
2011年6月アーカイブ
ウルムチへ戻って、バザールへ。
何か、中国というより、中東といった雰囲気。
こちらは踊りが名物だそうで、踊りを見ながら会食。
羊肉は苦手なのですが、食べてみるとカレー味で、香ばしい。
階下のステージでは、華々しくダンスが展開されていました。
ウルムチの女性は美しい方が多いです。
闇のなかに妖しげにうごめく絶世の美女も。
ウルムチの人はダンスが大好きだそうで、ホテルの近くの公園で踊っていました。
老いも若きも本当に楽しそう。
ほとんどが漢人でしたけど。
ダンスというより、ラジオ体操をダンス風にアレンジしたものです。
割と簡単そうなので、中に入ってみました。
優美に手を動かしながら、時には足で「けり」のポーズも。
太極拳と似てるなあ。
無理なく、柔らかく、動きをとぎれさせずに。
10分くらい踊っていると、心地よい汗が。
夜は長く、朝は遅いそうなので、健康のため、みんなでやっているんでしょうね。
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月の砂漠をはるばると~ 旅のラクダがゆきました♪
と、目の前にラクダが。心なしかラクダもまいっているようです。
何せ気温50度。
目の前にあるのは火焔山。
西遊記に出てくる有名な山です。赤い山は、かげろうに揺れてまるで燃えているよう。
ラクダに乗って、上方まで行っている人もいました。
側にあるベゼクリク千仏洞へ。
80近くある石窟の中に6世紀から14世紀の間、石像が彫られています。
庶民がお参りするというより、貴族の寺院の役割を果たしていたとか。
のちにイスラム教が入ってきて、破壊されたり、仏像の顔が削られたりしています。
また、ヨーロッパの調査団が、持ち去った仏像も多いそうです。
ここにあってこそ、価値があるものなのに。
仏像に親しみがある日本人としては、とても残念。
仏師たちはどのような思いで、こつこつたくさんの仏像を彫っていったのでしょうか。
彫っているうちに敬虔な気持ちになったのだろうか。
地獄のような外の炎熱に対して、内に極楽浄土を再現しようとしたのではないか。
そんなことを想像しながら、石窟の仏像群を見つめていました。
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トルファンに到着後、地下水路のカレーズへ。
天山山脈の雪融け水を利用。
山麓に縦穴を掘り、地下水路を横に伸ばしてきて、生活用水や農業に活用する仕組みです。
地下を通っているから外の炎熱でも蒸発しない。
中東ではカナートと呼ばれていすが、カレーズと構造は同じで古代からあります。
傾斜を利用した人口水路で、長さ10キロ以上に達するものもあるそうです。
江戸の玉川上水のシステムもよくできてますが、人間の知恵のすごさを感じさせますね。
何でも古代中国の三大工事は、万里の長城、始皇帝陵、そしてトルファンのカレーズだそうです。
水路に沿って垂直の穴がうがたれていて、そこから水をくみ出したり、水路の修復に入ったりします。
中に入ると、外の暑さを忘れるほどひんやりしています。
地下を流れる水のせせらぎに耳をすませると、太古からの人間の営みの声が聞こえてきそうです。
トルファンの緑はこの水脈によって維持されているのですね。
近くのおみやげやさんで、干しぶどうとお茶の接待。
気に入ったら買うシステム。おいしいので、2袋求めました。
トルファンは長寿の村。おだやかないい表情をしている人たちがいっぱい。
長寿なのは家族に囲まれ、のんびりしていて、ストレスがないせいかな。
写真のおじさんは85歳以上(推定)。心が安らかになるお顔をされています。
抱き合って、握手すると幸せな気持ちになりました。
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ウルムチからトルファンへ。
バスは東へ進みます。
荒涼たる大地。
ところどころ目に入る地面にあるわずかな緑が目につきます。
この緑は遊牧する時、羊が食べる貴重な食料。
天が大地をわずかにしめした印をかてに、遊牧民族は羊を育ててきました。
遊牧民族と、漢民族は時に敵対し合い、時に融和しながら、互いを刺激して今にいたっています。
北に天山山脈。
龍の背のように長々とうねっています。
敦煌(とんこう)からトルファン、ウルムチを経由する天山南路は中国からローマにいたる唐代シルクロードの主要交通ルート。
千年の歴史を経て、その道を走ることのできる幸運に感謝の念がこみあげてきました。
荒野に風力発電の風車が林立していました。
障害物がなく、風がよく吹き渡ることから、発電には最適。
新疆の風力発電施設は中国最大規模で、2020年までには3000万キロワットの発電を目指しているそうです。
原発事故で揺れる日本。
中国のような広大な土地はなくても、日本の技術の粋を結集して本気でやれば、自然エネルギー活用に道は開かれると思うんだけどなあ。
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北京から新疆ウイグル自治区の首府であるウルムチへ。
ぼう漠たる砂漠が果てしなく広がります。
砂漠というか、月のクレーターみたい。
ウルムチは世界で海から最も遠い都市ということです。
古くから漢民族と騎馬民族の遊牧民族の領土争奪戦が行われてきた土地。
長きにわたる戦いは現在の民族紛争に影を落としています。
空港に到着すると、ペルシャ系の顔立ちをした人たちが増えてきました。
サリーのような衣装を着たおばちゃんと、ちょっと肩が接触。
「ああ、すまないね」と、おばちゃんはにっこり。
人の良さと質朴さを感じさせる一瞬でした。
空港から市内へ向かう途中に雨が降ってきました。
ウルムチでは雨が珍しいそうです。
さては、海のまじかに住む異郷の旅人が着たので、「雨が降っ」た?
いえいえ、この地の人々は、雨が降るとうれしくて踊ってしまうとか。
貴重な水をもたらす祝福の雨。
東方の異邦人をこの地が歓迎してくれたと、解釈することにしましょう。
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中国人はタバコをぱかぱか吸っている印象があります。
日本での禁煙の締め付けが激しくなる中、さすがに大陸は大らかだなあと思っていました。
ところがです。
屋外はともかく、どこへ行ってもタバコが吸えない
なんと中国では先月からホテル、映画館、レストランなど屋内の公共施設での喫煙が禁止されたそうです。
どうりで、どこもかしこも息苦しいわけだ。
タバコ吸いは、1~2時間、体内のニコチンが切れると、どうしようもなく、喫煙したくなります。
例えていえば、水中で酸素が不足して、口をぱくぱくさせている魚のようなもの。
これはこたえました。
中国には「中南海」タバコがあります。
中南海は場所としては北京の紫禁城の西側にある中国共産党や本部の要人の官邸があるところ。
タバコの中南海は「吸えば吸うほど健康になる」という喫煙者にとっては、願ったり、かなったりの代物。
漢方によく使われている甘草が含まれていることから、いわれてるんでしょうね。
どうも「まゆにつば」です。
でも、こういうタバコが売られているところが、中国の懐の深いところなんでしょう。
このように中国は欧米の思想とは一線を画しているところが、中国の中国たるゆえんじゃないのか。
欧米の追随をするとは誇り高い中華の精神はどこにいったのか。
などと毒づいてても始まりませんけど、禁煙の流れは止められないでしょうね。
そのうえ、ハイジャック防止のため、ライターやマッチの機内持ち込みがめちゃくちゃ厳しくなっています。
ボディチェックも入念で、かばんの中に少しでも入っていれば、取り上げざま、投げ捨てられる。
写真は上海の空港にある喫煙室のライターです。
青色部分を押すと火が出る仕組み。
わびしさに涙がちょちょぎれました。
中国でもこうだと、もう止めるしかないのかなあ、タバコ。
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北京から新疆ウイグル自治区、鄭州を巡って、上海に戻る旅に参加してきました。
旅の風景、思いついたことをこれから書いていこうと考えてます。
まずは北京から。
あまり北京で外へ出る機会がなかったのですが、ホテル周辺を少しだけ散策。
なぜか、でっかいキノコのようなものが見えたので、近づいて見ました。
駐車場の中にぽつんと立つコンクリートのキノコ。
何なのでしょうね?
通気口かなあ。知っている人がいたら、教えてください。
お次はたぶんバイクの修理屋さん。
路上で営業しています。
日本の高度経済成長の初期のころ、東京にこんな風景がたくさん見えたのでしょうね。
日がさをさしながら携帯電話で通話する女性が横を通り過ぎていきます。
もともと北京の女性、つまり中国の北方の女の方は、背が高くて、スタイルがいいそうです。
ミニスカートでさっそうと街を闊歩(かっぽ)する姿をたくさん見かけました。
かっこいい。
北京や上海に来るたびに、女性のファッションが洗練されてきているのを感じます。
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上海はきょうも雨。
日本と同様、梅雨だそうです。
でも、そんなにじめじめしてなくて、過ごしやすいです。
昨秋にも行った田子坊を再訪。
びっくりしたのは、道路をはさんで工事中だったショッピングセンターが完成し、地下鉄の駅までできていたこと。
年々変化のスピードが上がっている気がします。
女性のファッションは来るたびに、洗練されているし、信号で立ち止まった青年はイヤホンを耳に、スマートフォンを操作しています。
高層ビルの形が宮廷風なことをのぞけば、東京にいるのと変わりがありません。
田子坊は、昔の古い町並みを生かしたショッピング街。
観光客であふれかえっていました。
おしゃれなバーの夜は電飾を生かし、風情があります。
古さと新しさが同居する街、上海。
世界一の金融街になろうとしているこの街の変化に目が離せません。
これからも、何度となく訪れる予感がしています。
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ちょっとあと戻りしますが北京にて
「北京女人街」という看板を見かけてドキッ!
女の人だけ住んでる街か、何やら艶っぽい雰囲気も。
と思っていたら「衣類や、小物、靴、かばんの店のほか、ネイルサロンが多いストリート」だそうです。
香港女人街がオリジナルとか。
女性が好む商品が立ち並ぶ街みたいです。
時間がなくて、行く暇がなかったですが、今度たずねてみたいです。
ホテルに入ってうろうろしていると、おおこれは兵馬俑ではないか。
何でも置いてあるんですね。
こういう置物が中国にはしっくりきます。
それでは、あすはあこがれの黄河に行ってきます。
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作家の村上春樹さんがカタルーニャ国際賞を受賞しました。
式でのスピーチの様子が昨日の高知新聞夕刊で1面大きく取り上げられています。
「(前略)原発に代わる有効なエネルギー開発を国家レベルで追求すべきだった。それが広島、長崎の犠牲者に対する、集合的責任の取り方となったはずだ」
胸にわだかまっていたものが、明確な形で目の前に現れた気がしました。
核兵器の被害者を今も抱える国だからこそ、政府や東電だけでなく、われわれにも責任がある。
「安全」「便利」「コスト安」の言葉に乗っかってしまって、「効率」や「便宜」のために、うすうす危険だと知りながら、知らないふりをしていたわれわれは、広島、長崎の被爆者を深く傷つけてしまった。
「われわれは自らも告発しなければならない」
「核兵器廃絶」「戦争のない社会を」「国境がない世界を」の声はいつも、理想、夢想、幻想だと切って捨てられます。
ただ、千年前の日本人が、今の世の中を想像できたか。
幕末の志士たちは、職業選択の自由があり、民主的な日本を予想できたか。
もっといえば、太平洋戦争中の日本人が現在の日米の強い結びつきを、考えられたか。
技術革新、考えの成熟、パワーの移転…。人類の歴史を見るとさまざまな要素が絡み合って、過去の理想が現実になったことは枚挙にいとまがありません。
村上さんのおっしゃるとおり「夢を見ることを恐れてはならない。われわれは力強い足取りで前に進んでいく『非現実な夢想家』でなくてなならない」と思います。
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きょう6月10日は時の記念日。
時間って不思議ですよね。
年を取れば取るほど、流れが速くなる。
1年の過ぎるのが、なんと早いことか。
一説には長く生きていると、慣れてしまって、変化がなくなる。
同じように過ぎていく時間。同じような生活は、あっという間に過ぎていきます。
子どもの時は、毎日が珍しい発見に満ちているから1年が長かった。
変化のある能動的な人生を送っている人にとっては、時間は一定の質量を感じさせるものなのでしょうね。
一方で、好きなことをしている時間は短く感じられ、意に沿わない、面白くない時を過ごしていると時は長く長く感じます。
好きな仕事に熱中している、恋人の過ごす、趣味に没頭する。いずれも短い。
やり場のない孤独感を感じている。大失敗してくよくよ。暑過ぎるとき、寒すぎるとき。長いですね。時間が。
充実しているときは時が短く、体や精神が疲れているとき、まいっているときは長く。
では、変化のある充実した時間を過ごしている人はどうなんだろう?
変化がなく、時間をやり過ごしたい気持ちの人はどうか?
短く、長い? 長くて、短い?
分からなくなってきましたが、時間て、ほんとに主観的なものだと思います。
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facebookで、「田舎寿司」についての質問がありましたので、この話題に。
高知県民にとっては、いつも身近にあるので、何の気なしに食べていますが、全国的には珍しいようです。
お寿司は通常は魚介類を素材に使います。
でも、田舎寿司は山の幸が材料。
タケノコ、コンニャク、リュウキュウ、シイタケ、ミョウガなど、山間地で取れる食材を利用したのは、いにしえの人たちの知恵ですね。
赤、黄色、緑、茶色など色も楽しめる仕組み。
まさに「菜色兼備」です。
皿鉢料理の盛り合わせなどにもよく使われます。
この田舎寿司、日曜市ではいたるところで見受けられます。
酢が効いたり、やや薄めの上品な味だったり、材料の並べ方、色合いなどそれぞれのお店によって、個性があります。
お寿司はそんなに日持ちしないので、店主さんたちは市(いち)の前日から仕込みを初め、ほとんど寝ないでお寿司を作ります。
以前、ある店主さんの現場に立ち会わせていただいたことがありますが、表情は真剣そのもの、職人の顔をしていました。
先代の工夫をベースに、オリジナリティを少しずつ加えながら、受け継がれてきた伝統の味です。
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物語を作る人は、見ている側に、「こうあってほしい」と思わせるストーリー展開も必要です。
「JIN―仁―」の中では史上有名な龍馬の「船中八策」を「船中九策」としていました。
九策目は、庶民のために、国民皆保険制度を作ること。
未来から来た南方仁に、そのアイデアを教えられた龍馬が八策に一つ付け加える。
歴史に参画したことの喜びに打ち震える仁の様子を見て、自分もその場に立ち会っているような気分になりました。
暴力によって打ち倒された政権は、恨みと暴力の報復を受ける。
幕府と長州の戦いを目にする現代人の仁にとって、同じ日本人が血で血を洗いながら争っているようにしか見えなかった。
「倒さなければ、倒されるがじゃ」という龍馬に、「昔の龍馬さんじゃない」と告げ、その場を立ち去る仁。
このことが、無血革命の大政奉還につながっていく。
「大嘘」ですけど、見ている側が「こうあってほしい」「そうであってよかった」と、カタルシスを感じるストーリー展開です。
これからの「JIN」の最大の山場は「龍馬暗殺」が防げるかどうか。
龍馬大好き人間としては、仁に何としても、龍馬暗殺を止めてほしい。
龍馬を生かす幸せな結末になってほしいと、念じながらドラマの中に入っています。
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物語は虚構ですが、その虚構をどう面白く見せるかというのが、脚本家の腕の見せ所。
その虚構の中には虚構を成立させるリアリティがないと、話が嘘くさくなってしまう。
ウソの中に真実を込めるのが作家の仕事だと思います。
「JIN」と同じく日曜日放映の大河ドラマ「江」で、こういうせりふがありました。
お市の方「悪いのでは人ではない。すべて戦(いくさ)が悪いのじゃ」。
首をかしげてしまいました。
戦を起こすのは人だから。
人が悪くなかったら、なぜ戦は起こるのでしょう。
「平和が何よりも尊い」
これは真理ですが、平和を守るという確固たる人の意志がない限り、平和な世は続きません。
「江」のお市の方のせりふは底が浅く、真実味がない。
「JIN」や「プリンセス トヨトミ」は一見、荒唐無稽に見える壮大な虚構ですが、登場人物の言葉には、真実が込められており、周辺のさまざまな仕掛けにも嘘がないように感じられます。
「嘘の中の誠(真実)を見たい」から、人は映画館、劇場、寄席に通い、テレビドラマを見るのです。
映画やドラマには、制作者、脚本家、監督、スタッフ、キャスト、音声、カメラとたくさんの人々が携わります。
総合芸術といわれるゆえんですが、その中で最も大事なのは何かというと、私は脚本だと思います。
いかな名優が演じ、カメラが巧妙、演出がざん新でも、お話の骨格やせりふがだめだと、作品は成り立ちません。
映画「アマルフィ」で脚本家のクレジットがなかったのが、問題になってました。
どうしても役者さんと、監督(ディレクター)には注目が集まる傾向がありますが、世の中によい作品を送り続けている脚本家にもっと着目すべきだと思います。
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昨日の「JIN―仁―」は、最終回が近づく中でのクライマックス。
大政奉還と野風(中谷美紀さん)の産みの苦しみを交互に描く手法で、見応えがありました。
250年の江戸幕府の世は機能不全を起こしかけ、西洋列強の干渉が強まる「死にゆく」国。
その国を生き返らせるために、奇跡的な医療で死にかけた人を助けた南方仁の言葉を信じた龍馬。
「暴力は暴力を生む。暴力で倒した政権はまた新たなる暴を生む」
そして龍馬は大政奉還を画策…ついに成功するという筋立て。
もう一つ「船中八策」ではなく、「九策」になってましたね。
仁に国民皆保険制度のことを教えられた龍馬が、それを付け加える。
見事な構成です。
龍馬が好きな人は、一度は彼に会ってみて話したい、親友になりたいという気持ちを持っているはず。
仁先生は見ている人たちに代わって、龍馬の友だちになり、影響を与え、歴史に新たな意味づけをしてくれます。
このドラマに入って行きやすいのは、こういう仕掛けがあるからかも知れません。
自分がタイムスリップして、龍馬に会えたら、彼にどんな影響を与えることができ、どんな役に立てるだろう?
そう考えると、楽しさをこのドラマは与えてくれます。
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きょうは時間がなくて、少ししか日曜市をのぞけなかったのが残念。
来週、再来週は高知にいないので、ちょっとだけ店主さんたちにごあいさつに行ってきました。
うろうろしていたら「最近こんけんど(来ないけど)、どうしよったが?」の声。
「野菜400グラムのおばちゃん」根小田佳代さんです。
私「いやあ、日曜市には来てるんですけど…」
根小田さん「私のこと、避けちゃあせん?(避けてない?)」(この意地悪なもの言い。愛らしい人です)
私「そ、そ、そんなことないですよ。なんせ500店舗もありますから。ごあいさつが久しぶりで、申し訳ありません」(汗)
(突然)根小田さん「タケノコ食べる?持っていきや」
(あまりにも唐突なのでどぎまぎして)私「いや、うーん」(丹精込めて作った商品を、無料でいただくのが心苦しいのです。実は)
根小田さん「何?嫌いなが?(タケノコ嫌いなの?)」
私「そんなことないです。大好きです!」(キッパリ)
根小田さん「それやったら、持って行きや!」
(迫力に押し切られて)私「はい」
持たされたのが、このミニチュアタケノコです。
(おそるおそる)私「どうやって食べたらおいしいですか?」
根小田さん「斜めに切って、エンドウと一緒にたいたらえい。でもうちはもう売り切れ。よそでこうて(買って)」。
私「は、はい。どうもありがとうございました」…。
こういったきっぷのいいおばちゃん、もとえお姉さんにいじられつつ、日曜市を回るのは無上の楽しみです。
久しぶりに奥山佳恵さんの言葉を拝借。
いただきもので、生きてます。
根小田さんに、何かおみやげ、買ってこよう。
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「プリンセス トヨトミ」の映画評を書きました。→こちらです。
3年前、万城目学さんの小説をテレビドラマ化した「鹿男あをによし」のスタッフが再結集した作品。
「鹿男」は、相沢友子さんの脚本がとても、よくできてました。
原作ものを映像化すると、製作者側がいじって、設定を変に変えていたり、大事なせりふが削られていて、原作の良さが大幅に減じられることが多いのですが、「鹿男」については、原作を超えている、まれな作品だと思います。
原作では男性になっている歴史教師役を綾瀬はるかさんが好演しているのですが、男女を置き換えたことで、主人公の鹿男(玉木宏)とのラブストーリーを縦軸にしています。
それと、卑弥呼とシカのほのかな情の交流を横軸として重ねているのが見事です。
原作の良さを生かしつつ、想像力を十分に駆使したファンタジーの傑作といえると思います。
配役がまたいいんです。それについてはまた。
「プリンセス」も、相沢さんらしいタッチで改編が巧みに行われてました。
ただ、映画評にも書いたとおり、「旭」に込められた万城目さんの意図がちょっと薄まっています。
原作本を読めば、よりいっそう理解が深まり、数々の仕掛けの面白さが分かりますので、ご一読をお勧めします。
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人口が減り続ける高知県をもり立てようと、高知新聞社が県内35番目の村として、バーチャルの「キャララ村」を開村しています。
名誉村長はやなせたかしさん。
これまで次々にキャラクターが寄せられ、昨日から同社ホームページに登場することになりました。
中でも面白いと思ったのが、西原理恵子さん提供のキャラ「りえぞう」(画像をクリックすれば、ページに飛びます)。
性格は「だき(いいかげん)な感じ」。特技は「やりくさし(やりっぱなし)のまま、前に進めていく」
「ゴーカイに見られたい一心で、ゴーキなことをするが、内心は小心なところがあり、疲れていたりもする…」
そしてうれしいことに、「日曜市によく出没」し、「ひろめ市場で酔っぱらっている」。
何か、西原さん、そのもののような気がしますが、考えてみれば、土佐人の一般的気質と言えるかも知れません。
というか、こんなおんちゃん、そこらへんに、いっぱいおる。
自分自身もそのおんちゃんの一人ですね。こりゃあ。
ほかにも、ユニークなキャラがたくさんいますので、ぜひ一度のぞいてみてください。
入り口は→こちらから
そして、よろしかったら、新しいキャラを考えて、応募していただければ、うれしいです。
こういった笑いを伴った明るい取り組みをしていたら、そのうち何とかなるでしょう。
って、こういう考え方自体が高知県人的ですなあ。
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