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2009年6月アーカイブ
店頭で懐かしいものを見つけました。真っ黒いものです。
高知ではシバモチといって親しまれていますが、カシワモチと同じで、モチを包む葉っぱが違うだけです。
「しば」とは、まきしば(包む葉っぱの意)のことで、カラタチの葉とも言いますが、柑橘系のカラタチ(キコクともいう)とは違い、ツルが伸びて、きれいな実が成るもので、学名はサンキライ(山帰来)というそうです。
写真の白いのはもち粉、黄色いのは小麦粉、黒いのは「ほしか」の粉で作ったものです。
「ほしか」とは、サツマイモを切って、天日に干したもの。
それを粉にして(この時点では白い)お湯で練り、あんを入れて蒸すと、黒くなるから不思議です。
生のイモを干して「ほしか」。ゆでて干したものを「ひがしやま」という語源がいまだにわからんがです。けんど、県外には「かんころ」という所もあるらしいき、面白い。
山からしばを取ってくるのは子どもの役目。よく母と一緒にダンゴに丸めて葉っぱで包み、せいろ(蒸籠)に入れて、かまどの火の番をしながら待つのも楽しみでした。
出来上がったものを、大きな吊りぞうけ(竹カゴ)にいっぱい入れて、涼しいところにつり下げてありました。
冷蔵庫がなくても今ほど暑くなかったから(もっとも、昔の家屋はあけっぴろげで涼しかった)カゴの中のものが傷むようなことはなかったように思う。
いや、それとも、家族が多かったから傷む間がなかったのかも?
素朴なおまんじゅうです。
市(いち)のお餅屋さんで見かけたら、どうぞ。
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きのうの日曜市は、朝の雨もやみ、人出も増えてほっとしたものの、とてもむし暑い一日でした。
今の時期は、露地物の野菜で珍しいものが店頭に並んでいます。
洋野菜も少しずつ定着して知られるようになりました。
ズッキーニもそのうちのひとつで、見た目はキュウリが太り過ぎたのか?と思う形で、緑色と黄色のものがあります。
皮をむき、薄切りにして、豚肉やベーコンなどと油いためにし、塩こしょうや焼き肉のたれで味付けしても、おいしく食べられます。
茎が空洞になっています。
根本を少し残して刈り取ると、また新芽が伸びてくるので、何度も食べられるのは、モロヘイヤも同じですね。
クウシンサイも油いために。シャキシャキ感がいいです。
モロヘイヤはゆがいておひたしに。
独特のネバネバ感があります。
どれも栄養豊富だから、多いに食べて、これからの暑さ対策に備えませんか。
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斜め向かいで土佐山のユズ酢を売りゆうおじさんは、少々耳が遠いのか、時々よく通る大きな声が聞こえてきます。
お客さんに「冷蔵庫に入れちょいてから、フタをあけんと、ふくぜよ」と、繰り返しています。
とたんに私と隣りのお姉さんは、顔を見合わせて思わず「おおの、ふきよったちや!」と、声を上げて大笑い。
「おんちゃんが、しん(真)をもって言いゆうき、笑われんけんど…」。
お客さんは土佐弁がわかったろうかねえ。
「噴くぜよ」と「吹きよった」は、よう似いちゅうけんど、「噴きまける」「吹き出しそうになった」という意味です。
ユズ酢は塩を入れてないものは発酵しているそうな。それで少し冷やしてから、ゆっくりフタをあけるといいそうです。
塩を加えてあるものは、その心配がない代わりに、調理の時、塩加減をする必要があるのです。
使い慣れた方言も改めて聞くと面白い。
「のうがわるい」「かわるにかわらん」(変わるらしい)など愉快ですね。
「あんた、のうがわるうないかね?」は、「あなた、どこか具合がよくないのと違いますか?」という意味やけんど、知らない人は「脳が悪い」と思って、怒るかも知れんね。
時々、行き交うお客さまのお国なまりを聞きながら、何となく楽しい気持ちになります。
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田植機ができるまでは、こうして苗代(なわしろ)にタネを播いて育てました。
高知では苗床(のうとこ)とも言います。
もうほとんど見かけなくなりましたね。
シュロで編んだ縄を引き、その間を後ずさりしながら植えました。
地域によっては、植える間隔に、しるしをつけた木枠をころがしながら植えていきます。
私の住む高岡町では、三角形に作られた木枠が1人用と2人用がありました。
2人用は相方と呼吸が合わなければスムーズに進みません。
嫁に来たころは、初めてで、足と手の運びも慣れないまま、いつも遅れてしまい、植えたあとが斜めになっていたり、と大変でした。
今はずいぶん楽になりました。が、その分機械代がウン百万円。
コンバイン、乾燥機、もみすり機、トラクターなど合わせると、ものすごい金額です。
フゥー!!(ため息)しょうがない。選んだ道やき。
6月12日に直販所がオープンします。お米も出品します。
高知の山手町に「龍馬と乙女の広場。とさのかほり」という店です。
年中無休で新鮮な海の幸、山の幸もたくさん出ますので、どうぞ皆さま、よろしくお願いします。
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ビワのことはブログ「いっちゃんスキ」に書いてくれちゅうき、読んでみてね。
土曜日の夕方、ビワをちぎりに行った時、急に目のまわりが「チクッ!」と痛かった。
けんど鏡を持ってないし、気になりもって、主人が取ってくれたビワを集めてカゴに入れよった。
夕食の支度をしながら、変な予感がして、ふと鏡を見たら「ギョッ!」。
たまるか両方のまぶたが腫れあがっちゅう。
カツボとは、地方によってブトとも言うらしい。
蚊よりも小さい虫で、顔、特に目を狙って刺しにくるがやき、てこに合わん。
刺されたら3日間は腫れがひつかん(引かん)
お岩さんみたいになって恥ずかしいき、市(いち)へ行きとうなかったけんど、仕方がない。
ほんでお客さんの顔をまともによう見んかった。(ごめんなさい)
夕方息子夫妻と孫が市へ寄ってくれた時、案の定、いつもと違う人やと思うて、孫がびっくりして「ウェーン!」と泣き出した。
これから秋までマムシ、カツボ、ムカデなど恐いもの「3K」がおるき、油断できん。
イノシシも田畑に出没しゆうし、やだねえ。
そうそう、ムカデにかまれた時は、タマネギの汁をつけたら、痛みが止まるき、覚えちょってね。
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瀬戸大橋を渡り、福山のバラ園を見て、鞆の浦に寄り坂本龍馬(この地では竜馬と書いています)と海援隊の乗っていた「いろは丸」に関する展示館を見学しました。
二階には龍馬の人形がありましたが、「高知の龍馬とちょっと違うねえ」と言いながら。
帰りはしまなみ海道へと回り、吉海町のバラ園へ。
とてもきれいでした。
写真の彼女は日曜市の私の差し向かいにいる西野さんです。とても優しく働き者で、市でも手が休むことなく動いています。
「トントン」と音がしていると思ったら、干しダイコン用に切っていたり、「サクサク」の音はゴーヤを切っていたり、とにかく何かしています。
花も野菜の束もびっくりするほど大きくて安いから、お得意さんが次々とやって来るし、それに「おまけ」をつけてくれるから、よけいうれしいかぎりです。
お客さんも、よう知っちゅうで。
見かけたら、よっていてや。
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きょうは珍しいものを見つけました。
私は初めて見たのですが、主人は「なつかしい!これはシダの仲間で」という。
店主さんは「生け花用に持ってきた」とか。
昔、今のように鉛筆削りがなかった時代には、短く切って筆箱に入れておいて鉛筆の芯を研いだそうです。
紙ヤスリや歯ブラシの代わりに使ったとも言われています。
さわらせてもらうと、本当に細かい紙ヤスリのような手触りです。
水につけておくと、節から根が出てくるそうで、植えられます。
今よく見かける鉢植えにして売られている小さな竹のようにも見えます。
漢字で「木賊・砥草」と書くそうです。
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