
青森旅行の最近のブログ記事
綿矢りささんが、高校生の時に読んでいて、作家を志すきっかけになったのが、太宰治の作品。
先日の青森旅行で、太宰の生家である「斜陽館」にも寄ってきました。
赤いレンガ、赤い屋根の大きなおうち。
太宰の実家、津島家は大地主で、お父さんは衆院議員。
さらに金融業務もやっていたそうで、青森銀行は、津島家の業務を引き継いでいるとか。
想像するに、冬は一面の銀世界でしょうから、この豪壮な赤い屋根は、相当目立っていたでしょうね。
周囲を睥睨(へいげい)するような存在だったでしょう。
太宰は地主階級の六男。
左翼運動に一時走るのは、屈折した心象風景のためかも知れません。。
この斜陽館は、津島家に売却されたあと、旅館になっていましたが、経営が悪化。
96年に町が買い取り、現在にいたっています。
昨年が生誕百年。映画などでも次々と作品化され、太宰にスポットが当たり、斜陽館も次々に観光客が訪れていました。
一番度肝をぬかれたのは、中にあった金ぴかのでっかい仏壇。
この仏壇は津島家のものですから、もちろん一度外へ出たのでしょうが、再び戻ってきています。
こんなに大きいと、家を転居するときにたいへんでしょうね。
ところで、近くのみやげ屋さんで「生れて墨(すみ)ませんべい」を見つけました。
青森はイカがよく取れるのですが、その墨を使ったお菓子。
太宰の作品の副題が「生れて、すみません」。
こういう文学の香り漂う語呂合わせは、私のハートをヒットするんですねえ。
彼のイラストが、ちょっと恥ずかしげで、なかなかいい。
青森の方々のセンスを感じます。
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相変わらず空にはぎんぎらぎんのお日さま。
きつい日差しを受けながら、きょうから高知大丸で始まった「東北六県味紀行」に行ってまいりました。
青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島の6県の味めぐりができるというお得な企画。
先々週、青森へ行ったばかり。東北好きなこのわたすが見逃すわけ、ないんだあ。←あっているのか不安。
まずはぐるりとひとまわり。
うれしいことに試食品がいっぱい。
秋田のしそ巻きあんずに、稲庭うどん、山形の紅花たくあん…。
根が「いただきもので生きています」、なもので、1周するうちに、お腹がいっぱいになってきました。
それでも青森のホタテを見ては、「うまかったなあ」と手を伸ばしそうになったり、宮城の蔵王の烏帽子(チーズケーキ)の誘惑に負けそうになったり。
減量中なのに、自分の欲望と戦うのに必死でした。
販売しているみなさんは現地からいらっしゃっているみたいで、高知の暑さはこたえるでしょうね。ご苦労さまです。
ついつい秋田のおばちゃんと話こんだりして。
「納豆に、いぶりがっこ。(秋田の人は)寒いから何もすることがなくて、変なものばっかり作り出す」と自嘲気味に話す秋田弁、いいなあ。
両方とも大好き。いぶりがっこは「おばさんの顔が掲載されているのがおいしい」(生産者の顔が示されているから)と、教えてもらいました。
ああ、いぶりがっこ食べたい。あの焦げたような独特の風味。
これがあれば、ご飯何杯でもいけます。
でも、会場には持ってきてないそうで、残念。
しかし、昼食お目当ての横手焼きそばは、きっちりゲット。
早速、近くの中央公園でいただきました。影に入ると風が通り抜けて、気持ちいい。
アドバイス通り、上に乗せられた、卵を混ぜ込んで、いただきました。
うんま~。
太めのめんが、卵にからまって、口の中でさらに仲良しに。
この太めのめん、青森の「つゆ焼きそば」を思い出しました。
またお腹すいてきた。みやげに買った秋田の「豆腐かすてら」持って帰って食べよう。
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きっと帰ってくるんだと~ お岩木山で手を振れば~♪
名曲「帰って来いよ」の冒頭に出てくる岩木山。
弘前近辺からよく、姿を見せてもらいました。
平原にすっと立っている姿は神秘的。
思わず拝みたくなる美しさと品格です。
山容を目にした人々が山岳信仰の対象としたのも、よく分かる気がします。
いつ見ても眼前にあるから、人々は時には話しかけたり、問答したりしているんでしょうね。
「帰ってこいよ」は、好きな女性を東京へ送り出した男の歌。
「茜の空で誓った恋」なんですが、東京暮らしで忘れてしまうのですね。彼女は。
ちょうど「木綿のハンカチーフ」と男性と女性が逆のパターン。
「毎日愉快に過ごす街角、僕は、僕は帰れない♪」。
この場合は男性が都会へ出て行く。
都会は、刺激がいっぱい。だんだんふるさとの素朴な恋人からは、心が離れていくのでしょうね。
でも地方出身者として、言わせてもらえば、都会は短期間滞在するのは、面白くていいですが、長期だと疲れます。
都会で疲労困ぱいになった人たちの心を、あたたかく包んでくれるのは、ふるさとやそこに住む人たち。
そういえば、龍馬も、「40(歳)になったら高知へ帰る」と手紙に書いていました。
龍馬に限らず、ふるさとが胸の中にあるから、人は、がんばれるのかも知れません。
「津軽の風と待っている 忘れはしまい あの約束の こんなに綺麗な茜空♪」
龍馬関係の記事は→こちら
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「田舎」を標ぼうする青森の田舎館(いなかだて)。
潔いです。男意気です。男だてです。
この田舎館の名前を全国にとどろかせたのが、役場近くの田んぼアート。
古代米と現在の米「つがるロマン」を組み合わせ、赤、黒、緑の三色で、大きな絵を描きます。
これまで写楽や北斎、俵屋宗達などの作品が、田んぼに「転写」されています。
昨年は、大河ドラマ「天地人」から、「愛」の前だて、直江兼続が登場。
とすると、今年は期待するではありませんか、大河の主人公、坂本龍馬を。
田園風景の中、車を走らせると、こつ然とお城が出現します。
なんと、これが田舎館村の役場。
ここの「天守閣」(展望台)から、田んぼアートが見られるのですね。
2年前に訪れたときは、人が全くいなかったのですが(閉館間際だったせいもあります)、今回は行列ができてました。
驚いて「列に並ばないといけないのか!」と、びっくりしていると、「2時間前はこんなものじゃなかったですよ。列がずっと外まで続いていたから」と係員さん。
どうやら人気観光スポットになっているようです。
ごったがえすエレベーターで、最上階、「天守閣」へ。
眼前に広がる緑の中に、ありました、ありました。
龍馬…じゃなくて、今年も来年も飛び越して、再来年の「平清盛」のたぶん登場人物であろう牛若丸、源義経と弁慶が。
「京の五条の橋の上~♪」の光景そのまま。
剛勇無双の弁慶に向かって、かろやかに飛び上がった牛若が、扇を投げつけるシーン。
頭上には月が。
牛若丸の体さばきが美しい。柔らかさをよく表現しています。
いつ見ても見事!
デザインから、稲の植え付けから、これは手間がかかっている。
初めて青森に来た5年前、偶然、「天守閣」を見かけて、田んぼアートのとりこになりました。
以来、青森にいくたび、作品をのぞきに行ってます。
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青森の友人と電話で話をしていて、「アリエッティの館」がある盛美園にいると言ったら、「その近くなら○○焼きそばが、おいしいですよ」とのこと。
○○の部分が聞こえなかったので、聞き返すと、どうも「ふゆ」と、いっているらしい。
夏なのに、「ふゆ焼きそば」とは、これいかに。
首をかしげていましたが、まあ、地元の人に聞くのが一番手っ取り早い、と覚悟を決めて田舎館へ。
この田舎館(いなかだて)という地名の響き、とても潔く感じられて、心地よい。
そう、田舎は田舎。
平成の大合併で、おしゃれな地名というか、何か勘違いしている地名がたくさん生まれましたが、「田舎じゃて!」(「田舎館」)と言い切るきっぷの良さ。
勘違いしている「地名」には、田舎館の爪のアカでもせんじて飲ませたいですね。
「田舎館」については、近日(あしたといわない、慎重さ。リスク管理能力を誉めてほしい)報告します。
その田舎館に、あったのです。
メニューの中に「ふゆ焼きそば」じゃなくて、「つゆ焼きそば」が。
うん?焼きそばにつゆ?
なんと、焼きそばがつゆの中におさまっている。
食堂のお客さんたちが何やら、ラーメンのようなものを食べていると思ったら、ちょっとめんが太い。
近くにいるとソースの濃厚なにおいが立ちこめています。
めっきりソース味に弱い私。すなわち焼きそばソースの魅惑に抗しがたい私。
で、早速注文することに。
汁の中に入っているのは、ほんとに、ほんとに焼きそばなんです。
その汁。ソースとかつおだし(だと思った)が絶妙のハーモニー。
焼きそばがからまると、これがなんとも、豊かな味。
汁もたくさん飲んじゃった。
青森の人って、味の天才ですね。こんなこと考えつくなんて。
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青森空港に到着したのがお昼時。
お腹がすいたので、すぐ「ご飯」ということになりました。
こんな時に、便利なのが「食べログ」。
早速検索をかけてみて、人気の高いお店に行くことにしました。
「これが、わかりにくいんだあ~」と突然の青森弁というか、津軽弁。
津軽弁、好きなんだあ~。
それはともかく、ナビをたよりに行きつ、もどりつ。いくら探してもない。
やっとのことで、小道の奥にお店を見つけました。
ヒーリングスペース ミュウ。
店の前にはブランコが置いてあり、しょうしゃなたたずまいの建物が。
中の調度も落ち着きのあるものばかり。
窓の外には人口の滝が流れていて、くつろぐスペースもあります。
メニューはカレーやパスタなど。
なんとなくの勘で、カレーを選びましたが、これが大当たり。
お肉や化学調味料を使ってない野菜カレーなのですが、驚いたことに、ものすごく、こくがあるんです。
「こく」というのは、動物性のものの「うまみ」から発生することが多いので、ちょっと信じられませんでした。
いままで食べたことのない、濃厚で、さっぱりしてて、幾重にも層が重なっているような奥深い味。
「これは、おいしい!」
単純ですが、この言葉しか出てきませんでした。
リンゴ畑の奥に、隠れていたこだわりのお店。
何かとても得した、明るい気分に。
青森旅行の出だしは絶好調で、いい旅を予感させてくれました。
ミュウの詳細は→こちら
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「住まば日の本 遊ばば十和田 歩けや奥入瀬(おいらせ)三里半」
明治から大正にかけての随筆家、評論家、大町桂月の言葉
桂月は、桂浜の月。
名前からも分かる通り、桂月は高知の出身です。
青森県の十和田湖と奥入瀬が着目し、上の言葉にあるように、文章に著し、広く宣伝に努めました。
十和田湖畔からの三里半(約14キロメートル)の間に渓流が続いており、これに沿って、車道、遊歩道が整備されています。
桂月が愛した奥入瀬。
高知県にゆかりがあるからということではないのですが、私もこの遊歩道の散策が、とても気に入っています。
ところどころに滝が。
渓流の音を耳にしながら、自分のペースで歩く。
ブナの甘やかなにおいと、緑のイオンに包まれているような心地よさ。
隣りを車が通っているので、ときおりその騒音が興をそぐことがありますが、とてもいい空間です。
夜、宿泊のホテルの冷房が故障したため、星を見に高台へ。
するとたくさんの人がマットに寝転がっていました。
星を寝ながら見るのですね。
あいにくと月光がまぶしく、星はきれいに見えませんでした。
でも、静寂の中、漆黒の闇に包まれながら、星空を見上げると、周辺の神気が胸に集まって来るような気がして、落ち着きます。
今回はスケジュールの都合で、なかなか歩けなかったけど、今度またゆっくり来たいです。
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夏季休暇で、少しみちのく(青森中心です)を旅して来ましたので、しばしお付き合いください。
いいかげんな性格なので、順不同、興味本位、時系列無視でいきます。お許しを。
1回目は「借りぐらしのアリエッティ」。
とはいっても、まだ映画は見てないのですが、このアリエッティのモデルの館が青森県平川市の「盛美園」にあるというので行ってきました。
粋をこらした庭園、金色の御宝殿、そしてアリエッティの盛美館。
下が和風、上が洋風の何とも、珍しい建物です。
屋根がコバルトブルーなのが印象的でした。
庭園を散策すると、この盛美館がいろいろな角度から見られます。
角度によってさまざまな顔を見せてくれて、なかなか興味深かったです。
園内の係の人に聞くと、アリエッティブームで、若い人もたくさん訪れているとか。
宮崎駿監督のサインも置いてありました。
くつろげるいい場所です。
さて、映画、見にいかなくては。
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