
2009年9月アーカイブ
財政破たんした地方の町をどのように再生させていくか、市役所職員たちのプロジェクトチームの物語。
財政が破たんしているのに、ニュータウンの開発計画はないだろうという、ちょっとうなづけない展開もありましたが、いろいろなことを考えさせられる骨太のドラマでした。
チームの面々は、予算一律15%の削減を命題に計画を立てるのですが、それは福祉、医療サービスの低下につながる。
何を削り、何を残すのか、せめぎ合いの中で、まとめられた結論とは?
プロジェクトリーダーの岸部一徳さんの言葉が印象に残っています。
懸命に働き、成果を出しても、褒(ほ)めらることはまずない。むしろけなされることが多い。でも、それがおれたちの仕事だ。
公務員の矜持(きょうじ)、プライドを感じました。
最近、とみに風当たりが強い公務員ですが、このドラマの職員たちのように、プライドを持って、黙々と仕事に励んでいる官僚や公務員のみなさんが、全国にたくさんいる。
そんなことを感じさせるドラマでした。
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いつもコメントありがとうございます。そして申し訳ありません。
最近スパムメールが多いので、制限をきつくしたり、認証制にしたりして、試しているうちに、正常にみなさまのコメントが表示されなくなっておりました。
何とかなおったみたいです。
反映されるのに時間がかかり、せっかくコメントをいただいたのに、レスポンスが遅れて申し訳ありません。
制限を緩めたので、また英語表記のお見苦しいスパムコメントが出ることがあるかもしれませんが、ご了承ください。
それにしても、「バイアグラさん」はさすがに元気ですねえ。制限かけても、かけても出てくるし。
おかげで私も元気になれそうです。
「バイアグラさん」はともかく、みなさまの温かいコメント、いつも励みになります。この場を借りて御礼申し上げます。
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きょうの高知新聞朝刊に「エンジンゼロワン文化戦略会議 オープンカレッジin高知」の概要が明らかになっています。
「日本の知性」が大集合。120人も来るから、人口が増えてうれしいなあ。
冗談はさておき、石川好さんとか、吉村作治さんとか、島田雅彦さんとか、湯川れい子さんとか、好みの講師が来てくれるので、うれしいですね。
個人的には、「これを知っておけば病気にならない」「こんな旅をしたことある?」「龍馬こそ次期首相?日本の政治家論」「作詞自慢」なんかに興味があります。
ひょっとしたら、著名講師目当てに、高知県外からお客さんがいらっしゃるかも。
講師陣や県外のお客さんに日曜市をぜひ見てほしいですね。
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伊達公子さんが、韓国オープンで優勝。
28日が39歳の誕生日の伊達さんは、あのビリー・ジーン・キング夫人(マイケル・ジャクソンの曲とは関係ありません)の記録に次ぐ高齢優勝だそうです。
第1シードのハンチェコバ(シャラポワと同じく美人選手で強豪、杉山愛のパートナー)を破っての勝ち上がりだけに価値があります。
ウインブルドン本戦で10代の若手との試合を見てましたが、決断力のいいネットプレーで最初は完全に相手を追いつめていました。
彼女の勝負勘は天性のものとしかいいようがありません。
惜しいことに、スタミナ切れで、負けてしまいましたが、スタミナの問題さえ解決できれば、と期待できるプレー内容でした。
資質はもちろん歴代の女子テニスプレーヤーの中で最も優れているのでしょうが、ここまで動ける身体にしたのは、彼女の懸命な努力の結果です。
おそらく相当ハードなトレーニングをしてきたんでしょうね。
これで155位だった世界ランクも、100位前後に上がってくるという話です。
もう少し上に上がれば、グランドスラム大会(全豪、全仏、全英、全米の4大大会)を予選なしで出場できます。
ぜひとも活躍して、世の中高年に光を与えてほしいものです。
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きょうの日曜市は、雲に覆われていて、日差しがきつくなくて、過ごしやすかったです。
人出の方は、さすがにシルバーウイークのさなかの先週よりは減りましたが、それでもけっこうなお客さんが歩いていました。
時おり、強い風が吹いて、ぱたぱたと旗がはためきます。
「土佐の日曜市」ののぼり旗。映画「七人の侍」の旗のようにように、無骨なものではなくて、笑顔が見えます。
上には「日曜市5丁目」の文字。
日曜市は番地が振られていて、東詰めから1丁目から西に2丁目、3丁目といって、追手門前が6丁目。
ひろめ市場の横、南北の通りが7丁目(最後)になっています。
ちなみに、それぞれ固有の店番号がついており、これも東から順番に番号が振られています。つまり、約600店あるお店で、若い番号ほど東寄りということになります。
このブログや生活情報サイト「とさあち」の街路市特集では、何丁目かということと、店の番号、南北どちらに店があるかを書いていますので、のぼり旗や店の番号を参考にして、目的のお店に行っていただければ、ありがたいです。
ところで、きょう、日曜市5丁目北389番(こののぼりのすぐ近くです)の山中明子さんのお店に行ったとき、コスモスがとてもきれいだったので、日曜市ニュース(ほぼ毎週発行、A4版でその日に取材、その日に発行を原則としています。もちろん無料。日曜市の観光案内所にも置いてあります)で紹介させていただきました。
ところが紙面の関係で、横のあまりさえない写真になってしまったため、もっときれいに撮影されている縦写真を掲載しておきます。
山中さん、ごめんなさい。
帰り際に、日曜市を調査している高知大の学生さんたちに出会いました。
なんでも毎日、お店のお手伝いをしているとか。今度授業で、日曜市の調査をするそうです。
若い方に関心を持ってもらってうれしい。「ぜひとも、農業をやって、日曜市に店を出してください」と、見当違いのはっぱをかけてしまいました。
いずれにしても、若い方々に関心を持っていただくのはうれしいです。
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きょう、高知で「女の子ものがたり」が封切りだったので、一度見ているにも関わらず、行ってきました。
夜7時10分と遅かったこともあるけれど、観客はわずか4人。
高知市出身の西原理恵子さんの原作、しかも自伝的作品だから、もっと人が入っていていいと思ったのですが。
一つには、高知ロケがなかったことも影響しているかも。
やはりサイバラ作品のバックには高知がよく似あう。強烈な太陽光線と、海、山の青、山の緑がないとねえ。
映画を再び見て、改めて思うのですが、西原さんの作品は、見る側にいろいろな問いを投げかけてきます。
幸せとは何か?故郷とは?豊かさとは?創作とは?
さらに登場人物の言葉が直球に見えて、変化しているムービング・ファーストボールみたい。
「好き」が「嫌い」で、「嫌い」が「好き」。「出ていけ」が「出て行くな」。「あんたなんか友達じゃない」が「一番大好きな親友だ」。
いろいろな感情を俳優さんの表情とせりふから読み取らなくてはならず、一筋縄ではいきません。
そこには、人間の奥底をのぞきこむような西原さん独特の洞察力が働いているような気がします。
単純でスカッとする映画は大好きですが、西原作品のような「奥がある」映画をたまに見たくなってしまいます。最近少ないので。
それにしても、高知のみなさん、もっとこの作品、見に行こうよ!
「20世紀少年」より、面白いこと間違いなし。
ちなみに、「女の子ものがたり」と「20世紀少年」は公開日が同じ日。
「本気でツブ しに来たな、浦沢!」(サイバラ談)
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昨日は、土佐御苑で開催された「高知旅づくりコンテスト2009 サポーター説明会」に、出席しました。
先日の高知新聞にも記事が掲載されていましたが、高知を旅して、レポートすると、最優秀には賞金100万円、賞金総額1000万円のビッグな企画です。
詳細は→こちら
残念ながら、高知県在住の人は、資格がないのですが、レポートを審査、評価してくれるサポーターとしてなら、参加できます。豪華賞品もありますので、みなさま、ふるってご参加を。
この企画に、高知のブロガーに協力を要請したのが、この説明会です。
高知のブロガーは、みなさん「高知を活性化したい。高知を盛り上げたい」という強い思いを持った方ばかり。
この情報発信力を結集し、輪が広がれば大きな力になりますね。
県コンベンション協会の山中事務局長から分かりやすい説明があり、活発な質疑、応答が行われました。
そのあとは懇親会。
例によって、参加者全員とお話できなかったですけど、楽しかったです。
農業問題でローヒーさんを追いつめている(すみません。素人がえらそうなことをくっちゃべって)と、こちらにカメラを向けている人がいる。
笑顔で、ピースをすると、その人は、「このカメラ誰の?」とにんまり。
あれ、それ、席に置いていた私のカメラ。
やられました、こんじるさんです。
あとで、チェックしてみると、もう会場の写真を撮りまくっていることが判明。
さすがは四国ブログランキング1位(プレッシャーをかけちゃる!)のいたずら小僧。
傑作を1枚使わせていただきました。
県内のブロガーにこまめにメール案内して、会を段取っていただいた三代目若さん。
夢を語るゆりっちさん。
初めてお会いしたはなさん(ブログの文章と同じく可憐な方でした)。
身振り、手振りで面白いお話をお聞かせいただいたBOSSさん。
ネイルアートの奥深さについて、懸命にお話くださったまっきーさん(また一つ世界が広がりました。ありがとうございます)。
3次会(こんじるさん、BOSSさん、ごちそうさまです)、最後まで付き合っていただいたなずなさん、祝!発足!2人だけの土佐清水振興会。
局長さん(バナー使わせていただきました。ありがとうございます)はじめ、話が十分にできなかった方々。次の機会にお話をうかがうことを楽しみにしています。
みなさまに、感謝いたします。
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先日、日曜市を歩いていると、大笑いしている龍馬が風になびいていました。
日曜市1丁目南34番、山中和子さんのお店。東西に長い日曜市の東詰です。
坂本龍馬のマフラータオルとか。伊野商業のデザイン科の学生さんがデザインしたものだそうです。
龍馬の魅力の一つは、何と言っても明るさ。
写真の立ち姿を見ても、すごく柔らかい。
精神が、とても柔軟であったであろうと推測されます。
土佐人は一般的に冗談が好きですが、よっぽとひょうげちょった(ひょうきんにふるまっていた)のではないでしょうか。
イメージとしては、くにゃくにゃでふわふわ。
中村錦之介(萬屋錦之介)さん主演のドラマ「竜馬がゆく」(テレビ東京系)を観たことがありますが、やたら熱血で、怒鳴りまくっていて、ちょっと違うんじゃないかなあと、思ったことでした。
龍馬は力んでなかった。だから、あれだけ柔軟で、大仕事ができた。彼にユーモアと笑いは欠かせません。
龍馬の関連グッズは多いですが、呵々大笑(かかたいしょう)している姿を描いたのも珍しい。
「笑う龍馬」を首に巻きたい方は、山中さんのお店まで、どうぞ。
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きょうの高知新聞26面には砂糖が28年ぶりの高値をつけたという記事が掲載されています。
穀物などの「商品」はリーマンショック以前には、急騰してましたが、その後の世界不況で、落ち着きを見せていました。
世界有数のサトウキビ生産国のインドが深刻な干ばつに見舞われたのが、影響しているみたいですね。
前にもいいましたが、中国やインドなどの途上国の生活が豊かになり、食べものの水準が上がってくると、世界の穀物が足らなくなる。
また商品が高くなる傾向が出てますね。
現在のところ、ぶいぶい飛ばしているのは中国で、その潜在的市場からも「世界の救世主」といわれてますね。
もっとも、中国の経済好調は、貿易黒字を活用しての、景気刺激策が功を奏したのと、一度引き上げられた外資が、行き場を失って中国に流入しているのが原因で、国内需要の方はまだ冷え込んでいます。
ですから、あまり安閑としてはいられないんですけど。
きょうの高知新聞夕刊によりますと、アメリカの連邦準備制度理事会は、米国の景気底打ち宣言をしたそうですが、なんかまゆつばですね。
「MHKスペシャル 金融危機1年 世界はどう変わったか」で報道されていましたが、米国の金融界が最近着目しているのが「死亡債」とか。
生命保険金を安く買い取って、証券化して売り出す仕組み。確かに人間は死亡率100%なので、取りっぱぐれはないかも知れないし、景気変動の動きは無関係なのかもしれませんが…なんとなくいやな感じが。
小分けして証券として売り出すのは、構造的にはサブプライムローンと同じ。
映画「シッコ」でも描かれていたとおり、アメリカの保険会社は、査定が厳しいから、保険金がきちんと払われない恐れもある。
サブプライムでこりると思ったら、アメリカの金融界のモラルはゆがんだままのような気がします。
アメリカ金融界のゆがみと中国の株式市場の不自然な急騰ぶりを見ると、また「ドーン、ガラガラ」が来るのではないかと、心配しています。
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生まれた時は裸じゃないか
死んでゆくのも一人じゃないか
生きているうち ひと仕事
男なら やってみな
※「官僚たちの夏」の風越信吾のモデルは通産官僚の佐橋滋。この人は、佐藤首相を怒鳴りつけたという逸話の持ち主だけあって、硬骨漢で、まっすぐな性格でした。
事務次官の時は、ドラマと同じく、情が厚く部下の信頼を得ていたようです。
常に弱い人の立場を考えた。ですから、抵抗が多い。
佐橋さんの愛唱歌のひとつが「男なら」。佐高信さんの「『官僚たちの夏』の佐橋滋」(七つ森書館)によりますと、所蔵の「平凡の歌本」の中の「男なら」の一番と五番と六番に赤線が引いてあったそうです。
冒頭に掲げたのが五番の歌詞。
苦しいとき、上の歌詞を頭において、難局を乗り切っていったのでしょうね。
今から見ると、暑苦しくて、男くさい。でも男が男であった時代。草食系が多い今にない熱と元気があります。
「生きているうち一仕事」かあ。「男ならやってみな」と、佐橋さんに背中を押されたような気がしました。
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7月からずっとTBS系列で放映されていた「官僚たちの夏」が先日、終わりました。
ビデオ録画しながら、全編見ましたが久々に、男っぽい、面白いドラマでした。
原作は城山三郎さん。半世紀前の高度経済成長期を描いており、国内産業保護派の風越信吾が主人公。
興隆し始めた日本産業を守るため彼と彼の部下たちが奮闘します。
それに対して、産業開放派(規制緩和派)が風越と同期の玉木博文と後輩の片山泰介ら。
ドラマでは、産業開放派が悪役みたいになってますが、よくよくせりふを聞いてみると、保護派、開放派それぞれに理があり、どちらが正しいとも言えないところが興味深かったです。
官僚と政治家の攻防、日米の貿易摩擦、沖縄返還など現在につながる問題が次々と現れ、近現代史の復習という意味でも意義深い作品です。
役者さんがまたいいんですよね。
風越役の佐藤浩一さんはじめ、部下役の高橋克実さん、堺雅人さんら芸達者な人ばかり。
特に、池内信人(池田勇人)役の北大路欣也さんの大物政治家ぶりは圧巻。風越との激しいやりとりは迫力がありました。須藤恵作(佐藤栄作)役の長塚京三さんともども、ドラマに重厚感をもたらしていました。
一番おいしい役は、鮎川光大郎役の高橋克実さんですね。
病をおして、炭坑、繊維産業のために奔走する。情に厚く、弱い者の味方、しかも明るい。高橋さんの人格がにじみでるような名演技でした。
むなしさと、半世紀後の日本のゆがみが予想されるようなラストは余韻が残って、なかなかいい。
さて、ドラマのテーマ曲コブクロの「STAY」を練習しようかな。歌うの難しいんだな、これが。
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山の上の方で、なかなか上るのに難儀。
近くに水場があって、水の音以外には何にも聞こえません。
その中で、黙々と生い茂った草を刈り、お墓の周辺を清掃したのち、お供えをしてお参り。
ちょっと疲れたので、しばし近くの木陰で涼を取っていました。風が心地いい。
作業の合間、休息の時にも、故人のことが頭に浮かんできました。
涼やかな風の中に、故人はいるのかなあ、なんてぼんやりと。
はたまた、そばにひらひら飛ぶ黒いチョウの中か。
たまにしか、行かないけど、こんな時は、先祖から営々と受け継がれてきた大いなる流れの中にいる自分を感じます。
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相変わらず直射日光はきついものの、過ごしやすくなってきました。
きょうはシルバーウイーク2日目。関西なまり、九州なまり、関東弁と、人ごみの中に「そ」をたくさん聴きました。
少しずつ商品のことも分かってきたので、迷っているお客さんには、おこがましいのですが、アドバイスをしたりしています。
耳を傾けてくれて、喜んで商品を買っていかれるお客さんの姿を見ると、こちらもうれしくなります。
きょうは月に一度、高知大の学生さんが日曜市に店を出しています。
なかなか楽しそうに、お客さんの応待をしていました。
高知県内の特産品を集めてきて、販売し、何が売れたか、どんな年齢層が買っていったかのリサーチもしているそうです。
県外のお客さんにどういったものが受けるのか、調べる意味でも意義深いですね。
月に一回ということです。ほぼ毎週、日曜市に来て、店主さんたちとお話している学生さんもいるとか。
若い人の市の交流がもっと、もっと進んでほしいです。
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きょうの高知新聞1面には、いつものように、アンパンマンの作者、やなせたかしさんの「オイドル絵っせい」が掲載されています。
もう228回を数えているのですが、やなせさんの軽妙洒脱な文章は、とても読みやすく、いろいろなことに気付かされます。
今度、南国市にやなせさん作の「生姜地蔵」ができるそうで、アンパンマン石像と並んで来月3日から公開されます。やなせさんもセレモニーに出場し、自作の「生姜音頭」を披露されるそうです。
失礼ないい方かも知れませんが、90歳にして、このバイタリティ。見習わなくてはいけません。
そんなやなせさんと、「毎日かあさん」西原理恵子さんの「人生画力対決!」が最新号のビックコミックスペリオール(小学館)に掲載されています。先月、高知市のかるぽーとで行われた「まんが甲子園」会場にて、実現したものです。
この西原さんが著名な漫画家の面々と対決する一連のシリーズ。いつも楽しませてもらってますが、特に今回のは笑い転げてしまいました。
アンパンマン絵本の総発行部数は5000万部を超えるそうですが、「日本の宝、高知の至宝、やなせたかしさんを高知県人は無駄使(遣)いしている」という下り。
そうなんですよね。街を歩けば、やなせさんが作ったキャラがどこにいっても目につく。日曜市に行けば商店街振興のエスくん、ピーちゃん。人権まもるくんに、野菜キャラ…。
やなせさんはこのキャラを無償で提供していただいてるんですね。郷土のために。
香北町のアンパンマンミュージアムは、大盛況だし、高知県人はやなせさんには足を向けて眠れません。
それにしても、きゅうりのキューコさん、オクラのくらちゃん、なすナコちゃん、みょうがのミョウちゃん…。
まんまです。
サイバラの「なめとんのか、キャラ作り!」のツッコミがおかしい。
破天荒でありながら、愛嬌(あいきょう)のあるこのお二人。高知の風土が生んだ「偉大な変人」と言えるのではないでしょうか。
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滅びたものを復活させ、その罪を償う義務がある。
罪滅ぼしにこそ金を使え。
これは歴史からの指令である。
(9月6日付 日本経済新聞 島田雅彦 「富豪と世捨て」)
※作家の島田雅彦さんのコラムの言葉。つまり、お金持ちは、お金を自分のところにずっととどめ置いたり、自分のためにのみに使わず、社会に還元せよということですね。
「文化成熟度は元が取れそうなカネの使い方よりも、どれだけ多様な、風変りなカネの使い方をしているかに現れる」
「昔の金持ち、権力者はしばしば、失われた神仏を買い戻し、寂れた寺や神社、忘れられた儀式の復活、人のいなくなった村や荒れた野山の再生にカネを使った」
世界で1、2を争う大富豪ウォーレン・バフェットは、投資で人並みはずれた利益を出していました。
彼は自分の戦略と予想を試し、成果をあげることのみを楽しみにしていた気配がうかがえます。
例えていえば、自分の読み通りにポイントがたまるのが、うれしくてたまらない子どものようなところがある。
ただ、そんな彼も、同じく世界一といっていい大富豪のビル・ゲイツが起こした福祉財団にこれまで築き上げた富を大量に寄付しました。
欧米やインドには、持てるものが持たざる者に喜捨するのが当たり前という風潮があり、それに基づいたものなんでしょうね。
バフェットやゲイツのような「資本主義の覇者」とまではいかなくても、そこそこの小金持ちになり、社会のためにお金と時間を使うという生活をしてみたい、つくづく思います。
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きょうの高知市は秋晴れの天気。といっても、太陽光線はまだ夏ですけどね。
高知の夏は長いんだあ(またまた津軽弁。好きです)。
高い天の下、もちろん木曜市は開かれていました。
くっきりすっきり、目線を上に上げれば高知城の天守閣が、青空にぽっかり浮かんでいます。
うーん。風が気持ちいい。
例によって店主さんたちとお話。
最近は、まとめ買いが少なくなったとか。おいしいもの、高いものを少しだけ、買っていって味わうのが今風らしいです。
「昔は10キロのミカン箱、まとめてこうていく人も、いたね。くだものなんて、箱ごと飛ぶように売れよった」と店主さん。
確かに以前は、ミカンは箱ごとあって、好きな時に取り出して、食べていたような気がする。食べ過ぎで、手足が黄色くなってましたけどね。
周囲に戦中戦後の飢えを経験した人がまだたくさんいて、なんとなく、今ここで、食べておかないと、いつ食べらるか分からない、という雰囲気が漂ってました。
その影響でしょうか、とにかく、「今ここにあるおいしいものを腹一杯いただく」のが幸せと感じて生きてきたのですけど。
次は先日東南アジアに行ってきた別の店主さんの話。
なんでもホテルの朝食バイキングの時に、日本の親子を見かけたそうです。
その男の子は何にもせずに、ぼーっと母親が食べものを持ってくるのを待っていた。男の子っていっても30代だそうですが。
うーん。普通バイキングだったら、どんな料理があるのか、興味津々で、皿に好きなものをどんどん盛り上げていって、食べ終わったらまた次へ。
あんまり大量に取りすぎたら、おなかがいっぱいになるから、少量他品目で味わい尽くす…ってのが常道だと思っていたのですが。
今の日本はありとあらゆる食べ物があって、ありがたみがなくなってしまったのでしょうか?
東南アジアでは、ちょっと街はずれに行けば、日々の糧を得るのに苦労している子どもたちがいっぱいいるのに。
3度3度のごはんをちゃんと食べられる国っていうのは、そうはありません。
海外旅行へ行ったら、観光地めぐりやブランド物を買うだけでは、もったいない。動き回って「世界の現実」を少しでも見た方がいいと思うんですけど。
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野菜、漬けもの、うなぎなどの焼き物など、日曜市には、さまざまな香り、においに満ちています。
視覚はもちろんのこと、嗅覚も非常に刺激されるのですね。
その中にほのかに漂うのが、木の香り。
森林からでてきた人の記憶からか、「木の香」に包まれていると、気分が落ち着きます。
歩くと、さまざまな木工品に出会うことができます。
そして鳥のさえずりも。
日曜市6丁目北593番の中川康之亮さんは、シジュウカラやホオジロなどの声を自ら作った笛で巧みに表現します。
ほんものそっくり。
中川さんの耳がいいので、生まれ育った香美市の山々に生息する鳥の声を正確に表せるんでしょう。
木のにおいと、鳥の声。
日曜市には、高知の森林が歩いてきて、ちょこねんと座っているという趣があります。
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高速道効果もあるので、観光客が増えているのかなと考え、店の方に聞いてみると、「そんなに増えてない」とのこと。
近くにホテルも多いので、お客さんもたくさん訪れていると予想していましたが、意外でした。
しかし、来年からは大河ドラマ「龍馬伝」が始まるので、龍馬の生誕地に近いこのスポットは、にぎわいをみせることでしょう。
市では、お孫さんを連れているお年寄りを見かけました。
散歩がてらなんでしょうが、こどものころから、市の品物や人々に親しむのは、情操を養う点でもいいことでしょうね。
一つ気にかかったのは、桑尾万寿喜さんがお店を休まれていたこと。
膝の具合が良くないらしく、心配です。
あの笑顔に会えないと、ちょっと物足りないんですよね。
回復されて、またお話できるのを楽しみに待ってます。
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アトムのような人間型ロボットという発想の背景に、「無抵抗の抵抗」を貫いたガンジーの面影が宿っていたとは、本当に驚くほかない。
(9月14日付高知新聞18面宗教学者・山伏哲雄さんの「原論」)
※きょうの高知新聞朝刊「原論」に山伏哲雄さんの「機械化していったマイケル」と題した評論が掲載されています。
山伏さんはマイケル・ジャクソンの「スリラー」の自動人形のようなダンスを例に取り、「人間のロボット化」とそれに類する日本の「能」を連想します。
そして、「彼(マイケル)はダンスによって身体を鍛え抜いてマシンそのものに成り代わり、同時に生来の顔を捨て、人工的で奇妙な白い顔を自分のものにしていった」。
それとは逆なのが、手塚治虫の「鉄腕アトム」。
山伏さんはアトムに「人形浄瑠璃」を想起し、「単なる木偶(でく)が衣装をつけ、振り付けやせりふで表情に血を通わせ、人間の身体へと変化させるドラマ」だと指摘します。
確かに、アトムには「人間になりたいピノキオ」が感じられますね。そして良心を持っている。人間よりもピュアな人間とも言えます。
手塚さんがアトムを描いた当時、深刻だった米国の黒人差別問題が背景にあります。
その問題を仮託して、人間によるロボット差別を描きました。
その根底にガンジーの「非暴力、不服従」「無抵抗の抵抗」の思想があったと、初めて今回の評論で知りました。
確かにアトムは、暴力的だけど、それは悪いロボットに対してだけ。人間に、暴力を振るうことはありません。
彼は人間のために尽くし、それがロボットの人権(ロボット権?)をうたったロボット法につながっていく。
人間の良心と情に訴え、権利を取り戻していく手法は、確かにガンジーやキング牧師と似通っています。
マイケルの活躍は黒人への差別意識の払しょくに一役買ったと思うけど、彼の度重なる整形は、差別が、いかに深い心の傷になっていたかを表しているような気がします。
機能美のダンスと歌で一世を風靡(ふうび)したマイケル。彼もアトムのように、再び「人間」への道を目指せば、若くしてこの世を去ることもなかったろうに、と考えると、残念です。
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直訳すると乾いた霧。「霧はフォッグ(fog)じゃないか?」という質問をされる方はすばらしい。
フォッグは濃霧、すなわち濃い霧で、ミスト(mist)はうすい霧。
霧が乾いている?
そう、細かい粒子の水を霧のように噴射して、蒸発する時の気化熱を利用して、冷房するシステムがドライミストです。
水の粒子が小さいので、濡れることがないんですね。
2度から3度温度が下がるそうで、エネルギー消費が家庭用エアコンの20分の1で済むことから、エコ冷房として、注目されています。
このドライミストを高知で初めて導入したのが、前に紹介した上町池澤本店さん。
仕掛け人は「おもしろいこと何でもやってやろう」という池澤秀郎さんです。
アメリカのオバマ大統領も環境に優しい産業を創出しようと努力していますし、日本でも次期首相の鳩山由紀夫・民主代表が、温室効果ガスを90年比25%削減する目標を設定しています。
池澤さんの取り組みは時流に乗ったエコな考え方ですね。
天然の魚を食べること自体、たくさんの飼料(穀物)を使う家畜を食することに比べて環境に優しい。
魚を扱う池澤さんは、そういうところから、今回の試みを始めたのではないでしょうか?
濡れそうで濡れないドライミスト。話の種に、池澤本店をのぞいてみませんか?
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諸般の事情により、「日曜市ニュース」はお休みしました。来週からまた、がんばります。
日曜市を上から見てみると、屋根の上に銀色のビニールマットを敷き詰めているお店が目立ちます。
直射日光を遮る効果があるのでしょうね。
その向こうにはヤシの木。
東京から帰ってきて、ヤシの並木を歩いていると、やはり高知は南洋なんだなあ、と改めて感じます。
さて、きょうは、街中から音楽が聞こえてくる。
なぜかと思ったら、「ラ・ラ・ラ音楽祭」の日でした。
「なずなの目線」のなずなさんたちが力を合わせて、盛り上げようとしているイベント。
人数が集まっているところ、集まっていないところ、いろいろありましたが、演奏者も聞いている人も和気あいあいと、音楽を楽しんでいました。
雨が降らなくてよかったですね。
日曜市ともども、これからも高知の活力の一つになってほしいです。
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その電車の中で、「遠足に行こう」と呼び掛けるポスターを見かけました。
真中にいるのは高知市出身の広末涼子さん。
東京の街を歩いていると、彼女が出ている広告をよく目にします。
彼女の出演した「おくりびと」がアカデミー賞外国映画賞を受賞したこともあって、最近よくテレビや映画に出てますね。
京王線に「高尾山口」という駅があります。高尾山は山歩きを楽しむ行楽客が多く、世界一の登山者数を誇るとか。
まだ高尾山には登ったことはないですけど、高尾山口には、何度も行ったことがあります。
学生時代、この京王線沿線に住んでいたんです。
新宿から電車に乗ってついつい眠り込んでしまって(電車の揺れは、眠りを誘うんです)、気がついてみれば、とうに自宅は通りこし、高尾山口に着いている。
また電車が走り出し、ついうとうとしているとまた乗り過ごして新宿へ。
そして、また寝ていたら、いつのまにか高尾山口へ。
そして、また眠って、気がついたら新宿に着いていた、などというばかなことを繰り返したことがあります。
ポスターは若い女性同士「気軽に山へ行こう」と誘っていますが、最近のエコ、自然ブームに乗って、若者にもこういった形で電車を利用してもらおうというキャンペーンなのでしょうね。
今度、東京に行った際には、高尾山口から一歩外へ踏み出して、実際に登りにいってみようかなと考えています。
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今をときめく鳩山家の元居宅、東京・文京区音羽にある鳩山会館を訪ねてきました。
ミーハーは私だけだと思っていたら、たくさんの人、人、人。
「政権交代の波」はここにも押し寄せているようです。
この洋館を建てたのが鳩山一郎。自民党の初代総裁で、首相経験者です。
麻生太郎・自民総裁の祖父は吉田茂。彼は自民党のルーツの自由党を率い、戦後5回首相に任命されました。
鳩山一郎の孫が鳩山由紀夫・次期首相。吉田と鳩山は保守の大立者で、リーダーの座を争いました。
今回の総選挙は、二人の孫同士が政権交代をかけて争い、祖父の一郎が生みの親で、長きに渡って政権与党の座についていた自民党に由紀夫氏が土をつけた、ということになります。
とても劇的で歴史の皮肉を感じますね。
鳩山会館は、自由党、自民党の草創期の舞台となった歴史的建造物といえます。
前に書いた岩崎弥太郎の岩崎邸と違い、案外と小さい。高台にあり、大きな庭もありますが、岩崎邸のスケールにはとうてい及びません。
興味深かったのは、鳩山一郎の書棚の中に、クーデンホーフ・カレルギー関連の著書がたくさんあったこと。
この人の母親は日本人のクーデンホーフ・光子(旧姓・青山ミツ)。オーストリア・ハンガリー帝国の貴族、クーデンホーフ家に嫁ぎ、カレルギーは東京で誕生しました。
カレルギーは「ヨーロッパをひとつに」という「汎ヨーロッパ主義」を唱えた人ですが、彼の考え方は、「欧州経済をひとつにする」ユーロ通貨の誕生につながっていきます。
日本人の血が混じっていることが、カレルギーにグローバルな視野を持たらしたといえそうです。
余談になりますが、私の「洋画ベスト3」のひとつは「カサブランカ」。
主演のリック(ハンフリー・ボガート)のシブさと潔さにはずっとあこがれています。
リックの恋敵として、イルザ(イングリッド・バーグマン=知的で、ため息が出るほど神々しく、美しい)を争うのが、ナチスに追われるレジスタンスの闘士、ラズロ(ポール・ヘンリード)ですが、このラズロのモデルがカレルギーなんですね。
鳩山一郎はカレルギーと会ってその「友愛」思想に感銘を受け、カレルギーの著作を翻訳して日本に紹介しています。
鳩山由紀夫氏のキャッチフレーズ「友愛」のルーツをたどると、「汎ヨーロッパ」のカレルギーに行きつく。歴史の面白さと、奇縁を感じます。
21世紀はアジアの時代になるのは間違いないと思われますが、由紀夫氏には、カレルギーの友愛思想を受け継いで、日本の首相として、平和的な「汎アジア主義」を目指してほしいです。
鳩山会館の庭園を散策しましたが、風が心地よく、気持ちがとても落ち着き、ほっとする場所でした。
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よく利用している東京駅。ふだんは見過ごしているのですが、気になるプレートを見つけました。
「浜口首相遭難現場」のプレートです。
昭和5年(1930年)、11月14日午前8時58分。東京駅のプラットホームを歩いていた浜口雄幸首相は、一発の銃弾に倒れました。
浜口首相は、高知出身の唯一の宰相(宿毛出身の竹内綱の5男である吉田茂は東京生まれで、養子に出されているので、正確には高知出身ではありません。選挙区は高知だったですけど)。
日曜市が並ぶ高知市の追手筋にある追手前高校。その前身である旧制高知中学を出ています。
彼は金融恐慌のさなか、金解禁を断行し、軍縮を推し進めました。
典型的な「いごっそう」(土佐のがんこもの)。信念を貫く人だったので、軍縮に反対する右翼に撃たれることになりました。その傷がもとで、翌年の8月に亡くなります。
一時回復するのですが、療養していた浜口首相を登院要求し、無理やり国会に立たせたのが政敵の政友会の鳩山一郎。次期首相就任が確実な鳩山由紀夫氏のおじいさんですね。
撃たれた時に言った言葉が「男子の本懐」。信念を貫き通して、撃たれたならそれは本望だ、ということです。
明治に自由党を率いていた同じ土佐出身の板垣退助が岐阜で遭難したときに「板垣死すとも、自由は死せず」と発した言葉と響き合います。
ひょっとしたら浜口は同郷の板垣を意識していたのかも知れません。
当時の状況での「金解禁」の経済政策については、賛否両論ありますが、軍備を削減して、国民負担を軽減する施策に活用しようという政策は国民の圧倒的な支持を受けました。
浜口の生涯は城山三郎さんの小説「男子の本懐」(新潮文庫)に詳しいです。
料亭政治など排除するなどして、根回しを嫌い、直球勝負で、理想にまい進する姿は、土佐人気質のよい部分が現れたものではないでしょうか。
浜口や彼の盟友、井上準之助へのテロや続く5.15事件、2.26事件などで勢いを増した軍部に主導され、日本は太平洋戦争に突入していくことになります。
このプレートの前から日本を破滅に追い込む戦争への道がつながった、と考えると感慨深いです。
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きょうの東京はずいぶんと涼しかった。
曇りぎみで、時折雨が降ってきました。
会合まで少し時間があったので、いつものように八重洲へ。
電光板が点滅する株価ボード。よくテレビで、株価の変動があった時に撮影される場所です。
手帳に熱心に数字を書き写している男性発見。
熱心ですね。株価はネットでチェックすれば、すぐ分かるし、株価は刻々変動するのに。
定時に定点観測しているのでしょうか。
でも、こういうアナログ的手法、嫌いではありません。きっと自分なりの理論を確立されているんでしょうね。努力が実を結びますように。
となりの八重洲ブックセンターでは、これまたいつも出会う二宮金次郎像。
まきを背負いながら、読書するの図。
株価なんか、気にしちゃだめ。勤勉第一です。と、訴えかけているようで、面白い。
中へ入っていつもチェックするのが、新刊本、はやっている本のコーナー。
政権交代があったばかりなので、政治本が多かったです。
至福感を感じながら、ゆっくり見回りたかったのですど、時間があまりなく、さっと見て、一冊だけ購入。
松岡正剛さんの「多読術」(ちくまプリマー文庫)。本読みの達人の秘密にこれから迫っていきます。
移動しながらの空き時間を見つけての読書は、また格別楽しいです。
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きょうの高知新聞夕刊1面に、発展途上国の貧困削減を目指すファンド「カンボジアONE」の募集が始まったとの記事が掲載されています。
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090701000945.html
バングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏が始めた「マイクロファイナンス」の手法を使い、低所得の人々に少額資金を貸し出す日本初のファンドだそうです。
ファンドはカンボジアのマイクロファイナンス専門機関に出資し、その機関がカンボジア国内の農民や事業主に融資します。
マイクロファイナンスは、無担保低利で貧困者にお金を貸し出すことで、彼ら、彼女らの事業をサポートし、自立を支援する仕組みです。
このシステムで貸し出しを行っているのが、ユヌスさんの創始した「グラミン銀行」。銀行員が毎週集会を開き、お金の使い道や返済の計画について個別にアドバイスを行なっています。
返済率は98%。計画性さえあれば、収入を確保し、きちんと事業として成り立っていくんですね。
貸し出すのは主に女性グループ。男は使っちゃうらしいんですね。
途上国への寄付も必要でしょうし、寄付する志は尊いとは思いますが、寄付は個人的には好みではありません。
貧しい人たちにお金をあげても、一時的にはしのげるかもしれませんが、また元の木阿弥になるし、政府に横取りされる可能性も高い。
教育の充実とか、このマイクロファインナンスは、途上国の人たちが自立するシステム作りに寄与するわけですから、生きたお金の使い方だと思うわけです。
ということで、勉強するためもあって、このファンドに少額ですけど、出資することにしました。
1口3万円で、運用期間は3年。この機関の収益が08年並みなら、年2・8%程度の利回りになるそうです。日本の銀行預金よりも利率はいいですが、為替リスクはあるし、もちろん元本は保証されません。
でも、「いいかっこしい」を承知でいえば、これで損をしてもかまわない。
たまには「生きたお金の使い方」をしてみようじゃありませんか。みなさん!(鳩山由紀夫風に)
しょせんは「慈善」ならぬ「偽善」かもしれません。でも、偽善でも動かないよりはましだと思います。
このファンドの賛同者は→こちらまで
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写真のように、大きいんですよね。
日曜市では、高知県外のお客さんから「これ、どうやって食べるの」という質問が多いそうです。
食べるのはイモの部分ではなくて、茎。
横に切ると、小さな穴がたくさんあります。この穴のシャキシャキするところが、食感の面白さです。
酢の物や、煮物、サラダなどにします。
それと、田舎ずしでも使います。
リュウキュウという名前から推察するに、沖縄(琉球)が原産なんでしょうか。
イタドリといい、リュウキュウといい、高知県には、あまり県外の人が食べないものがありますね。
やはり、昔から経済的に豊かではないので、何でも食べるようになったのかも知れません。
しかし、もともと物なりがいい土地柄なので、食糧不足になった時には、いいかもしれません。
海で魚を釣って、山野で食べられるものを取ってくれば、生きられる。
貧乏だけど、自然の幸がいっぱいあるって、すてきなことだと思います。
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昨日の日曜日、台湾の李登輝・元総統が高知へいらっしゃってました。
司馬遼太郎さんと親交が深く、龍馬への関心が高いそうで、「指導者を育てる上で、龍馬は大きな刺激になる」と桂浜の龍馬像と龍馬記念館を見学しました。
李さんは、京都大学農学部に在籍したこともあり、日本語も達者。
1988年から2000年まで台湾の総統を務めました。
台湾の近代は、日本の支配下に置かれた戦前戦中があり、戦後は中国共産党から大陸を追われた蒋介石の国民党支配へ。
以前に台湾に住んでいた人は「本省人」(主に福建省から渡ってきた人たち。私のメンターの一人、邱永漢さんも内省人。ただし母親は日本人)、蒋介石とともに台湾に渡ってきた人が「外省人」といわれて、深刻な対立が起きます。
以前、台湾に行く機会があったときに「本省人」の方に話をうかがい、対立の根深さに、がく然としたことがあります。
内省人出身で、総統まで上り詰めたのは、李登輝さんが初めてで、それがのちに、本省人中心の民進党への政権交代につながっていきます。
基本的には本省人は中国からの独立派が多いのですが、最近、大陸と経済関係が密接になる流れの中、再び国民党が政権を取り返しています。
李登輝さんは本省人と外省人の対立の中で、苦労されてきただけあって、しぶとく、柔軟性を持ち、行動力と知性を兼ね備えた政治家です。
独立派の巨頭として、中国ににらまれているけど、世界中の政治家を見渡しても、米大統領のオバマさんや中国国家主席の胡錦涛さんと同じく、傑出した人物の一人であると思います。
前置きが長くなりましたが、李さんのコメントは
「龍馬先生は近代化日本を指導した天から降りてきた人。精神的偉大さに頭が下がる一方です」
「高知みたいな田舎だからこそ、龍馬みたいな偉大な人が出てきた。龍馬が東京(江戸)に生まれたら、あんな活躍はしていませんよ」
高知県人として、うれしくなるお言葉。
高知は、こういう風土だからこそ、ユニークな人材にはこと欠きません。横の連携さえできれば、大きな力になっていくと思います。
李登輝さんには、ぜひ日曜市にも来てほしかった。龍馬を生みだした高知の活力の一端が見えたのに。残念!
※toyo_ykさんのご指摘を受け、「内省人」を「本省人」に訂正させていただきました。御礼申し上げます。
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照りつける太陽が容赦なく肌を刺します。
きょうの日曜市も暑かった。
南北に並ぶ店の間を通る道を息を切らせながら歩いていると、店と店の天井を渡す屋根が突然現れました。
ビニール製の即席屋根。
太陽の光がさえぎられて、風を感じて、ちょっぴり清涼感を感じました。
そして、乱反射する光がきらきらと輝いて、天の川みたいです。
しばし上を見上げていました。
夏は影を作り、雨の日には、お客さんを雨から守る。
「おふくろさん」(川内康範作詞、猪俣公章作曲)みたいですね。
日曜市の屋根の真実。いつかは、世の中の傘になり、愛を灯したいなあ。
きょうの気分は演歌です。
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「あのゆりっちの土佐日記」のゆりっちさんが、夢を形にする一歩を踏み出しました。
彼女の夢は、おしゃれで、買った人を楽しませるベビーシューズを作り、世界へ販売すること。
彼女の熱い語りは、こちらをわくわくさせてくれます。
ゆりっちさんが、すごいのは、靴の制作業者さんに日参し、思考錯誤を重ねながら、夢を現実に近付ける努力をしていったこと。
彼女の熱意に、制作業者さんも意気に感じていろいろなアイデアを提供してくれるようになってきたそうです。
そしてとうとう先行販売の一品が発売されました。
題して「モータースポーツ×ベビーシューズ」。
彼女のおうちは熱狂的なモータースポーツファンなので、まずはそこから。
ちょっとコアだけど、自分が作りたい、興味のあるところから始めてみる。
これ、すごく大事なことですよね。
モチベーションが上がるし、自分自身に納得がいく。
深く掘れば、泉が出てくる。何でもそうですが、堀抜けば、普遍的なものにぶち当たると思います。
この作品を起点に、これからさまざまなアイテムが登場してくるそうで、楽しみです。
刺激になるなあ。自分ももっと動かなくっちゃあ。
「夢の形の一歩」ぜひのぞいてみてください。
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「女の子ものがたり」の感想文を脱稿。あすの高知新聞夕刊に出ますので、よろしければ、高知県内の方は読んでいただければ、うれしいです。
同じく西原さん原作の「パーマネント野ばら」の撮影が宿毛市で始まりました。
主演の菅野美穂さんは「『地元の人に東京から一番遠いところへようこそ』と言われた」そうですが、そうなんですよね。高知市の西南部は、空港から遠いので、時間的には最も遠いところかも知れません。
仕事の関係で、宿毛市のおとなりの土佐清水と高知市とを以前、何度も往復してましたが、車を運転すること片道3時間半。遠いんだあ(と、なぜか津軽弁)。
以前、日曜市の取材で海産物を売っている中野利幸さん(キビナゴケンピ、おいしいです)を訪ねたことがありますが、中野さんのお宅はロケ地の近くの大月町橘浦です。
ほんとに静かで、鳥の声が響いていました。魚がたくさん取れて、食に苦労がなかったら、桃源郷みたい。
ロケが行われている小筑紫町の栄喜も、同じ雰囲気だと思います。
夜須町で撮影された「MAZE」もそうでしたが、役者さん、スタッフと地元の人々の交流は双方に豊かな実りをもたらすことでしょう。
宿毛や大月、土佐清水の方々の人情の厚さには、太鼓判を押せます。
時間がゆっくりと流れて、本当にすてきな所なんだあ。
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物もないが、
未来があった時代
(高知新聞朝刊24面 金婚夫婦が振り返る50年前の1票)
※きょうの高知新聞朝刊では、金婚式の特集をやってます。
普段とは切り口をちょっと変えて、「50年前の1票」を振り返っています。
半世紀前の総選挙。昭和33年、昭和35年に行われていますが、ちょうど映画「3丁目の夕日」、ドラマ「官僚たちの夏」の時代ですね。
吉田茂に、林譲治、仮谷忠男と、そうそうたる名前が並びます。
当時のことを振り返った金婚夫婦のみなさんは、一様に「昔の政治家の言葉には力があった」。
映像で見る限り、確かに演説は上手だし、聴衆を引きつける魅力がありますよね。
奈半利町の有沢正浩さん、智恵さんは所得倍増計画が発表され、高度成長期へ突き進む前夜の様子を「いよいよ日本再生だと、国全体が希望に燃えていた」と話します。
そして「道は悪く、物もないが、未来があった時代」とも。
当時は自民党の黄金期に連なる重要な分岐点。
おりしも先日の総選挙では、自民の長期政権に、終止符が打たれました。
「成長期の子ども」だった半世紀前の時代とは違い、課題山積ですが、「未来がある時代」にもう一度戻さないといけませんね。
政治家任せでなく、国民一人一人が、積極的に考え、行動しなければならない時が来ていると思います。
※写真は1959年4月の日曜市です。
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映画の「感想文」を書いている関係で、頭の中は「女の子ものがたり」ばかり。
先日の舞台あいさつのコメントを入手いたしましたので、主演の深津さん、原作者の西原さんの分を掲げておきます。
深津絵里さんは優等生的。来年公開予定の「踊る大捜査線3」が楽しみです。青島とすみれさんは結ばれるのかな?
これに対して、西原さんの変化球はさすが。自分の分身を演じてくれたので、「深津さん初の汚れ役」ですか。「叩き上げ」も面白い。
深津絵里さん:
「とにかく原作に出会えたことが幸せで、しかも映画に参加できたのはラッキーで恵まれていると思います。演じる上では原作の素晴らしさを少しでも損なわないように気をつけましたが、西原先生のご自宅にもお邪魔して、どんな生活をして、どのようにして漫画を描いているかを見学させてもらいました。
(「今後の女優としての目標は?」)
決めてしまうと窮屈になるので、マイペースに、自分の足で踏みしめながら頑張りたいと思います。今日から映画がどのような道を辿るか楽しみです。皆さんのお顔を拝見したら、映画を気に入ってくれたのかなと安心しました。もしよかったらまた観に来て下さい」
西原理恵子さん(原作者):
「原作を何年前に描いたのかすら忘れてしまったのですが(笑)、また新しい視点で観ることができて幸せでした。原作は、みっともない青春を描きたくて描きましたが、女優さんたちが頑張ってくれたので凄く良かったと思います。女優さんには、なかなか話してくれない方が多かったのですが、深津さんは沢山話しかけてくれました。若いのにしっかりしていて、『さすが叩き上げの方だなぁ』と思いました。初の汚れ役をありがとうございました(笑)』
女の人って、頑張れば何でもできちゃうんです。男性は仕事が無くなったらダメになっちゃう人も多いでしょ。そこか女性のすばらしいところだから、いつの時代の女の子も頑張ってほしいです。そういう気持ちを映画を観て感じ取ってくれたら嬉しいです。
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この映画はロケが愛媛県で行われたせいもあって、カットされていますが、入れてほしかったエピソードに「高知大丸のホットケーキ」の話があります。
西原さんがモデルの主人公の親友2人に、高知大丸で食べたホットケーキを語る。
親友2人は貧乏で、まだこのホットケーキを食べたことがありません。
このため、2人のリクエストに応えて、何度も、何度も甘い匂いや柔らかな食感について話すのです。
うっとりとそれを想像する2人。
主人公の中でも、ホットケーキがどんどん、どんどん大きくなる。
デパートに行ってレストランでホットケーキを食べることが、あこがれだった時代。昭和40年代。
今ではありがたみを感じる人は少なくなっていると思います。
でも、こんな手の届くところにあるささやかな幸せを目ざして、みんながんばってきたのではないでしょうか。
貧乏だけど、一面幸福な時代ですね。
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