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竜馬がゆく

暮れも押し詰まってきました。

このところ、龍馬の特集を携帯サイトでまとめようと、調べたり、歩いたりしましたが、その仕事も大詰めです。

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調べているうちに、貴重な史料に巡り合いました。

今から半世紀ほど前、1962年(昭和37年)の4月13日付の高知新聞朝刊の記事。
司馬遼太郎さんが初めて高知を訪れ、「竜馬がゆく」の取材をしたという内容です。

司馬さんはそれから二カ月後の同年6月21日から産経新聞での連載を始めていますので、直前にイメージを固めるために来高したのでしょう。

御承知の通り、「竜馬がゆく」は、大ベストセラーになり、今でも読み継がれています。
この作品が世に出る前には、龍馬は幕末史でも比較的地味な存在でした。

それが、一躍、ヒーローになり、維新回天を推し進めた人物として脚光を浴びます。

坂本龍馬が歴史上の人物の中で、常に人気のトップクラスを保っているのは、司馬さんが痛快で魅力的な龍馬像を創造したおかげです。

評論家の縄田一男さんは「戦前の青年の理想像は宮本武蔵、戦後は坂本龍馬」と、おっしゃっています。

武蔵はもちろん吉川英治さんの小説から。龍馬は「竜馬がゆく」の影響ですね。

戦前のヒーローがストイックで求道的、戦後のヒーローが開明的で開放的なのは時代のせいでしょう。

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「竜馬は維新の志士の中でも作家(司馬さん)が一番魅力を持つ人物だ。つまり、オーソドックスな偉人ではなく、万人に一人といえる近代的センスの持ち主…という意味でだ」

高知新聞のインタビューに司馬さんはこう答えています。

小説中でも「この時代、日本人は坂本龍馬だけだった」と書いているとおり、龍馬を大局的な立場に立って物を見通せる近代人としてとらえているのですね。

「薩長同盟、大政奉還は龍馬が一人でやった」という史観にはもちろん異論があります。

でも、民主体制を目指したり、株式会社を初めて作ったり、法律(万国公法)を重んじたりする点をみると、140年前の日本で、数少ない現代的感覚の持ち主であったことは間違いありません。

でも周囲には受け入れられなかった。

現在、100年後の世界観を持っている人がいたとしたら、たぶん世の中からはみ出していることでしょう

龍馬をヒーロー視してカタルシスを感じるのも、「歴史への入口」としてはいいかも知れません。

しかし、もう一歩奥へ進んで、幕末の歴史を自ら学び、龍馬の史実を確かめることで、ひょっとしたら未来への指針が得られるのではないかと考えています。

そのためには史実とフィクションを混同せず、龍馬のように柔軟な思考でいることが大切でしょう。

えらそうにいっても、まだまだ学習が足らないんですけど。まあ、楽しみでぼちぼちやります。

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