日曜市、木曜市出店者の日記!農業者として旬で新鮮な野菜、果物の紹介のほか、日曜市裏話も

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日曜市389番、木曜市27番に出店している山中明子さん。農業生産者の視点で日曜市の風景、日常、農業に対する思いを語ります。

 

2008年3月アーカイブ

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ツクシが出ています。

きれいにハカマを取ってあるので、すぐ調理できます。

よく知られているのは、タマゴとじですが、変わった食べ方では、鍋にしょうゆを入れ、洗ったツクシを入れてさっと煮るだけです。

水も、ダシも、砂糖も入れず、しょうゆだけの味付けですが、おいしいのです。

そして、できたものを天気の良い時に天日に干せばこれが何と珍味なのです。

テレビを見ながら食べたり、お酒のつまみにもなりますから一度おためしあれ。

やめられなくて毎週買いに来くる人もいるのです(ツクシは胞子のあるところも取らずに使います)。

【写真】しょうゆだけの味付けがおいしいツクシ

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 昔から“暑さ寒さも彼岸まで”と言われているように、本当にぬくうなりました。
 
  つい先日までひやかったのに、きょうはぬくいを通り越して暑かった。
 
  3月から始まった「花・人・であい博」もあり、たくさんのお客さんも上着を脱いでゆっくり買い物を楽しんでいました。
 
  夕方、店じまい近くになった頃のことでした。
 
 隣のお姉さんに「タヌキのアブラは何?」と、問いかけた若い男性に「そりゃー、質問の仕方がようないで」と言いました。

 さて、それからの2人の問答がおもしろくて、私は笑いながら聞いていました。

「アブラはアブラよ。『アブラを何に使いますか?』と気かないかんで」

「あ、そうですか。で、何に使いますか?」

「これは、ヤケドの特効薬よ。熱冷ましには飲んだらえいがよ」

 その後、次々と質問するので、

「あんたは、どういた人ぞね」

「ボクは、来週、テレビの取材できます。きょうは、市の下見です」

「どこのテレビ局?」

「大阪です」

「それにしても、ひとっつも大阪弁が出んねえ」

「いや、使っていますが・・・」

 突然、お姉さんは大阪弁で話し始めました。いろいろ言ったあと、

「私も若い頃、大阪で働きよったき、よう知っちゅうがで」

 そのあとも、2人の会話を聞きよったたら、まるで吉本新喜劇を見ているみたいにおもしろうて、笑いころげました。
「はちきん姉さん、来週、また会いましょう!」

「いっぱい品物があるうちにきてよ」

「はい」

 来週の日曜市に取材にきてくれるそうやき、興味のある人は、ぜひ見にきてね。

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8月ごろに木に成ったままのコナツを見ると、中の種から出た芽が、皮の上(外)ににょっきり突き出ています。

ほとんどの人は見たことがないと思う。

このころのコナツは、ほんとに、あま~い味がするで。けんどカラスに食べられるのがほとんどで、昨年は全滅にされた。

枝ごと折ってくわえたまま飛んで行くのやら、木に止まってかたっぱしから食べるのやら、まっこと怪盗カラス集団や。

モミを蒔(ま)きゆう忙しい時に、あんまりカアカアいいゆうき、追っ払おうと、山へ上って行きよったら、1羽の見張り番のカラスが一声鳴いたと思ったら、「ザアーッ!!」と羽ばたいて、何十羽という群れが飛び立ちました。

恐ろしくて思わず身震いしたものです。

カラスの去ったあとは、食べ散らかした無残なコナツがいっぱい落ちていました。

糸を張り巡らしたり、爆音機もかいがありませんでした。

だれか、カラスの撃退法を教えてくれませんか?

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寒いといいながらも、ようやく春めいて、2月末にはウグイスの初音を聞きました。

弥生3月。これから農作業も忙しくなります。2月の大安の日に、種モミを水に浸しました。もうすぐモミまきを始めます。

このころになると、きまってカラスの大群が山の小夏(コナツ)を狙ってくるのです。

コナツは温州ミカンのように、ちぎってから貯蔵しても甘くならないのです。

1つ1つに袋をかけて、木に成ったまま冬を越します。袋をかけるのは寒さよけですが、気温がマイナス4度以下になれば、実が凍って果汁がなくなってしまいます。

何年か前には強い寒気団が来て、一夜にして全滅したこともありましたが、今年は何とか助かったようで一安心です。

消毒をしたことがないから「こんな黒いの見たことない!、でもそんなの関係なーい!!」というほどの代物です。

じっくりと甘みが出てくる4月ごろから、ちぎった分だけ市に持って行くき、待っちょってね。

6月から7月ごろになると、実が大きくなって「これコナツかえ?まるで大夏(おおなつ)やねえ」と笑われるけんど、これがとてもおいしいがで。

お得意さんは、よう知っちゅう。はやから「今年のコナツはどうですか?」と言(ゆ)うてくれます。 

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