
街路市の将来の最近のブログ記事
きょうの日曜市は、暑さがさらにヒートアップ。「暑さがさらに、暑さ増し」という変な言葉遣いになってしまいますが、とにかく暑い。
それでもたくさんの人でにぎわってました。
ちょうどお盆休みで、帰省中の方々や、観光客の人がどっと押し寄せたのでしょう。
朝から早々品物が売り切れというお店もありました。
夏休みで家族連れが多いのも特徴的。
偶然、久しぶりに出会った友人、知人と旧交を温めているシーンにも出くわしました。
よさこいからお盆にかけて、高知市の人口の増加を感じるのは毎年のことです。
ずっと、このにぎわいが続けばいいのですが。
高知には若者が就職するところが、あまりないといわれてますが、農家になというのはどうでしょう?
体力的にきついところはあるかも知れません。
でも、新興国が発展して、農作物が将来不足することがほぼ確定的。
農業は未来産業だと思います。
今の大企業は、30年後はどうなっているのか?
30年前の大企業で、そのままの形で残っているのはそれほど多くありません。
「人の行く裏に道あり。山の花」は何も投資だけに限ったことではない。
きっと農業に日が当たる日がきます。
高知に定着して農業に従事し、日曜市に出店してくれる若者が増えてくれないでしょうか。
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きょうの高知新聞8面(経済面)で、「農産物が今後10年で高騰」の記事。
国連食糧農業機関(FAO)と経済協力開発機構(OECD)の報告書です。
指摘を受けるまでもなく、中国、インドなどの新興国経済が拡大し、人々の生活が豊かになってくると、「いいものを食べる」ようになるということは、だれでも分かります。
その結果、需給の関係で、農産物の値段が上がる。
最近、中国で頻繁に起きているスト。これなんかも、「世界の工場」から「世界の市場」へ中国が脱皮しつつあることを示しています。
また「ゲゲゲの女房」に話を振ると、水木しげるさんのおう盛な食欲がいつもドラマの中で目を引きます。
食欲は命のエネルギーの根源。
南方戦線で周囲のほとんどが犠牲になっても生き残り、復員後は生存競争が厳しい漫画家界で名をあげた水木さん。
これは「食いしん坊」の生命力があったからではないでしょうか。
奥さんのお父さんは、水木さんの「食いっぷりの良さ」にひかれて、娘を嫁に出す決心をしたそうですが、いいところ見てますね。
「お金の神様」で直木賞作家の邱永漢先生は、「食が貧相な人は生活力がない」とおっしゃってます。
邱先生の息子さんがお嫁さんにしたい女性を、初めて親に紹介するとき、息子さんは女性に「頼むから、親父の前では出された料理はおいしそうにたくさん食べてほしい」と言ったそうです。
実は私もたまたま、邱先生のテーブルで会食したことがあります。
根っからの食いしん坊で、あまりにも出された料理がおいしいことから、どんどん皿をたいらげて、ふと目をあげると邱先生が、うれしそうに笑っていらっしゃいます。
なんでそんなに、うれしそうなのかな、と疑問だったのですが、あとでいろいろ先生の本を読んで、納得しました。
私の場合は生活力があるというより、単なる食いしん坊だけなんだけど。
日本は食材や料理は何でもあり、きょうの「ゲゲゲの女房」のように、バナナがあこがれの果物だった時代は遠い過去のできごとになってしまいました。
幸運にもわが国は経済発展を成し遂げ、外国の安価な食糧を手に入れられる時代が長く続きました。
でも、上に掲げたFAOとOECDの報告書に見られるように、危機は迫っています。
その危機へ備えるヒントは日曜市、街路市の中にあるような気がしてなりません。
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きょうの高知新聞夕刊1面。渋谷のギャルが秋田の大潟村で稲作に挑戦している記事が掲載されています。
「ノギャル」(農業+ギャル)プロジェクト。「ギャル社長」で、歌手やモデルをやっている藤田志穂さん(24)が中心になっています。
渋谷→ハチ公→出身地の秋田のつながり。ははは、また秋田だ。
生足に短パン、カラフルな長靴、軍手から突き出た長いつめで、農作業にいそしむギャルたちです。
この「ノギャル」たち、時代感覚が鋭敏ですね。
兼ねてからこのブログでも述べているように、これから「農業の時代が来る」とひそかに思っています。
しかし、日曜市を見ても分かるとおり、農業をする人は高齢化が進んでおり、後継者不足が深刻。このままでは農業の時代が来る前に、継ぐ人がいなくなってしまう。
実は「『農業がかっこいい』という感覚が一般に広がれば、農業に携わる人が増えてくるのにねえ」と街路市で、いつもおばちゃんたちに言っているんです。
藤田さんたちは、これから「イケてる農作業着」の開発にも取り組むとか。
いいですね。ノギャルがイケてる野良着で、ノリノリ農作業。
作業を見学した地元の女子高生は「あこがれのモデルが農作業をするのは新鮮。一緒に収穫したい」。
農作業は厳しく体力がいるものですが、それにめげずに、明るく楽しくかっこよく農業をやる若い娘さんたちが増えてくると、追随してくる男の子がきっと出てくる。
かくして農家は増え、食糧自給率は高まり、日本は平和になったのでありました。チャン、チャン。
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土佐の街路市特集「いちの土佐」を開設してから1週間余り。温かいメッセージをいただきました。
メッセージをいだたいたのは「生産現場をたずねて」でお世話になった、吉本幸司さんのブログからです。吉本さんの店はおじゃこや干物を中心とするお店。お母さんのゆう子さんと一緒に、日曜市(172番)、火曜市(60番)、木曜市(61番)に出店されています。
幸司さんは、祖父の中田遊亀さん、祖母の陽子さんとともに、釜揚げのちりめんじゃこを作っています。すべて手作りで、たいへんな手間を掛けて、お客さんのために安心、安全なものを産み出そうと、毎日努力しています。
味と品物の良さは各曜日市での人気ぶりを見ても分かります。ほとんどお客さんが途切れることはありません。
毎日のちりめんじゃこ作りや店の運営で忙しい最中、幸司さんは、中田遊亀商店のサイトを立ち上げ、インターネットでの販売も行っています。
全くのゼロからの出発。ただ、彼はこれまでITや印刷の仕事に関わったことがあり、その経験を生かしてページデザイン、SEO対策(どうすればページが読まれるか)などすべて独力で創意工夫をして成果を上げています。
それにしても日中の仕事だけでもたいへんなのに、夜遅くまでIT対策をしている姿には頭が下がります。
お店にとって、きちんとしたもの作りをすることがまず一番大事なことであることは言うまでもありません。それに加えて将来を見すえ、効果的にアピールする方策まで考えている。
こんな若者を街路市の中で発見したことは衝撃でした。そして、後継者不足に悩む街路市で、希望の光が少し見えた気がしました。
【写真】ほとんどお客さんが途切れることがない吉本幸司さんのお店
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