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2010年10月アーカイブ
久々のブログです。2週間ぐらい放置してました。
この間のSONICは…23日の別冊は、高知唯一のシューゲイザーバンド、the red ponyを特集。そして本日29日、ちょっと早いですがSONIC11月号をISSUEしました。毎月第1金曜なのですが、紙面の都合で今日に。特集「高知のゼロ年代」前編。2000-04年の高知の姿をインタビューなどで描いてみました。
僕は、毎日の「表の顔」をこなしながらSONIC的活動を続けていたんですが、いろんな音楽人と会い、音楽の話をするにつけ、悔しさというか何というか、心中穏やかではいられませんでした。こうした日々が終わるのかと思うと。
今日も心がザワザワしてます。棘(とげ)が刺さってる感じもします。
本日のSONIC11月号、紙面の左上を見てやってください。「ATONIKAI」と入れました。
編集部デザイナー〈猿惑星博士〉が提案してくれました。僕の大好きなスカパンクバンド、KEMURIの歌にちなんで、最後まで前向きに歩いていこうという、僕と彼の思い入れでもあります。どんだけのことができるだろう…。
本日の1曲
「Desire lines」/ Deerhunter
album「HALCYON DIGEST」(2010年)より
前作「Microcastle 」(2009年)が受けに受け、SONICでも読者の方に「09年の1枚」に選ばれたりと、ちょっと注目のバンドの最新作。前作の質感がローファイシューゲイザーな感じだったのが今作はエレクトロニカにも寄った感じで。で、この曲はビートのしゃきっとしたポップ。のれますよ。
本日16日、別冊SONICをISSUEしました。高知の男女3人組、Roi-Jypsy.の東京進出の記事です。見てやっていただければ幸いです。
Roi-Jypsy.メンバーのSAKIちゃん、ARISAちゃんは高校時代から知ってるんだよね。5年前。SONICを始めた時に見ました。当時のバンド名は「桃色グリコゲン」。オール女子の4人組でした。同年代の女子バンド「遠藤産地のストロー」と、この年の高校生シーンでは、この女子高生2組が独特の個性を放ってました。
で、久々に会ったSAKIちゃん、ARISAちゃんはRoi-になってた。翌年の春先だったかなぁ。X-pt.で見たRoi-はMCがいて。その半年後にはインストロックになってて。僕はこのインストロックの時にビビビときた。残響レコードの中での、ハイトーンでフュージョンテイストを感じるギターに聴こえて。SPECIAL OTHERS的でもあって。ま、とにかく僕の好きなサウンドでした。そんなバンド、高知にはほかにいなかったし。
その後は、歌物に。
とにかくどのスタイルだろうが、個性的だった。
頑張ってきてね、みんな。
WAKIくんの言う通り「消費されないように」。東京にはもっともっと個性的なバンドがいっぱいいて刺激的だと思うし。みんなにはふさわしい場所だと思います。高知でもライブやってね。
で、で。
書き忘れてました。14日(木)にフリーペーパーミリカがISSUE。SONICコーナーはSONIC10月号でも特集したSEATTLE。この写真も結構カッコいいと思うんですけどね。コンビニなどで配布中です。こっちも見てやってください。
本日の1曲
「SPin Wednesday」/ SPECIAL OTHERS
album「PB」(2009年)より
BPM120くらいの4つ打ちリズムとハイトーンギターのナンバー。僕はRoi-Jypsy.が目指してるのはこれかなぁと思ったことがありました。
なんだかんだ、バタバタした週だなぁと感じています。
多分…平日の水曜日(13日)に、イベント出演したせいでしょうね。僕の好きな高知の音楽人と共演させていただきました。テーマは「Shoegazer」。SONICが再々取り上げてきた音楽ジャンル、ムーブメントですね。1990年前後のUKに起きた。その時代の名曲たちをDJとしてスピンしました。共演させていただいたOvermarsさん、Shinyaさん、Jikoさん、クラブスタッフ、何よりお客さんの皆さん、ありがとうございました。
さて。おかげで今週は毎夜、午前様。本日何とか「表の顔」仕事と別冊SONICの編集作業を終えました。
別冊は明日ISSUEです。
本日の1曲
「Sight of you」/ Pale Saints
album「The Comforts of Madness」(1990年)より
やっぱり使ってしまいました。シューゲイザーの名曲。耽美的でポップでダンサブル。シューゲイザー盟友のRIDEもジョン・ピール・セッションでカバーしてます。
昨日9日夜は日本のスカパンクシーンをけん引してきた1組、Oi SKALL MATES@CHAOTIC NOISE。大好きなバンドマンや友人たちと一緒に飲んで暴れてました(当然、スカダンス)。本編ラストは本日のブログタイトルの曲。アンコールは「雨上がりの夜空に」のスカカバー。もう最高!! 飲み、暴れすぎたおかげで、その後行った川辺ヒロシさんのDJプレイ、途中で寝てました。すみません。
この1週間ほど前。3日夜。僕はX-pt.へあるバンドを見にいった。SONICにも出ていただいた高知のスカパンクバンド、88Wの応援に。SONICが終わりを迎えるにあたって今までのお礼を言うつもりで。でも言えなかった。88Wは高校生のイベントで気を吐いて、「オイ! オイ!」の掛け声をあおり、沸かせていた。その姿は高知のキッズたちにスカパンクの…いや、パンク全般の楽しみ方の1つを伝えているようで。素晴らしい光景に「終わります」とか言って、水を差すことはしたくなかった。
スカパンクバンザイ!!
スカパンクが好きで良かった。
本日の1曲
「メッセージ」/ 88W
single「3D」(2010年)より
陽気なスカパンク。でも泣ける歌詞。この歌が3日のラストでした。
本日、別冊SONICをISSUEしました。タテタカコさんの特集記事です。
SONICはスタート当初から、全力でタテさんを応援してきました(きっぱり)。まずは、月刊SONIC2005年6月号のアーティスト紹介のコーナーに登場していただいてます。これ、実は冷や冷やもので…SONICをスタートさせて間もなく、5月27日からフィリピン出張取材が入ってしまい、6月6日のライブは無理だなぁと思ってたら…何とか間に合いました。そのインタビューの時にアルバム「裏界線」のジャケ裏にいただいたサインが四国第1号という名誉なものになったり。いろんな思い出が詰まってますね。
その後も07年3月24日の別冊では、インタビュー付き告知記事。この年の6月号では本山でのライブなどを総力特集させていただきました。そして、今回の宿毛ライブ。毎回、同じこと書いてる。タテさんの歌は「自分をさらけだしたもの」だと。
実は、タテさんの高知ライブのフライヤーに、タテさん紹介文も書いてます。そんな体験、なかなかできないよね。これが一番、うまく書けた「タテさん関連文章」かもな。
いろいろ考えると…SONICがタテさんを応援してたんじゃなくて、僕らはタテさんによって仕事ができたんだなぁ。本当に本当にありがとう、タテさん。マネジャーのMさん。そしてbar mosaiqueのマスター、Kさん。
本日の1曲
「卑怯者」/ タテタカコ
album「裏界線」(2005年)より
最強の「覚悟の歌」。まあ、聴いてみてください。「卑怯者」という言葉をどういう意味でタテさんが使っているか。そこがこの歌のキーポイントです。
高知市を離れると、おいしい所で取材することがある。何が「おいしい」かというと、そりゃもちろん食べ物ですよ。フジロックに出演した久川大志さんの場合は、お住まいのある佐川町。町内の手打ちうどんやさんでぶっかけうどんを食べ、久川さんに何時間もインタビューさせてもらいました。久川さんと大将の「つながり」がなせる技です。実は僕も大将とは旧知の仲でして。高知市五台山であった竹林寺音楽祭では2人で二階堂和美さんの熱演を聴いたりしたこともある方。ありがとうございました、Tさん。おいしい食事、音楽、そしてエキサイティングなインタビュー…この組み合わせは最高です。
本日もそんな取材でした。洋楽ロック好きの店長さんが営む南国市の食堂。まずはおいしいカレーのセットを食べ、その後4時間ぐらい高知のアーティストたち…最後は店長さんも交えてのインタビュー。これまたアーティストたちと店長さんの「つながり」のおかげでした。皆さん、長時間ありがとうございました。
SONICは「人のつながり」の中で生きてきた。それは最高の時間だった。
本日の1曲
「Strawberry fields forever」/ Candy flip
album「Madstock」(1991年)より
今日のお店のCD棚から。ビートルズの名曲をグラウンドビートでダンサブルにしてしまった、マッドチェスター期のナンバーから。当時、結構人気がありました。
実はこれよりもすごかったのがthe the「DUSK」(1992年)のヴァイナル盤が面出しして飾られてたこと。しかも2000年、the theジャパンツアーがキャンセルになった時の、アメリカツアーのポスターも見せてもらいました。マット・ジョンソン大写し。これぞお宝!!
Candy flipもthe theも、帰ったら聴こうっと。
10月、初めてのブログですね。すっかり放置していました。
SONICを終えることにしました。それを決めたのは9月のこと。「表の顔」の組織があまりにもヤバくて、僕自身どうマネジメントしていけばいいのか分からず、そのためにSONICをやめることにした…というのも理由の1つです。ほかにも、いろいろあるんですけど…。最大の理由は、僕だけでSONICをやっていくことへの不安です。今の時代、作家さんなどを除いて、そんな仕事はほとんどない。定期的に何かをISSUEするのであれば、チームで、誰かに何かがあった時などの危機管理のために複数で担当するのが普通でしょう。そんなチームがつくれなかったことが、僕の失敗であり、やめる最大の理由です。
僕自身は死ぬまでSONICをやりたかった。
9月26日。神戸へガガガSP主催のフェス「長田大行進曲」へ行ったのは、楽しみもありましたが、アーティストたちへのお礼を言いたかったからです。午後の後半戦、ソウル・フラワー・ユニオン、泉谷しげる、サンボマスター、ガガガSP…いずれもSONIC紙面を熱くしてくれたアーティストです。1組1組、ちょっとセンチメンタルになりながら見ました。同じ週の10月1日はTOKYO No.1 SOUL SETのイベントで大阪へ。これは編集部デザイナーの〈猿惑星博士〉へのお礼。最近、一緒に遠征してなかったので、久々にいって〈博士〉の楽しそうな顔を見るのが目的でした。
大阪から帰高して、何人もの方から連絡をいただきました。その夜あった、高知の、僕が大好きなギタリストの結婚式でも出席してたいろんな人に言われました。
「なぜ、やめちゃうの?」と。
そんな言葉を掛けてくださった皆さん。本当に申し訳ない。僕が力不足でした。
あるアーティストからのメール。最後にこう書いてありました。
「俺達ももう終わったのかな… P.S.バカヤロー! 始まってもいねえよ!」
僕の大好きな映画「キッズリターン」の最後の台詞でしょう。泣けました。
そう。高知の「終わらないうた」はこれからもずっと鳴り続ける。高知、go fight!!
自分自身、今後どうなるのか、わかりません。でも、最後の記事まで全力でSONICを突っ走らせたいと思います。
本日の1曲
「ターボチャージャーON」/ 凜として時雨
album「#4」(2005年)より
僕のセンチメンタルな心を、さらにセンチメンタルにしてくれるエモくて重くて疾走感のある名曲。時雨の新譜も聴いたけど、1stのこの曲が忘れられない。

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