
生産者たちの最近のブログ記事
昨日の佐川町からのNHK「生中継 ふるさと一番!」をご覧になった方も多いと思います。
「じちち」による町おこし。成功するといいですね。
それにしても多彩。
低温殺菌の「地乳」ミルクを初め、地乳鍋、地乳プリンや、カルボナーラまで。
こりゃ佐川町に食べにいかないかん。
奥山佳恵さんのレポートも相変わらず、手際がよく、殺菌のため牛乳瓶を入れる作業へのチャレンジなど、素早くこなしていました。
ラストは、近くの子どもをつかまえて、一緒に手を振るなど、ほんと気配りが行き届いていて、感心してました。
ご自身も小さいお子さんがいらっしゃるから、ああいった配慮ができるんでしょうね。
また高知にいらして、地元産品を紹介してほしいですね。
奥山さん、お疲れ様でした。どうもありがとうございました。
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連日、うだるような気候ですね。
先日、木曜市に少しだけ寄ってきましたが、店主さんたちと交わす言葉は「いやあ…暑いねえ」しか、ありません。
この気温と湿度には、住んでいる人間はかないません。
でも、きつい陽光はは、木曜市や日曜市近くのヤシの並木に不思議とマッチしています。
高知市重倉で、ブルーベリーを作っている日曜市1丁目南39番の永野佐千代さん。
今がブルーベリーのかき入れ時で、朝早くから行列ができています。
一度、収穫時におじゃましたことがありますが、その暑さと重労働の様子に、たまげました。
苦労して育てているだけあって、すっきりした酸味が人気の秘密。
これからの時季、ますます甘みが出てくるそうです。
今年には例年にない暑さで、収穫がちょっと遅くなっていますが、まだまだ楽しめそう。
気さくな永野さんとの会話も、心和みます。
一度、足を運んでみてくださいね。
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朝晩、少し肌寒さを感じるようになり、季節は秋のまっただ中の高知なのですが、相変わらず日光は和らぐ兆しさえ見せません。
先日、秋田の友人をご案内したとき、「冷えませんか」と聞くと、「いやあ、全く。ほんとに高知はあったかいですね」と半袖姿で、答えが返ってきました。
なんでも秋田と山田にまたがる鳥海山では初冠雪が見られたそうで、「半袖ではいられません」。
話しながら歩いていると、日が照りだし、「こりゃ、暑い!」ということに。
南北に長い日本列島を実感できました。
写真(上)は日曜市を上から見たところ。
銀色のシートに陽光が照りつけ、ヤシの木が生えている。
普段、何げなく見ている風景ですが、やはり高知は南国なんですね。
春秋冬が短く、夏が長い高知。日曜市の店主さんたち、特に食べものを扱う人たちは、商品の傷みに気を使っています。
お寿司の今井美弥子さん(日曜市1丁目北26番)のお店は6月から9月までがお休み。
気温が高いので、お寿司が傷みやすく、お客さんに万が一でも迷惑をかけてはいけないとの配慮なんですね。
美弥子さんは一人で全部のお寿司を作っているので、土曜日から日曜日の労働量たるや、すさまじいものがあります。
日曜日に家に帰り着いたら、ぐったりして、そのままソファで寝入ってしまうこともあるそうです。
ですから6月から9月の間はつかの間、少しだけ体が楽になる期間です。
でも、休んだあと、もう一度「寿司を作る体」に戻すのがたいへん。
確かに、確かに。気が張っている状態が、少し緩むと、もう一度気が張る状態に戻す時に、かなりの努力を要します。
とはいっても、ここのお店のお酢がくっきりした田舎寿司は、わが家の大好物。
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秋も深まってきたとはいえ、まだまだ直射日光が肌にきついきょうの日曜市。
きょうも人は多かったですが、一時期に比べると、少しだけお客さんの数が減ったかなという感じです。
最近ご無沙汰していた高知市鏡の杉本艶子さんにごあいさつ。
「どうですか、調子は?」と声を掛けると、
「あんた、お父さん(艶子さんの夫の嘉福さん、90歳)が亡くなったぞね」
「えっ!」と絶句して、衝撃でしばし言葉が出ませんでした。
亡くなったのは、ちょうど1カ月前のこと。亡くなる前の日まで、元気で過ごされていたそうです。
高知市の鏡のご自宅にうかがった時には、お世話になり、たくさんお話をしていただきました。
特に私が興味を持っている戦時中の話をしていただき、中国へ行っていた時の話題で盛り上がりました。
「また話をしに来てください」と言われていたのに、行けなかったのが残念です。
ちょうど2年前。ご自宅近辺の鮮やかな紅葉が心に残っています。
嘉福さんは車の運転までされていて、まだまだお若く、はつらつとされていました。
艶子さんが、寝床でまどろんでいると、新聞を読み聞かせてくれる優しいご主人。
「新聞を読んでくれる人がおらんなって、寂しゅうなった」としみじみと語る艶子さんに、掛ける言葉がなかったです。
どこかひょうひょうとした雰囲気を漂わせていた嘉福さん。「天寿をまっとうした」というには、まだ早すぎる気がしますが、飄然(ひょうぜん)と去ったのは、いかにも嘉福さんらしい気がします。
謹んでご冥福をお祈りします。
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そんな時に、日曜市の関係で知り合った方から、「残暑見舞い」の包装とともに、デザートビネガーが届きました。
酢の酸味をデザートでも楽しむことができるように、開発された商品とのこと。
作ったのはビネガー専門店オークスハート。
「酢つくりは、酢酸菌との対話です。多くの種類の中から、最も適した乳酸菌を選び、時間をかけて大切に育てます」
「毎日毎日の語り合いからお酒が酢に生まれ変わっていきます」
パンフレットにはこう書かれています。
先日、訪ねたしょう油作りの山本日出子さんのお話を思い出しました。
しょう油も麹(こうじ)菌との対話の中で、生まれてきます。
日出子さんも日々、麹菌と語り合って、しょう油が熟成するのを待っているんですね。
街路市、日曜市のみなさんはそれぞれが、野菜、おじゃこ、お寿司など出荷物を大事に大事に子どものように育てて作っていらっしゃる方が多い。
お客さんに届ける時には「娘を嫁に出すような気持ち」という話を何度も聞きました。
親御さんが大切に育てあげた娘さんを粗末に扱うわけにはいきません。
こちらも真摯にその気持ちを受け止めねば。
それにしても琥珀(こはく)色のビネガーの甘酸っぱさよ。口の中でほのかに香るライチ。
送っていただいた方の気遣い、生産者の思いを感じながら、ありがたくいただきました。
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梅雨(つゆ)は梅の雨と書きますが、ウメのころの雨ってことでしょうか。
ウィキペディアによると、中国で梅雨(メイユー)は、「黄梅雨」(「ファンメイユー」)とも呼ばれ、ウメが熟して黄色くなる時期の雨ということらしいですね。
写真のウメも黄色くなっていて、きれいです。
5月の高知市は観測史上最も雨が降らなかった月ということでしたが、雨が降りませんね。
しとしとじめじめはいやだけれど、梅雨の時期に雨が降らないと、不自然な気がします。
これもやはり、地球温暖化の影響でしょうか。
ちなみに、梅酒、梅干しは私は大好き。想像するだけで、口の中に湿り気が増します。
熱くむしむしする時期、食欲も減退しがちですが、梅干しを口に含むと、がぜん食べる意欲がわいてくるから不思議です。
吉本幸司さんちのオジャコと水田宏子さんちのダイコンを使ったダイコンおろし、渡邊照美さんのウメをつけた梅干し、山中明子さんちのミルキークイーンでたいたお米という日曜市の食材で作る献立を考えてみました。
梅干し、ダイコン、チリメンジャコと、ごはん。一般的には粗食かもしれないけど、少しだけ生産現場をのぞいた身としては、ものすごくぜいたくで、ヘルシーな一食だと思います。
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ついでにこれも「ぽちっ」と→
テレビで解説していた宇都木妙子さんは元全日本監督で、中国で活躍していた宇津木麗華選手の才能を見抜き、日本に呼び寄せ、後に養女にしたサイドストーリーも有名です。
金メダルが決まった時の妙子さんの「よし」「よし」「よーし」の絶叫は、8年分の思い(いや、それ以上か)が詰まっていました。
麗華選手は、今は妙子さんのチームの後継監督。先日もテレビで、満面の笑みで優勝の喜びを語っていました。
テレビに出ている解説者や専門家の多くは、話し方は流麗で、言葉は巧なのですが、何かうわっすべりで、中には全く内容のない人もいます。
それに比べて、宇津木麗華さんの言葉はとつとつとしていますが、気持ちがこちらに伝わってくる気がします。日本に帰化するまで、金メダルを目指して、懸命に生きてきた人柄がにじみ出ているように思います。
話す技術も確かに大事ですが、やはりその人の持っている中身が大切だと改めて感じました。
街路市のおじちゃん、おばちゃんも言葉はあまり巧みではない人が多いですが、長年に渡り、中身のある作物、品物を作り続けてきた人柄がにじみ出てきます。
商品を売る場合にも、もちろんセールスやプロモーションが大事であることは言うまでもないですが、その商品に中身がなければ、長くは持ちませんよね。
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ブログ「日曜市で会いましょう!」でお世話になっている山中明子さんのご主人、利彦さんがマムシにかまれて入院していました。
詳細については、明子さんのブログに譲りますが、利彦さんは退院されたそうで、何はともあれ大事にいたらなくてよかったです。
山中さんのところでは除草剤を使ってないので、草のたけが伸びます。その草むらにマムシが隠れていたんですね。
ちょっと大げさですけど、安全で安心な作物を消費者の元に届けるために「命懸け」で働いてくれている農家がいることを食べる側も心の片隅に置いていた方がいいと思います。
ふだん何げなくいただいている食べものには、作り手のいろんな思い、苦労、ドラマが隠れているんですね。
楽しい食卓。たまにはテレビを消して、食べものを作っている人たちのことを考えながら、ゆっくり食べる時間を取るのもいいのでは?
【写真】稲穂に囲まれて満面の笑みの山中夫妻
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もうひとつ幸せを感じたお話です。
街路市の「生産現場を訪ねて」で、出店者のみなさんは、ものづくりでどんなご苦労をされているか、どんな人生を過ごしてきたかを紹介させていただいてます。
ものづくりの過程を描写することによって、きちんとした作り方で食物を提供している姿をお客さんや一般の方に見ていただく。そして安心して品物を買ってもらう。
次に一生懸命生きている、生活をしている一般の人々の姿を記録にとどめたいという目的もあります。
プロスポーツ選手で年棒数十億円を稼ぐ人がいます。人気俳優で、長者番付に乗る人(もう長者番付自体がなくなってしまいましたが)もいます。商売に成功して、大金持ちになった方もいらっしゃいます。
それはそれですばらしいことだけど、街路市のおじちゃん、おばちゃんたちも彼ら、彼女らに負けないすばらしい人生だと思うんです。
ましてや、おじちゃん、おばちゃんたちは私たちの命の基である食べ物を作ってくれている。もう少し、目を向けて、尊敬の念を寄せるべきだと考えるんですね。
「生産現場をたずねて」で取材させていただいた方の一人に先日、「励みになる」と言われました。幸せでしたね。こちらこそ、励みになります。ありがとうございました。
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つ
先日、フログッズというショッピングサイトを運営しているBASARAの田中さんのところへ、お話をうかがいに行ってきました。
田中さんはそのサイトで、F-SPACEというWEBギャラリーを開いています。美術関係者に発表の場を自由に提供して、埋もれた才能を発掘したいという考えからです。
彼女も学生時代、音楽をやっていて、周囲に芸術に携わる人たちが多かったことも、このFーSPACEを作るバックボーンになっています。
話を持ち込んでも、何をやるかをなかなか理解されず、拒否する人もいるそうです。それを仕事時間の制約がある中、自分の足で歩いて、めぼしいと思う人を見つけると、飛び込みで誘ったりもしています。
私も日曜市に通い始めてもう1年以上たちますが、初めのうちは、ネットにお店や人となりの紹介をすることが理解されなくて、断られてばかりでしたので、田中さんの気持ちがすごくよく分かった気がしました。
でも最近は、「いちの土佐」という形ができたので、サンプルを印刷してもっていくと、だいたいの人がその趣旨を理解していただけるるようになりました。
市井で懸命にものづくりに携わっている人たちのことを少しでも世に出したい。一つの農作物を作るための過程や苦労を伝えたいと思っているんですが、正直、伝えきれているか自信がありません。
でもさまざまな人生に触れさせていただいて、協力してくださったみなさんには本当に感謝しています。
なかなか原稿がアップできなくてすみません。
【写真】さまざまな人生に触れることのできる日曜市
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