし』な人間やねえ。はよう、机の上のものをかたづけなさい」と、親にあきれられ、
仕事についてからは、「おんしゃあ、『おいさがし』なことをすなや」(お前、いいかげんなことをするなよ)と言い続けられて…。
日常で「おいさがし」という言葉に慣れてるんだな、これが。
と胸を張る。
桑尾さんはインタビューを受けて、照れと謙遜でいった言葉ですが、あの仕事ぶりを見ると、とても「おいさがし」には思えません。
「おいさがし」人間は、世間一般では認められませんが、高知ではまだ生息する余地があるのが救いです。
なんたって、周囲に「おいさがし」な人には事欠きませんから。その中に身を隠すことができるのですね。
それと、周囲に「おいさがし」なやつだと認めて(あきらめて)もらうと、周りがきちんとフォローしてくれる。
いやあ、大らかな高知で生活していてよかった、よかった。
改めて周りにいる知人、友人、家族に感謝です。
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きょう更新された「とさあちブログ仲間」の山中明子さんと和多忠志さんの話題は、いずれも食べものについて。
山中さんはシバモチについて書かれています。シバモチの原料は「ほしか」(サツマイモを切って天日にさらしたもの)。黒い色をしています。
「ほしか」と「ひがしやま」の語源について、未だに分からないとのこと。
「ほしか」については、推量ですが「干しかんば」がちぢまって、「ほしか」になったのではないかと思います。
「かんば」というのは高知県東部で「干しイモ」のことです。ただ、「干した干したイモ」という意味になるから、このあて推量はあやしいです。
ひがしやまについては、以前ブログで書いたことがありますが、
「蒸し芋を千切りにしたものをヒガシヤマと言います。土佐の方言で、ひからびて硬くなったものを『ひかち』、その状態を『ひかちばる』と言いますから、『ひからびてかちかちになった山の産物』という意味でこう呼ばれるようになったのではないかと思います。:土佐民俗学会員の近藤日出男・先生の話。93年8月29日付高知新聞」
ということらしいです。「ひかち山」→「ひがしやま」ということですね。
和田さんは、28年ぶりに高知に帰ってきて、定食屋で納豆が出てきたことに驚いていらっしゃいます。
私も高知を出るまでは、納豆は食べたことがありませんでした。以前は、土佐では納豆を食べなかったんですよね。
でも東京で、どんぶり飯に納豆を入れ(からしもまぜて)て、食べるおいしさを知ってから納豆大好き人間に。
たまに「回転ずし」に行くと納豆巻きを頼んでしまいます。
納豆は体にいいものと言われますが、たんにおいしくて食べてます。
考えてみると、私の食生活は、魚が中心で、大豆系の料理や野菜を好物にしており、家人からは「年寄り食みたい」とやゆされています。
でも、今まで元気にこられたのは、この食生活のおかげかなあ。たんに好きなものを食べてきただけなんですけどね。
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雨が心配されましたが、それも無用の心配になり、日が差すきょうの日曜市。
湿気と暑さを感じながら、お客さんの会話を聞いていると
「蒸し暑いね。こんなに暑いとは思わなかった」
子どもさんも暑そう。
ご家族連れで訪れる高知県外や県内の方も多いので、小さなお子さんの手を引いて、市(いち)の余り広くない通りを歩いている親御さんをよく見かけます。
きょうは、黄色い服を着た愛らしい男の子がおぼつかない足取りで、きょろきょろしていると、それを見つけた店のおばちゃんたちは笑顔に。
中には、手を振る人もいます。
こういった触れあいが幼子(おさなご)の心の底にずっと残るといいですね。
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(木曜市のお店)
※木曜市のお店で、こんなコピーの入った計量器を見つけました。
「平成18年、計量器定期検査合格の店」という文字が見えます。
高知市が定期的にはかりが正確かどうか、検査しているみたいですね。
なかなか街路市ぽくっていいです。
土佐弁のほのぼのとした味が漂います。
このステッカー自体が私の中では「受け」ました。
受けちゅうきね。はかりの検査のステッカー
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なんて暑いんだ!
きょうの木曜市も店主のみなさんは、暑さの中、お仕事に大忙しでした。
例によって、山中明子さんとの会話。
「暑いですねえ」
「暑いねえ。けんど、まだ6月やろう?これから真夏になったらどうなるろうねえ」
「想像しとうないですねえ」
「そうやねえ」
南国高知の直射日光は全国に誇る?ほどですが、それにしても、ここ数年の暑さは尋常じゃない。
けれど、暑いからこそ、涼しさのありがたみが分かるとも言えます。
テントの合間にある日陰で、風を感じるときが、ほんとに気持ちいい。
冷房もありがたいけど、自然のさわやかな風にまさるものはありません。
暑いけど、やっぱり外にでなきゃあ。
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昔はプレッシャーや勝ちにこだわって
テニスがおもしろくなかった。
今は本当に楽しんでいる。
(伊達公子 日刊スポーツ)
今回の日本勢の話題は何といっても現役復帰した38歳の伊達公子選手。
ウインブルドンのコートに立つのは13年ぶり。
13年前、準決勝で女王グラフをあと一歩まで追い詰めた試合が懐かしい。 手に汗をにぎり、明け方までテレビの前で、大声を上げて応援していました。
きのうの試合、惜しかったですねえ。
前半、どんどん前に出て行って、相手を翻弄(ほんろう)。完全に伊達ペースだったんですけど、惜しむらくは体力が続きませんでした。
それでも相手は18歳。それも第9シードですから、大健闘です。
久々にウィンブルドンで見る伊達さんは、勝負勘がよく、武器のライジング(球のあがりっぱなをたたく)もさえて、この人のテニスセンスは抜群だと改めて思いました。
最近のテニスは打ち合いが多いので、前に出て行くプレースタイルは影を潜めています。
相手は慣れていないので、心理的に追い詰められていましたね。
参加者の最高齢だった伊達さん。テニスを心から楽しんでいる姿には勇気づけられます。
やはり、何でも楽しまなくなくっちゃね。
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(ノルウェーの水産参事官、ハンス・ペター・ネスさん 高知新聞23日付朝刊3面「ひと」)
※ハンスさんは、3年前に来日。ノルウェーの水産物を日本に輸出するのが仕事ですが、大の日本ファン。
ノルウェー産のシシャモは北海道などのシシャモと別種ですが、71年に対日輸出が始まって以来、居酒屋などの人気メニューとなり、一時は日本のシシャモ市場の8割を占めるほどになったそうです。
でも、ノルウェーは生態系を保全するため、04年から5年間の禁漁をしたため、市場を他国産に奪われてしまった。これから失地回復を目指すとのこと。
シシャモは大好きで、よく食べてます。特に子持ちシシャモは大好物。
確かに焼きたてが一番おいしい。
「焼きたて」がうまいのは、日曜市のいも天などでも同様。さめてしまえば味が落ちてしまう。
「ジャコ天」「ゴボ天」(一般的に薩摩揚げといわれる品は高知ではテンプラといいます。「ジャコ天」はおじゃこの、「ゴボ天」はゴボウの薩摩揚げ)など魚の練り物にも目がないのですが、これも揚げたてが一番おいしい。
後でいくら火を通してみても、揚げたてにはかなわない。
「揚げたて」「焼きたて」「取れたて」。
考えて見れば日曜市、街路市にはこんな食材がところ狭しと並べられています。
「揚げたて」「焼きたて」はぜひ、その場で。
市(いち)を冷やかしながら、食べる「揚げたて」「焼きたて」は最高です。
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日曜市のいも天(イモテン)はおいしい。そのおいしさをみんな知っているから、行列ができるんですよね。
日曜市4丁目南245番(木曜市70番)の大平さんのお店。
いつもたくさんの人が並んでいるんですが、特にゴールデンウィークの時はまさに「長蛇の列」でした。
揚げたて、ほくほくのサツマイモは甘くて、食べ歩きには最適。やはり揚げたてが一番おいしいです。
行列って、みんな並んでいると、その先に何があるのだろう?という好奇心が働きます。
こんなに、並んでいるってことは何かいいもの、おいしいものがあるに違いない。
何を売っているのか分からなくて、思わず並んでしまうという人も中にはいるようです。
でも、万人に共通しておいしいもの、いいものというのはありません。
行列ができていると、はなから並ぶ気がなくなるあまのじゃく(私です)は別にして、たどり着く先に何があるか、確かめていた方がいいですね。
例えば年金。
高齢者の方が前、若い方がうしろに並んでいて、若い人の「果実」がどんどん削られています。
並んでいるお店が存続できるのか、不安になる人が多くなって、列に参加する人が減っています。
40年後に受け取る専業主婦世帯の厚生年金は現役収入の5割を切り、40年間夫婦共働きの世帯や男性単身世帯は4割を割り込む見通し(厚労省の試算)。
これも、運用利回りが4.1%、賃金上昇率が2.1%。年度以降の物価上昇率は年率1%、賃金上昇率は2.5%でのモデルですから、とても「百年安心」(安倍内閣)とはいえないと思います。
毎年4.1%の運用利回りを達成するには相当優秀なファンドマネージャー、例えば「ハゲタカ」の鷲津政彦(彼は10%の利回り保証)あたりを持ってこないと難しいし、現状では賃下げの方向に動いています。
正直に実体を明らかにして、早急に進むべき方向を探らないといけない。
ちなみに日曜市のいも天はもちろんおいしく、並ぶ価値はあります。
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きのうはよく降りました。
きょうはどうかなあと思っていましたら、朝方雨が降っていたのに上がりました。
歩きやすいのでこちらとしては大歓迎。
空はどんよりで、梅雨はこれでなくっちゃあ。
歩いていると、「大和ハウス」ののぼりが、動いていました。
「なんでダイワハウスなんだ?」と思わずツッコミ。
どうもダイワハウス関係者の旅行みたいでした。
旬の食べものをどんどん買っていっちゃってください。
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これで、真夏になったらと思うと、ぞっとしますが。
雨が降りませんね。梅雨だというのに相変わらず。
しかし、きょうちょっといい光景を見たのでご案内。
木曜市周辺にハトが多いのですが、そのハトがおいしそうにご飯を食べていました。
よく見ると、ご飯にお水がかけてあります。
ご飯を軟らかくして、食べやすくしているんですね。
店主さんの心配り。昼ご飯の残りを、ハトにおすそわけです。
「ハトに餌をやられんがやけんどね!」と言いながら、はにかむ店主さん。
確かに、あまりよくないかも知れませんが、暑そうなハトに心配りする優しさに、心がちくと和みました。
「ハゲタカ」からハトへ。そろそろモードを入れ替えます。
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私が求めるものはただ、
何ものにも囚(とら)われない
一人の人間として、勇気をもって、
生に堪(た)え、死に堪えてゆく、ということだけだ
(エミリ・ブロンテ 「富は問題にならぬ」 平井正穂訳)
※「ハゲタカ」続きで恐縮ですが、ドラマと映画のエンディングに流れるテーマソング。
「嵐が丘」の作者として有名なエミリ・ブロンテの詩をメロディをつけたものです。
しかも題名がしゃれてる。マネー戦争のドラマに「富は問題にならぬ」とは。
音楽の選曲もセンスがいいですね。
富なんてものは問題にならない。
私の終わりも近い。
そこで私が求めるものはただ、
何にも囚われない一人の人間として勇気をもって、
生に堪え、死に堪えてゆく、ということだけだ。
ひょっとしたら、人が生きる究極の目的は、何ものにも囚われない精神の自由を得ることかも知れません。
この境地に達したら、なるほど、富も名誉も必要なくなりますね。
逆にいうと、富も名誉も求めないところに、精神の自由があるとも言えるのかな。
凡俗の身にはこの境地は遠い。
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一つは金のある悲劇。
もう一つは金のない悲劇。
映画「ハゲタカ」
※昨日に引き続き「ハゲタカ」から。
この映画(ドラマ)劇中のセリフが印象に残ります。
このあとに続くのが
世の中は金だ。金が悲劇を呼ぶ。
生きている限り、お金と向き合って生きていかなければなりません。
お金がなさ過ぎると、これは悲劇。よく分かります。
では、お金があり過ぎても悲劇なんでしょうか?
「そうじゃない」と思う人が多いのでは?
でも莫大(ばくだい)な財産を巡る遺産争い、お金の周りに群がってくる業者、知人、親族、お金を守るための不安…などを考えるとこれはこれで心労が多いかな。
宝くじに当たって、急にお金持ちになると、おかしくなる人がいますが、これも悲劇。
しかし、お金自体に善悪があるのではなく、やはり金銭を持つ人間の心理の問題だと思います。
どんな場合でも、お金にその人の器量を試されてるような気がします。
「心豊かに、金銭的にも豊かに、表情も豊かに」が、実現できるということはないのですが。
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07年NHKドラマ「ハゲタカ」の続編。
このドラマ、「ハゲタカファンド」、「物言う株主」、「敵対的TOB」など経済のトピックを随所に散りばめていて、巧みなストーリー構成の骨太の作品でした。
今回はサブプライム、リーマンショック、中国の経済的台頭、派遣切りなどの「今」を取り入れて、さらにパワーアップ。光る作品に仕上げています。
何といっても、主演の「ハゲタカ」である鷲津政彦、大森南朋(なお)さんの演技がすばらしい。
シニカルで、クール、しかし胸の奥には情熱と悲しみを備えている人物を好演していました。
鷲津は銀行員時代200万円が支払えなかったばかりに融資先の工場経営者を自殺に追い込んでしまった。その十字架を背負い続けているんですね。
今回、鷲津は日本を代表する企業、アカマ自動車の買収騒ぎにホワイトナイト(企業を防衛するための友好的投資家)として登場。中国をバックにした赤いハゲタカと対決することになります。
貿易黒字をしこたまため込んだ中国が背後にいるので、相手の資金源は無限。それに気づいた時はすでに遅く、鷲津は窮地に追い込まれます。
ここから奇策を駆使し、逆転していくスピーディな展開には、爽快感を覚えました。
資金を調達するために、「沸騰都市」ドバイに行った鷲津のセリフ。
「あぶく銭はいいように使ってやらないとな!」
そして、サブプライムローンをあこぎな商法で売りさばき、肥え太ったスタンリーブラザース(リーマンブラザースがたぶんモデル)に攻勢をかける時の言葉。
「腐ったアメリカを買い叩け!」
これは、ドラマ編の「腐った日本を買い叩け!」とも呼応しており、思わず二ヤリとしてしまいました。
知らんかった。リーマンを破たんに追い込んだのは鷲津ファンドだったんだ!
ということは、世界を100年に一度の金融恐慌に追い込んだのは鷲津政彦?
さすがにそこまでは描かれていませんでしたが、まあいずれスタンリーブラザース(リーマン)は破たんに追い込まれる運命だったのでしょう。
眼鏡をかけて「戦闘モード」に入る鷲津政彦にはしびれました。
あの賢そうな眼鏡、かけてみたい。でもきっと似合わないだろうな。
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空梅雨。カラツユ。
過ごしやすいんだけど、このままだと水不足が心配です。
で、きょうの日曜市も晴れ。
相変わらず昨年と比べるとにぎわっております。
うれしい半面、落ち着いて店主さんとお話できないのが、悩みの種。
商売のじゃまをしてはいけないので、手が空いた時、お客さんのいないに話をうかがっているので。
でも、やっぱり人が多いのはうれしいです。
「いちの土佐」情報をテレビで見た、ネットで見たという人も増えてきていますし。
実はきょうはちょっと頭がボーとしていた(いつもボーとしているという説もありますが)ので、なかなか話かけにくかったのですが、話すとだんだん頭がすっきりしてきて、店主さんたちの笑顔で元気になりました。
いつもいつも店主さんたちには感謝してます。
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高知市内のとある夫婦の会話。
「すばらしいお嫁さんをもらって、あなたは幸せな人よねえ。なんたって、三国一(さんごくいち)の花嫁ですもの」
「そうやねえ。オレはとっても幸せ者。けんど、おまんも幸せでねえ」
「どうして?}
「だって、四国一(しこくいち)の夫を持っているんやもん」
年中こんな会話をしている能天気な夫婦は置いといて。
上の三国と四国ではスケールがちょっと違いますね。
三国は、唐(から)、天竺(てんじく)、本邦(ほんぽう)。中国、インド、日本です。
四国はいわずもがなですが、高知、徳島、愛媛、香川。
ところで、三国といえば、どうしても魏、呉、蜀(ぎ、ご、しょく)の三国を思い浮かべてしまいます。
すなわち「三国志」。
最近では、映画「レッドクリフ」が三国志の「赤壁の戦い」を描いて、話題になりました。
日本で最もスタンダードなのは、吉川英治さんの「三国志」でしょう。
確か講談社文庫だったと思いますが、ずいぶん昔のキャッチコピーが「三度の飯(めし)より三国志」 。
確かに面白い。よく言われることですが、三国志には、人間の類型がすべて登場するといわれています。
裏切り、謀略、信義、礼節、そして志。中国の古代の百年の治乱興亡を描く、この魅力的な大河ドラマは、中国で日本で、いつまでも語りつがれていくことでしょう。
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木曜市によく出向いていて気が付いたのですが、市(いち)東側に国道の起点、終点を示す碑が置いてあります。
この側をよく通っているのですが、気が付きませんでした。
すなわち、国道32号(高松市―高知市)の終点、国道33号(高知市―松山市)の基点、国道55号(徳島市―高知市)の終点です。
四国三県の県都との大動脈の基点がすべてここに集結しているんですね。
もっとも各県都を結ぶ高速道ができてからは「大動脈」とは言えなくなっているんですが。
鉄道の旅、飛行機の旅も、それぞれ楽しいですが、自動車やバイクの旅も味わい深いですね。
自動車はバイクは、気の向いたところで、停車できるのがいいです。
景色がよかったり、面白そうなお店があったり、海岸や川にめぐりあったり。
ふと降りてみる、止まってみるという融通が利くところが魅力です。道をそれて山に入ると神気に満ちているし。
四国各地も車で行ったら、止まりたくなるところばかりなので、スケジュールが決まっている時は、もっと時間があったらと思うことが多いです。
香川のうどん、徳島ラーメン、愛媛のキウイフルーツ。四国には高知以外にもおいしい物産がいっぱい。
「基点の碑」は自動車での旅心をくすぐります。愛車で今度食べに出掛けてみようかな。
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梅雨入りしたというのに、一転晴れ上がり、きのうの雨が残って湿度が上がっているきょうの木曜市です。
ブログ「日曜市で会いましょう!」に書いていただいている山中明子さんに、印刷した原稿を持って行っているのですが、その際にお話しできるのが、木曜市、日曜市に行く楽しみの一つです。
このブログも読んでいただいているようで、「よう、本を読んじゅうねえ」と言っていただきました。
木曜市の山中さんの背中合わせでお店を出しているのが、これもいつもお世話になっている吉本ゆう子さん、幸司さんの親子です。
幸司さんは街路市で一番といってもいい好青年。ゆう子さんは行動力抜群で、世話好き。いつも話が面白くて、聞き入ってしまいます。
ゆう子さんも大の本好きで、先日、「旅と本と映画(演劇)がなかったら、人生の楽しみは半減するでねえ」という話をしていて、「まさにその通り」と思わず同意の握手をしてしまいました。
「本を読むのは、パチンコやマージャンと一緒で、趣味みたいなものです」と山中さんに応えましたが、別に気取ってるわけではなく、パチンコやマージャンをおとしめているのでもありません。
これもお話ししたのですが、休日に書斎代わりの喫茶店で、タバコをくゆらせながら、本の世界へ没入する…人生における至福の瞬間です。
本との出会いも人との出会いと同じで、「よくぞ巡り会えた!」と感じる時があります。
これからも良き出会いにできるだけ恵まれたいです。
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今の日本は無駄を省いて
近道をしようとするが、
人生に無駄なことはない
6月10日付高知新聞朝刊20面 星野博美さんの記事
※星野さんは写真家で作家。06年「転がる香港に苔(こけ)は生えない」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しました。
この本、読みたいと思っていましたが、まだ読んでいません。今度読んでみようと思っています。
効率は大事ですが、あまり効率的にものごとを考えすぎると、いつか袋小路に陥ってしまいます。
道草、無駄話、無駄飯、友人とのたわいのないひととき、そんなところから生きるヒントや仕事をする上での背骨ができてくる。
生来、道草好きの私は、おおいに共感します。
時々、無駄、道草を楽しむ心を忘れてしまいますが、この言葉を胸に刻んでいると、いつかまた必要な時に立ち現れてくる気がします。
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「はじめる人」こそ、たとえ老いていても
青年の心をこころを持つ人だと思ったのです
(「いのちのメッセージ」 日野原重明著、三笠書房刊)
日野原先生は「はじめる」を「創める」としています。
はじめることは何でもいい。これまで描いてなかった絵を初めてもいいし、塾で教えてもいいし、ボランティアをしてみてもいい、と日野原先生は説きます。
小さくてもいいから新しいことにチャレンジしていっている日野原先生は、いつまでも若々しいのですね。
「人のいのちは、すでにあるものを守ってゆくというようなものではない。日々つくってゆくものだ。今日つくったいのちも明日にはこわれる。それゆえ、いのちは日々産みだすものであろう」(「孟嘗君」 宮城谷昌光著 講談社文庫)
私の愛読書「孟嘗君」の大好きな一節が思い浮かびました。
「はじめる」ことは日々のいのちを創(つく)っていくこと。
毎日いのちを創る人は、老いない。
決まりきったことに流されがちな自分に元気をくれる言葉です。
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梅雨(つゆ)は梅の雨と書きますが、ウメのころの雨ってことでしょうか。
ウィキペディアによると、中国で梅雨(メイユー)は、「黄梅雨」(「ファンメイユー」)とも呼ばれ、ウメが熟して黄色くなる時期の雨ということらしいですね。
写真のウメも黄色くなっていて、きれいです。
5月の高知市は観測史上最も雨が降らなかった月ということでしたが、雨が降りませんね。
しとしとじめじめはいやだけれど、梅雨の時期に雨が降らないと、不自然な気がします。
これもやはり、地球温暖化の影響でしょうか。
ちなみに、梅酒、梅干しは私は大好き。想像するだけで、口の中に湿り気が増します。
熱くむしむしする時期、食欲も減退しがちですが、梅干しを口に含むと、がぜん食べる意欲がわいてくるから不思議です。
吉本幸司さんちのオジャコと水田宏子さんちのダイコンを使ったダイコンおろし、渡邊照美さんのウメをつけた梅干し、山中明子さんちのミルキークイーンでたいたお米という日曜市の食材で作る献立を考えてみました。
梅干し、ダイコン、チリメンジャコと、ごはん。一般的には粗食かもしれないけど、少しだけ生産現場をのぞいた身としては、ものすごくぜいたくで、ヘルシーな一食だと思います。
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相変わらず、人出は衰えず。
「日曜市応援団」としては、うれしい限りです。
きょうは山中明子さんのお店の向かいにある西野万寿美さんちの取材。
かわいらしいプチトマトが並んでいます。
ローヒーさんのところのたくさんのプチトマトを見てきたので、どうしてもミニトマトに目がいってしまいます。
ちなみにローヒーさんのプチトマトのキャッチフレーズは「あなたのトマトになりたくて」
西野さんのところは、「甘くてかわいい」
それを聞いていたなじみのお客さん(70歳台と見受けられる女性)が「私みたい」。
一瞬絶句したのち、大笑いになりました。
それにしてもプチトマトの誘惑は刺激的。
「あなたのトマトになりたいの!」「かわいい私を召し上がれ!」
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同じとさあちブログ仲間の「和田ドクのドクまで書くの」を書いていただいている和田忠志さん。
和田さんは高知市の出身で、在宅医療の「あおぞら診療所」を千葉県の松戸市で運営されています。
今年2月から高知市の潮江にも「あおぞら診療所」が開設され、きょう高知市で、祝賀会が催されました。
和田医師の医療にかける情熱と、患者さんを考える心が感じられて、とてもすがすがしい会でした。
和田さんのことについては、また語るとして、きょうは祝賀会に出席された日野原重明先生について。
和田さんが指導を仰いでいる日野原先生は、「生き方上手」などのベストセラーの著書もある聖路加国際病院理事長。
最近では、ジョン万次郎がお世話になった米国マサチューセッツ州、フェアヘーブンのホィットフィールド船長の自宅を募金によって買いとり、ジョン万・ホィットフィールド記念館として再生の音戸取りとして大きく報道されました。
実は私も土佐清水の支局時代に、フェアヘーブンやニューベッドフォードに取材旅行した経験があり、このたびの先生のご活躍に感謝している一人で、お礼の言葉を述べることができて、うれしかったです。
サプライズゲストの尾崎・高知県知事から感謝状の贈呈もありました。
こんな言い方をしては失礼かもしれませんが、とても97歳とは思えない若さです。
肌つやはよく、唇はピンク色で、はきはきと聞き話される様子を目の当たりにして、感銘を受けました。
和田さんから教えていただきましたが、先生は寝る前に、医学以外の書物を必ず読むことを知り合いの医師たちに勧めていらっしゃるとのこと。
医療はアートだというのが持論で、医師はサイエンス(科学)だけではなく、文学や歴史、人文科学などにも関心を持たなければならないとおっしゃられているそうです。
確かにお医者さんは、人間を扱うのだから、コミュニケーションや発想の基として、いろんなことに精通した方がいいというお話は説得力があります。
ジャンルは違いますが、冒険投資家のジム・ロジャーズも投資について同じような考え方をしています。
世の中の事象に興味や関心を失わない。これが幸せな人生と若さを保つ秘訣だと改めて思いました。
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ビワは大好き。ばあちゃんちの庭にビワの木が植えてあって、冷やしたビワを心ゆくまで食べたのが懐かしい。
明子さん、ありがとうございます。いただきもので生きてます。(←奥山佳恵さんのブログのパクリです)
ところで、昨日の明子さんとの会話。
「もともとはブンタンの防風林のためのもので、山の上の『キシ』にあるのよ」
「山の上に川が流れていて、その岸(キシ)の近くってことですか?」
「違う、違う。いや困ったちや。土佐弁が通じんよ!」
…と大笑い。うーん。私も土佐弁歴数十年。生粋の土佐人であることを自負していて、普段は土佐弁、幡多弁、標準語のトリリンガルだと自慢しているんですが。
周囲のおばちゃんたちも「キシが分からんかね」と首をかしげる。
土佐人としての自負心がゆらぎかけたので、会社に帰って周囲に聞いてみると、みんな「『キシ』って何?」の反応でした。
で、ネット検索で調べると、徳島県木頭村の方言として「キシ」は棚田の山手側、田圃の石垣ってことでした。
小学館のデジタル大辞典によりますと、
きし【岸】
1 陸地の、海・川・湖などの水に接している所。みずぎわ。「―に打ち寄せる波」
2 土地の切り立った所。がけ。
ということになっていますので、2の用法なんでしょう。
いやあ、勉強になりました。頭の中の土佐弁辞典に、新しい用語が増えました。
明子さんに感謝!
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昔、ばあちゃんから、けがをしたり、やけどをしたりするとタヌキの油を塗られました。
「タヌキ油が薬として効く」ということがよく言われているのは、高知県外では、あまりないのではないかということに今さらながら気付いてしまいました。
日曜市やほかの街路市でもでもタヌキの油はよく売られていますが、高知県外の方を案内するとびっくりする方が多いんですよね。
タヌキの油はなぜ効くのか?
人を化かすと言われているように、神秘性がある?
山の自然たっぷりの滋養を浴びたお肌が効果的?
くりくりとした目がかわいいから?
考えると夜も眠れなくなってしまいます。
疑問をタヌキ油を売っているおばちゃんに聞くと、「ほんとに、きくき。やけどなんかぬっちょったら、直りがはやいでえ!」
うーん。こちらはなぜ効くかということを聞いているわけで…。
でも、おばちゃんのパワーに圧倒されて、理由なんかどうでもよくなってしまいました。
薬は経験則で生まれたものが多いですから。漢方薬なんかは、何千年にわたる「人体実験」の結果、効果が分かるようになりましたからね。
それにしてもこのタヌキのはく製はかわいい。ほんとに効きそう。
薬を提供してくれるタヌキに感謝です。
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喫煙者である私は東京に出張に行った時など、いつも肩身の狭さを感じてしまいます。
タバコは体に悪い。副流煙は周りに害をもたらす。百害あって一利なし。傍若無人である。
分かっています。
先日、ある知人に詰め寄られたので、「タバコは心の日曜日ですから」と冷や汗をかきながらいい訳をすると、「バッカじゃない」と言われました。」
分かっています。
バカだということも。
けど、こんなことをいうと、非難ごうごうでしょうが、あまりに健康的な(健康的に見える)生活って、どうなんでしょう?
酒を飲まない、タバコを吸わない。朝早く起きて、夜早く寝る。体に悪いものは摂取しない。
これは直感ですが、あまり健康的(そうに見える)生活をすると、逆に長生きできないんじゃないか。少しくらい体によくないものを入れた方が逆に体にはいいのではないか…などという手前勝手なことを考えています。
サプリメントや健康食品の効用を懸命に語る人、散歩の間、必死の形相で歩く速度を上げている人、潔癖すぎる人…。
まじめすぎるというか、何か逆に健康を損なうような気がしてるんですよね。遊びがないので。楽しみながらだったらいいんですけど。
ちょっと教条主義的なにおいが感じられて、ふまじめな私の肌に合いません。
だれもいないところでひっそりと吸いますから、せめて戸外の喫煙ぐらいは許してほしいと思います。
もちろん「マイ灰皿」はいつも携帯しています。ちなみに、写真の灰皿、先日のテレビ撮影の縁でいだだいたものです。ありがとうございます。いつも日曜市近くの公園で活用させていただいてます。
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でもその東西の通りに直交して、帯屋町から南北に伸びる通りにもお店が出ています。
ちょうど「ひろめ市場」の東側の通りですね。
地元の人ならご存じでしょうが、観光客の方は見逃してしまうかも知れません。
この通りにはレトロな雰囲気のランプを思わせる街路灯もあり、街路市のテントの中からニュ!と頭をのぞかせていたりします。
お店も追手筋に負けず劣らず気のいいところばかりなので、楽しめます。
日によっては東側のひろめ市場に、イモケンピタワーがそびえていることもあります。
一度、訪ねてみることをお勧めします。
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