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高知の喫茶店を総まくり!独自の喫茶文化を世界に広めんと結成されたモーニング探検隊、略してモニ探。県内をかけずり回っておいしい情報をお届けします。
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熟読の理想郷【高知市・ボンゴレラ】

驚いたなあ。いや本当に驚いた。

モニ明「のっけから何をそんなに驚いてますの」

ポール・マッカートニーが離婚の財産分与で47億円払うんやって。すごいぞ47億円。47Newsとちゃうぞ。47億円とえいばPCモニターで有名なナナオの今期最終利益予想額やったり、宇宙旅行カップルシートが買えるぐらいやぞ。サントメ・プリンシペぐらいは買えるかもしれんぞ。

明「落ち着いてください。国情ネタはやめなさい。あと、これって慰謝料とかですかね?」

君も関心あるんやないの。離婚に関して特にどちらが有責というわけではないようなので、単純に財産分与みたいですね。妻のミルズさんが持っていた権利の行使です。その額について協議してたみたい。それにしても47億円てなあ。NEDOの福利厚生施設がちょうどそんな値段やな。NEDO豪快やなあ。

明「それもすごい話ですが、だから問題になりそうな発言は控えてくださいってば」

というわけで、広末涼子さんもそうですが最近は離婚の話題が結構多いですよね。昨年は芸能人とか結婚ラッシュだったような気がしますが、今年は一転してそういう年なのかもしれません。気をつけないかんぞ。

明「僕に振らないでください」
モニ鍋「仕事とモーニングに明け暮れて、家庭を顧みんと大変なことになるぞ」
明「うちは大丈夫です。ていうか団長はどうなんですか?」
鍋「47億円は払えんなあ」
明「いくらだったら払うつもりなんですか」
鍋「この某店のコーヒーチケットで・・・」
明「それでは離婚してさえ、もらえませんなあ・・・」

     ◇

というわけで、皆さん、家庭を大事にしましょう。とはいうものの、いろいろ大変なこともあるでしょう。家のローンはキツイし子どもは反抗期やし、仕事はもちろん大変やし、ガソリン代高いし、あーもう人生ちょっと夏休みに入っちゃおうかなああ、なんて、いい感じのストレス溜めまくっている人も多いと思います。

明「そんな時は喫茶店へどうぞ」
鍋「まあ、確かにそうやな」

喫茶店はフィトンチッド以上のなんか癒され物質?的なものが出てるね。ただ座ってコーヒー飲んでるだけやのに、なんかリフレッシュする。モーニング食べて週刊誌とかマンガ読んで、気が付けばまあ仕事サボってるわけやけど、たまにはいいじゃないですか。みんな疲れてるんやから、たまには。

明「そう言いながら、またマンガ読んでサボるつもりでしょう」

見逃してや。人間、マンガ成分も必要なんよ。月曜日にはスピリッツ読んで、木曜日に週刊モーニング読んで、毎月10日25日はビッグコミック読んで、そういう特別な時間が大事なんよ。「ダブル・フェイス」おもしれー。

明「というか、毎日何かしら読んでるから、ちっとも特別な時間じゃないですよね」

ところで、漫画を読みたければ漫画喫茶に行けばいいじゃない。なんてことを言う人がいますが、機能的な面で漫画喫茶の存在を認められても、モニ探的にはどうも物足りません。だって漫画読むだけやないか、あそこ。

明「まあ漫画喫茶やしねえ。でもネットもビリヤードもできるし」
鍋「ドリンクも飲み放題やしマッサージチェアもあるし」
明「エンジョイしまくりですやん」

でもな、一つだけ納得いかんのは食べ物。ほとんど冷凍食品ばっかりでおいしくないでしょう。中にはランチ割引サービスや、泊まり明けのモーニング無料サービスやってる店もあるみたいやけど、おいしいというにはちょっとなあ。

明「そう言いつつ無駄に詳しいですよね。まあ、確かに漫画読むだけで味気ないのは分かります」

な。やっぱり食事って温かな心のつながりというか、コミュニケーションというか、そういうのがないと。レンジでチンしたやつを黙々と食べながら漫画読むというのもなんだかもの悲しい。やっぱり食は基本ですよ。おいしいからこそ、我々は喫茶店に通うのです。「黄金のラフ」おもしれーなーあ。

明「結局、漫画読んで幸せなんじゃないですか。でもね、いい店ありますよ」
鍋「漫画がいっぱいある喫茶店?」
明「だけでなく、ご飯もおいしいらしいです」
鍋「ははは、そんなうまい話が」
明「さて、僕はモーニング食べて『おーい龍馬』全巻読んできますね」
鍋「まさかマジであるの?ぜ、ぜひ連れて行ってくれ。わしの理想郷に」

     ◇

これは何と、日曜市5丁目南381番でウルメなどの海産物を商っていらっしゃる小出俊恵さんからの情報です。

「漫画の単行本が山ほどあってモーニング、ランチも充実。新刊も要望に応じて入荷してくれます。土曜日には満員になるほど人気ですよ」とのこと。こりゃー行かねばならぬ!小出さん、情報ありがとうございます!

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そのお店は高知市吸江にあります「ボンゴレラ」。白を基調とした明るい外観とインテリアで、上品な喫茶店かと思って中へ入って絶句する。壁という壁が本棚になっとるんである。

鍋「ま、まあ漫画喫茶の常識設備やけどな」
明「それにしても、見た目普通の喫茶店にこういう設備があると、圧巻ですね」

個別のブースがある漫画喫茶やネットカフェと違って、店にいる間中ずっと本棚見えてるしね。戸惑いつつメニューから注文。モーニングは8種類もあり、和定食、おにぎりと和風メニューがあるのもうれしい。

迷った末に「はちみつトースト」500円を注文。このお店のシステムは、基本的に「2時間」である。モーニングやランチ、ドリンクメニューを1品でも頼むと、2時間漫画読み放題。2時間過ぎたら、ドリンクでも何でも次の1品を頼めばまた2時間読み放題。

鍋「何ちゅう太っ腹やー!漫画喫茶よりずっとお得やないかー」
明「あっちは食事別料金で、3時間1000円とかですからね」

メニューを楽しく選んだ後は、さあ、漫画を楽しく選ぶんである。何読もうかなー。センバツ高校野球の時期やし「クロカン」読もうかなー。

明「僕は『ギャラリーフェイク』読みます」
鍋「それ、うちに全巻あるよ」
明「もう自宅で喫茶店やった方が早くないですか?」

それも魅力的な案やが、とりあえず今はこの店に身をゆだねたい。お、「カバチタレ!」読もうかな。島耕作シリーズもあるなあ。ああ、楽しいなあ。

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テーブルに漫画を携えて戻ると、モーニングが出てきました。トースト(大)の縦2枚切りにサラダ、目玉焼きなど。付け合わせのスパゲッティと、みそ汁がうれしいね。ハチミツは小さなピッチャーに入っていて、後付けスタイル。

まずトーストの半分は何もつけずに。うーん、香ばしいトーストと甘いバター。やっぱりトーストはおいしい。サクサク、フワフワなトーストの説得力に思わず膝を打ちたくなる。

鍋「でな、残りの半分にこうしてハチミツたらーりと。あーうま。うま」
明「幸せなお人ですなあ」

何とでも言って。思えば子どものころはよくハチミツトースト食べたけど、最近ご無沙汰やなあ。ハチミツ独特の、濃厚な甘さとバターの塩味が絶妙マッチ。何で食べなくなったんかなあ。単純にうまいよなあ、これ。

明「それもトースト自体がしょぼいと悲しくなりますが、このお店のトーストは薫り高くて最高です」
鍋「みそ汁、ワカメだけやないぞ。キャベツ入っとる。ダシもきいて、これ春キャベツかなあ?甘くてうまいなあ。あーうま」
明「幸せなお人ですなあ」

食べ終えて、しっかりとコクのあるコーヒーすすりつつ、漫画を読む。気付けば店内にけっこうお客さんが多いけど、ちっとも騒がしくない。みんな黙々と漫画に集中しているんである。奇妙な静けさの中、マイペースでこちらも漫画に没頭する。ええなあ。充実してるなあ。田島(「カバチタレ!」の主人公)努力報われないなあ。

明「・・・あの、仕事仕事」
鍋「お前も『代紋(エンブレム)take2』15~20巻抱え込んでるやないか」
明「だって木更津編が好きなんですもん」

まったく2時間読み放題と思ってくつろぎやがって、どう思います?こんな客、迷惑じゃないですか?

「皆さん、思い思いに楽しんでいただいて、うれしいです」

にっこりと笑う、店主の国沢明子さん。蔵書は1万冊以上で、新刊は毎月入る。仕事の合間に来る男性客が多く、「大切な時間を邪魔しないように気をつけています」と話してくれた。

モーニングだけでなく、人気はランチメニュー。オムライスやラーメン、うどん、牛丼など20種類以上はすべて手作りで、一番人気は手作り卵焼きセット(680円)。いずれも1000円を超えないリーズナブルさがうれしい。

鍋「ここほんまに、モーニング食べて2時間後にランチ食べて、4時間はずっといられるなあ。なあ」
明「・・・(熟読)」
鍋「漫画ばっかり読んでないでお前も仕事せんかいっ」
明「ああ、丈二が大ピンチなのに~」

増え続けるコミックをどう収納するかが「悩みの種」というが、単に漫画が読めればいいのなら、この店でなくても構わない。手作りのあったかい味と、くつろげる場があるからここに通うんである。

鍋「というわけでコーヒー追加お願いします」
明「はっ、もう2時間経ってましたか!」

まあえいやん。国沢さんも「普段の仕事を忘れて、ゆっくり楽しんで」と笑っとる。いろいろ疲れたら、好きな漫画を読んでまた鋭気を養いましょう。できれば、この温かい場所で。


【お店データ】
 まんが喫茶 ボンゴレラ
 高知市吸江230
 088-883-7566
 営業時間 平日8時半~18時 土日祝日8~18時 正月以外は無休

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このページは、モニ探が2008年3月18日 17:54に書いたブログ記事です。

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