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2008年9月アーカイブ
10の倍数の日は「猿の日」で、わがSONICデザイナー・猿惑星博士がこのブログを執筆してくれていますが…今回は「DISC評頑張って書きますので、ブログは勘弁を」ということで、許してあげました。いつも通り、OK電算機が執筆です。
えー10月号の編集作業も間もなくフィニッシュ!! あとは猿惑星博士のDISC評を待つばかりとなりました。フリーペーパー・ミリカのSONICのコーナー「ミリ音通信」は完全に終了。最終チェックも終わりました。今週末、10月4日の別冊SONICもまあ、順調ですね。
というわけで、街の中にあるD●KEさんへ←何、余裕こいとるんじゃーともう一人の僕。
で、速攻で買いました。今日発売の、あれを!! さあ聴き込もう。
本日の1曲
「The shock of the lightning」/ Oasis
album「Dig out your soul」(2008年)より
さあ、ドロップされました。全世界が待っていたOasisの新譜。これから聴き込むところですが、この1stシングルはなかなか、サイケデリアでいいんじゃないですか? でもなーPVの始まりの映像、何だかThe Rolling Stonesのベスト盤「Hot rocks」のジャケ写に見えるのは僕だけか?
ちなみに。今回、僕はDISC評を2つ書いているのですが、1つは先日このブログに「今秋ヘヴィロテして泣く」と書いたアルバム。もう1つは、このOasis新譜の源流のようなアルバム。若い人にもぜひ聴いてほしいと思って。お楽しみに。
正直に言う。SONICは「一般的な」大人に向けては書いていない。若者たち、または「ロックな心」を持った大人たちに向けて書いている。新聞という幅広い対象とした発行物の中で、かなりの読者限定。いいのか? でも、だ。新聞に対して若者たちは「読むページがない」「興味がわかない」と言っており、「年寄りの読む物じゃないの?」という皮肉まで聞こえてくる。そんなことを言われないためにも、SONICを始めた。
その「一般的な」大人たちに向けて、初めて「高知のロック」を書いた。
高知市文化振興事業団・発行「文化高知」。隔月発行のこの雑誌に、今年7月、9月、そして次号11月分に。「言葉の現場から」というコーナーに、「高知の若者が発するロック」と題した文章を書かせてもらった。執筆依頼をしてくださった事業団の職員さんが、旧知の方で、しかも僕の「表の顔」と「OK電算機」が一致していて、しかもしかも「OK電算機」の名前の由来を完璧に見抜いている方で、「表の顔」の方ではなく「OK電算機として書いてほしい」ということだったので、「これは断れないな」と引き受けた。
職員さんには迷惑を掛けたと思う。
「一般的な」大人にも通じるよう書いたのだけれども、やっぱりロック用語は難しいわけで。だからといって、「表の顔」のような堅い文章ではなく、やはりSONIC的なワイルドな文章を目指したわけで。それで良かったのか、どうか。編集者である職員さんの「OKですよ」の言葉に支えられ、書き続けられた。
たった今、最終回を書いてEメールで送信した。これでいいのかな、と思いながら。職員のYさん、どうぞよしなに。悩みは尽きませんが。
本日の1曲
「Paranoid Android」/ Radiohead
album「OK Computer」(1997年)より
僕のペンネームの由来。UKロックを破壊し尽くし、その未来を暗雲で覆ったモンスターアルバムからの1曲。あー間もなく来日かぁ!! 行けないので、家でも会社でもレディヘ、レディヘ、レディヘ…。気合いで大阪行くかなぁ…無理か。
宣言します。僕はこの歌を、この秋、ヘヴィローテで聴きます。そして泣きます。この歌を収録したアルバムは、今週末に出すSONIC10月号の「DISC評」で紹介しますので、それまでしばしお待ちを。買ったのは25日。そのちょっと前に出たアルバムからの1曲です。
で。編集作業は遅々として進まず、日曜日も「うがー」と叫んでいる、という始末。
うまく書けないな…。頑張れ、オレ!!
本日の1曲
「CRAZY TEMPO」/ DISCAPHORICS
album「Pussy's parade」(2008年)より
またまた昨日ISSUEの別冊SONICで紹介した、高知のバンドの曲。この、アルバムのオープニングナンバー。前にも書いたけど(今年4月26日付、当コーナーで)、ほんとにいい。春に出たアルバムの曲ですが、UKロックテイストで秋にぴったりだと思います。これも今秋、聴き続けます!! 買ってない人は、絶対買うべき。
23日のこのコーナーで紹介しました、この歌。
僕らのことなど、興味ないくせに
世界のことなど、興味ないくせに
どうせお前の求めているものは
汚れた金にまみれた生活
勝手に、勝手にしやがれ
勝手に、勝手にしやがれ
勝手にさらせ
えー、本日夕刊に出しました、別冊SONICで紹介したアーティストの1人、ハナクソくんの「勝手にしやがれ」です。21世紀も、angry young menたちは吠えるのだ。叫ぶのだ。うれしくなるねぇ、こんな歌を聴くと。彼はミニアルバム出してまして。CAOTHIC NOISEにまだあるかなぁ。5曲入り。気になる方は連絡してみてください、CAOTHIC NOISEまで。
本日の1曲
「自決せよ」/ ハナクソ
mini-album「ハナクソ」(2008年)より
「勝手にしやがれ」もいいけど、これもいいんだよね。彼は「自決」を「自分で死ね」って意味で使ってはいません。まあ、聴いてください。CDを手にするか、生でライブで聴くか、どちらでもいいです。ぜひ。
文章に苦しんでいる。
外部から依頼されている文章×2と、月刊SONIC10月号の特集とバンド紹介、今週の別冊SONICのライブ評。合計4000文字ほど。
ちょっと愚痴っぽいけど…SONICのライティングは1人でやっている。結構、というか、完全に孤独な作業。身近に「音楽ライター」はいないので相談もできないし。自分の文章を最良のコンディションで生み出すこと。取材させてもらった内容によって、対象としている読者によって、文章構造も文体も適切なものを選ぶこと。ふー。荷が重いですよ。←「そんな大したもん、書いてないだろうが」ともう一人の自分が言いますw。
ロック雑誌もずいぶん研究したんだけど。ロック専門誌なら、My Bloody Valentineの記事で何の説明もなく「靴先を見つめ続けて…」と書けるんだろうけど。SONICだと「シューゲイザー(靴を見つめる)」というジャンルの説明から始めなきゃいけない。でもさ、今の20代読者(一般的な読者ですよ。「超」の付くロックファン以外)にとって、シューゲイザーって…死語では?
あと、新聞記者の特性で、優れたノンフィクションを読むっていうのがあるんだけれど…ロックにふさわしい文体じゃないんだよね。
唯一「これなら」と思えるのが、沢木耕太郎さん。しかも初期作品。ロックだなぁ、青春だなぁ、と感じる文章があふれてます。今も、沢木作品を読みながら、頭の中で外部原稿やSONIC記事を組み立ててますが…。やっぱ才能ですね。沢木さんはすごいですよ。
本日の…というか、困った時の1冊
「防人のブルース」/ 沢木耕太郎
短編集「地の漂流者たち」(文春文庫、初版1979年)より
ルポライターとしてデビューしたばかりの若い沢木さんが、若い自衛官を取材してしたためた作品。ロックを書くには、こんな「若さ(初期衝動)」が必要だと思うのです。
本日の1曲
「Secret Code」/ KinKi Kids
single「Secret Code」(2008年)より。
最近お気に入りの番組「33分探偵」の主題歌。ジャジーなテイストで、なーんか僕の感性に響くなぁと思っていたら…演奏者のクレジット見てびっくり!!! 買ってよかったぁ(中古ですけどね)。
僕らのことなど、興味ないくせに
世界のことなど、興味ないくせに
どうせお前の求めているものは
汚れた金にまみれた生活
これは、ある高知のアーティストの歌の一部です。どう? 探してみて。ネットで検索しても答えは出てこないよ(多分)。歩いてください、この街を。入ってみてください、CDショップへ。のぞいてみてください、ライブハウスを。CDは随分前に買ったんだけど、20日(土)にキャラバンサライで久々に生で聴いてから、もうCDパワープレイ中。27日(土)の別冊SONICにアーティスト名を出すので、それまで秘密にしとくつもりだったんだけど…書きたくて書きたくて、つい書いてしまいました。21世紀に、響け、アングリーヤングマンの叫びよ!!
ホント泣けるなぁ、この歌。
答えは…27日のこのコーナーで。
本日の1曲
「自衛隊に入ろう」/ ガガガSP
single「線香花火」(2001年)より
先日紹介した、岡林信康のような「ダイレクトに問題を歌う」という闘い方もある。冒頭に紹介した、高知のアーティストの曲もそう。でも。この曲「自衛隊に入ろう」…オリジナルは高田渡…のように「アイロニカルに歌う」という闘い方もある。
20日(土)は久々に高知市のライブハウス、キャラバンサライへ。いつの間にかスピーカー変わってる!! フェスフェス、フェスばっか行ってる間に浦島太郎になっているのでした(泣)。
で、肝心のライブ。出たバンドがすべてカッコイイというすごいラインナップ!! 思わず、「これを取材しなくてどーする!!」と急きょ撮影。今週末27日の別冊SONICで紹介しますね。しかし。首や背中が痛いので、飛び跳ねたり、踊ったりするのは我慢しました。闘いですよ、グッドミュージックとの。負けそうに…なりながら、「いかんいかん」と我慢我慢、だったのでした。
その後、ライブの打ち上げに参加できました。いろんなバンドマンたちと話ができた。うれしかったぁ。こんなオジサンを仲間に入れてくれたチ●ラくん、相手してくれた皆さん、本当に本当にありがとうございました。楽しすぎて、翌21日は仕事なのに「えーい、いいやいいや」とついつい飲み過ぎてしまいました。で、DJパーティーに伺うことができませんでした。すみません、お誘いしてくれてた皆さん。(…感謝を述べたり、謝ったり、忙しいなぁ)
本日の1曲
「On & On」/ Susumu Yokota
compilation「Future electronica '99」(1999年)より
本当はこの日のライブで掛かった曲…高知のツワモノたちのCDを聴き直しているのですが、それは別冊が出るまでのお楽しみ。クラブに行けなかったので、会社にあったダンスミュージックのCDでユラユラ。あ、首が…背中が…。
昨日20日、別冊SONICを出しました。久々の「DISC評」でしたが…やっぱDISC評って悩むなー。小さなコーナーですが、まず取り上げるCDに悩み、短い文章に「もっと書きたいことが…」と頭を抱える、そんなコーナー。僕が選んだのはThe Verveでしたが、「うーん、メジャーすぎるかなぁ」とためらってたんですが、でも、でも、やっぱり「Love is noise」はカッコよすぎた。その迫力に気圧されました。仕方ない。
そして。いつも通り、惜しくも選から漏れてしまったDISCがわんさか。
最後まで候補に残ってた新譜たちが…
・Soul Flower Union「カンテ・ディアスポラ」←最後の最後までThe Verveと競った1枚。陽気なマージナルロック!! 人生は祭りだ! ともに生きよう! もう「ラヴィエベル~人生は素晴らしい!」最高です。
・THE BACK HORN「パルス」←祝10周年! 哀愁ラウドロックが冴えまくりです。
・cro-magnon「Ⅲ」←人力ディスコ、って帯にあるけど、もっともっとアフリカンでトライバル。
・NICOLA CONTE「RITUALS」←ニコラ4年ぶり! 踊れるどジャズ。しびれた。
こうやって紙面では紹介できずに終わっていくんですよね。
ブログで何とか収容。よかった。ブログがあって。
では今から、SONIC取材に出掛けてきます。高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」です。
本日の1曲
「それで自由になったのかい」/ 岡林信康
album「わたしを断罪せよ」(1969年)より
名曲揃いのこのアルバム、いつも間にかこの夏、再発されてました! これも「再発」として紹介しようと思ったんですが…最終選考で惜しくも惜しくも落選(涙)。…あんたの言ってる自由なんて、豚箱の中の自由さ…この青臭くも、でもでも素晴らしく攻撃的なロックを、21世紀に解き放ちたい!! 個人的には、このアルバムからは「手紙」を聴いてほしい。聴いて、考えてほしい。すごくダイレクトなんだけど…若い人の中には、意味が分からない人が多いだろうなぁ。
今でも、人と人を引き裂く「差別」がこの世界にはうじゃうじゃある。
本日、別冊SONICを出しました。久々のDISC評。僕らが「聴きたい!!」と思ったCDたちです。
で、10の倍数の日は「猿の日」。夏フェス三昧から博士が帰ってきましたw。
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お久しぶりの猿惑星博士です。
ブログお休みの間に行ってきました、夏フェス。
まずはフジロック。原田郁子~TAKIMI KENJI~Ego-Wrappin'~SPECIAL OTHERS~eastem youth~PRIMAL SCREAM~UNDER WORLD~J.A.M~ゆらゆら帝国~THE MUSIC~UKAWANIMATION!。慣れない巨大フェスにちょっと悪戦苦闘…帰ってきてからあれもこれも見たかったなんてことに。来年リベンジ希望。
次は生口島せとだサンセットビーチでのフェスタ・デ・ラマ。COOL WISE MEN~多和田えみ~YOUR SONG IS GOOD~TOKYO No.1 SOUL SET。パンクなユアソン&初の生ソウルセットに感激。
最後はPLANET A CARNIVAL AWAJI。こちらはOK電算機さん日記を参照してください。
本日の1曲
「Sunday 」/ TOKYO No.1 SOUL SET
album「99/9」(1999年)より
この夏のベストアクト? ただ一番見たかっただけかも。ステージを動き回って観客を煽るBIKKEは格好良かった~。
別冊の原稿執筆などが終わりました。最終チェックをかければ終了~。一息つきました。が。編集部は10月号に向けて、着々と作業を進めています。特集用の撮影はとっくに終わってまして、で、そのデザインが間もなく完了。特集用のインタビューも17日夜に終わってます。特集の完成は近いかな。バンド紹介も21日に取材なので。最終コーナーに差し掛かった、というところでしょうか。
そんな最中、首が痛くなりました。17日なんですけど、歩いていて、急に。翌18日はちょっと緩和したんですが、本日19日は…痛みが首から背中全体に。たまらんです。音楽が頭の中に入ってこない。痛みが集中力を削ぐんですよ。のんびりしたい気分です。
本日の1曲
「Epic」/ As One
album「In with their arps,and moogs and jazz and things」(1997年)より
As One ことカーク・ディジョージオが放った、テクノシーン円熟期、というか、ダンスミュージックシーン全体が行き詰まった時期に出た名盤。それまでとちょっと違うテクノの肌触り。どっちかというとフュージョンに近い。アルバムオープニングナンバーであるこの曲の、始まり方を聴いてほしい。アンビエントなシンセから、次第にその姿を現し始めるしゃきっとしたビート。「さあ、さあ、さあ!!」という気分にさせてくれます。
でもなー。首が、背中が痛くて…。ビートで体を揺らせられない(泣)。
明日は行きたいライブがあるのにな…。
えー。9月20日の別冊SONIC。当初予定していた内容と、ちょっと変更。あるバンドの新譜紹介だったのですが、このバンドは、どーんと10月号(10月3日付夕刊)で紹介します。あのバンドですよ、あの。昨日17日に1stミニアルバムを出した、ほら、●o●o●oですよw(伏せられているのか、これは)。早速買って聴きましたが、これはいい!!
さあ、今日中には別冊終わらせるぞー!!
本日の1曲
「Are you gonna be my girl」/ Jet
album「Get Born」(2003年)より。
HAVANERO@天然色劇場で見たHALFBYが、ラストにスピンした曲。ヒップホップもジャズもダフトパンクもつなぎながら、ラストはこのノリノリのロック。「ジャンルを超えるDJ」とは、彼のようなプレイをいうんだと思います。個人的には彼自身の曲「Screw the plan」が聴きたかった。
アバンギャルドで通していた男が、王道の手法に戻る。表面だけ見れは「王道」なのだが、実は…。それをわたしたちは、変節と言うのか、それとも「進化」というのか? わたしは「進化」と言いたい。…そんな思いを抱いた。ノンフィクション作家・平松剛の「磯崎新の『都庁』 戦後日本最大のコンペ」に。
テーマはロック、じゃなくて、建築。建築は1960年代に「アバンギャルドの時代」を迎えているのだけれど、その時代、アバンギャルドな表現をしていた建築家たちが、磯崎が、どのような思考で建築を解体していったか。そしてその後、どのように「王道」を組み入れていったか。この本を通じて、その「大いなる挑戦」を知った。
いや、それだけではなく
ノーマン・カーヴァー「日本建築の形と空間」
岸田日出刀「過去の構成」
石本泰博「桂」(1960年版)
が、どのように「過去」をとらえたのか、知った。
この手法はまちがいなくロックもやってきたことだし、ロックの未来もこうして拓けると思うのだ。
本日の1曲
「True happiness this way lies 」/ the the
album「Dusk」(1993年)より
昨日のブログにも書いた、先日あるバンドがSEで使っていた曲。ほぼアカペラ。かっこいいんですよ、この手法。しかもこの曲がアルバムのオープニングナンバー。どうです? 再生ボタンを押したら、そんな始まり方するってアルバムは。the theの首謀者マット・ジョンソンはロックの解体を続け、過去をとらえ直し、このアルバムに取り入れた。「磯崎新の『都庁』」で感じたことが、このアルバムにも詰まっている。ちなみにリマスター盤より、オリジナル盤のジャケがずっとずっといい。
13日(土)、14日(日)とSONIC用の撮影が続きました。いいカットが取れたか、というと…。ま、何とかなったな、というところでしょうか。
写真でいえば、SONIC9月号。ボーンスリッピーでハンズアップする大群衆@フジロック'08の写真は、一生忘れないと思う。すごい光景でしたよ。3万人近くが、ほとんど、一斉にハンズアップしたシーンは。撮影してて、鳥肌が立ちました。カメラにそのシーンが収まったのは、ま、奇跡みたいなもんですかね。
あ、12日(金)も、まあSONIC的活動みたいなものでした。
ロックDJパーティーに行ってたんですけど、そこでイギリス人の男性2人と意気投合。「お前の一番好きなバンドは何だ?」「好きな曲は?」…などなど。いろんなことを聞かれました。
これ、結構難しい質問なんだけど、あっさりこう答えました。The Smithsで「Big mouth strikes again」だと。26歳のジョー君はアカペラで歌ってくれましたよ、しっかりと。でもね。イギリス人でも26歳となると、物心ついたころにはThe Smithsは解散してただろうになぁ。そういや英会話学校のアメリカ人の女性(27歳)とバーで「Ask」を大合唱したこともあるしね。英語圏の人にとって、アメリカツアーすら満足にできなかったマンチェスターのバンドって、どんな位置付けなんだろう。
ちなみにジョー君は「The Smithsを見たことがあるか」「モリッシーは見たか?」「ジョニー・マーは?」「お前はモデストマウスを知っているか」。何でこんなに詳しいんだろう。
本日の1曲
「March into the sea」/ Modest Mouse
album「We were dead before the ship even sank」(2007年)より
ジョニー・マーがモデストマウスに参加し、出したアルバム「生命の大航海」のオープニングナンバー。ジョー君に言われて、久々に聴き入ってます。ちなみに。僕はモリッシーは初来日のツアーを追っ掛けしました。1991年だったかな。ちなみにジョニー・マーはthe theの来日公演を見ました。これも91年か92年。中野サンプラザ。またまたちなみに。土曜日のライブ。あるバンドがSEでthe the使ってました。知ってる人いるのかな。the theなんて。
久々に、ブルーズに染まった夜だった。8月14日の夜のことだ。
この夜の主役…濃いブルーズを聴かせてくれたのは、高知出身のROIKI。彼のライブは、ロバート・ジョンソンやチャーリー・パットン、ブラインド・レモン・ジェファーソンら戦前ブルーズマンたちのライブの再現のようだった。うなり、ほえる、声。うねり、ゆらぎ、リズムも刻むギター。それを酒場で聴く。あの時代のように。ほんの少しですが、ROIKIのことを本日ISSUEの別冊SONICに書きました。HPにもアップされているので、お読みいただけたらうれしいです。このブルーズの雰囲気を出せてたらいいのですが。
苦しい日々を送っていたブラックピープルたちの非日常を彩った、日常のこと…愛、別れた彼女、寝床の南京虫、道の泥水、などなどを歌った音楽。僕は幸せなことに10代でこの音楽と出会えた。教えてくれたのは大学で出会った神奈川県出身の友人なのだが、彼とは久々にこの夏、フジロックという場所で再会した。このはるか昔。1994年。彼とThe Rolling Stones2度目の来日公演に行った。確か数公演あったので、日によってほんの少しずつセットリストは変わっていた。僕らが行った日、ストーンズはこの歌のカバーをやった。鬼才ロバート・ジョンソン作、ブルーズの古典にして名曲「Love in vain」。むなしき愛。
旅立つ彼女を見送りに駅に行く男。彼女のスーツケースを持って。プラットホームでの別れ。そして…
列車が出発する。2つの光を残しながら離れていくその列車を見ながら、男は思う。
最後の歌詞は、こうだ。
The blue light was my blues,the red light was my mind. All my love's vain.
青い灯は俺のブルーズ。赤いのは、俺の心。俺の愛はむなしく終わった(OK電算機訳)
その1年後。真夜中の屋台で、僕はこの歌の素晴らしさを大酔いで力説してたら…友人がこう言った。
「『なごり雪』みたいな歌やね。」
確かに、そうかもね。
本日の1曲
「Love in vain」/ Robert Johnson
album「The complete recordings」(1990年)より
何だか、バーボンをロックで飲みたくなってきた。
で、一日中ドライビング&フェスで暴れた6日・土曜。淡路島のフェスから帰ってきて…クラブへGO!! ロックDJパーティー「Battle fever」へ。7周年ってことで、大にぎわい。
で、オーガナイザーのDJ Sasaは、この日のために、こんな話をしてくれていた。「高知のロックシーンとクラブロックシーンが力を合わせられないかなぁ、と考えました」と。そんな思いで呼んだゲストが、高知のバンドマンたち。dacota arpartmentのギター(エフェクトかけまくり)ケンタ・コマツとvelourstripeのボーカル・ムネ。
個人的に…コマツ、よくやった!! Pop GroupやP.I.Lなどのポストパンク、ニューウェイヴからダンサブルな楽曲を次々と。終わった後、「A Certain Ratioかけようかと思ったんですけどね」「P.I.Lの『メタルボックス』の曲は全曲踊れますよ」とか言ってるし。僕も言った。みんなにDigってほしいね、本当は今のロックの解体の先祖は80年代にあるってさ、って。彼にやられたんで、そのへんの音源を帰ってから聴きまくりました。
パーティー全体もすごく楽しくて。今も頭の中でいろんなロックが今も鳴ってるよ。みんなと大声で歌った、ロックの数々が。あの日会えた皆さんに、心からサンキスト!(M×K虫役者・梅原江史)
本日の1曲
「Love will tear us apart」/ Joy Division
album「Substance」(1988年)より
この夜のラストソング。愛は僕らを分かつ、再び。そう、それが愛の「もう一つの側面」だとシニカルなテイストで言えなくもない。でも。彼―イアン・カーティスにとっては、「真に」そうだったんだろうね。この曲は涙なしには聴けませんわ。スピンしてくれてありがとう、DJ Sasa。
6日・土曜の淡路島は、野外フェス「PLANET・A CARNIVAL」。出演バンドは登場順に、The Birthday、ガガガSP、うつみようこ&YOKOLOCO BAND、YO-KING、フラワーカンパニーズ、GO!GO!7188、SHERBETS。素晴らしいラインナップを見てきました。最前列で見たガガガSPの「満月の夕」、スタンディングエリアで踊ったフラカンの「深夜高速」。ぐっときたなぁ。2大御大、The Birthday、SHERBETSには、その迫力に感涙しました。
特に。ラストのSHERBETSは鳥肌が立った。ベンジーのあの声、ギターサウンド、楽器や曲構成などもろもろがそろってはじめて、グラムでサイケデリックでメランコリックなロックが、「SHERBETSという実に個性的で、ほかにないロック」が成立するのだ、と震えました。チバユウスケ信奉者の僕は、ちょっとジェラシーのようなものを感じました。いや、この日のThe Birthdayだってすごかったんですよ。でも、でも、なのです。
で、高知シティー(by ZAZEN・向井秀徳)に帰ってきたのが午前零時。で、その後は…また明日のブログで。
本日の1曲
「東京」/ eastern youth
album「極東最前線2」(2008年)より
花と夢~。このギター音が気持ちいいというか心に刺さるというか。淡路島行きのお供サウンドの中で「予習」とは無関係だった一枚より。ちゃんとガガガとフラカンを予習しながら行ったんですけどね。その日、一緒に行った友人たち全員に、この曲だけは聴いてもらいたかったので。フジロック'08の復習でもあります。
本日、別冊を出します。夕刻までには印刷され、皆さんの家庭や、小売店に並ぶと思います。今秋はFM高知×DJパーティー「華麗なる週末」の8月ダイジェスト。読んでやってください。最強のミュージックラバーたちが珠玉の1曲を薦めてくれてますよ。
で。編集作業中、思わず「ナイス!!」と言いながらついつい笑ってしまったのが、DJ Yoshiichiのお薦めの1曲。僕も大好きです。
で、で。月刊の方では2カ月にわたってお送りした「フェス特集」。無事終わりました。が、編集部は本日もフェスに行ってきます。後日、リポを書くので、お楽しみに~。
で、で、で。月刊が出たばかりなので、いつもの本紙「編・集・後・記」を掲載します。以下の通りです。
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八月最後の土曜日。フジロックフェスティバルに同行してくれたSONICデザイナー〈猿惑星博士〉や、一緒にMONSTER baSHに行ってくれた友人らと飲んで騒いでいた。クラブで爆音を浴びながら。
友人が叫んだ。「baSHのベストアクトは四星球ー」
四星球は、メジャーシーンで大活躍したり、CDが何千枚も売れてもいるバンドではない。でも、彼らのステージには見た人を爆笑させてくれる楽しさがある。何より、胸のすくような剛速球のロックンロールが響かせている。
四星球について熱く語る友人の姿に、思った。
音楽に対して純粋で、カルトになりすぎず、いろんなものを吸収する。その中から自分というフィルターを通して、素晴らしい音楽を人に薦める。フェスとは、行った人間をそういうふうにしてくれるのではないか、と。
そして―僕は願った。人々と音楽がいつまでもそういう関係であってくれたら、と。(OK電算機)
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以上です。
本日の1曲
「つなひき帝国2006~しばきまわすぞ編~」/ ガガガSP
album「青春狂時代」(2006年)より
本日のための予習。絶対、彼らはこの曲をやってくれると思うので。では、淡路島に向けて、しゅっぱーつ!!!
本日無事、月刊SONIC9月号をISSUE。ふー。でもさ、ふー、というほどのこともないんじゃないの? 大特集は7月のフジロックだし。バンド紹介も8月の前半には終わってるし。ここまで切羽詰まったのは、ひとえに僕の仕事の遅さでしょうか…ね。ま、読んでみてやってください。8月号よりは…いや、どの号も全力。最新号が最高の作品!!
まだ明日6日の別冊SONICが終わってません(泣)。
本日の1曲
「Eddies gun」/ The Kooks
album「Inside in/ Inside out」(2008年)より
9月号に載せさせてもらった、土佐市の男性Ki・dAさんのサマソニレポ。そこで取り上げられてたThe Kooksといえば…僕はこの曲なんですよね。明るくて、激しくて。これぞ、伝統的ブリティッシュビート(ブリティッシュロックというより、ビート)。モッドな感じもあるようにも思うし。われらがモッドファーザー、ウェラー先生の若きころ、The Jamのにおいがするのは僕だけか?
アクセル踏みっぱなし!! 外部原稿×2の最終チェックは完了。さあ、5日付夕刊の月刊SONIC9月号はラストスパート。6日付の別冊SONICは…まだまだ第1コーナー(泣)。げげげげー。チキチキマシーン、チキチキマシーン、猛レ~ス(ゥ~)。すみません古すぎた。何のレースかって? 締め切りとの闘いですよ(号泣)。
本日の1曲
「深夜高速」/ フラワーカンパニーズ
album「世田谷夜明け前」(2004年)より
全開の胸、全開の声、全開の素手で~。締め切りレースの応援歌&今週末のための予習。
今朝は、朝早くから気の進まない「表の顔」の仕事。お世話になった男性が亡くなり、その取材をした。享年61歳。早すぎる死だった。亡くなった方のお連れ合いさん(妻)は、故人についてこう語ってくれた。「前へ向いて倒れた人。仕事では生き生きしてました」。そうだった。彼は使命感に燃え、思いっきり働いていた。
うん。ちょっと思い出した。MONSTER baSH'08。YOUR SONG IS GOODのサイトウ"JxJx"ジュンくんが、MCでこう言い放った。「『楽しい』と『死』は隣り合わせ。人生、力いっぱい楽しんだ方がいい」と。
思いっきり働いて、力いっぱい楽しむ。今、すべての人がそうできているだろうか。そうできる社会であってほしい。いや、しなければいけないんだな。うん。
本日の1曲
「Love of the common man」/ Todd Rundgren
album「Faithful」(1976年)より
故人が仕事の上で言いたかったこと。それはこの歌の歌詞にある通りだと思うのです。「Take a dive from your ivory tower, fall on everyone. will catch you,everyone~その象牙の塔から飛び降りてごらん、みんなが受け止めてくれるから」。今、苦しんでる子どもたちに、きっとそう言いたかったと思うんですよ。彼は僕に何度もこう言った。「ねえ、Tさん(僕の表の顔の名前。先祖が使ってきた姓)。『今日も机にあの子がいない』って、いやでしょう? そういう状態にある子は、教育を受ける権利が奪われてるってことでしょう?」と。みんなで一人一人の子を支える、そんな仕組みをつくりたかったんだと思います。合掌。
で。僕は先日、小学校の時の同級生も亡くしました。まだ40歳。僕と違って体も大きくてがっちりしててさ。
9月ですね。すみれ、September Love~。昭和の人間ですみません。
で、8月を振り返ると…ブログ更新回数が激減してるじゃないかー。いかんぞー、頑張るぞー、と言いながら初日早速書けてないし(県西部へ日がな一日、つうか、泊まってきました)。ちなみに8月のSONIC的活動のラストは30日。クラブイベント「アツイナツノヨル」っていうのに行ってきました。各クラブで熱いイベントが目白押しの特異日で、ハシゴしたかったのですが。すみません。居座り続けました。
ただいま、月刊SONICと別冊SONICの原稿執筆と編集作業中 & 外部原稿2つの最終校正中!! 死ぬんじゃないぞ、オレ!!!
本日の1曲
「Please Tell Me(album mix)」/ TOKYO No.1 Soul Set
album「No.1」(2008年)より
初期ソウルセットから彼らは旅をして、こんなサウンドにもたどり着いたんだなぁ、という感じがしました。個人的に「この夏のキラーチューン」。ハウス的BPMに、スパニッシュな感じというかメランコリックな感じのメロ(ほら、夏っぽいでしょ)。何より、Bikkeのライムが最高。「さあ、今、僕らは一体、何を、するべき時なのか」。素晴らしいメッセージソングだと思うのです。
DJとして今夏2回もスピンしました。これからも使い続けます。僕らが何をすべきなのか、みんなに考えてもらいたい時に。
その答えは…楽しもうよ、高知を!!! でいいと思うんです。

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