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omoideは…

 本日21日、別冊SONICをISSUEしました。大学4年生バンド2組―apple mania sister'sとRoll aboutの最後の勇姿を書かせてもらってます。HPの「Weekly」にもアップしましたので、見てやってください。

 特に。
 僕はapple―が大好きだった。

 初めて見たのは、2006年10月のこと。四国を舞台にしたオーディションの高知県予選@高知市文化プラザ「かるぽーと」。2組が予選を通過した。1組は、mojoco。まだ3人組だった彼らはそのまま決勝も制するのだが、残るもう1組がapple―だった。会場はホールではなく、ちょっと大きめの練習スタジオ。ボーカル&ギターの立岩花菜ちゃんはジーンズ姿で。ほかの男子3人もみんなさわやかな大学生。そんな4人組が審査員に「よろしくお願いします」と頭を下げ、演奏を始めた。その曲が別冊でも書いた「YELLO」だった。

  あなたの声にほっとしたみたい
  久しぶりに聞けたから
  あなたの声にほっとしたみたい
  ほっとしたみたい

  このままぶつかっていきたいくらい
  久しぶりに聞けたから
  このままぶつかっていきたいくらい
  覚えてるみたい

  風が強くて酷い雨
  これじゃああなたの唄も
  風が強くて酷い雨
  訊きに行けないや

  そっとつぶやいて
  名前をつぶやいて
  あたしの名前を
  何百回も
  そっと抱きしめて
  優しく抱きしめて
  あたしの心を
  何百回も

  あなたと歩いた道の向こう
  手を繋いだふたりが見える
  あなたに教えた花言葉
  黄色い薔薇の花

  そっとつぶやいて
  名前をつぶやいて
  あたしの名前を
  何百回も
  そっと抱きしめて
  優しく抱きしめて
  あたしの心を
  何百回も

 メジャーコードのメロディー、さわやかだけどちょっとハードさもあるギターサウンド、そしてビートは4つ打ち系。アジカンを感じた。それはゼロ年代も中半に差し掛かりながら、高知にはなかった21世紀のロックスタンダードだった(あと、高知のインディーシーンに足りないのは、チバユウスケ的ガレージロックだと僕は思ってます)。この歌いいなぁ、とすっかりとりこになった瞬間だった。決勝も「YELLOW」が、徳島のホールでいい感じに響いていた。2007年4月には、B.B.cafeで見た。この時、ギターが抜けて3ピースになっていたんだけど、でも、「YELLOW」は健在で、ベースが前へ出てきた分、疾走感も備わって良かった。この時、ようやく自主制作盤の「YELLO」を手に入れた。

 それ以来、「YELLOW」は僕の愛聴曲になった。
 でも、apple―は活動を休止してしまい…。
 今月8日。復活&解散ライブ。
 ラスト曲は…「YELLO」だった。
 泣きながら、ステージの4人を撮影していた。
 そして。売れ残っていた自主制作盤をまた買ってしまい、
 友人にあげた。
 「この曲は最高だよ」と。

 もし僕が、高知のバンドの曲でコンピレーションを作るなら、オープニングナンバーは絶対、「YELLOW」だ。

 

 本日の1曲
 「omoide in my head」/ ナンバーガール
      album「SCHOOL GIRL BYE BYE」(1999年)より

 そう、思い出は頭の中に。で、ナンバガを聴く度に涙が出る。この話はまたの機会に。で。間違いなく「YELLOW」を聴く度に、動き回るベース、楽しそうなドラム、美しいギターを従え、田渕久子さんばりにギターをじゃんじゃかかき鳴らす立岩花菜ちゃんを思い出すのだ。僕は。

 

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