ホーム > とさあちスタッフ日記「りぐーる」
こんにちはiSalです。人生いろいろあるもので、先日はすていぬさんに申し訳なかった。今度こそ順番が回ってきたので、毎度ばかばかしいお話で恐縮ですがお付き合いをお頼申します。 ていうか最近よくTV見るんですが、特定のCMが耳や頭にこびりついて離れないてこと、よくありますよね。最近では何かの食用油だと思いますが、宅間伸が不必要に「良きパパ」を迫真の演技してるやつ。宅間伸が人の良さそうな人を演じても、絶対そこには隠された秘密や暗い影がありそうで困るんですけどね。 まあそれはおいといて、それの歌が「ベジタブ~ル~♪」とかいう歌じゃないですか。「魚じゃないよベジタブル~」とかいう。そんな歌はない。 まあもちろんそんな歌詞じゃないですけど、これって空耳ってやつですか、他にもありますね。「あひるんるんあひるんるん僕た~ちは~一生アヒルさ、あひるんるんるんるん♪」とかね。イヤですねそんな境遇。まあアヒルはしょせん一生アヒルで問題ないわけですが。 とりあえず上記、何かの食用油のCMは歌がそう聞こえるのと、宅間伸が生まれながらに持つ暗い影が明るい曲調とものすごくミスマッチで、どうにも毎回凝視してしまいます。そして一見良きパパの隠された出生の秘密や、産業スパイであった葬り去られた過去などに思いを馳せてしまうのです。ベジタブル~。 この場合、肝心のCM対象たる商品についてはイメージ台無しなわけですけど(その証拠に何のCMか覚えてないわけですけど)、CM自体は非常に印象に残っていて、これはCM的に成功なんでしょうか。 何にしても人の心に残るのが狙いと考えれば、他に大量にあるCMとは差をつけることができたんですよね。しかし、商品自体は覚えられていない。そんなCM山ほどありますけど、いつもそう考えるたびに悩むんですよ。 「コモディティ」という言葉があります。ある商品カテゴリで、開発競争が激化した結果、商品の洗練・高機能化がいきつくところまで行き着いて、性能が均一化した商品が市場に並んだ結果、商品の魅力まで均一化してしまった状態を指します。 どうなるかというと、客が商品を選べなくなるんですね。どのメーカーも同じような(良い)ものを発売していて、差異が見つからない。じゃあどこのでもいいじゃない。こうして商品自体に対して無関心になっていく現象です。 例えば、ポリエチレンのごみ袋がありますね。あれ、ブランド指定で買っている人ってほとんどいないんじゃないでしょうか。もう100円ショップでも一流メーカーと遜色ない品質のものが買えてしまうので、消費者はそれがどこの何という商品か意識しないで買ってしまうのです。 コモディティ化はあらゆる商品カテゴリで起きていて、例えば自動車やPC、家電製品などでも「どこのでも一緒じゃん」と商品の差異に無関心な人が増えているそうです。他にはない優秀な商品を作るために熾烈な開発を行った末に、カテゴリの中に埋没していく。非常に矛盾していますが、悲しい現実です。 で、商品に差異がなければ、あとはブランド化するとか、CMをどんどん打つとか、イメージ戦略しか残されていないわけです。ところがCM合戦もなかなか熾烈なもので、平凡なCMではやはり他社に埋没してしまう。 それで何か変わったものを、と工夫を凝らしすぎた結果、魚じゃないよベジタブルとか一生アヒルになったりするわけで、本当に商売って難しいですよね、といつも思います。 われわれの商売は、魚じゃなくて情報を扱っているわけですが、情報はコモディティ化しないだろうと思ってきました。つまりその情報を独自に持っていて、独自に発信しているからこそ価値があるからです。 でも、最近はそれも怪しい。ネット上だけを見ても、同じような情報があふれ返っています。発信された情報は検索エンジンやRSSによって瞬時にネット上隅々まで配信され、浸透していくとともに普遍性を獲得するからです。 われわれが発信した情報は無二のものだと確信していますが、読み手、情報の受け手は思ったほど「どこからの情報か」を意識していない。ネットでは情報は受け手によって集められ、再構築されるもので、発信する主体ではなく受け手が主役だからです。 個人的には、情報を発信すること自体がブランディングされていく時代が来るだろうと思います。情報が増えれば増えるほど、「どこからの情報か」という「信頼性の裏付け」が大きな意味を持つでしょう。 そうなったときに、「とさあちの情報だから読む、信頼する」と思っていただけるかどうか。「他にない情報だから価値がある」と思ってもらえるかどうか。コモディティな立ち位置に自らを置かないよう、努力します。 さてユウくん、長い間ご苦労様でした。あなたがいないと、とさあちもありませんでした。今後とも見守ってください、よろしくお願いします。 よろしければワンクリックお願いいたします→ブログランキングへ このブログ記事を参照しているブログ一覧: ベジタブルとコモディティ このブログ記事に対するトラックバックURL: http://blog.kochinews.co.jp/blog/mt-tb.cgi/1023
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次回はkazさん、お願いします。
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