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赤いライトの中、響き続けたノイズ

 午後9時前、会社に戻ってきました。「凜として時雨」@X-pt.に行ってきたのです。

 男女の超ハイトーンボイスの面白い絡み方。ノイジーと浮遊感を行き来するギター。時雨の特徴はいろいろ挙げられるけど、一番は「複雑な楽曲構成」「恐ろしいまでのリズムの転調」。1曲が最初から最後まで同じリズム、ってほとんどない。4つ打ちから8ビート。2ビートから3拍子。バックビートから表を打ったり。2小節で変わったり。変化の途中には、リズムも取れないギターブレイクがあったり。もう、変化の激流に飲み込まれたよう。

 そんな転調に酔った。気持ち良かった。

 彼らは、SOLD OUTで満杯の開場に一体感を与えたりしなかった。
 オーディエンスは転調に次ぐ転調で、2ビートの「オイオイ」の掛け声も掛けられないし。
 (最近、何でもかんでも縦ノリ「オイオイ」ってのがイヤになってるので、良かった)
 だってさ、もう分かるじゃん。楽曲で。
 彼らのメッセージは、「違っていい」ってことなんじゃないの?
 万人受けする「J POP」なんてやりませんよ、ってことでしょ。

 そのメッセージを邪魔するもの…MCなどなど…を一切排除した、「音楽を聴いてください」「その中に思いを込めてますよ」ときちんと1人1人に訴える、ほぼ演奏のみの1時間30分だった。

 最後の曲。真っ赤なライトに染まるステージを1人1人後にしてゆき…ギターのノイズが残響していた。一分の隙もない、凜とした世界のまとめ方だった。だから僕は、アンコールを求めるオーディエンスの手拍子を後にX-pt.を出た。あの後に1曲追加なんて、無粋だよ。蛇足だよ。彼らがアンコールをしたかどうか、僕は知らない。でも。きっと、アンコールはなかったと思う。自分たちは自分たちであることを、凜として時雨は、凜として通したと思う。ま、これは想像だけど。

 

 本日の1曲
 「傍観」/ 凜として時雨
      album「#4」(2005年)より

 最後の曲。「僕は汚い」「僕は消えたい」って歌詞を…誰もが、きれいで、この世にがんとして存在したいのなら、僕らは違うことを叫ぶよ…という感じで聴きました。この歌が、赤いライトの中に美しく溶けていった。最高。 

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コメント(2)

猫耳。 :

昨日はどうも^^)
まさかの時雨でOKさんにバッタリお会いするとは思いもよりませんでした♪
ライブ中は言葉を失って彼らの世界に引きずり込まれてました。
照明も効果的に使われてて良かったです。
(と、X-pt.には何回も行ってるのに今回初めて照明もスゴイことに気が付きました^^;珍しく後方から見たからかな。)
それでは又何かのライブで。来月もライブ行きます。

OK電算機 :

>猫耳さん。
こっちもびっくりでしたよ。ライブ良かったですよねー。僕も彼、彼女たちの世界に引き込まれました。照明は…時雨の曲を知ってないとできない照明ですよ。素晴らしかった。最後、「傍観」の時はホントにぐっときましたよね。

さ。今年1回目。次はいつ&今年は何回会えるでしょう。楽しみにしていますね。では。

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