
坂本龍馬にインタビュー
先日、坂本龍馬さんに会い、取材させていただきました。
「龍馬さん、今の日本はども、ならん。おまさんは、どうしたらえいと思うちゅうがですか?教えてつかあさい」
「うん。円高株安でたいへんな時に、政局も混迷しちゅうのう。けんど、戦後65年、これまで戦争もなく、みんなあよう働いて、一流国になったがぜよ。わしらが国のため奔走したかいがあったというもんじゃ。おまんらあには、それだけの力がある。自分らあで考えて、がんばりや」…。
なんてやりとりは、白昼現れた妄想。
実際にインタビューした相手は、ツイッター上の龍馬、@ryomasakamotoさんこと、吉冨慎作さん。
高知新聞で記事にまとめさせていただきました。
龍馬ファンの吉冨さん。福岡在住で、広告関係のお仕事をされてますが、龍馬のポータルサイト「龍馬街道」を仲間とともに運営し、ボランティアで龍馬の事跡を紹介しています。
休日は長崎、福岡、高知、京都、東京と、飛び回っており、人のつながりをたくさん作って、龍馬の喧伝と、それに伴う地域の振興につなげるイベントなどを開催しています。
見た目は穏やかなんですが、内に秘めた情熱が伝わってきます。
龍馬に影響されたのか、吉冨さんの行動がとても龍馬的なんですよね。
龍馬もとにかく、動く人だった。その中で、人に会い、人に見いだされ、大きな仕事をなしえた。
「いいなあ」と思ったのは、吉冨さんに力みがあまりないこと。これも龍馬と共通しますね。
龍馬好きでいろいろやっているだけ。結果として地域活性化の役に立てばいいというスタンスが、柔らかい。
何よりも感銘を受けたのは、ITが専門の吉冨さんが「デジタルだけでは、何も解決できないと気付いた」と話してくれたことでした。
本当の商売を知らないで、インターネットの商売をやってた、と。
全部メールで、全部ケータイで、全部ネットでの、現在はデジタル化の時代。何でもデジタルに集約される。
その中で、人と人が会わないと、結局何も始まらないのではないかと、気付いた視点はまさに、龍馬の感じ方、ものの見方ではないでしょうか。
吉冨さん自身は、龍馬に成り代わったと思っているのではなく、自分自身の中の龍馬(ファンなら誰でもある心の中の龍馬)と対話しながら、龍馬として情報発信しているそうです。
ツイッター上の土佐弁にもますます磨きがかかっており、ほとんどネイティブの土佐人といってもいいような習熟ぶり。
現代の「天かける龍馬」の一人になってほしいですね。
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