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高知の喫茶店を総まくり!独自の喫茶文化を世界に広めんと結成されたモーニング探検隊、略してモニ探。県内をかけずり回っておいしい情報をお届けします。
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懐かしきデジャヴ【高知市・マルタン】

土佐の食や自然、人を生かした催しなどを高知県内各地で繰り広げる観光イベント「花・人・土佐であい博」が開幕しております。来年二月一日までの期間中、県内各地でそりゃもう多彩なイベントが開催されるわけで、ぜひ公式サイトとか高知新聞社の特集ページとかをご参考にお出かけしていただきたいと思います。

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モニ明「珍しく、皮肉無しですね」
モニ鍋「人を何やと思ってるの。高知県振興のために心から応援しますよアヘアヘフヒハ、アヘフヒハ」
明「寛平・・・ちゃん・・・?」

間寛平さんは高知県宿毛市出身なんですよね。その縁で、であい博のPR役を務めておりまして、県内では寛平ちゃんが出てるTVコマーシャルが毎日流れておりますが、先日ご年配の知り合いの方に「で、寛平ちゃんが来るのはいつ?オレンジ(県民文化ホール)でやるの?」と聞かれました。

明「吉本興業の漫才ショーのCMだと」
鍋「そう思ってるのにかわらん(違いない)。であい博実行委のみなさん、周知徹底、大変だと思いますが頑張ってください」
明「まあ実際、吉本興業の『よしもとかっとびライブ2008』というのが今度の日曜(3/9)に高知市でやるんですけどね」
鍋「ペナルティ来ることになったか・・・ちょっと行きたいな・・・」
明「個人的には大西ライオンが見られたらチケット5000円超えても行きます」
鍋「どっちにせよ、寛平ちゃんは来ないのでお間違えなく」

     ◇

さて、そういうわけで「であい博」の開会式が行われた新高知駅コンコース。きれいで新しくて、なんか旅情をそそられますねえ。明日私は旅に出まっす。

明「『あずさ2号』は新宿駅から松本、白馬方面に向かう下りの特急列車でした。当時は上下線ともに1番から番号が付与されていたので、この列車は新宿発の2番目ということになります」

あなたの知らぁない~ひとと二人で~♪

明「ところが、1978(昭和53年)10月2日のダイヤ改正で、下り(東京都内出発)が奇数号、上り(東京都内到着)が偶数号となったため、この歌での『あずさ2号』は現在なら『あずさ3号』に相当します」

さよならは~いつまでたってもお~~♪(熱唱)

明「私などはこれに長年、気付かなかったため、下りは奇数なのに変!作詞者が間違えたのか、などと思っていてお恥ずかしい。ちなみに今現在はあずさ(E257系)に加え、スーパーあずさ(E351系)も運行しており、JR中央東線の基幹列車として今も活躍しています」
鍋「・・・て、鉄の人?」

それにしてもJR四国の駅で、なんであずさについて語らなければならんのか。どんどん話が脱線する前に、新高知駅を後にします。列車だけに脱線注意。なんちて。

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明「(無視)駅北口からまっすぐ北に向かう通りは、イオンモール高知への道でもあります」
鍋「産業道路と交差した後、久万川越えて、イオンの西側道路につながるわけやね」

現在でも「高知の繁華街が移動した」と言われるほどの集客力を誇るイオン。高知駅の通り抜けが実現し、播磨屋橋・電車通りと支障なくつながるようになれば、さらにイオンが集客して独り勝ちになるんじゃないかと言う人もいますが。

明「でも、その間の道路は人通りが活発になるのは間違いないし、逆にイオンから中心街へも来やすくなるわけでしょう」
鍋「ここで一つ、知恵を絞って努力するべきですな」

ピンチに見えて、高知市の中心街には逆にチャンスのような気もします。播磨屋橋南の高知西武跡に商業施設が完成したら、さらに人の流れは加速するでしょう。嘆く前に、ここで一発大逆転。いごっそうの底力を見せてほしいものです。

そういうことで、この駅北口から産業道路までの、短い南北の道路。ここ何て呼ぶんでしょうか?西に江ノ口小、東に日赤。新本町・昭和町・和泉町というところ。わりと昔から片側2車線の広い道路で、植え込みなんかもあって都会的な印象でした。

明「ここまで来たということは、ここも『エキキタ』であると」
鍋「おっしゃる通りです。何だったら産業道路ぐらいまでエキキタに含めてもいいと考えています」
明「じゃあ吉田町もエキキタなんですか」
鍋「ブリコとは言わんがコープぐらいまでなら・・・」
明「広すぎますがな」

まあ実際、昭和町を通っていて、あくびをしたら吉田町だったという逸話もあるぐらいの過密なエリアですので、何だったら西は愛宕町、東は比島町ぐらいまでエキキタでも構わん。わし、器大きいなあ。

明「それは次回以降にゆっくりお話することにして、今回は昭和町ですか?」

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はい。今回のお店は、その駅北口から産業道路に抜ける道沿いにあります。年季が入った外観。手書きのメニューボード。喫茶「マルタン」は、激変する周辺から切り離され、時が止まったような落ち着いた雰囲気を持っています。

中に入ると、適度に落とされた照明と、ふかふかのソファ。低く流れるFM放送。木や緑が豊富なインテリア。メニューも手書き。カウンターでは、常連さんとママさんのおしゃべり。豊富な週刊誌と新聞。

なんか・・・デジャヴのような気分である。昭和の「高知のきっさ」がここに冷凍保存されていたような、懐かしくも暖かな雰囲気に満ちている。

明「ああ、懐かしいですねえ。日曜の朝、よく親に連れられて来た、近所のきっさみたい」
鍋「みんなでモーニング食べて、その日は店のマンガ読んでも構わんかってな。昭和的中流階級の幸せやったなー」

時は流れ平成の今、家庭の食卓は崩壊し、家族は分断されめいめい勝手にご飯を食べる「孤食」がまん延しておる。あの懐かしい昭和の日曜の朝はどこへ行ってしまったのか。最近、家庭に会話がないとお悩みのアナタ、今度の休みは家族総出でモーニングを食べに行ってみませんか。

鍋「モーニングが家庭崩壊を救うんや」
明「また大きく出たなー。でも、確かにいつもより家族の会話が進んだりして、温かい時間だったような気がします」
鍋「喫茶店から始めよう、家族の会話。どんどんえいキャッチフレーズ出てくるな」

そんな時のお店は、どうぞモニ探で検索を。おいしい系からなごみ系まで、各種取りそろえております。さて、今回のマルタン。モーニングメニューは470円と500円の4種類。トースト、ホットサンド、おにぎりときて、チーズマーマレードトーストがあった。

鍋「これは・・・珈風帆以来の・・・」
明「どう違うのか非常に興味がありますので、これにしましょう」

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ママさんが丁寧に手作りして、出てきたモーニングはとても暖かな雰囲気。チーズマーマレードは、思うにチーズとマーマレードの分量というか割合が意外と大切なのですね。絶妙な釣り合いというものが確かにある。

明「ああ、うまい。やっぱり絶妙なマッチングですね」

珈風帆に迫るほど、マルタンのチーズマーマレードトーストもおいしい。珈風帆ほどの洗練はないが、素朴でもう少し味が濃くて、外で遊び回って疲れたときのおやつみたいな感じ。ベースの食パンが市販品ぽいのも、逆にこの味付けにはベストマッチしている。

その他は、サラダとコーヒー。イチゴがついているのがうれしい。小鉢は、実は大根のみそ汁で、ダシの風味とこうじの味噌がうれしい。コーヒーはまろやかで、何杯でも飲めそうな感じ。いいなあ。くつろぐなあ。

明「デイリースポーツ読みふけるのはそこら辺にして取材しましょうよ」
鍋「まだ『懲りない編集長安部譲二のなんだかんだ』読んでないのに~」

ママさんの浜崎朱美さんにお話を伺う。マルタンはなんと、ここ昭和町で35年もの間、営業を続けてきたしにせだという。「ここら辺が住宅街になって、最近は人が減ってきたけど、それをずっと見てきました」と笑顔を見せる。

チーズマーマレードトーストは10年ぐらい前から始めた。「ほかのお店を参考に」、少しでも新しいメニューをと考えてこのことだ。お店の売りは、毎日内容が変わる、すべて手作りの日替わり定食と、心込めていれるコーヒー。ぜんざいなどの甘いものメニューにいたるまで、すべて浜崎さんの手作りという。

「常連さんが多くてね。この辺りも(住民の)年齢層が高くなって、独居のお年寄りも多い。みんなが毎日来てくれて、具合はどうかって」。カウンターの常連のおばちゃんも「ここに来てコーヒー飲まな、一日が始まらん」と笑って補足してくれた。

「お客さんにおいしかった、と言ってくれればうれしい。それだけです」と浜崎さん。駅裏がエキキタになるまで、移り変わる時間の中、変わらない暖かさと居心地の良さを提供してきた。地域を照らす、灯台のようなお店。これからもずっと、このお店が続いてほしいと願う。

明「街角に名店あり、ですねえ」
鍋「高知の喫茶文化の奥深さにあらためて脱帽です」

ということで、エキキタレポートはここいらで一旦締め。次回からはまた、違うエリアのお店をレポートします。

明「相変わらずコメント、情報待ってます」
鍋「6時ちょうどの~南風2号で~~~(大熱唱)」
明「駅からもう離れませんか」

こんなかたちで終わることしかできない私を許してください、って感じ。うまいことオチついたのでまた次回、です。


【お店データ】
 マルタン
 高知市昭和町24-14
 088-824-3273
 営業時間 7時半~17時 日・祝日 ~12時

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