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日曜市389番、木曜市27番に出店している山中明子さん。農業生産者の視点で日曜市の風景、日常、農業に対する思いを語ります。
2008年10月アーカイブ
稲刈りも終わり、種もみ用に残しておいた稲束を『箸』(はし)にかけます。(写真上、下)
『千歯(せんば)こき』とも言って脱穀する道具です。
種もみは、キズがつかないように機械で脱穀しないのです。
昔々、脱穀機がなかった頃は、この道具だったそうで、どんなにか苦労したことでしょう。やがて足踏みの脱穀機ができた時はうれしかっただろうな。
足で踏むと「ギーコン!ギーコン!」と、リズムカルな音をたてて機械がまわり、稲束を持っていくと、「ジャーッ!」と、もみが飛び跳ねます。
集まったもみを庭いっぱいに敷きつめたムシロの上に広げ、天日干し。「待ってました!」とばかりスズメがねらっていました。
子供のころのなつかしい光景が目に浮かびます。
足踏みの機械から動力エンジンを使った機械が登場。力いっぱい手でまわし、勢いがつくと、「ポン!ポンポンポン・・・」と、エンジンが動き始めます。
その後は、稲刈り機ができ、ハイベスターという田んぼの中を移動できる脱穀機が登場。
次にはコンバインで、刈り取りと脱穀を一度にできる機械ができた。
シューターの付いたのもできたし、重いもみ袋を持ち運ぶ手間がいらなくなった。「うわぁー!」思い出しただけでもこの移り変わりのすごいこと!頭のえい人が発明してくれるねぇ。
次にはどんなすごいもんができるろう?
リモコン操作で無人の稲刈りでもするがやろうか?
いや、ひょっとしたらもう、できちゅうかもしれんで。
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高知では一般に『酢みかん』と言って、親しまれているのがブシュカンやナオシチのことです。
ブシュカンは8月頃から出始め、12月近くまで。
ナオシチは10月頃から2月頃までかな。
サシミや焼き魚、特にサンマにはおいしいね。
酢もの、すし飯、鍋物に、とスダチやユズと同じように使います。
ブシュカンはユズと同様、汁をしぼったあとの皮はママレードやお菓子を作ったり、お風呂に入れたりいろいろ楽しめます。
今から少しずつ色づいておいしくなってきます。
半分に切って、手でキュッ!としぼり、はちみつか砂糖、氷を入れてジュースにもどうぞ。
しぼり汁がたくさんできたら、ペットボトルに入れて冷凍にもできますよ。
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石鎚山や瓶ケ森から、紅葉の便りが届き始めました。今年は台風もなくて、一段と美しいことでしょう。
秋真っ盛りのこのごろ、高知ではタケノコが最盛期を迎えています。
四方竹(シホウチク)と言って、切り口が四角いタケノコです。
ニョキニョキと伸びているのを、「ポン」と折って収穫します。
竹やぶでは、「ポンポン」と小気味よい音が響いています。収穫したものを、皮がついたままでゆでて、あとで皮をはぐのです。
軟らかくてとてもおいしいから、煮物やすき焼きに、またおでんにと、いろいろ楽しめます。
同じ時期に寒竹(カンチク)も出ています。
指のまわりくらいのかわいいタケノコですが、シホウチクと同じように調理します。
でも、ゆで方は、全く正反対で皮をむいてからゆでるのです。
日本中にタケノコの種類は、たくさんあると思いますが、秋にとれるのは珍しいのでしょうか。
県外の方は「塩漬けですか?」「乾燥したものをもどしたのですか?」と問われます。
【写真】(上)写真の右側が四方竹で、左側が寒竹です。(下)同じくゆでたものです
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小学生が社会勉強の時間に買い物に来てくれました。
予算は500円だとか。どんなものを買ってくれるかな。
女の子は大事そうに、お花をかかえています。
男の子は「いも天!いも天!」と言いながら走って行きます。
制限時間近くになると、大きくふくらんだ買い物袋を抱えながら、「10円で買えるものは、ありませんか?」とお店の人にたずねながら急ぎ足で通ります。
店の人たちが10円のおまけをあげるからでしょう。
みんなにこにこと見守っています。
こんどは売る体験もさせてあげたいな。
夕方近く。
初めて立ち寄ってくださったお客さんと話しているところへ、いつものお客さんが来てくれて、汚染米の話から始まり、次々と話がはずみます。
どちらも退職された方なので、「今だから、言える話」に盛り上がりました。
体験した者でないと分からない話をいっぱい聞かせてくれました。
木曜市は、ゆったりと時が流れます。
前回のブログに「明るいニュースを聞きたい!」と書いたら、何と、出ました!!
ノーベル物理学賞と化学賞を日本人が4人も受賞しました。すばらしいですね。
当分はこの明るい話題でにぎわうことでしょう。
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最近の偽装や汚染米のニュースにはあきれはてて何も書く気になれんかった。
生産者はやりきれない思いでいっぱいです。
牛乳に水をまぜ、メラミンを入れたり、事故米を次々と転売したり、もうけるためにはどんなことでも、するがやろうか。
おこめが余っているという口実で、そして生産調整という、さも、もっともらしい名目でどんどん減反を強いられている一方、裏では安いというだけで、ものすごいおこめを輸入している。
安全でおいしい日本のおこめが余るのは当然です。
もったいないような上等の田んぼが道や宅地になり、米作りの後継者も、生産量も、かなり減っているというのに。
昨年に続き今年も食品の偽装が次々と出てくるし、もうたまらん。
ほっとするような明るいニュースを聞きたいものです。
そうだ!わが家の一番のほっとニュースをお知らせしましょう!
写真は生まれたばかりの初孫です(男)。
どうぞ健やかに育ってくれますように。
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