
2010年9月アーカイブ
昨日は、高知市のかるぽーとで行われた加藤登紀子さんのコンサートへ行ってきました。
「琵琶湖周航の歌」「難破船」「Lemon」「愛の讃歌」「君が生まれたあの日」…。
好きな歌、いい歌、たくさん聴かせていただきました。
そして、「百万本のバラ」「知床旅情」の会場との合唱では、深く同調しました。
加藤さんの歌声は、聴く人の心に静かに下りてきて、共鳴を始めます。
その共鳴に身をゆだねていると、だんだん心地よくなってくる。
歌と歌の間の語りも、無駄がなく、リズミカル。
最近、彼女は「男情歌」というアルバムを出しました。
男の情けの歌。
コンサートで加藤さんは、「男の気持ちが分からない。男の気持ちが知りたくて、男の歌を歌ってきた。作ってきた」とおっしゃってました。
でも、彼女の歌を聴いていると、歌の中に「男の中の男」を感じるのだけどなあ。
特に好きな加藤さんの「蒙古放浪の歌」「紅もゆる」「酒は大関」などは、歌そのものの力もあるのだろうけど、「自分の中の男」を目覚めさせます。
たぶん、彼女の中に、潔く、勇敢で、粋な男性が住んでいる。
そんなことを感じながら、今夜も登紀子節にしびれているのであります。
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きょうの高知新聞朝刊26面に、土佐市の高岡高校の生徒が写真3300枚を使った巨大モザイク画を作ったとの記事が掲載されています。
坂本龍馬と、大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬を演じる福山雅治さんが並ぶ構図。
この2人を向かい合わせるという発想自体が、柔軟ですばらしいですね。
桂浜をバックに「2人の龍馬」が並び立つ形にセンスを感じます。
この写真1枚、1枚が地元の風景や学校の光景などを撮影したもの。
地元や母校に対する生徒たちの気持ちがぎっしり詰まったモザイク画です。
福山さんにもぜひ見てほしいですね。
高校生たちの「柔らか頭」に脱帽です。
こんな例を見ていると、「高知のわかいし(若い人たち)」には、発想力とか想像力とかが、豊かに備わっているのではないかと、思ってしまいます。
身びいきかも知れないけど。
土佐市高岡町も自然に恵まれているところ。
この豊かな自然が、彼ら彼女らの発想や、スケールの大きなこの企画実行に影響を与えたのではないかと、おんちゃんは妄想をたくましゅうしています。
周囲に自然があると、感受性が豊かになるきに。
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わしゃ、銀座に店を出したぜよ!
きょうの高知新聞によりますと、東京・銀座のアンテナショップ「まるごと高知」のPRはがきができたそうです。
計3万枚。
高知県内で県が無料配布するそうで、50円の切手を貼って、首都圏に住む知人たちに送ってもらうとか。
このハガキを持って行くと先着700人に、「姫かつおスティック」などをプレゼント。
土佐清水にゆかりのある私にとって、このスティックはお気に入りです。
はがきには、龍馬が写っており、吹き出しの部分に、さまざまなメッセージを入れるんでしょうね。
開店当初の熱気がいちおう静まったころに、もう一押しというこの企画。
確かに高知県外の人々に「まるごと高知」の目に触れる機会は増やした方がいい。
ただ、このハガキ、やや「くどすぎる」のでは?
「銀座に店を出した」。「高知は熱うなっちゅう」。「大河ドラマ『龍馬伝』の本場へ行こう」…。
日曜市の良さは、お客にこびない点。「ものはえいき、買いたい人だけこうて」という態度です。
しつこくない。
高知県としては、「売りたい」気持ちをぐっと抑えて、「まあ、こうて(買って)くれるやったら、ありがたい。もっていきや」という態度を取った方が、いごっそうらしい気がするがですけんど。
よく県外の観光客の方から聞くのですが、高知県外の朝市では、店主さんたちが、客を引きすぎて、それこそ、お客さんが引いてしまうことが多いそうです。
品(しな)はえいがやき。
売らんかな、ではなく、どーんと構えて、「ほしかったら、売っちゃってもかまん」くらいの気持ちで臨めばいいのでは。
もちろん市(いち)のおばちゃんと同じく、接客態度は丁寧に。
みなと同じことをしていても、目立ちません。
どうせ、土佐人は商売が下手ながやき、下手は下手なりのやり方でいってはどうでしょう。
さらに「日曜市のおばちゃん空輸計画」も、お忘れなく。
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NHKの連続テレビ小説、「ゲゲゲの女房」が終わり、きょうから「てっぱん」。
高視聴率を誇った後番組だけに、やりにくいでしょうが、私の大好きな街、尾道が舞台なので、ちょっと期待。
先日、朝日新聞の「be」で、歴代のヒロインのランキングが出てました。
1位は「おはなはん」。
何世代にもわたって語り継がれているのでしょうね。
あと、「ちゅらさん」や「おしん」、「ゲゲゲの女房」などが上位に。
意外だったのは3年前に放映された「ちりとてちん」の「わかさ」こと清美さんが5位に入っていること。
この作品は、最近のテレビ小説では、出色の出来だと思っていたので、納得。
ちなみに「ちりとてちん」のテーマ音楽をピアノで弾いていたのが、「ゲゲゲの女房」の松下奈緒さん。
放映中の3年前からたぶんNHKの「囲い込み」ではないかとにらんでいましたが、やっぱりヒロインに。
ご存じの通り、連続テレビ小説は半年交代で、上半期東京制作、下半期大阪制作になっています。
東京制作は次回が井上真央さん主演。
このところの東京制作のヒロインを並べると栄倉奈々、多部美華子、松下奈緒、井上真央と、いずれもある程度実績のある人というか、名が売れている人ばかり。
朝ドラといえば、オーディションで、新人を発掘するのが、「売り」なのに。
今回もそうですが、大阪制作は、きちんとオーディションして新人を起用しています。
心なしかドラマも、挑戦的な雰囲気が漂っているように感じます。
東京の方は視聴率を意識しているんでしょうか。
確かに見られるということも大事だけど、NHKはそんなに視聴率のことを気にせず、どんどん、新しい役者を見つけ出して、新しいドラマに挑戦してほしい。
このところのNHKは妙に「民放化」しているのが、気になります。
ただでさえ、民放ドラマは、どこのチャンネルでも同じような顔ぶればかりなのに、NHKがそれをまねする必要はないと思います。
「ちりとてちん」は放映時は、視聴率が最低だったのに、DVDの売り上げは歴代で最高だそうです。
ほんとにいいものは、いずれ日が当たる。
まだNHKには、いいものをじっくり作らせてくれる環境があると思います。
民放に比べればの話ですけど。
民放と違うところに、NHKの価値があります。
テレビの豊かさと多様性を保つためにも、NHKに踏ん張ってほしいです。
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きょうも朝から登城してきましたが、ちょっと肌寒いような気がしました。
やっと秋本番ですかね。
暑さ、寒さも彼岸まで。
空は秋の気配に染まっております。
きょうも人出が多かったです。日曜市。
金曜日を休みにすれば、秋分の日から4連休にできるから。お出かけする人が多かったのでしょうか。
それとも、秋の観光シーズンに突入したのか。
今晩放映の「龍馬伝」も残すところあと2月とちょっととなりましたね。
それでも高知名物、アイスクリンのお店はにぎわっており、こんな文句が店頭に。
「”おりょう”これが高知のアイスクリンぜよ」。
おりょうを高知に連れて来た龍馬のせりふなんですかねえ。
彼女と一緒に帰郷することを熱望していながら、果たせなかったことを考えると、せつない。
でも、「リョーマの休日」、高知での2人を想像してみると、楽しい。
そのころはさすがに、アイスクリンはなかったでしょうけど。
高知のアイスクリンはアイスクリームと違って、シャーベット状になっています。
このあっさりとした甘さは一度食べたら病みつき。
高知県外の方は、一度お試しを。
ほんまに、絶品じゃき。
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「ゲゲゲの女房」が最終回。
お父さん、亡くなるシーンはなくてもいいのでは?との思いが一瞬頭をよぎりましたが、途中で気が付きました。
ラストにあのシーンを持ってくるつもりだな、と。
夫婦が初めて出会った場面。つまり奥さんの実家の近くの安木で妖怪「べとべとさん」をやり過ごすシーンです。
それで2人して、安木に帰らなくてはならないのですね。
このため、お父さんの葬式が必要でした。
夫婦(めおと)道は、ずっと続いていくということを暗示させるラスト。
なかなかいいまとめ方でした。
この「ゲゲゲの女房」。始まった当初は視聴率がそれほどよくなかったようですが、尻上がりに見る人が増えていったようです。
「ゲゲゲ」の特徴の一つとして、ヒロインが職業婦人(古いなあ)でないことが挙げられます。
連続テレビ小説の主人公は、当初は外へ出ない女性が多かったのですが、徐々に彼女たちの職業を軸に、物語が展開するようになりました。
女性の社会進出と機を同じくしているわけですね。
「ゲゲゲ」でも、主人公が専業主婦という立場に引け目を感じるシーンがよく見受けられました。
「何もしてない」ような主人公が実は、家族を支えることで、すべてがうまく回転していくという物語の展開。
気付きにくいが、全力で家族をサポートする母、妻の存在が実は大きいということを前面に出した作品としては、最近ではこれも評判がよかった「ちりとてちん」がありました。
初めは「(専業主婦の)お母ちゃんみたいになりとうない」と言っていたヒロインが、「お母ちゃんになりたいんや」に変わっていく。
才能のある女性が家庭に入りこむことで、その才能が開花することがなくなるのは、社会にとっても損失です。。
でも家族を気遣い、すべてを受けいれる大地のような母になろうとする女性もまた、見事な生き方だと思います。
受動的能動といいますか、受けだけのようで、周囲を動かしている。
極めて「老子的」で懐が深い。
妻、母であり、さらに職業人たろうとする女性には、尊敬の念を禁じ得ません。
でもそれが当たり前だという風潮は、家に入る女性を軽んじる傾向も同時に引き起こしました。
「ちりとてちん」や「ゲゲゲの女房」の人気は、それがやや揺り戻されているのではないか。
そんな感想を抱きました。
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まだ暑いですね。
きょうは休日の木曜市。
風が強かったものの、店主さんと「どうしてこう暑いろう」という話に。
「まあ、今が8月の終わりぐらいかねえ」と店主さん。
四季のうつろいを、体に感じている生産者の言葉だけに、今年の気温の高さが、実感できます。
この店主さんによると、「暑くなるのは人間がぜいたくになったから」。
快適な生活を求めるあまり、エネルギーが多大に消費され、回り回って地球温暖化へ。
一理あるかも知れません。
エコ(地球環境)のためには、エゴをなくさねばなりません。
エゴからエコへ。
うん?なかなかいいコピーができた?
なにはともあれ、みっちゃんちで買ったラッキョウが楽しみ。
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月島・佃島を描いた本を見つけ、読了しました。
「佃島・月島游記―都会の島の物語」。
実際に自分がよく行くところだけに、引き込まれるように読んでしまいました。
たまたま東京で本屋さんに入って、何げなく書棚を見ていたら、目に止まりました。
こういうことよくあるのですが、本が呼んでいる感じがしたのです。
何て言うか、不思議な本。
筆者は佃島の来歴や由来をたどって、大阪の住吉神社に旅行しますが、現地で女性に呼び止められて…。
故事来歴のうんちく本ではなし、またはやりのうまい店、名物のお店紹介の本でなし。
筆者は佃島に住んでいるのですが、自分の周囲で起こるできごとを、たんたんと語っていく。
心象風景をたんたんと。
描写が細かいので、臨場感があります。
やはり映像メディアに関係した人だからかな。
現地に住む人々の息づかい、表情、喜怒哀楽がリアルに感じられるような気がします。
月島・佃島の独特の空気感。
やはり住んでいる人や生き物が醸し出すものですね。
こういった本を読んでイメージを形作ったあと、現地へ出かけていって、その「ずれ」や、「同期する気持ちを味わう」のが、読書と旅の楽しみの一つです。
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東京へ出張した際には、月島に行くことが多いです。
月島は中央区にある埋め立て地で、明治期に作られた人工の島。
隣接するのが佃島。これは徳川家康が江戸に本拠を移したときに、大阪(摂津国佃)の漁師さんたちを連れて行き、同じく人工島に住まわせたのが始まりとか。
ということで、佃にあった神社を分霊して創建した住吉神社があります。
名前でわかるとおり、佃煮(つくだに)の発祥の地なんですよね。
月島、佃島周辺の街を歩くと、下町の雰囲気いっぱい。
そして、天を突く高層ビル群が混在しており、未来都市と江戸情緒が混在しているような不思議なたたずまいです。
路地はほんとに狭いのですが、「佃天台地蔵尊」の看板をたよりに中に入っていると、お参りするところのすぐ横にイチョウの巨木があります。
屋根を突き抜ける大イチョウ。樹齢300年以上と言われています。
大事にされているんですね。
信仰の対象でもあるのでしょう。このイチョウを中心に家が建っているいる気がします。
通路の路地には木の葉が。それを掃除している近所の方を見かけました。
それこそ江戸時代から続く光景なのでしょうが、地元の特別な空間を大切にしている心根が感じられて、心が柔らかくなりました。
路地裏、うろうろ大好き。
好奇心が多いに刺激されたので、少しうさついて、うろついてみたいと思います。
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昨日の日曜日、日曜市の西、高知城の丸の内緑地では、「幸国(しこく)はちはち祭り」というイベントが開かれてました。
四国をつないで、四国を元気にしようと始まったこの企画。
四国のうまいもの、雑貨・ワークショップ、歌や踊りのエンタテインメント
が盛りだくさんでした。
中でも目を引いたのが、地元、高知の干物屋さん「みませ屋」さんの紙芝居。
ちょうど「黄金バット」をやってました。
その名調子に、思わず子どもたちが集まってきて見入る、聴き入る。
現在放映されている「ゲゲゲの女房」でも、オープニングに紙芝居のシーンが出てきますが、なんともいい雰囲気。
人の語りによって、こどもたちのイメージがどんどんふくらんでいく「物語空間」だから、居心地がいいのでしょう。
「ゲゲゲ」では、テレビの普及によって、紙芝居が駆逐されていく様子が描かれていました。
でも「電気紙芝居」と違って、本物の紙芝居は、何役も演じる、語り手、映画で言えば弁士が観客に直接話しかける。
そこには「人肌のぬくもり」があると思います。
こういった「語りの芸能」を大切に受け継いでいくことが、日本文化にバラエティと豊かさをもたらすのではないでしょうか。
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きょうの日曜市は、穏やかな晴天。
朝、高知城に「登城」すると、やや肌寒いくらいだったので、日中も涼しくなるかなと思ったら、やはり直射日光は強かった。
気温はぐんぐん上がり始め、体感で30度は超えてました。
いつまで続くこの暑さ。
でも、連休の中日と言うこともあって、日曜市には多くの県外客のみなさんが詰め掛けてました。
悪い癖で、立ち止まっている県外客のみなさんに、ついついリュウキュウの食べ方を教えたり、タイごのみ(タイ焼き風お好み焼き)を勧めてみたり、ひやしあめを自慢してみたり。
いかん、いかん。地元自慢が大好きな典型的な土佐人みたいじゃいか。
われながら暑苦しい。気温も高いというに。
うれしかったのは、若い人たちの姿をたくさん見かけたこと。
「幸せを運ぶ犬」フクの飼い主、小出さんに話をうかがうと、店主さんたちとのやりとりとか、店頭に並ぶ珍しい品々を楽しんだり、喜んだりする若者が増えているとか。
そういえば日曜市サポーターの高知大生に混じって、市(いち)が大好きという地元高校生の姿も見かけました。
日曜市の魅力に目覚める若い人たちが増えると、市がどんどん活性化していきます。
日曜市、街路市の未来にかすかな光を見た気がしました。
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体重を減したい一心で、始めた高知城への朝散歩。
なんとか、まだ続いています。
朝のカラスの鳴き声は、いつも明るい。
明りが増してきた道を上って、二の丸に上がると、たくさんの人が。
しばらく体の柔軟運動をしていると、聞き慣れた音楽が響き渡ります。
「新しい朝が来た♪希望の朝が♪」
「上を前から上げて、背伸びの運動」。
そうです。ラジオ体操です。
しかもけっこうたくさんの人がいる。
知らなかった。ラジオ体操なんて、子どもの時以来ですから。
妙に懐かしくなって、しばし見入っていました。
朝の散歩はずいぶんとさわやか。涼しくなってきました。
日中は相変わらず暑いですが、本当の秋はそこまで来ています。
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話題の映画「悪人」を見てきました。
この作品でヒロイン役の深津絵里さんがモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞をしていますが、彼女の陰影に富む演技が際立っていました。
今までのさわやか系をなげうった主演、妻夫木聡さんが見せた陰惨なまなざしに、彼の演技の幅が増したのを感じました。
そして、脇役の柄本明さんと樹木希林さんの圧倒的な存在感。
キャストも最高でしたが、この作品が凡百の映画と違うところは、視点が多面的なところです。
被疑者、それに寄り添う女性、殺される女性、その女性の家族、そして外面だけをとらえる存在としてのマスコミ。
さまざまな見方から描かれている。
よく戦争映画で、アメリカで作られた作品の多くは、敵(日本兵)が見えません。
日本で作った戦争映画も同じ。敵兵(アメリカ兵)がステレオタイプ。鬼畜米英。
ハリウッド映画に多いのですが、敵は形がはっきりしていて、極悪非道、血も涙もなく、殺してもあきたらない。
見えやすく理解しやすい悪人。
でも、外から見ると人を殺した悪人である主人公は果たして、「悪」なのか。
「悪人」と断言していいのか。
むしろ、本当の悪人は、被害者の女性(満島ひかりさん)や、彼女を深夜の道路に置き去りにしたぼんぼん(岡田将生さん)ではないか。
そして精神的に傷ついて、ぼろぼろになった被害者の女性が、妻夫木さん演じる男性を激しくなじる気持ちも分かる気がします。
だからリアリティがある。
人間というのは、もっと多面的で、同じ個人の中にも「善人」と「悪人」が同居しています。
どんな善人でも。
いつの間にか世間が設定した善、悪を疑いもせずに、固定化された目で見ているのではないか。
もう少し、さまざまな角度から。思考を柔らかく。
そんなことを思い起こしました。
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北京で駐在員事務所代行サービス会社を起こし、引っ越し業務、倉庫業務まで行っている柳田洋さんの毎週のコラムを楽しみにしています。
中国で、北京で今どういうことが起きているかが、柳田さんのコラムを見ていると分かります。
新聞で大まかな流れをつかみつつ、柳田さんのコラムを読むと、これからの中国、アジア、世界の動きが想像できるような気がします。
最近目に止まったのは「『機会の平等』と『結果の平等』」の表題。
確かに今の中国と日本を比べると、中国の方がずっと資本主義的で、日本は社会主義的です。
中国は長く「結果平等」の国でした。
簡単にいうと、働いても働かなくても給料が一緒だと、普通の人は働かなくなります。
その弊害が出たので、中国は資本主義の方にかじを切りました。
中国の経済的躍進を下支えするのが、苛烈な競争です。
どんどん格差が開いています。
一方日本は、選挙で票集めのためのばらまきが横行。
家計は火の車なのに、大盤振る舞いです。
子ども手当も、お金があったら、やったらいいんですけど、借金が900兆円もある国の施策ではないと考えます。
「日本破綻『その日』に備える資産防衛術」(藤巻健史著 朝日新聞出版)には、「国民の3分の2が所得税を払ってないと聞きます」と書いてあります。
所得税の課税対象額が高いせいで、藤巻さんは「こんなに多数の国民が税金を払っていない先進国を私は知りません」と述べています。
要は日本は福祉などで大幅な所得移転が行われており、先進国の中では、結果平等の国、中国よりも社会主義的な国なんでしょうね。
もちろん国民の「健康で文化的な最低限度の生活」の維持は国の根幹なので、福祉はとても大切。
でも、お金がないのに福祉政策は取れません。
確かに、あまりに資本主義的になりすぎると「機会の平等」さえ奪われる事態になります。
これは避けた方がいい。
結局「結果平等」と「機会平等」のバランスをうまくとることが肝要でしょう。
ただ、藤巻さんが想定するように、国債がデフォルトして、ハイパーインフレが起こると、ダメージが一番大きいのが、弱い立場の人たちです。
富裕層はリスクに備えて、いつも資産保全の方法を考えているものだから。
備えのない人が、一番困る。
ですから人気取りのための、ばらまき政策に賛成する者、財政健全化のための増税に反対する人は、無責任だし、いずれはそのつけを、自ら支払わなければならなくなると思います。
1億円の借金があり、450万の年収、年間900万円の支出をしている家計(日本の財務状況)を考えてみてください。
家計の健全化はちょっと手遅れの感がありますが、それにしても、増税に反対する人たちの気持ちがよく分かりません。
菅総理が、増税の話を持ち出すと、すぐ「官僚主導の政治に逆戻り」と言われます。
でも、増税が官僚主導であろうが、なかろうが、国の借金が膨らみ続けているのは、厳然たる事実。
すべての国民が、この問題を直視しなければならないと考えます。
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きょうの高知新聞24面には、「『半平太の町』菜園場PR」との見出し。
武市半平太の道場があった菜園場の商店街関係者が、地元の「横堀公園」内にある武市半平太邸・剣術道場跡の碑の整備をしているという記事です。
菜園場(さえんば)は、お殿様が食する野菜をこの地で作っていたことから、付けられた名前。
半平太は仁井田の実家から高知城に近いこの菜園場に引っ越し、土佐の下士たちに学問や剣道を教えていました。
「龍馬伝」で、武市半平太と妻、富との夫婦愛がクローズアップされ、横堀公園を訪れる観光客も多いとか。
しかし「武市半平太跡」の碑の上部は、木々におおわれ、確かに写真撮影がしにくい。
そこで、整備をするとともに、公園内の石を組み合わせ「夫婦石」として、碑の近くの花壇に置くそうです。
富さんは武市がとらわれたあと、ずっと板敷きの間に寝続けました。
半平太と同じ苦労を味わいながらともに耐えたいという気持ちから。
こういうメンタリティは、時代を超えて人の心を打ちますね。
人気の「ゲゲゲの女房」は、「貧乏でもずっと支える妻」がクローズアップされていました。
ちょっと前までは「古くさい」と否定されていた考えが、また脚光を浴びるというのが、面白い。
「ゲゲゲ」ヒットの原因を、不況に求める、「就職できなくて、専業主婦志向の女性が増えているからだ」との声も聞きます。
でもこの考えは、ものごとを矮小化し過ぎている気がします。
身の回りにあった家族的なコミュニティが消えつつある昨今。
コミュニティの最低単位は夫婦です。
お互いの思いやり、支え合いについての考え方が今、見直されつつあるのではないかと思います。
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きょうはいい天気。
日差しの厳しさは相変わらずだけど、鏡川を吹きわたる涼風が、体に心地よい。
高知市の潮江天満宮の北、天神橋南詰のたもとには、「天神のクスノキ」が、風に吹かれて立っていました。
堂々たる大木。
この木を見てるだけで、涼しげな気分になりますね。
樹齢およそ400年といいますから、山内一豊の高知城築城を見ていたかも知れません。
鏡川で水泳していた坂本龍馬は、間違いなくこの木を眼に止めていたはず。
乙女姉さんに、無理やり水連を教えられ、泣きながら泳いでいた龍馬を、優しく見守っていたかも知れません。
思えば、高知大空襲の時も延焼をまぬがれているんですね。
ゆったりとした風格に、耐えてきた風雪と年輪を感じます。
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どんな時でも望みはある。
望みが、わしを生かしてくれちゅう 。
(坂本龍馬「龍馬伝」)
昨日の「龍馬伝」。お龍と龍馬が、とうとう夫婦に。
龍馬が生まれた時から身に付けている木札。
そこには「望」の文字が。亡くなった母からの贈り物です。
この木札を龍馬はお龍に贈ります。
このシーンを見ながら、「龍馬伝」を貫くテーマは「希望」ではないかと思い至りました。
「みんなあが笑うて生きる」世の中にと考えて、疾走してきた龍馬。
この世を変えるという龍馬の望みをかなえるために、お龍も協力してくれと。
2人は「同志的結合」をしていたのではないかという見方が新鮮でした。
高杉晋作とのグラバー邸でのシーンでは、世界旅行に行こうとする晋作に、龍馬がかける言葉が「望みがかのうて、よかったねや」。
そして2人が「力を合わせておもしろいことをやろう」と誓い合う。
見ている者は、その誓いはかなえられることがないと知っています。
日本の希望だった龍馬と晋作の余命は、あまり残されていません。
2人がもう少し長生きして、日本の中枢に座り、手を取り合って舵取りをしていたら、どんなに日本という国が面白く、住みやすい国になっていたことか…という想像にとらわれました。
どんな時にでも希望はある。
龍馬と晋作は、逆風にも望みを捨てず、自らの夢の実現に、突き進みました。
「面白きことなき世を面白く」生ききった2人は、その鮮烈な生き様で、私たちに希望を残してくれたと思います。
何か「龍馬伝」最終回の感想みたいになってきたなあ。
いかん、いかん。まだ続くぜよ。
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「龍馬伝」は前回の寺田屋事件のクライマックスから、いよいよ今夜、お龍と結ばれることに。
寺田屋事件でのお龍の奮闘から献身的な介護を経て、龍馬の心が彼女に向かっていくのは自然ですね。
さて、前にも書きましたが、龍馬が好きな女性には、一つの型があります。
シスターコンプレックスというか、乙女姉さんが反映されている。
乙女姉さんは武術にたけ、歌も詠むという文武両道派。周囲にいる家事炊事に長じた、おとなしい女性とは違いますよね。
龍馬の愛した女性は何か、芸を持っている。
芸とは平井加尾の和歌であったり、千葉さなの剣であったり、お龍の月琴であったり。
お元の踊りもありますね。
龍馬が乙女姉さんに書き送った手紙の中に、お龍に関して「月琴がひける」ことが自慢げに記されています。
最近若いころの写真が出てきて、まごうことなき美人であることが確認されましたが、それに加えて、芸事ができることが、龍馬にとって魅力を倍加させていたのでしょう。
家事、炊事が苦手で、美人で芸事ができる(才能を持っている)女性。
花街の女性はともかく、幕末当時、このような女性の評価は一般的に高くなかったと思われます。
現代なら、お龍さんに群がる男性はたくさんいるでしょうが。
やっぱり龍馬は現代的というか変わり者なんですね。
龍馬を描いた小説「汗血(かんけつ)千里の駒」では、龍馬の死後、高知へ来たお龍が洋傘、洋書を持ち、腰にはピストルをさした姿が描かれています。
この姿で高知城下をかっ歩する姿は、長らく高知市民の語りぐさになってことでしょう。
真木洋子さんが、このかっこうでうちの前を歩いている姿を想像するだけでも楽しい。
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3日間のごぶさたでした。東京に出張でした。
会議の合間に話題の「まるごと高知」に寄ってきました。
銀座の一等地にありますが、やや地味ですね。
「潮風と光に育まれた土佐の自慢を集めました。エヘン、エヘン」と書いてある割には、目立ちません。
目立ちたがり屋が多い高知県ですから、もっと、大きくアピールしてもよかったのでは?
1階の土佐産品売り場ではユズジュースの無料試飲できるコーナーが。
なんでもテンサイ(砂糖ダイコン)の甘みを利用しているとかで、すっきりさわやかです。
さすがは「テンサイは忘れたころに、やってくる」。寺田寅彦博士を生んだ高知県のアンテナショップ。
店内は高知の品々が盛りだくさん。
イモケンピを見ているお客さん。
「お客さん、イモケンピもいいけど、塩ケンピもうまいぜよ!」
「ごっくん馬路村をちっくと試しとおせ!」
ついつい説明してしまうのは、「お国自慢病」の土佐人の性(さが)です。
清水サバの刺し身のメニューを見つけ、感涙にむせびつつも、お客さんに「タタキも一度は食べておいた方がいいですよ」と勧める始末。
いったいオレは、こんなところで何をしゆうがやろう…。
それはともかく、ツイッターでも話題になっちょったけんど、品物はあるけど、何か高知らしさが感じられないような。
従業員の人たちはみな親切で、対応もよかったのに。
考えてみるに、土佐の空気感がない。
今はみんな、物珍しゅうて来るけんど、物品以外の「土佐らしさ」があった方が、長持ちしそうな気がします。
そこで「土佐のおばちゃん輸出計画」を提案します。
日曜市のおばちゃんを、一定期間、アンテナショップへ送り出すがじゃあ。(弥太郎風に)
おばちゃんには滞在中は「はとバス」含め、東京観光を楽しんでもらって、「まるごと」では、土佐弁丸出しで、商品の説明をしてもらう。
以前、日曜市のおばちゃんが、定期的に全国各地で開かれる高知の物産展に派遣されていたことをうかがったことがあります。。
これで高知の空気感は、ばっちり演出できるのでは?
検討してみてくれないかな。
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このところ、早朝から、お城に登っています。
別に登城命令がでたわけではありません。
わしゃあ、下士の家柄じゃき。
秋から冬にかけて、朝の清新な空気の中に身を置き、体を刷新したいという思いにかられました。
白神山地周辺の山歩きを通して体が、澄んだ感覚になったことも影響しています。
もちろんこの「山登り」で体重が減れば、うれしい副産物。
お城の天守閣近くまで歩いていると、たくさんの人に会います。
ほとんどの人と「おはようございます」と、あいさつを交わします。
これがなかなか気持ちがよい。
二の丸でラジオ体操をしている人たちがいることも初めて気づかされました。
独特の気が心地よいのでしょうか。人がたくさん集まってきます。
お城は、だいたい風水の考え方から建築されているので、高知城も一種のパワースポットなのでしょうね。
お城の季節のうつろいなどもこれから、レポートしてみたいと思います。
早起きが続けば、ですが。
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行ってきました。高知市の新京橋プラザで行われている写真展「福山雅治 坂本龍馬 写真と辿(たど)る旅」へ行ってきました。
福山・龍馬の魅力が満載。 桂浜ロケや県知事、高知市長と福山さんとのカットもあって、地元・高知としては、親しみが増します。
もうすでに発売されている福山・龍馬写真集ですが、1冊だけ会場に見本が置かれていました。
この1冊は、会場にいる女性陣がばい合い(奪い合い)。
中に入るすきがありません。
そそくさと会場をあとにしました。
「龍馬伝」の方は、薩長同盟、寺田屋事件と、クライマックス。
あと3カ月、フィナーレに突き進んでいきます。
先日、脚本の福田靖さんが安芸市で講演されました。
それによりますと、このあと高知への最後の帰郷は、盛大に盛り上げ、山内容堂との会見まで設定されているそうです。
「竜馬がゆく」を何度読んでも、思うのですが、「龍馬との旅」が終わるのが、とても切なくつらい。
でも限りある人生。
龍馬はあの短い生涯のなかで、可能性の扉を開いた。
彼の生き方で、参考になることは、いくつになってもあります。
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きょうの日曜市は…まだまだ暑い。
もう秋のはずなのに。
でも朝方散歩に行ってたら、体に感じた秋の風。
秋来ぬと 目にはさやかに見えねども。
一葉落ちて、天下の秋を知る。
秋なのに、お別れですか♪…。
誰か止めてと思いつつ、とにかく風の中に秋を見つけました。
そう、小さい秋見つけた♪…。
まだやるか。
とにかく、異常な暑さなので、出店されている方は少ないです。
その中で目を引いたのは、ドラゴンフルーツ。日曜市2丁目南98番、野中健太郎さんのお店です。
炎のような赤。
炎のように、燃えようよ♪…。
しつこい。古すぎる。
このドラゴンフルーツ。お店の人にお味を聞くと、「甘い人は甘いと感じるし、酸っぱい人は酸っぱいと…」。
歯切れがあまりよくありません。
人によって感じ方が違うそうです。
そうですよね。だいたい店主さんは、こちらの想定どおりに、「うんと甘い」「酸っぱいのが、さわやか」と応えてくれて、予定調和が成り立っているのですが、まさに味というのは人によって感じ方が違う。
あまりに正直に、あまりに素朴に、本当のことをおっしゃる方がいるということに、正直、感動しました。
日曜市は行くたびに新しい発見があります。それではまた来週。
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相変わらず空にはぎんぎらぎんのお日さま。
きつい日差しを受けながら、きょうから高知大丸で始まった「東北六県味紀行」に行ってまいりました。
青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島の6県の味めぐりができるというお得な企画。
先々週、青森へ行ったばかり。東北好きなこのわたすが見逃すわけ、ないんだあ。←あっているのか不安。
まずはぐるりとひとまわり。
うれしいことに試食品がいっぱい。
秋田のしそ巻きあんずに、稲庭うどん、山形の紅花たくあん…。
根が「いただきもので生きています」、なもので、1周するうちに、お腹がいっぱいになってきました。
それでも青森のホタテを見ては、「うまかったなあ」と手を伸ばしそうになったり、宮城の蔵王の烏帽子(チーズケーキ)の誘惑に負けそうになったり。
減量中なのに、自分の欲望と戦うのに必死でした。
販売しているみなさんは現地からいらっしゃっているみたいで、高知の暑さはこたえるでしょうね。ご苦労さまです。
ついつい秋田のおばちゃんと話こんだりして。
「納豆に、いぶりがっこ。(秋田の人は)寒いから何もすることがなくて、変なものばっかり作り出す」と自嘲気味に話す秋田弁、いいなあ。
両方とも大好き。いぶりがっこは「おばさんの顔が掲載されているのがおいしい」(生産者の顔が示されているから)と、教えてもらいました。
ああ、いぶりがっこ食べたい。あの焦げたような独特の風味。
これがあれば、ご飯何杯でもいけます。
でも、会場には持ってきてないそうで、残念。
しかし、昼食お目当ての横手焼きそばは、きっちりゲット。
早速、近くの中央公園でいただきました。影に入ると風が通り抜けて、気持ちいい。
アドバイス通り、上に乗せられた、卵を混ぜ込んで、いただきました。
うんま~。
太めのめんが、卵にからまって、口の中でさらに仲良しに。
この太めのめん、青森の「つゆ焼きそば」を思い出しました。
またお腹すいてきた。みやげに買った秋田の「豆腐かすてら」持って帰って食べよう。
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先日、坂本龍馬さんに会い、取材させていただきました。
「龍馬さん、今の日本はども、ならん。おまさんは、どうしたらえいと思うちゅうがですか?教えてつかあさい」
「うん。円高株安でたいへんな時に、政局も混迷しちゅうのう。けんど、戦後65年、これまで戦争もなく、みんなあよう働いて、一流国になったがぜよ。わしらが国のため奔走したかいがあったというもんじゃ。おまんらあには、それだけの力がある。自分らあで考えて、がんばりや」…。
なんてやりとりは、白昼現れた妄想。
実際にインタビューした相手は、ツイッター上の龍馬、@ryomasakamotoさんこと、吉冨慎作さん。
高知新聞で記事にまとめさせていただきました。
龍馬ファンの吉冨さん。福岡在住で、広告関係のお仕事をされてますが、龍馬のポータルサイト「龍馬街道」を仲間とともに運営し、ボランティアで龍馬の事跡を紹介しています。
休日は長崎、福岡、高知、京都、東京と、飛び回っており、人のつながりをたくさん作って、龍馬の喧伝と、それに伴う地域の振興につなげるイベントなどを開催しています。
見た目は穏やかなんですが、内に秘めた情熱が伝わってきます。
龍馬に影響されたのか、吉冨さんの行動がとても龍馬的なんですよね。
龍馬もとにかく、動く人だった。その中で、人に会い、人に見いだされ、大きな仕事をなしえた。
「いいなあ」と思ったのは、吉冨さんに力みがあまりないこと。これも龍馬と共通しますね。
龍馬好きでいろいろやっているだけ。結果として地域活性化の役に立てばいいというスタンスが、柔らかい。
何よりも感銘を受けたのは、ITが専門の吉冨さんが「デジタルだけでは、何も解決できないと気付いた」と話してくれたことでした。
本当の商売を知らないで、インターネットの商売をやってた、と。
全部メールで、全部ケータイで、全部ネットでの、現在はデジタル化の時代。何でもデジタルに集約される。
その中で、人と人が会わないと、結局何も始まらないのではないかと、気付いた視点はまさに、龍馬の感じ方、ものの見方ではないでしょうか。
吉冨さん自身は、龍馬に成り代わったと思っているのではなく、自分自身の中の龍馬(ファンなら誰でもある心の中の龍馬)と対話しながら、龍馬として情報発信しているそうです。
ツイッター上の土佐弁にもますます磨きがかかっており、ほとんどネイティブの土佐人といってもいいような習熟ぶり。
現代の「天かける龍馬」の一人になってほしいですね。
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