
きれいな顔の最近のブログ記事
今年の大学生の就職内定率が過去最低だそうですね。
でもこの数字はマジックがあって、日本史上もっとも景気が良かった今から20年前のバブル期の大学卒就職内定者と現在は、ほぼ同じだそうです。
一面、大学生の数は24年前が180万人、去年は280万人と大学生の人口が増えている。
大学生の数が増え、採用する人数が変わらなければ、就職内定率が下がるのは道理ですね。
従業員5千人以上の企業の求人倍率は0.47倍で、300人未満の企業では4.41倍とのこと。
大企業は人気で求人はそんなにないけど、中小企業には人が来ない。
きょう24日付の高知新聞19面の「原論」では評論家の斎藤美奈子さんがこの点、中小企業側にも問題があることを指摘しています。
会社概要自体に個性が感じられず、画一的なメッセージが多い。
「それでいて『求める人物像』の欄では、コミュニケーション能力の高い方、熱意のある方、チャレンジ精神のある方、柔軟性のある方など、注文のつけ放題」(斎藤さん)
「企業側にも、採用に対しての個性と熱意が必要である」と斎藤さんは説いています。
もちろん企業側、学生側それぞれに要望や事情があることは理解できます。
ただ、もし自分が今年就職立場だったらどうだろうと、よく考えます。
近現代史を見るとよく分かりますが、そのときに勢威があって、人気が高かった企業は、20年後、30年後はどうかというと、たいがい「選手交代」が起きてます。
例えば戦後まもなく盛んであった繊維業は、時間がたつと、自動車産業などに取って代わられる。
最近ではIT。世界の長者番付のトップ30にIT産業のトップが目立ちます。
今活躍している企業がずっと活躍している保証はない。
ここは「時代を読む目」が必要で、これから何が必要とされるか、よく研究しなければならないと考えます。
それには、世の流れを把握するのが大事で、ネットだけでなく、新聞を読むことが最も効果的であると、思っています。手前みそですけど。
ネットはある事象、トピックを深く読み込むための情報収集には長けていますが、個々の現象のつながり、連環を理解するには、日々新聞を読むことが最適でしょう。
さて、私自身は、何度もこのブログでも書いてますが、次世代に有望な産業の一つは農業だと思っています。
人間の生命を維持するには食料や水は欠かせない。
中国などアジアの新興国が発展するに従って、生活水準がアップし、豊かな食生活を求めるようになる。
日本の職人的な技術は農業にも生かされていて、安心、安全、おいしい食材がたくさんあり、世界的にも優位に立っている…ことなどからです。
肉体労働は厳しい。さらに自然が相手なので、思ったように成果があがらないこともあるでしょう。
でも自然の中で生活し、農作物を真摯に作り続けている方々のお顔は、美しい。
あの顔が、仕事の充実感と生きがいを表しています。
これから仕事に就くことを考えられている若い人たちには、ぜひ農業も選択肢のひとつに数えていただきたいですね。
そういった「美しい顔」に会いたかったら、一度日曜市を歩いてみてください。
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全ての歴史は、現在に属している、とも言える。
加藤登紀子さんのツィートの中で見つけた言葉。
この言葉の基になったのは、加藤さんではないらしいのですが。
iPodが出てきてから、音楽の購入方法、配信方法が劇的に変わった。
レコード→CD→iPod(あるいは着うた)と音楽の記録媒体が変化。
そしてネット配信されるに及んで、いつでも、どこにいても音楽が購入できるように。
その結果、音楽が「とどまっている」ネット空間上(サーバー内)には、現在と過去の曲の境目がなくなった。
すなわち60年代のポップスと現代の曲が同居する。
その結果、音楽を聞く人の中に、「古い」「新しい」を意識することがなくなった。
ビートルズに今を感じ、ビヨンセに郷愁を見いだす…てな若い人が世界中で増えている。
こういう現象を「全ての歴史は現在に属している」と表現したようなんですね。
この言葉をしばらく口の中で反すうしていて、逆もまた真ではないかと、ふと思い付きました。
「全ての未来は現在に属している」
未来の芽はすべて現存する事象の中に存在する。
仕事でも、投資においても、さらには、結婚でもしかり。
神ならぬ身ですから、未来を確実に見通せるわけはありません。
でも、情報を取捨選択し、考え、行動しながら、修正しながらだったら、予測の確度は高まってくるのではないでしょうか。
要は大量の情報の中で、何を生かし、何を捨てるのか。そしてどう考え、どう実行していくのか。
修練を積んでいけば、完全ではないにしろ、ある程度当たる「未来の水晶玉」が手にはいるのではないか。
そんなことを考えています。
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きょう帯屋町を通ると人だかりがしていました。
物見高いので、何だ何だと行ってみると、路上でファッションショーをやっているではありませんか。
メディアでも話題の美少女図鑑。地域の美少女を発掘し、モデルとし、地元の各所で撮影するというフリーペーパーです。地域活性化の意味もあって、このフリーペーパー、すぐになくなるそうです。
高知での創刊は今月16日から。そのイベントということでした。
こういうときに限って、カメラを持っている。いやあ、ついてるなあ。これは撮影しなくては。と、いうことで、目の保養をどうぞ。
ずいぶん緊張されている方もいらっしゃいましたが、ちょっと表情が緩むと魅力が増しますね。
個性もさまざま。クールビューティから、ウォームビューティまで
高知は「美人の宝庫」とは思っていましたが、街であまり見かけません。どこに隠れていたんでしょうね。
高知美少女図鑑のホームページは→こちら
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ブルーベリーの収穫は7月から8月の炎天下になります。
家族や近隣の方たち総出の収穫です。一度現場でおじゃましましたが、半端な暑さじゃないんです。その中での重労働。
時期を間違うと、台風がやってきて、実をすべて落としてしまうので、実るとすぐ、収穫しなければならない。
実を狙う鳥や虫との戦いもあります。農薬を使ってないので、害虫の駆除もたいへんなんですね。
このブルーベリー、日曜市では大人気で、朝から行列ができ、あっという間に売り切れてしまいます。
金曜市に出店している妹の愛子さんともども、いつも応対していただいて、気持ちが安らかになるお二人です。
佐千代さんのお店は、そのお人柄からかファンも多く、店の中でよく話し込んでいる姿がよく見られます。
退職されたご婦人が、忙しい時にボランティアで手伝うことも。
周囲に人が集まる方というのは、どういう人格なんだろう。
永野さん姉妹を見ていると、自然を相手に、人を相手に、真剣に考え、対応し努力ていると、人柄に一種の風韻(ふういん)ができるものだなあとつくづく感じます。
その風に吹かれるのが心地よくて、人が集まってくるのでしょうね。
永野さんのブルーベリー作りを書いた「生産現場を訪ねて」は→こちらから
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午後の日曜市は日差しも薄れ、ちょっとどんよりとした空になっています。
そんな中、日曜市1丁目北27番の近藤溢以さんのご主人である隆さんの訃報を聞きました。
溢以さん、隆さんご夫妻には3年前の2月にお世話になりました。
「生産現場をたずねて」の取材で春野町弘岡にある近藤さんの畑を訪ねたのです。
お忙しい中、畑仕事をしながら、お二人には丁寧に、質問に応えていただきました。
以前にこのブログで「美しい顔」という文を書き、印象的ないい顔、すてきな顔として隆さんの写真を掲載したことがあります。
天と地の間に座る、隆さんの笑顔は突き抜けたようで、自然と対話して精進を重ねてきた方はこんな顔になるのだなあと、心動かされたことを、思い出します。
取材当時は脳梗塞で倒れられた後で、体が無理できない状態なのに、畑に出て、自分のできることを黙々とこなされていました。
最近、溢以さんはお店を出していませんでした。隣接するお店の方から、「隆さんの容体が悪いので、溢以さんがつきっきりで世話をしている」という話をうかがって、心配していましたが、残念です。
きょう溢以さんにお目にかかり、隆さんが安らかな顔で逝かれたという話をしていただきました。
あの突き抜けた笑顔を頭の中に広げると、隆さんは「天に帰った」という気がしてなりません。
ご冥福をお祈りします。
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同じとさあちのブログ仲間で「山に聞く」 を書いていただいている竹村義仁さんは、私の長年の友人で、山の師匠です。
登山歴半世紀以上。ブログもそうですが、その穏やかな語り口から紡ぎ出される言葉は含蓄に富んでいて、山のこと、仕事のこと、食べもののことなど、うかがう話は飽きることがありません。
その竹村さんが9月から、ヒマラヤへ行きます。高知新聞に掲載されたので、知っている方も多いでしょうが、平均年齢64歳の高知県の山男9人が、7180メートルの高峰、ラトナチェリへ挑みます。竹村さんはメンバーの一人。
ラトナチェリは、まだ1隊しか登頂してないので、登頂に成功すると世界で2番目の快挙になります。
先日、出発前の竹村さんに、あいさつをしてきましたが、何か、うきうきして子どもみたい。日曜市のおじちゃん、おばちゃんと共通するいいお顔をされていました。
遠征が決まってから、トレーニングの連続。毎週、山に登っていたそうです。初めは息切れしていても、だんだん体が慣れてきて、苦しくなくなってきたとのこと。
トレーニングのこつは、毎日、あるいは毎週、少しずつ。無理をせずに継続していれば、いくつになっても(年寄り扱いして申し訳ない)、上達したり、体力はついてくるものなんですね。いい話をうかがいました。
高知の高齢者の方々からもこの壮挙に、「励まされる」との話をよく聞きます。
成功してほしいです。でも、成功してもしなくても無事で帰ってきてほしいというのが本音なんですけど。
【写真】ラトナチュリへ挑戦する土佐の山男9人。後方、左から2人目が竹村さん
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サラリーマンに比べて、第一次産業の周辺の人たちにきれいな顔が多いもう一つの理由は、対人関係のストレスが少ないせいではないでしょうか。
もちろん、おじちゃん、おばちゃんたちも家族や友人関係で悩むこともあるでしょうけれど、「職場」の周辺が自然であるのと、人間の集団であるのとでは、ストレスは段違いだと思います。
台風、地震、大雪など自然は時には猛威をふるいますが、小鳥の鳴き声、緑、風、海の音など、人の精神を落ち着かせてくれるものがたくさんあります。
ところが、周囲が人間の集団だと、気疲れすることが多いんですね。周囲と円滑にやっていくためには、どうしても妥協や我慢を強いられます。まあ私は鈍感な方なので、人間関係で悩むということは少ないですが。
長年サラリーマンをやっていると、どうしてもその精神的な疲れが顔に出てくるような気がします。
自然の中に身をおいて、少人数とか一人で仕事をしていると寂しいのではないかと思われる人がいるかもしれませんが、そうではないんですね。風や雲の流れ、木々のざわめきなど自然は多くのことを語りかけてきます。
やはり人間は自然の中にいる方が「自然」な自分に戻れる気がします。やはり、サラリーマンも時には大自然の中に身を置いて、大地や宇宙の「気」を感じなくてはね。そう心掛けることが、顔をきれいに保つ秘けつだと思います。美白やエステなんて関係ないって。
もう一つ効果的な「精神エステ」の方法は、自然の気をいっぱいに浴びた街路市のおじちゃん、おばちゃんたちの笑顔に接することです。
鍋島和彦
【写真】 空気もおいしい街路市の店主さんの「職場」
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一つには、農業に携わっている方が多く、自然を相手にしているからではないかと思います。
まず空気がいいところが多いだろうし、自然の中で動いていると、体にいいことは間違いないですよね。
それと、作物を作る環境は毎年変わります。気温の高低、風の強弱、台風が来るか、来ないか、洪水の場合もある。
農業をなさっている方々は、毎年気候変動を予想しながら苦労して作付けをなさっていますが、実際にどうなるか、予想するのはなかなか難しいようです。
ですから成り行きにまかせなければしょうがないところが出てきます。取材していて、みんな大自然を前にした諦観(ていかん)というか、いい意味でのあきらめの気持ちを持っているように感じました。
「人事を尽くして天命を待つ」と言う言葉があります。精いっぱいやることをやったら、なすがまま、あるがまま。この精神が農業をやっていると自然に身につくのではないか。それが風格となって、顔に現れるのではないか。そんな気がしています。
さて、きょうは日曜市、またまたテントを張りに出掛けます。
鍋島和彦
【写真】当たり前のことですけど、農業はいつも自然と向き合ってます
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土に生きて、一生懸命ものづくりをしている顔の人っていうのは、サラリーマンの顔とちょっと違う気がします。
サラリーマンでも懸命に仕事をしている人、ものづくりに励んでいる人は、いい顔をしていますが、やはり、街路市の店主さんたちとは異なっているように感じます。
農業、漁業、第一次産業周辺に携わっている人の顔の特徴としては、まず長時間日光に当たっているから、顔の色が黒くなります。それと紫外線を多く浴びているせいで、年を取るとしわが多くなります。
UVカットなんて考えてたら仕事になりませんからね。
農業をしている人の顔がすべていい顔をしている、なんてことはいいませんが、少なくともサラリーマンよりは、きれいな顔が多いような気がします。思いこみかもしれませんがしわすらも美しい。
街路市のおばちゃん、おじちゃんの顔にたくさん接することが多いこのごろ。「何十年後かに、あんないい顔になりたいなあ」なんて、あこがれたりすることがあります。
でも、鏡に映して自分の顔を見ると、その道の遠さにためいきが出ます。
鍋島和彦
【写真】これぞ土に生きてきた顔です。いい表情ですよねえ
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「いちの土佐」の取材で店主さんの顔をアップで撮影させていただく時、いつも言われるのが「きれいにとってよ」。店主さんは女性の方が圧倒的に多いんですよねえ。
こちらのカメラの腕もありますので、そうそうご本人に満足のいく写真を撮影することができません。
この前は、「朝一番に来てくれたら(写真撮っても)かまん(かまわない)。もう一回来て」と言われてしまいました。なぜかというと、朝はまだ化粧が落ちてないから。お客さんの相手をしてると汗が出てきて化粧が落ちる。忙しくて化粧直しをする暇もないんですね。
翌週朝一番で駆けつけると、きっちり化粧をして、服装も心なしかあでやか。街路市は60代はまだ若手。70代、80代から90代の方までいらっしゃいます。「やはりいくつになっても女性は少しでもきれいに写りたい、見られたいんだなあ」とほほえましくなりました。
でもね。ファインダー越しにのぞくおばちゃん、おじちゃんは、「はっ」とするほど美しいです。美人とか男前とか顔かたち関係なしに、風韻(ふういん)を持つきれいさなんですね。
【写真】どうです?この笑顔。美しいでしょう?
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