大河ドラマ「龍馬伝」のふるさと高知から、坂本龍馬関連の話や、彼の生誕地近くの日曜市、火曜市など街路市のトピックなど、観光情報、食の情報をお届けしています。愛すべき日曜市のおじちゃん、おばちゃんの話、おいしい食べ物や農業の話、旅のつれづれ、街角の経済や投資の話題、歴史や土佐の風土など、考えたこと、感じたことをつづります。

農業: 2011年12月アーカイブ
足摺岬で椿園を営んできた影山充秀さんの訃報を聞きました。
影山さんは、窪川町の出身。「足摺の大自然の中で思う存分ツバキを咲かせてみたい」と、36年前に足摺半島に移住。ツルハシをふるって、荒れ地を開墾し、ツバキの木を植え続けてきました。
知る人ぞ知るという山の中の地。
植物は育ちにくく、菜種の油かすを使うなどの苦労も。
入園料を無料。色とりどりのツバキで訪れる人の目を楽しませてきました。
収入は農作業で得たものだけ。人を喜ばせるためだけに、黙々と作業を続ける。
人目にはつかないけど、こんな人たちがたくさんいて、世の中を支え続けています
影山さんに20年前にインタビューして書いた「やいろ鳥」の記事を見ると、
「あと、三十年、ツバキを育て続けて、幹が太くなり花が咲き誇る最高の状態で天寿をまっとうできたら…」と話しています。
この言葉どおり、あと10年、いやずっと長生きしてほしかった。
もう一度、あの笑顔に触れたいです。
ご冥福をお祈りします。
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