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sonic: 2010年2月アーカイブ

 精神的に不安定のまま仕事してます。ヤバイ。現在21時45分。今から明日27日ISSUEの別冊SONICのチェックです。遅い…。

 

 本日の1曲
 「Pressure」/ FACT
      album「Never turn out the light to keep myself」(2006年)より

 わが社の若い同僚にY君という、すごく音楽に詳しい人がいまして(Summer Sonicなどフェスもよく出掛ける人です)、そのY君に「FACTはインディーズ時代がカッコイイ」と教えられて買いました。いいねいいね。ハードコアというよりヘヴィメタル的なハイスピード&重厚感。そして、メリハリをつける転調。しかも、どの曲も転調してサウンドスケープを変えてからがすごくいい。この曲もそんな感じ。

 昨日、月刊SONIC3月号のためにインタビューをさせてもらいました。これがまた2時間。1990年代特集のインタビューと同じぐらいの時間を要しました。が、内容は90年代特集の時のような楽しさ、プラス、すごく「高知の未来」「音楽の未来」について考えさせられる話が多くて、濃厚な時間をすごさせてもらいました。僕の血となり、肉となった。うん。別冊ばかり進めないで、月刊の方もデザインやら原稿やら、きちっと仕上げていかねば。

 実はここ数日、やっかいなことに頭抱えてるんですけどね。
 これがとてつもなく難題で。

 

 本日の1曲
 「There she goes」/ The La's
      single「There she goes」(1999年再発盤)より

 1990年で時計の針を止めてしまったUKギターポップの良心といえる曲。昨日、CHAOTIC NOISEで見つけて、「こんなのあるの? しかもPV付き!!」と勇んで買った。微妙にアルバムバージョンとアレンジが違うような。コーラスとか、エレキギターのアルペジオが…確かに、この曲を収録したアルバム「ラーズ」は90年なんだけど、このシングル、オリジナル年として88年って入ってるな…持って帰って聴き比べようっと。

 今朝のこと。5時などという早い時間に目が覚めてしまい、「そういや最近、CD買ってないな~」と某CDショップのHPを立ち上げると…「ACID JAZZ 21周年スペシャル復刻」の文字が! 90年前後のアシッドジャズムーブメントの中核をなした名レーベル(ジャイルス・ピーターソンらが設立)から復刻盤だと!! 持ってるやつもありましたが全部買いました。5作品。次の第2弾復刻も予約です。朝っぱらから何してんだ、オレ。早起きしたら3文の得どころか、大枚はたいちゃったよ(T-T)。

 本日は順調に、今週末27日ISSUEの別冊SONIC、さらに3月6日ISSUEの別冊まで、編集作業を進めてます。順調、順調。ただーし。3月5日の月刊SONIC3月号は一切手を付けてないという異常事態。んー頑張らねば。

 

 本日の1曲
 「Dream come true」/ The Brand New Heavies
      album「The Brand New Heavies」(1995年)より

 ACID JAZZから生まれた人気バンドのデビューアルバム。その中から、当時最もクラブで掛かってた(と僕が感じた)ナンバー。いやぁ、キラーチューンですよ。これは。で、このアルバムが再発。持ってるのに…。今朝はこれと、彼らのもっと有名なナンバー(とまたまた僕が思っている)97年の「You are the universe」のリミックスも聴いてきました。

 土曜の夜が待ち遠しくなってきた。

 原稿執筆の合間に、3月の予定表を作りました。2月もあと1週間ないんですよ。予定表作り、遅っ!!

 で、判明したのが、恐ろしいまでにイベントがあるってこと。重なりまくり。体2つでも足りない。3つ4つほしいくらい。すごすぎる。高知のロック、鳴りやまず!! 詳細は今のところ、各ライブハウスのホームページを見てください。3月の別冊SONICでもじゃんじゃん告知していきます。

 予定表作りを終えたら、山のような仕事が待ち受けてました。。。たはは。

 

 本日の1曲
 「Sounds from the street」/ THE JAM
      album「In The City」(1977年)より

 邦題「都会の音楽」。そうかなー。もっとニュアンス違うんじゃないかなー。そんなことを思いながら、パンク以後のストリート直結の世界の音楽史を思い描いてみる。っていうか、先週金曜日…正確には土曜日未明、ある高知のバンドマンとそんな話をずっとしてた。

 先週末20日はDJとしてイベントに参加し、すべてのパワーを出し尽くしました。楽しかったなー。

 SONICを始めたころから、音楽の場へ「参加する」ということを大切にしてきました。「取材をさせてもらう」だけでなく、取材のない時はお客さんとして音楽を楽しませてもらったり(本当に楽しい思いをたくさんさせてもらってます)、多様なかかわりをしてつながりを持たないと「OK電算機という人間は信用されない」と。結果、音楽や、バンドマンやオーディエンス、クラバー、ライブハウスやクラブ関係者の皆さんから、たくさんのかけがえのないものをもらえました。ありがとうございます、音楽&温かい皆さん。
 オールナイトで「参加する」スタイルはかなり体力を消費しますが、これも楽しいのでやめられない。ただ、いつまでできるだろ。今年42歳になりますが…。

 週末にもらったエネルギーそのまま、本日午前は「表の顔」仕事(ある高校で講演)も楽しくできました。あ。その場にいた高校生たちのパワーにも助けてもらったな。

 とにかく、助けてもらいっぱなし。かけがえのないものをもらいっぱなし。感謝、感謝の毎日です。

 

 本日の1曲
 「Bleed from within」/ The Music
      single「Bleed from within」(2004年)より

 土曜日の夜の、僕の1曲目。ちょっと静かにしようかなと思ったら(僕はすごく気持ちが上がる曲なので、僕自身に喝を入れる意味もあったんですが)、フロアからすごいテンションをいただきました。皆さん、ありがとう。それにしても、恐るべしThe Music。まさに「音楽にかけがえのないものをもらった」というダブルミーニング。

http://blog.kochinews.co.jp/sonicblog/2010/02/post-323.html

 ↑なぜ、「こいつら(笑)」だったのか。

 本日ISSUEの別冊SONICに答えがあります。「編集部の90年の1枚」。おい。4人もいて渋谷系とUKしかない。グランジ、オルタナは。ブリットポップは。ミクスチャーは。ハイスタとかメロコアは。とにかくいろんなものが欠落してるんじゃねぇのw?年齢構成のせいかな。いや。そんなことはない。わりと30~41歳の間でばらけてるし。うーん。ま、いいか。僕自身、この4枚は好きだし。OK、OK。

 さ、今夜はクラブ活動。ロックです。実は回します。

 

 本日の1曲
 「Soon」(Andy Weatherall mix)/ My Bloody Valentine
      album「Keeping the Faith」(1991年)より

 昨日に続き、本日もマイブラ。昨日のブログで「ヒヒヒ」と笑った理由がこれ。別冊で紹介した、90年代の僕の"物差し"。

 23:00前に帰社。高知のバンドのライブをハシゴしました。
 見たのは…

 THE BROKEN HEARTS CLUB
 THE RED PONY
 ハナクソ
  以上@CHAOTIC NOISE

 ジークスクリーマー from 広島
 SEATTLE
  以上@X-pt.

 どのバンドも最高ですわ。BROKENは全力出し切った感じで…あの新曲はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT「世界の終わり」の速度とグルーブかもなー。ハナクソくんは先週土曜日とセット完全に変えてるし。「勝手にしやがれ」「Boys on the run」もやっぱ名曲や!! ジークスクリーマー、間に合って良かった。かなりの強度のエモ。またCD聴き直します!! SEATTLEは「欠陥」がやっぱすごい!! で。初めて見たTHE RED PONY。もうマイブラです。アルバム「Loveless」の中盤です。ローゼズも入ってる感じがしたり、コールドプレイがシューゲイザーになった感じがしたり、もうUKってことですね。最高 of 最高です。アルペジオから一気にノイズギター(シャーシャーいってるやつ)。うおー!! 悶死。

 皆さん、ありがとうございました。

 で、今から明日20日ISSUEの別冊SONICの最終チェック。むっちゃ遅れてる。

 

 本日の1曲
 My Bloody Valentine「Loveless」から1曲。どれでもいいです。今夜はこれ聴くしかないでしょう。THE RED PONYのギターのSHINNYAさん。本当にいつも(GHOST & …でも、Kill-A:Kill-Aでも)素晴らしいサウンドをありがとう。
 実は明日も聴くことになるかもな。ヒヒヒ。

 うおー、言いたい!! まるで「王様の耳はロバの耳」状態ですよ。

 まずは古い友人から吉報。以前から企画していたことが4月に実現することになった、と。うおー、絶対行きます!! さらに。あるインディレーベルから新譜のデモが。うおおおおー待ってました。昨日、某中古CD屋にそのアーティストの超美品シングルが105円で10数枚あったので、それを大人買いして聴いてたとこ。編集部デザイナー〈猿惑星博士〉に「届いたよー」言うと、彼も「うおおおおー」。

 近々、SONIC紙面で発表しますね。
 それまでは個人的に…ウヒヒ。言いたいーっ!

 

 本日の1曲
 「Left behind」(80kidz remix)/ CSS
      album「80kidz presents THIS IS MY WORKS 01」(2010年)より

 80kidsが手掛けた他のアーティスト曲のリミックスワーク集。どの曲もブニョブニョ、ピポピポ、シンセ音が炸裂中。CSSのチープなディスコティークナンバーも、そんなふうに。ちゃーんと80kidzって印を付けてる。一昨年、昨年あたりの中田ヤスタカの音の原風景がここにあります。

 最近、主体的に音楽が聴けてない。どういう意味かというと…「今、○○な気分だから、こんな音楽が聴きたいな」という気持ちが湧かず、アーティストを選べないでいる。仕事で聴かなきゃいけないものばかり選んでて。ま、仕事も主体的なんだけど…。自分の気持ちに従って、数あるCDの中から1枚、っていうのが選べない。こんなんじゃ、DJやる時とか大変ですよ。ムチャですよ。

 そんな日々が続いた中、今朝やっと1曲選べました。
 今日1日、ウキウキしない!って思いに、すごく忠実に。
 久しく聴いてなかったなぁ、これ。

 おかげで「表の顔」仕事の原稿も進んだし、午後から学校に行ったけど、それも楽しかったし。夜は外部の会議出席だったんだけど(かなりオフィシャルなやつ。飲み会じゃないですよ)、そこでもいい論議ができました。かなり白熱!!

 

 本日の1曲
 「コミュニケーション・ブレイクダンス」/ SUPER BUTTER DOG
      album「SUPER BETTER BETTER DOG」(2008年)より

 今朝聴いたのは、これ。ファンクサウンド+意味よりもグルーヴを大切にした日本語、というスタイルで活躍してた(2008年に解散しちゃったけど)バンドのベストから、アッパーなナンバーを。ほら、テンション上がるでしょ。

 本日16日は「表の顔」仕事で、ある小学校へ。夕刻、帰社してからは20日ISSUEの別冊SONICの編集作業。いい感じで進みました、これが。今回は編集部全員集合で、久々に〈冷コー堂〉も参加。〈爪9㌢〉と〈猿惑星博士〉とともにそろい踏みなんですが、これが…こいつらは…おかしすぎて、お腹が痛いです。ほんとに、もう!!って感じで。こんな愉快な連中なんで、一緒にやっていけるんだろうなぁと実感しました。

 で。何で「おかしすぎ」なのか、それは一体どんなテーマの企画なのか? それは当日、紙面 or SONICのホームページ、そして当ブログで。お楽しみに(って、そんな大げさな企画じゃないんだけどな…)。

 

 本日の1曲
 うおー、本日聴いた曲すべてが、今後の紙面に登場するものなので、お休みさせていただきます。すみません。

 13、14日とSONIC3月号用のライブ撮影でした。撮った撮った。トータル約2000カット。本日15日の午前中に全部見て、いいのを選びました。早速、デザイン担当の〈猿惑星博士〉の元へ。2月は「逃げる」って言いますからね。早くやらないと。ちなみに「表の顔」コラムも本日掲載。これでひと息つこうと思ってたら…明日も明後日も「表の顔」仕事ですよ。

 今週末20日ISSUEの別冊の編集作業も進行中。

 

 本日の1曲
 「Hey Boy Hey Girl」(Soulwax remix)/ The Chemical Brothers
      12inch「Hey Boy Hey Girl」(2008年)

 13日は撮影後、クラブへ。入ったらこのフロアアンセムがかかってました。Here we go!

 本日13日、別冊SONICをISSUE。変則的な形で、OK電算機の「09年の1枚」を紹介しました。SONICを始めて「○○年の1枚」も5回目。高知のバンドのディスクとしては2組目の「ディスク・オブ・ザ・イヤー」。しかも、これまで以上に猛プッシュしたくて。勝手な編集部員です。すみません。ちなみに、もう1組は…05年の、高知のデジタルロックバンド、SPIRITUAL BOOSTERの「IN>SIDE<OUT」でした。

09年のベストテンは以下の通り。

01 「ゆりかごから墓場まで」/ SEATTLE
02 「NU ISLAND」/ BLAST HEAD
03 「EVEN KICK SOY SAUCE」/ neco眠る
04 「シンシロ」/ サカナクション
05 「UP HERE」/ SOULIVE
06 「一発やらせろ!」/ MUSHA×KUSHA
07 「This Is My Shit」/ 80kidz
08 「JOIN THE Q」/ THE QEMISTS
09 「Precious Songs」/ REDEMPTION 97
10 「eight-hundreds」/ MONGOL 800

再発ベスト1 「THE STONE ROSES」/ THE STONE ROSES
MicCDベスト1 「ROCK THE MIX」/ DJ片平実
ライブ盤ベスト1 「Black Market Blues e.p」/ 9mm Parabellum Bullet

 近年、友人たち(特にSONIC編集部デザイナー〈猿惑星博士〉)のせいで和物が多くなってるような…。
 01は本紙で紹介した通り。もう無茶苦茶繰り返し聴いたんですよ。CDに合わせて歌いながら。02は今夏、東京の若い友人から教えてもらった1枚。このDJユニットの描き出すダンサブルとアンビエンスを行き来する音像は秋までヘヴィローテでした。03はフジロックも高知のCHAOTIC NOISEも沸かせてくれた大阪発・盆踊り系ダブバンドの2nd。〈猿惑星博士〉も2位でしたね。ま、この上位3枚はホントに僅差です。
 年の初め「セントレイ」をヘヴィローテした04。09年のJAZZ/FUNK系では「やっぱこれ」の05。ちょっとSOULに走ってたトリオが原点のFUNKに回帰して作り上げたグルーヴィーな傑作。06はSONIC09年10月号でも取り上げさせてもらった、説明無用!!高知発全国行きのオリエンタルバンドの7th。人生で始めて、僕がライナーノーツというものを書かせてもらった1枚でもあります。個人的に記念すべき作品となりました。07はまさに「09年の音」として記憶されるんだろうな。アンダーグラウンドの東狂エレクトロと一般の人々をかろうじてつないだ1枚。フジロックでの熱狂ライブが忘れがたいので。08はクラブとロックシーンをつないだ凶悪ドラムンベース。SKA PUNK IS NOT DEADと叫べた09。
 そして、最後の10。ゼロ年代を代表するアルバム「MESSAGE」に匹敵する最新作を、名曲「小さな恋のうた」「あなたに」に勝るとも劣らないナンバー「神様」を、沖縄に帰って生み出したモンパチに大きな拍手を送りたいです。BAY5 SQUAREのライブ行きたかったなぁ。岡林信康とかぶってて行けなかったんだよなぁ。

 再発1位は僕の青春…1989年の「革命」をリマスター&未発表音源を集めて出した「お腹いっぱい」になる1枚。MixCD1位はロックをスピンするDJは必聴だと思います。「こうやるんだ」ということを教えてくれる教科書的1枚。ライブ盤は…新曲+48分のライブ、という「何じゃ、そりゃ」なフォーマットで売り出された激情型ロックバンドのシングル。MCもそのまま、ノーカットの48分は実に熱い!! これからはこういう音源が増えるのでは…そんなことないかw。

 

 まだまだ「表の顔」仕事が終わりません…夜はSONIC撮影&大切なクラブパーティーなのに…。

 

 本日の1曲
 上記の9mm Parabellum Bulletのライブから。
 ラストを飾った昭和歌謡的激熱エモナンバー「Discommunication」を。
 誰か高知ライブのチケット、譲ってくれないかなぁ…。

 うおー。何だか仕事が!
 昨日は幡多地方へ。帰ってきて「表の顔」仕事の原稿を1700文字ぐらい書いて、本日仕上げ。んでもって、「表の顔」コラムが明日正午締め切り。さらに明日&明後日夜は連チャンでSONIC撮影だし。何なんだ、これは。

 「表の顔」コラムが書けません。うーん。
 いかん! 明日ISSUEの別冊SONICの最終チェックがまだだ…。

 午後9時。人々の言う「花の金曜日」はこうして終わっていきます(T-T)

 

 本日の1曲
 「スキップ・ビート」(live from NHK Hall)/ Superfly
      single「恋する瞳は美しい / やさしい気持ちで」(2009年)より

 こんなカバー曲もあります。原曲はサザン・桑田佳祐率いるKUWATA BAND。高知の若いバンドマンに教えてもらって買いました。

 フリーペーパー「ミリカ」が本日11日、ISSUEされました。さて、SONIC編集部が担当する音楽のコーナーは…高知新世代メロコア・NEO-GRISTの登場です!! 写真がちょっとこれまでのテイストと違うんですが、ま、「こんな光景もあるんだよ」ってことで。この写真、ステージと最前列の柵の間にいると撮れるんですけどね。

 さてさて。SONIC編集部〈猿惑星博士〉から「09年のベストテン」が届きました。1月23日付夕刊の別冊SONICで、渡辺大知/峯田和伸/岸田繁「どうしようかな」を挙げてくれた〈博士〉ですが、2位以下はどうなっていたのか! なんと、驚くべき結果が!!

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01 「EVEN KICKS SOY SAUCE」/ neco眠る
02 「FIVE FINE FILES FIED FIRE」/ CUBISMO GRAFICO FIVE
03 「Re-clammbon2」/ clammbon
04 「野口、久津川で爆死」/ mow mow lulu gyaban
05 「PB」/ SPECIAL OTHERS
06 「PRIMATES&MUSIC」/ KILLING FLOOR
07 「風神雷神」/ →Pia-no-jaC←
08 「BEYOND THE WORLD」/ TOKYO No.1 SOUL SET
09 「おやすみなさい。歌唄い」/ 踊ってばかりの国
10 「どうしようかな」/ 渡辺/峯田/岸田

 〈博士より〉…09年はneco年。DISC評でも紹介した1枚が第1位でした。09年11月21日@CHAOTIC NOISEでのライブ。まさに生ダンスミュージック。日本産グルーヴで踊りまくるフロアは最高に熱くて楽しくて会場中がワッショイ! ワッショイ! のお祭り騒ぎ。necoワールド全開の一夜は09年のハイライト。

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 おいおい。「どうしようかな」が1位じゃないのかよw。そうツッコムと〈博士〉は「まあまあ。ほかのは紙面のDISC評なんかで紹介してたし」とあっけらかん。ま、シングルでは「どうしようかな」ってことなんだよね…と僕は納得しましたけど。いいのか、これでw!!

 

 本日の1曲
 「Your reality's fantasy but your fantasy is killing me」
           (feat CHUCK D)/ BOOM BOOM SATELLITES
      best album「19972007.」(2010年)より

 ブンサテ自身がミックスし直し、曲順も考えたベストアルバム。彼らの「アルバム1枚ごとに違う世界観」をそうすることで非常にうまくまとめてます。個人的にはブンサテの中でNo.1はこの曲。最強の組み合わせでしょ。たまらん!!
 あ、DVDもたまらん!!です。 

 SONIC2月号の90年代特集インタビューの補足、続き。男性陣2人のお話しです。
 山下雅也さんとHandaさんは、偶然にも連日、という形になりました。

 まずは山下さん。「僕は王道を通ってないんですよ。『ロックといえば』というのを聴いてない」と言いながら、どうしてどうして。「しまってあった」というCDをわんさか持ってきてくれました。あるある。パンク。ロック。ハードコア。歌謡曲。「90年代って、僕はちょうど20歳からの10年間なんですよ。いろんな音楽が出た年代でもあるし。グランジ。メロコア。仕事で県外へ行くことも多くて、いろんなジャンルを聴けた。90年代っていうのは、つまりはそういう多ジャンルが交ざったものだったんじゃないですかね」
 これは言い得て妙。その通りだと思います。
 「高知の街の中もそうでしたよ。こんまい文化がいっぱい集まってて。それが良かった」
 街の服屋さん、雑貨屋さんで働き、街のライブハウス、クラブで遊んできた山下さんでなければ言えない言葉ですよ。当時の写真も、たくさん見せてもらいました。写ってる写ってる。あのバンドマン、また別のバンドマン、ライブハウスのなじみのお客さんの、若かりしころが。

 しかし。山下さんの先の言葉は、反語でもあります。今の街を思い浮かべます。"破壊"が進み、「こんまい文化」は生きていけなくなった。大型化。集約化。気味の悪い言葉が次々と連想される。それがゼロ年代の高知の街です。。「街の中が元気がなくなってきてたんで、一度『山下ナイト』ってDJイベント開いたこともありますよ。でも、お客さん集まらなくて。1人で自腹切りました」

 そうした現状を踏まえて、山下さんは訴えました。
 「世の中の多くの人は、量産タイプで良くなったんでしょうか。ガンダムじゃなくてジムで満足なんでしょうか。僕なんか王道とか、人と同じとか、イヤなんですけどね」

 

 大トリ、Handaさん。これまでの3人が約2時間の取材だったのに対し、彼とは雑談も含めて約6時間、話し込みました。
 とにかくすごかったのは、「Handa年表」を自作してもってきてくれてたこと。世界の音楽、日本の音楽の流れと、自分が聴いてきたものを対比したB5のペーパーには、100以上のバンド名がずらり。中学時代にFMのプレゼントに応募してサインをもらった、というSIONから、あぶらだこ、POGO、ウィラード…日本のパンクから、USアンダーグラウンド系がずらり。さらにoasisやREDIOHEAD、KORN、BENFOLDS 5まで。あなた、雑食過ぎですよ!! 「こうなったのも(雑誌の)宝島のおかげかな。ライブの情報はビラですね。集めてましたもん」
 さらに…「(高知市内の)●●レコードに小さいインディ(レーベル)のコーナーがあって。でもそこには怖いお兄さんが先にいて。僕はうろうろして、そのお兄さんがいなくなってから、見てました」
 うわー。ロックですね、その話。

 リスナー体験をひと通り聞かせてもらった後は、音楽実体験…ライブの話(客側&演奏する側)へ。90年代初頭のライブハウスは危険だったそうです。「高校生の時、●●のライブに行ったら、演奏が始まった途端、モヒカンとスキンズがケンカ始めて。会場に女の人? いませんよー。怖いお兄さんばっかり。でも、そのケンカを見て『これがロックながやなぁ』と思いました」
 Handaさんの90年代前半の話は、「怖いお兄さん」しか登場しないんですよ。「そうですよ。ライブってケンカしてなんぼって雰囲気もありましたしね。今はないですけど」。何だか、平和なことがつまんないとでも言いたげな…。
 バンドとしての表現力も素晴らしく、バンド歴も長いHandaさんならではの話も。「九州からきてたバンドと共演して。そこのベースの人が『来年デビューする』って。それがナンバーガールだったんですよ」「ギターウルフのビリーさんにライブを見てもらえて。『お前ら面白いから東京来い!』って言われたんですけど、『無理です』って即答しました」。

 濃厚なバンドライフで、Handaさんは思ったそうです。
 「みんな音楽に純粋で。それで家族みたいになったんやと思う」
 その言葉はまさに、僕がSONICで、
 いや全記者人生を懸けて大切にしている「つながり」。
 軽く「家族」って言えるHandaさんが、うらやましく見えました。

 Handaさん、また飲みましょう。山下さんの店で朝までw。

 

 本日の1曲
 「パンク・ロック」/ THE BLUE HEARTS
      albun「THE BLUE HEARTS」(1987年)より

 心から好きなんだ~。当時はそんな絶叫が恥ずかしかったけど、今はそうでもないってのが、何だか複雑。2人と話してて、この歌が頭の中に浮かびました。

 先日の当ブログでも「予告」しましたが、SONIC2月号の90年代特集インタビューの補足を。登場いただいた4人のうち、レディーファーストでまずは女性陣から。

 DUKE高知スタッフの傍士朋美さん。彼女はインタビューに際し、数々のCDを持参してくれました。「選びづらいんですよーw」と。そのCDは…マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン「ラヴレス」やオアシス「ディフィニトリー・メイビー」といった洋楽、そしてそして「やっぱりなぁー」と思ったのが…90年代末の新しき日本のロックともいえるナンバーガール、スーパーカーの初期作も(←目配り最高!!でしょ。僕も大好き)。洋楽は「ニルヴァーナ通ってないんですよ。日本のアーティストの記事を読んでて、『お薦め』って書いてあるのを探した」とのこと。

 傍士さんは聴くジャンルを、一貫してそういう手法で広げていったのでした。

 中学時代。深夜、ラジオで「オールナイトニッポン」を聴き、ユーミンからKAN、槇原敬之へ流れるという「個人的シンガーソングライター・ブーム」がやってきたり、ユニコーン目当てでPATiPATiを読みながら、同じ事務所の他のアーティストへも触手を伸ばしていったそうです。
 90年代後半には「レーベル買い」もしたそうです。UKプロジェクト。キター!! 下北沢ロック!! POLYSICSもGOING STEADYも最初はここでした。個人的にはUKプロジェクト内に生まれたTV-FREAK。POT SHOTのリョウジさんが設立したレーベルですね。高知のSTORMも2000年代前半、ここからリリースしてました。ここは2人でかなり盛り上がった部分でした。へへへ。ちなみに僕、かなり頑張ってTV-FREAKのカタログナンバーをそろえようとしたころもありましたが、財力がついていきませんでしたw。

 聞いてて「それあった、あった」とうなずいた懐かしい話も。中学時代…1989~92年の光景。入学祝いの定番がCDラジカセだったこと(彼女も買ってもらったそうで「それが丈夫で丈夫で」成人後も使っていたとのこと)。クラスでユニコーン派とジュンスカ派に別れてたこと。友人からカセットテープにダビングしてもらったやつが、曲の長さの都合で曲順が変えられていたこと←これ、説明が必要ですね。カセットテープって同じ分数でA面、B面とあって、CDのどこかで「折り返し地点」を設けなきゃいけない。それが曲の途中にくるのがいやなら、曲群を同じ分数に「2等分」することが必要になってくるわけですよ。それで曲順を入れ替える必要がでてくるわけです。

 そんな彼女が最後にひと言。「今、ドーンって(売れてる)バンドがいないんですよね…」

 

 女性、もうひと方。DJ ca7さん。高校時代…93-96年には「同級生のライブも何度か見にいったんですけど」ハードめのロック、洋楽には見向きもしなかったそう。でもでも。「テレビで普通にロックが流れる時代でした。スピッツ、ミスチル、ウルフルズ」。そうなんです。そのころってオーディション番組「イカ天」(三宅裕司のの平成イカすバンド天国)時代が終わり、バンドブーム末期~終焉期。でも、そんな雰囲気の中から個性を持ってポップなロックを探っていたのが、まさにその3組だったように思うのです。ca7さん、すごい記憶力。

 彼女の高校時代の話は、そうした光景…本当に普通の女の子の「リアル」が良く出てた。

 その後、AIRを端緒に、MAD CAPSULE MARKETS、Hi-STANDARD、GREEN DAYとかへ走った彼女。これらも時代をよく表してる。90年代後半。まさにそういうハードなサウンドが「普通のキッズたち」とつながった時代でしたもんね。ほかにも挙げてくれたのが初期Dragon Ash。これもストリートと直結して、大きな支持を集めてましたよね、90年代半ば。そしてこの10年の終わりに、彼女は出会うんです。「椎名林檎。シングルがちょこちょこ売れてて。で、アルバムが出て。アルバム聴いて感じましたね。女性を武器にしたロック。これは新しかった」。そう。そうした女性シンガーブームがゼロ年代へと続いていくんです。

 彼女は言います。「今の年齢(30代初め)で90年代を生きたかったなぁ。ちょうど今、90年代を発掘してるんです。昨年、ボアダムズ、フィッシュマンズ、リトルクリーチャーズとか聴いたし」「ピチカートファイヴが当時、大人すぎてw…今聴くと合うんですよねー」。いえいえ。キッズだったからこそ、感じ取れたものもいっぱいあると思うのです。僕の話をすれば…僕は仕事をしていて、音楽からちょっと離れざるをえなくって、悔しい思いもしてましたから。それでも何とかあさりましたけどw。

 

 2人とはそれぞれ約2時間、楽しくお話しさせていただきました。
 素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

 

 本日の1曲
 「Paranoid Android」/ RADIOHEAD
      album「OK COMPUTER」(1997年)より

 説明無用! 90年代後半、UKロックの未来を灰色に塗りつぶした問題作。DJ ca7さんと初めて会った時に、このアルバムについていろんな話をしました。今回もこのアルバムの話になったんですが、彼女はこう言ってました。「聴き直す度に違う解釈、新しい発見があるアルバムです」。うん。僕もそうです。昨夜聴いたんですが、「終わりに向かう時代」…20世紀の終わりへ、という雰囲気の中では「苦」という感じがしたけど、新しい世紀を迎えて冷静に聴くと「苦痛を叫ぶのもロックだよね」とすんなり肯定できる僕がいました。

 うぎゃー。SONIC以外の「表の顔」仕事が怒濤のように…。今日は当ブログ、お休み! ご勘弁を!!

 本日6日、別冊SONICをISSUEしました。編集部と読者の皆さんの「09の1枚」の3回目。ラストです。今回の4枚はなかなか濃いですよ。特に〈虹の欠片〉さんが紹介してくれたアルスノヴァと〈QMC〉さんのリトル・ドラゴンは、なかなか入手できなかったですから。で、4枚聴いてみると、これがカッコいい! 高知にも熱い洋楽好きがいてくれて、本当にうれしくなりました。いや、それだけでなくて…応募くださった全員、10人の読者の皆さんに心から感謝です。新聞に投稿してくれる人は本当に少ないですから。皆さんのおかげで紙面が、特集が、今年もできました。本当にありがとうございました。

 実は…もう1週、「09年の1枚」を来週13日、お届けします。ラストと言っておきながら、どうしたんだ? 理由は? 何が紹介されるのか? それは見てのお楽しみ。

 

 本日の1曲
 「Swimming」/ LITTLE DRAGON
      Album「MACHINE DREAMS」(2009年)より

 〈QMC〉さんが紹介してくれた1枚から。ポストロック的であると同時に、1周してエレポップに先祖返りした感じのナンバー。Madonna「Material Girl」的質感が、オジサンの僕を直撃してきます。

 本日5日、SONIC2月号をISSUEしました。特集は「90年代」。あのころの高知の、日本のロック状況を、4人の回想であぶりだしました。バンド紹介はPISTOL JAZZ。室戸から現れた突然変異の新星です。各ライブハウスの告知にこの名前を見付けたら、ぜひ見にいってほしいです。

 年末のことです。「2月号の特集、どうしようかなぁ」と悩んでました。ゼロ年代特集もやらなきゃいけない。3月号はもう企画が出来上がってて、それこそゼロ年代と10年代をつなぐ感じになる。うーん、それより先に90年代を振り返っておこうか、と。そうして生まれたのが今回の「90年代」特集です。
 SONIC2007年2月号でやった「80年代特集」は座談会形式でした。その形がはまったのは、80年代は「共通体験」があったからです。メディアも未発達でかなり頑張ってアンダーグラウンドの情報を手に入れても「共通するもの」があった時代。それが音楽の細分化と情報量の膨張で「個々の時代」になったのが90年代ではないか…そう考え、1人1人のインタビューという形を取りました。個というものを"糸"に見立て、それをより合わせることで90年代という時代が浮かび上がってくるような、そんな紙面にしました。

 ただ特集の4人には、紙面で書ききれないくらいの、いろんな話を聞かせてもらってます。それは後日、当ブログで紹介しますね。

 そうそう。2月号には「編集部推薦 ピックアップライブ」が掲載されていません。
 ここに挙げておきますね。
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 ★7日19時、CHAOTIC NOISE(高知市帯屋町1丁目、088・823・8190)
 ACID MOTHER TEMPLEの河端一がソロで来高。ギタードローン~ミニマル~エレクトロ、と変幻自在のプレイが堪能できる。共演は足袋猫、SHIHO、そして極上のシューゲイザーサウンドを聴かせてくれるとうわさのTHE RED PONYが楽しみだ。(当日2500円)

 ★19日18時半、X-pt.(高知市はりまや町1丁目、088・885・2626)
 09高知を沸かせた3バンドの一角で激情型日本語エモバンド、SEATTLE主催のイベント「生きてNight vol.3」。出演は広島の凶悪エモコア、ジークスクリーマーのほか、大阪からAND NO MORE、高知のJEHADIST、small keynote、South Ploot、MOSQUITOES ARE BATTERY。(当日1500円)

 ★27日18時半、キャラバンサライ(高知市相模町、088・873・1533)
 サライが放つコンピレーション「The seven chords」の発売記念ライブ。出演は曲が収録されている7組…LOVERS、THE BROKEN HEARTS CLUB、the soundcoils、esow、ACT FOR FRONT、THE BIG FAN LADY、ひぐらし。(入場無料。1ドリンク代のみ)

 ★27日18時半、B.B.cafe(高知市帯屋町1丁目、088・823・2277)
 高知の数少ないスカバンドの1組、ジョイフルスカインの解散ライブ。もったいなさすぎ! お願い、もっと続けてくれ!! 出演は彼らのほか、高知組がfin funnel、Wig Beach、SKAam And SKAapS、カワハラヒロキ。愛媛からトマポークも。(当日1000円)

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 あー27日、かぶっちゃてるなー(T-T)

 

 本日の1曲
 「オールナイトでぶっとばせ!!」/ ギターウルフ
      Album「狼惑星」(1997年)より

 今回の特集でHandaくんがすすめてくれた「90年代の1枚」より。Handaくんとのインタビュー&雑談は、まさにオールナイト。6時間ぐらい、いろんな話をしました。友人、バンドマンも交えて。楽しかった~。ちなみに。山下雅也君も「90年代の1枚」に、あやうく「狼惑星」を選ぶところでした。「絵ヅラだと『狼惑星』なんですよねぇ」と。かぶらなくてセーフ!!

 午後9時前、会社に戻ってきました。「凜として時雨」@X-pt.に行ってきたのです。

 男女の超ハイトーンボイスの面白い絡み方。ノイジーと浮遊感を行き来するギター。時雨の特徴はいろいろ挙げられるけど、一番は「複雑な楽曲構成」「恐ろしいまでのリズムの転調」。1曲が最初から最後まで同じリズム、ってほとんどない。4つ打ちから8ビート。2ビートから3拍子。バックビートから表を打ったり。2小節で変わったり。変化の途中には、リズムも取れないギターブレイクがあったり。もう、変化の激流に飲み込まれたよう。

 そんな転調に酔った。気持ち良かった。

 彼らは、SOLD OUTで満杯の開場に一体感を与えたりしなかった。
 オーディエンスは転調に次ぐ転調で、2ビートの「オイオイ」の掛け声も掛けられないし。
 (最近、何でもかんでも縦ノリ「オイオイ」ってのがイヤになってるので、良かった)
 だってさ、もう分かるじゃん。楽曲で。
 彼らのメッセージは、「違っていい」ってことなんじゃないの?
 万人受けする「J POP」なんてやりませんよ、ってことでしょ。

 そのメッセージを邪魔するもの…MCなどなど…を一切排除した、「音楽を聴いてください」「その中に思いを込めてますよ」ときちんと1人1人に訴える、ほぼ演奏のみの1時間30分だった。

 最後の曲。真っ赤なライトに染まるステージを1人1人後にしてゆき…ギターのノイズが残響していた。一分の隙もない、凜とした世界のまとめ方だった。だから僕は、アンコールを求めるオーディエンスの手拍子を後にX-pt.を出た。あの後に1曲追加なんて、無粋だよ。蛇足だよ。彼らがアンコールをしたかどうか、僕は知らない。でも。きっと、アンコールはなかったと思う。自分たちは自分たちであることを、凜として時雨は、凜として通したと思う。ま、これは想像だけど。

 

 本日の1曲
 「傍観」/ 凜として時雨
      album「#4」(2005年)より

 最後の曲。「僕は汚い」「僕は消えたい」って歌詞を…誰もが、きれいで、この世にがんとして存在したいのなら、僕らは違うことを叫ぶよ…という感じで聴きました。この歌が、赤いライトの中に美しく溶けていった。最高。 

 ちょっと元気をなくしてたら、友人や読者の方々から元気をもらい、もう少しチャレンジしてみよう!と。
 フジロックフェスティバル'10。プレス申請しました。今夏、7月30日、31日、8月1日の3日間。出演アーティストの第1弾発表は3月。今からワクワクしてます。苗場を歩き回る体力を今からつくり上げる。やるぞー。

 今日はあまたの編集作業の追い込み中。元気にやれてます。ホントに皆さん、ありがとう!!

 

 本日の1曲
 「Giving up the gun」/ VAMPIRE WEEKEND
      album「CONTRA」(2010年)より

 NY音楽シーン(特にロックね)の実験精神が輩出した21世紀の変態ポップバンドの最新作から。ま、NYって元々、恐ろしいまでの雑食性だから。80年代のNo Waveのころから。非英語圏の文化への目配り…というか、好奇心が旺盛なんだよね。で。PVがパワープッシュされてる変態性丸出しの「Cousins」もいいけど、実は、この8曲目のように安心して聴ける上質なポップもある(1枚のアルバムをバランス良く作る…ってのもNYのバンドの特徴のように思うな)。この曲に続く9曲目「Diplomat's son」もレゲエ&スカ風味でいいですよ。でもさ、「外交官の息子」ってタイトル…ひょっとしてジョー・ストラマーのこと? 深読みしすぎかな。

 ちなみに。VAMPIRE-と契約したXLって、実はダンスミュージックのレーベルで。MAXIMO PARKと契約したWARPもそう。ダンスミュージックのレーベルが、面白いロックとつながり始めたのがゼロ年代後半からの流れ、かな。

 本日は「表の顔」仕事で、高知市内の某高校へ。生徒さんたちと楽しい会話ができました。

 若い彼、彼女たちのパワーが僕の「老い」を浮き彫りにします。そう。僕は昨年あたりから「僕の10年後」に希望が持てなくなってます。体力、気力、知力が衰える未来に対して、一体、どんな「素晴らしいこと」があるのか…と。先日も若い高知のアーティストと歓談してたんですが…彼は実に音楽をよく聴き、素晴らしい表現をしてて。それに対して僕は「いろんな音楽を見て聴いて、彼らともっといろんな話ができたら」と思うのです。しかし。フェスやライブ、クラブパーティーを遊び抜く体力も、CDへの集中力も落ちてゆく僕が、彼らときちんと向き合える友人で居続けられるのか…そんな不安も襲ってきました。

 でも、昨夜、ちょっと気持ちが軽くなった。
 古くからの友人と歓談。僕は聞いた。「10年後って楽しいろうかね」。彼は言った。「楽しいって。間違いない。というか、そう思ってないと、今を生きていけんで」。そうだね。うん。そう思って、まだまだ音楽のある場へ行き続けるとするよ。

 明日は5日に出すSONIC2月号と6日の別冊SONICの編集作業、ラストスパートだな。

 

 本日の1曲…というか、昨夜の1曲
 「LONG TIME AGO」/ THE TIMERS
      album「ザ・タイマーズ」(1989年)より

 昨夜、友人とバーに入った瞬間、掛かってた曲。忌野清志郎のアメリカン・ルーツミュージックへのこだわりが詰まったアルバムで、「こういう音楽が流れるバーが少なくなったね」と彼としんみり聴いてました。このアルバムの後に掛かったのがフィッシュマンズ「空中キャンプ」。編集部デザイナー〈猿惑星博士〉が喜んでました。

さ、いよいよ本日23時59分59秒、締め切り! ↓ よろしくです!!

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読者の皆さんから急きょ、「90年代の1枚」を募集します。Eメールでsonic@kochinews.co.jpまで。記入事項は▼CDタイトル▼アーティスト名▼このCDを選んだ理由(150字程度)▼住所、氏名(本名とペンネーム、両方お願いします)。2月2日必着。2月5日付夕刊「SONIC2月号」のDISC評で紹介します。よろしくお願いします。
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 土曜日の夜、というか日曜日の朝方まで音楽を爆音で浴びることなく、日曜日に「表の顔」の仕事をした。すると…1週間の仕事の始まりが爽快。そんなことに気付いた月曜日、如月始まりの日の朝。冷たい雨も、なんだか心を引き締めてくれる感じで気持ちいい。

 さ、5日夕刊でISSUEの1ページ特集「SONIC2月号」の編集作業も大詰め。頑張るぞ。で、そのDISC評に掲載する「読者の皆さんの『90年代の1枚』」が届きました。心から感謝。続々来るといいな。締め切り、いよいよ明日です。

 

 本日の1枚
 「アルクアラウンド」/ サカナクション
      single「アルクアラウンド」(2010年)より

 デビュー時からの文学的歌詞&シンセありのエレクトロなロックに、昨年のアルバム「シンシロ」で手に入れた強じんなビートとハードなバンドサウンドを維持している、サカナクションのニューシングル。曲の始まり方がスーパーカー「YUMEGIWA LAST BOY」。終わり方はキング・クリムゾン「21Century schizoid man」。やっと買いました。で、シングルCDを聴くより、ぜひPVを見てほしい。先月下旬。このPVを見た編集部は騒然となりましたから。これはいい、と。文学的な言葉とロックの美しい共存を見事に映像化してますから。

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読者の皆さんから急きょ、「90年代の1枚」を募集します。Eメールでsonic@kochinews.co.jpまで。記入事項は▼CDタイトル▼アーティスト名▼このCDを選んだ理由(150字程度)▼住所、氏名(本名とペンネーム、両方お願いします)。2月2日必着。2月5日付夕刊「SONIC2月号」のDISC評で紹介します。よろしくお願いします。
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