ホーム > SONIC > OK電算機のSONIC or Die

The blue light was my blues…
久々に、ブルーズに染まった夜だった。8月14日の夜のことだ。
この夜の主役…濃いブルーズを聴かせてくれたのは、高知出身のROIKI。彼のライブは、ロバート・ジョンソンやチャーリー・パットン、ブラインド・レモン・ジェファーソンら戦前ブルーズマンたちのライブの再現のようだった。うなり、ほえる、声。うねり、ゆらぎ、リズムも刻むギター。それを酒場で聴く。あの時代のように。ほんの少しですが、ROIKIのことを本日ISSUEの別冊SONICに書きました。HPにもアップされているので、お読みいただけたらうれしいです。このブルーズの雰囲気を出せてたらいいのですが。
苦しい日々を送っていたブラックピープルたちの非日常を彩った、日常のこと…愛、別れた彼女、寝床の南京虫、道の泥水、などなどを歌った音楽。僕は幸せなことに10代でこの音楽と出会えた。教えてくれたのは大学で出会った神奈川県出身の友人なのだが、彼とは久々にこの夏、フジロックという場所で再会した。このはるか昔。1994年。彼とThe Rolling Stones2度目の来日公演に行った。確か数公演あったので、日によってほんの少しずつセットリストは変わっていた。僕らが行った日、ストーンズはこの歌のカバーをやった。鬼才ロバート・ジョンソン作、ブルーズの古典にして名曲「Love in vain」。むなしき愛。
旅立つ彼女を見送りに駅に行く男。彼女のスーツケースを持って。プラットホームでの別れ。そして…
列車が出発する。2つの光を残しながら離れていくその列車を見ながら、男は思う。
最後の歌詞は、こうだ。
The blue light was my blues,the red light was my mind. All my love's vain.
青い灯は俺のブルーズ。赤いのは、俺の心。俺の愛はむなしく終わった(OK電算機訳)
その1年後。真夜中の屋台で、僕はこの歌の素晴らしさを大酔いで力説してたら…友人がこう言った。
「『なごり雪』みたいな歌やね。」
確かに、そうかもね。
本日の1曲
「Love in vain」/ Robert Johnson
album「The complete recordings」(1990年)より
何だか、バーボンをロックで飲みたくなってきた。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: The blue light was my blues…
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://blog.kochinews.co.jp/blog/mt-tb.cgi/2089

とさあちメニュー

最近のコメント