土佐の街路市(露店市、青空市)についてのコラム!!高知の食材や農業、食の安全の話題も

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大河ドラマ「龍馬伝」のふるさと高知から、坂本龍馬関連の話や、彼の生誕地近くの日曜市、火曜市など街路市のトピックなど、観光情報、食の情報をお届けしています。愛すべき日曜市のおじちゃん、おばちゃんの話、おいしい食べ物や農業の話、旅のつれづれ、街角の経済や投資の話題、歴史や土佐の風土など、考えたこと、感じたことをつづります。

2011年3月アーカイブ

花見の季節。

しかし、東日本大震災で、自粛の動きが続いています。

被災者のみなさんがいるのに、自分らだけが酒飲んで騒いでいては申し訳ないという気持ちが出てくるのは、自然な流れです。

ただ、上の方から「自粛を」と言われると、抵抗感があります。

石原都知事が、被災者、節電への配慮から「今春は自粛すべきだ」と発言。

太平洋戦争を引き合いに出し「同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感ができてくる」「戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」と言っているとか。

日本で1、2を争う酒好き高知ならこの発言で暴動が起きそうです。

都知事の「あの時の日本人の連帯感」というのは、太平洋戦争時のお国のために戦地で苦労をしている兵隊さんたちに感謝し、「銃後」(今や死語。「十五でねえやは嫁にいき」ではありません)の人たちが歌舞音曲、派手なことはやめて、慎ましやかに暮らしていこうという気持ちでしょう。

「肩をならべて兄さんと 今日も学校へ行けるのは 兵隊さんのおかげです」

「お国のために お国のために戦った 兵隊さんのおかげです」

学校や家庭で歌われた「兵隊さんよありがとう」(昭和14年)です。

当時子どもだった人は多くいらっしゃいますが、AKB48をテレビで見たときの驚がくは容易に想像できます。

それはさておき、当時の政策もあったのでしょうが、上をおもんばかって国民の間には自粛の空気が流れていた。

同質性が強く、「空気を読む」ことを重視する国民性は今も昔も変わりません。

実際、戦地で苦労をしている兵隊さんを気遣うことは、誰にも反対できない「正論」です。

当時町内会の下に数家庭ごとに一組を組織する「隣組」という制度がありました。

もちろん「助けられたり、助けたり」(「隣組」という歌もあり、「ドリフ大爆笑」に曲が使われるほどポピュラー)のコミュニティを作る上での良い面もありました(回覧板はその名残)が、思想統制や相互監視の側面も持っていた。

例えば洋楽を聴いたり、ちょっと派手な服を着たりすると、世話役のおじさん、おばさんから「今がどういう時なのか分かっているのか!」などといった小言、圧力がすぐ来る。

その独特の重苦しい雰囲気は、井上ひさしさんの戯曲「きらめく星座」(井上戯曲の中で3本の指に入る傑作)の中で、極めて巧みに表現されています。

さまざまな当時の資料を読む限り、石原都知事のいう「美しき連帯」は多分に建前で、井上さんの作品で描かれている方が、実態に近いと推測します。

こういった「重い空気」が、日本全体をおおい、思考の硬直化を引き起こして、太平洋戦争、中国戦線の敗戦につながっていった。

思考の硬直化は国民に災危をもたらします。

歴史の教訓に今こそ学ぶべきではないでしょうか。

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仙台市在住の作家、伊集院静さんは妻の篠ひろ子さんと今回の震災で被災。

災害に遭いながら、くじけず再生してきた東北地方が持つ「不屈の精神」を紹介し、「光が差す時は必ずやってくる」と訴えています。

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震災3日目にインターネットのアンケートで被災者が求めたのは水、正しい情報に次いで歌だったそうです。

「絶望のふちに近い状態になると、人に必要なのは1行の詩であり、歌だった」

いくつかの避難所で「上を向いて歩こう」と子どもたちのために「アンパンマンのマーチ」が流されたとのこと。

2曲とも名曲ですね。

「アンパンマンのマーチ」は高知出身でアンパンマンの生みの親のやなせたかしさんの作詞。

「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも」の言葉が胸にしみます。

アニメ、コミックの主題歌にはいい歌がたくさんありますけど、「アンパンマンのマーチ」は詩に宿っているのはやなせさんの哲学。不朽の名作です。

「上を向いて歩こう」は永六輔さん作詞で、坂本九さんが歌った、これもずっと歌い続けられるであろう日本歌謡曲史上の最大の傑作の一つ。

「幸せは雲の上に 幸せは空の上に 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜」

中村八大さんの作曲もあって、さびしいんだけど明るい。悲しいんだけど、前を、上を向いて希望を捨てずに歩いていこうというメッセージが感じられて、いつ聞いても、励まされます。

体への栄養は不可欠ですが、心への栄養もないと人は生きていけない。

歌や踊り。芸術、文化が太古からずっと存在し続けてきた意味を改めて確認しました。

きょうは久しぶりに九ちゃんの「上を向いて歩こう」を聞いてから寝ることにしよう。

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きょうの日本経済新聞によりますと、東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた宮城県名取市閖上地区で、きのう「ゆりあげ港朝市」が同市内のショッピングモール駐車場で再開されたそうです。

震災からおよそ2週間でのスピード対応。

「早く復興して市民に元気を」と市(いち)の関係者が再開に全力を尽くしたそうです。
早朝から魚介類や野菜を求めて長い列ができたとか。

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食料の不足が懸念される地元では、青々とした野菜や新鮮な魚介類を見るだけで、活力がわいてきたことでしょう。

そして市を運営する人々との会話。

お客さんとお店の人たちがお互いをいたわり合い、勇気づける言葉がたくさん交わされたことと思います。

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市のざわめきと活気は人の心を明るくし、エネルギーを与えます。

高知市の日曜市も同じ。

人のつながりと復興への意志は朝市、街路市から。

災害時だからこそ、市の持つ本来の機能が立ち現れてきたような気がします。

日曜市からも「ゆりあげ港朝市」へ何かできることないかなあ。

これを機に全国の街路市を結ぶネットワークができたらいいですけどね。

◆写真は高知市の日曜市

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まだまだ寒さが続きますね。

暑さ、寒さも彼岸までというのに、これいかに。

肌寒い日曜市は、たくさんのお客さんが訪れていました。

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連日の震災報道を見ているだけで、心が痛んでくる。

そうすると、人はにぎやかで、生命力があふれる場所へ、無意識で行きたくなるのではないか。

なんてことを考えてしまいました。

青々とした旬の農作物を見るだけで、和みます。

そこでまた思考は逆戻り。

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原発事故の影響で、福島など葉物野菜の摂取・出荷制限が指示された生産農家の方々のことを考えると胸が痛みます。

農家の方々は、例年、違う環境の中で、自然と対話しながら、作物を育てています。

台風や地震、冷夏、酷暑、暖冬などさまざまな変化の中で、出来不出来は天の決めるところというある種の諦観を持っている。

この「最後は他力」が宿っているからこそ、農家のみなさんには、ちょっと世俗を超越したようないいお顔が多いような気がしています。

それでも今回の震災は、想定外とはいえ、天災だけでなく人為的な要素も関わっているのでよけいに気の毒です。

早く放射能が減って、安心して農業ができる日が来るといい。

今はそれしか言えない無力さを感じます。

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ツイッターに触発され、土佐弁の「のうがわるい」について。

これは土佐では、もはや都市伝説の色合いが濃い(高知だから田舎伝説というべきか)ですが、「のうがわるい」の高知県外の人のリアクションについての話はたくさん聞きます。

タクシーの運転手さんが、県外のお客さんを乗せてて、ソファの不具合があるので、「お客さん、のうがわるいでしょう?」というと、お客さんが怒りだしたとか。

あるいは日曜市で、たくさん買い込みすぎた県外の人に、「のうがわるいねえ」と店のおばちゃんが思わず同情すると、憤然として去ったとか。

「のうがわるい」というのは、不便、不具合、状態が悪いということ。

決して脳が悪い、頭が悪いという意味ではありません。

全くの当て推量ですが、「能が悪い」なのかなあ。

能率とかが悪い。すなわち、不便、不具合。

土佐弁の語尾に「のうし」というのもあるので、ややこしい。

のうがわるいのうし…なんてことをいったりします。

それと感嘆詞として、「おおの!」を加えると

おおの、のうがわるいのうし…とさらに複雑に。

実際「おおの」は「OH!NO!」と全く意味も発音も一緒なので、米国人の起源は黒潮に乗ってアメリカ大陸に渡った土佐人ではないかと、本気で考えたことがあります。

これは確信してますが、ジョン万次郎がアメリカの地を訪れた時に、初めて覚えた現地の言葉が「OH!NO!」であったことは間違いない。

被災した方たちも、いまはしょうのうがわるいでしょうが、必ず復興するきに。

日本中の力を合わせて、がんばるぜよ。

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東日本大震災の影響で、テレビCMも自粛しており、公共広告機構(AC)の広告をよく目にするようになりました。

「あいさつすると友だち増えるね」

こどもたちにあいさつを励行するあの「楽しい仲間がぽぽぽーん」が耳について離れません。

このため、周囲でも「こんにちワン」「おはよううなぎ」「ありがとうさぎ」が、はやっています。

というか自分自身が連発してひんしゅくをかってます。

ただ、日ごろだじゃれ、地口、語呂合わせが大好きで、周りに甚大な被害を与えているおじさんとしては、うれしい。

もともと日本語とは母音が5つしかなく、言葉あわせ、しゃれが作りやすい言語です。

…というのは井上ひさしさんの受け売りですが。

もともと全然違う意味の言葉が、音が同じで、関連づけられ、おかしみを作り出す。

短歌とか和歌も、語呂あわせが多用されており、いわば「だじゃれ」は日本人の文化です。

いかん、理論武装すればするほど、旗色が悪くなってくる。

そろそろこのへんで、さよなライオン。

おあとがよろしいようで。

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いい映画作品は心に勇気を与えてくれます。

久しぶりに映画に行ってきました。

「SP 革命編」。

連続テレビドラマはもちろん、前回の「SP 野望編」も見てますが、やっと謎の数々が解けました。

このドラマの特徴は、ドラマの中にいろいろな謎を残しておいて、それを伏線に見せていく手法です。

ドラマの最終回のそれこそ最終場面でのSP課長である尾形(堤真一)のせりふ。

「仕方ないだろう。大義のためだ」

「あれ?」これは謎が続くなあと、思ってたら、映画に「続く」でした。

「踊る大捜査線」シリーズのように、テレビはテレビで一応完結しておいて、その続編を作るのは「あり」ですが、これはちょっと反則のような気がします。

でも作品自体は斬新で面白い。

主演の岡田准一さんのアクションは見事としかいいようがないですね。

これだけのアクションをこなす役者さんは見たことがありません。

彼は「花よりもなほ」でも主演してましたが、複雑な人格を表現する演技力もあります。
せりふは聞きやすいし。

波多野貴文監督は、顔のアップ、ストップモーション、スローモーションなどを効果的に使い、これまでにない新しい映像を見せてくれます。

俳優陣も演技派が多くて、楽しめました。

特殊能力を持ったSP、井上の「はみ出し加減」は「踊る」の青島に共通するものがあります。

組織の中で苦悩するせつなさ、厳しさの中で、使命感は捨てずに懸命に働く。

身をていして人を守るSPの崇高さを表現した作品にもなっています。

「踊る」の方が笑いが多くて明るいですけど。

でも、SPは緊張するシーンが多いので、数少ない笑いの場面では、ほっと体が緩んで、大笑いしてしまいます。

しかし、しかしです。映画の最後は何?

ファイナルエピソード、最終章と銘打っておきながら、まだ謎を作るのか。

ラストを見ると、まだ続編がありそう。もう少しこの作品を見ていたいので、それは、それでかまわないのですけど。

またしても反則だああ。

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東日本大震災。報道もぼうぜんとしたマクロの被害から、個人の様子に焦点が当たってきました。

けさもふと見たテレビ映像にくぎ付けに。

娘を探す父親、娘の子、娘の姉。必死になって、やっと娘さんが乗ったらしい横転した車を発見。

警察と消防がかけつけて中に入ると、すでに娘さんは遺体になっていました。

こんな例は枚挙にいとまがないほど、震災地では起こっていることでしょう。

胸つぶれる思い。

震災報道に心がとらわれる中、高知の日常と変わらない風景を歩いていると、違和感を感じます。

昨日も東京で食料が買いだめのため、店頭で少なくなっていると聞いて、友人にお米などを送りました。

何百回も聞いた言葉ですが、被災していない私たちができることは何か。

いろいろあるでしょうが、現時点では募金が一番効果的だと思います。

物資を送っても仕分けに手間がかかる上、被災地によって必要なものが違います。

またボランティアも、慣れた人はともかく、現地の貴重な食料や寝る場所を奪うことにもなりかねない。

お金が一番融通性があって、ありがたい。

これは阪神大震災で被災した神戸の友人の言葉です。

ということで、高知新聞社会福祉事業団に行って、わずかですが、義援金を寄付してきました。

ご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、こちらのページにアクセスいただければうれしいです→高知新聞社 義援金募集受付について

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東日本大震災のあまりの規模の大きさと惨状に胸がふさがれます。

被害にあわれたみなさんに、お見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

高知は津波の被害があったものの、ゆれは少なく、日曜市はきょうも変わりなく開かれています。

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東北の状態を見たあとで、何も変わらない日曜市を見ていると、感慨深いです。

市(いち)の方々と話したのは、「人ごとではない」ということ。

15年前の阪神淡路大震災、そして今度の東日本大震災とくると、今度は南海大地震ではないかな、と考えてしまいます。

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特に高知県は山も多いですが、海沿いの街もたくさんあるので、これほどの規模の津波が来ると対応のしようがありません。

何はともあれ、すぐ高台や高いビルの屋上に移動することですね。

車で移動していた人たちは、同じように考えた人たちの渋滞に巻き込まれ、津波の犠牲になった方もいらっしゃるそうです。

もし、日曜市をやっているときに被災したら、とりあえず一番近くて、高いところにある高知城に避難すべきだとおばちゃんたちは話してました。

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日曜市の豊富な食料を目にしていると、この食べ物を被災地の方々に届けたい思いにかられます。

ただ、今のところ、宅急、宅配便とも現地へは停められているようです。

もう少し落ち着いたら、高知の米、イモをはじめ、今が旬のブンタンを味わっていただきたいです。

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「英国王のスピーチ」の映画評を書きました→こちらです

主人公の英国王ジョージ6世は現エリザベス女王の父。

実話を基にしているにしては、あまりにも劇的ですね。

大いに笑ったシーンは、一般人で言語聴覚士のライオネルとのやりとり。

「誰にものをいっている。私の父と兄は英国の王なんだぞ」。

ライオネルとけんかして、こんなことをいうジョージ6世が何ともおかしい。

また敵側のヒトラーの演説映像を見て、「言葉はわからんが、こいつ演説がうまいな」と、うらやましそうにつぶやくところなど、彼の愛らしさと純朴さを感じさせます。

チャーチル、シンプソン夫人、エリザベス女王の子ども時代など、近現代史を彩った人々が登場するのも興味深かったです。

久々に映画館でよく笑いましたが、私の声が大きく響くばかり。

やはり、英王室の物語ということで、観客のみなさんはかしこまっていたのかな。

私が英国流のシニカルな笑いが大好きなひねくれもののせいかな。

でも、英国でもオーストラリアでもこの映画を見た人は大爆笑だったということで、一安心です。

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厳寒からあたたかくなって、また寒くなった日曜市。

行き交うお客さんも上着を脱いだと思ったら、完全防寒姿に逆戻りです。

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でも確実に春は訪れ始めている。

それを感じさせるのが菜の花です。

黄色くかれん。

この花を見るたび、「菜の花は薹(とう)が立ってから咲く」という言葉を思い出します。

将棋の米長邦雄・将棋連盟会長が、現役時代、悲願の名人位を獲得したときに、こう述べました。

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当時、米長さんは49歳。実力派として知られ、数々のタイトルを獲得していましたが、名人位は6度チャレンジするも、ことごとく跳ね返されていました。

米長さんの挑戦を5度阻んだのが、ライバルの中原誠16世名人。

2人は名人戦を初め、数々の名局を残しています。

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薹(とう)は花の茎のこと。

茎が伸びるとかたくなって、食べごろを過ぎることから、盛りを過ぎるの意味。

「菜の花は薹(とう)が立ってから咲く」

米長さんの名人位にかけた思いと、苦難の末、大願成就した万感の気持ちをよく表しています。

50歳名人は当時話題になり、米長さんは「菜の花名人」とも呼ばれました。

どんなにとうが立っても、盛りを過ぎた年齢になっても、人は花を咲かせることができる。

以前に紹介した「われらの春秋はこれからだ」(宮城谷昌光さんの「買われた宰相」)と同じく、懸命に生き続け、年齢を重ねる人々をずっと勇気づけてくれる言葉です。

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最近、就寝間際に中国の歴史を概観した本を読んでいます。

古代から来ていよいよ明の時代まで読み進みました。

これから大まかに言えば清→中華民国→中華人民共和国となって、現在につながります。

中国4千年の歴史をざっと見渡して思うのは、時の政権が交代する時にはほとんどいつも同じパターンを繰り返しているということです。

政権の失政、外敵の襲来、社会構造の変化によって、まず民が飢える。

飢えた民は流動化し、その民衆を糾合した新たな政権ができるというパターン。

中国の漢民族以外の代表的な政権として元(蒙古族)、清(満州族)がありますが、これも国の内乱に乗ぜられたという色合いが濃い。

いささか乱暴ですが、簡単に言ってしまえば、民を満足に食わすことができなくなった政権は新たな政権に取って替わられる。

こういった辛い歴史があるので、中国の人は、心の底から時の政権を信頼するということは少ない。

「上に政策あれば、下に対策あり」と、したたかです。

では現政権はどうか?

現共産党政権は60年以上の歴史の中で、さまざまな失政もありましたが、「民を食わせる」という点では、そこそこの成果を挙げていると思います。

未だに中国を共産主義の国と思っている日本人を見かけますが、経済の面ではこの30年の改革開放政策により、実質的には資本主義の国になっています。

確かに民主化は進んでいません。

でも中東のように、民衆のデモを契機に政権が転覆する可能性は少ないと思います。

なぜなら、曲がりなりにも国民は「食えて」いるから。

中国の歴史で繰り返されてきたとおり、お腹がすいた人のパワーはすさまじく、一挙に時の政権を倒してしまいますが、格差が広がっているとはいえ、経済が成長している現在、この点での国民の不満は少ないと考えます。

ただ、資本主義の根幹は商品の流通。

自由な物品のやりとりは、それ自体に自由、民主の思想がくっついてくるのですね。

現在中国の中流層はすでに2億人に達しているといわれていますが、その層がさらに厚くなってくると自然に民主化の欲求も高まってきます。

急激にではないにしろ、徐々に中国も民主化の方向に向かっていくのではないでしょうか。

経済成長を保ちつつ、格差是正も考えながら、民主化へのソフトランディングを模索しているのが今の中国の姿ではないかと見ています。

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会いたかった~ 会いたかった~ 会いたかった~ YES 君に~♪

先日帯屋町を歩いていたら、背後から最近良く聞くメロディが…

とうとうAKB48が高知にも来訪したか、と一瞬思って振り返ると

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ダンサーズのみなさんが踊っていました。

みなさん、なかなかの技。

一糸乱れず音楽に合わせて、体を動かしていました。

思わず近づいて、見るとちょっと本家のAKBより年長でしたが、踊りは負けず劣らずパワフル。

踊り終わると、周囲から盛大な拍手が寄せられていました。

このパワーが街を活気づかせるのでしょうね。

お疲れサマンサ!(って古い)。帯屋町のAKB。

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「将棋界の一番長い日」というのをご存じでしょうか?

プロ棋士の順位戦システムは、A級、B1、B2、C1、C2の5ランクに分かれています。

A級を中心とするピラミッド型になっており、それぞれのクラスで、リーグ戦を行って、上位何名かが上のランクに上がれる仕組み。

それとは逆に同じクラスで、悪い成績の何人かが降級します。

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A級ではこの過酷なレースを上り詰めた10人が、星を争い、一番成績のいい人がその年の名人戦の挑戦者になれます。

「将棋界の一番長い日」はそのA級の年度末の日をずっと中継する番組。

名人挑戦者が生まれる瞬間、健闘むなしく下のクラスへ落ちる人の挙措動作を映し出します。

昨日の放送、深夜まで見ていましたが、さまざまなドラマがありました。

特に3年ぶりの名人挑戦権がかかった森内俊之九段と降級の心配がある久保利明棋王・王将との対決は、延々と対局が続きました。

敗れたとはいえ、久保さんの最後まであきらめない粘りと気迫には胸が熱くなりました。

個人的には「藤井システム」の生みの親である藤井猛九段が陥落したのが、残念。

藤井さんは理論派で、文章もうまく、華があります。

四間飛車党なので、大ファンです。早くA級に復帰してほしい。

もともと将棋界には現将棋連盟会長の米長邦雄さんの有名な「米長理論」というのがあります。

それは、昇級や降級に関係ない対局にこそ、全力を尽くせというもの。

勝ち越しを決めていて降級することはない。しかし、昇級あるいは名人位挑戦者にはとどかない棋士がいたとします。

その一番を落とすと降級が確定する相手になった場合、人情的には、別に星を落としても自分自身には、ほとんど影響がないので、わざと負けるということはないにしても、将棋が緩む恐れがある。

でもそういう緩みのある将棋を指していると、自分にとってのここ一番の勝負でツキに見放されてしまう…という考え方です。

この考え方は将棋界に広く浸透していて、相手がどんな状況でも、すべての棋士は全力で相手を負かしにかかります。

持病をかかえ、青息吐息の故村山聖九段に、不利な局面から粘りに粘って逆転勝ちした丸山忠久現九段は、「それでこそ将棋指しだ」と仲間から賞賛されました。

考えてみれば、自分が星を相手に譲ってあげたとしても、ほかの降級すれすれの人に影響を与えるわけですからフェアではないですよね。

この厳しさが、将棋界のすがすがしさを支えています。

プロとアマの差が最もあるのは将棋と相撲だと言われていますが、八百長はありえない将棋界が一番厳しい勝負の世界であることは疑いようがありません。

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昨日、アカデミー賞が決まりました。

作品賞の栄冠に輝いたのが「英国王のスピーチ」。

先日見てきたばかりですが、久々に演劇性に富むいい作品に出会えました。

映画評は来週書きます。

それにしても、アカデミー賞は楽しい。

遊び心満載で、司会のジェームズ・フランコとアン・ハサウェイが「インセプション」のように、人の精神に入っていって、さまざまな映画の中に「出演」する。

実際の映画のシーンに対応するシーンを2人は撮影したのですね。

組み合わせが絶妙でした。

そして、作品賞10作の紹介では、まさに「英国王のスピーチ」のスピーチを音声としてかぶせながら、それぞれの名シーンを流していく。

これがまたぴったり合うんです。

演劇性をアカデミー賞の授賞式にまで持ち込む手法はさすがです。

ただ最近の受賞者のスピーチは、関係者の名前の連呼が多く、そこが少し興をそがれる。

昔のアカデミー賞のスピーチは、戦争反対を唱えたり、弱者をおもんばかる格調高いものが見受けられたのですけど、最近は、「アニー、トム、そして愛するメアリーありがとう。制作者にも感謝します」なんてのばかり。

もちろん米国の役者さんは、日本の俳優さんたちより百倍話せます(日本アカデミー賞のスピーチなど、感銘を受ける人がほとんどいない)が、もうちょっとどうにかならないのかなあ。

そんな中で、「英国王のスピーチ」で脚本賞を取ったデビッド・サイドラーの言葉には「じん」ときました。

彼は史上最年長の73歳での受賞。

「私は『大器晩成』だと言われてきたんだ」と笑わせ、

「(最年長の)記録がたびたび抜かれることを望む」と長年この世界でがんばっている脚本家たちにエールを送りました。

そして「すべての吃音者、言葉を内部に抱いている人たちに光を」と結ぶ。

まさに荒波にもまれながら、上を向いて人生を乗り越えてきた人の心の声。

いやあ、映画っていうのは、ほんとにいいですねえ。

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