
みちのくな日々(4)「つゆ焼きそば」をつゆ知らず
青森の友人と電話で話をしていて、「アリエッティの館」がある盛美園にいると言ったら、「その近くなら○○焼きそばが、おいしいですよ」とのこと。
○○の部分が聞こえなかったので、聞き返すと、どうも「ふゆ」と、いっているらしい。
夏なのに、「ふゆ焼きそば」とは、これいかに。
首をかしげていましたが、まあ、地元の人に聞くのが一番手っ取り早い、と覚悟を決めて田舎館へ。
この田舎館(いなかだて)という地名の響き、とても潔く感じられて、心地よい。
そう、田舎は田舎。
平成の大合併で、おしゃれな地名というか、何か勘違いしている地名がたくさん生まれましたが、「田舎じゃて!」(「田舎館」)と言い切るきっぷの良さ。
勘違いしている「地名」には、田舎館の爪のアカでもせんじて飲ませたいですね。
「田舎館」については、近日(あしたといわない、慎重さ。リスク管理能力を誉めてほしい)報告します。
その田舎館に、あったのです。
メニューの中に「ふゆ焼きそば」じゃなくて、「つゆ焼きそば」が。
うん?焼きそばにつゆ?
なんと、焼きそばがつゆの中におさまっている。
食堂のお客さんたちが何やら、ラーメンのようなものを食べていると思ったら、ちょっとめんが太い。
近くにいるとソースの濃厚なにおいが立ちこめています。
めっきりソース味に弱い私。すなわち焼きそばソースの魅惑に抗しがたい私。
で、早速注文することに。
汁の中に入っているのは、ほんとに、ほんとに焼きそばなんです。
その汁。ソースとかつおだし(だと思った)が絶妙のハーモニー。
焼きそばがからまると、これがなんとも、豊かな味。
汁もたくさん飲んじゃった。
青森の人って、味の天才ですね。こんなこと考えつくなんて。
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