日曜市、木曜市出店者の日記!農業者として旬で新鮮な野菜、果物の紹介のほか、日曜市裏話も

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日曜市389番、木曜市27番に出店している山中明子さん。農業生産者の視点で日曜市の風景、日常、農業に対する思いを語ります。

 

2011年2月アーカイブ

高知城です。

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現在、針木浄水場になっている山一帯が戦場であったことを書きましたが、すぐ近くには朝倉城というお城があったのです。

朝倉城は、JR朝倉駅(すぐ近くに高知大学があります)の南西にある小高い城山(標高103メートル)一帯に築かれた城でした。

資料によると、

本山城主、本山茂宗(梅慶)は天文年間、土佐中央部に進出し、天文9年(1540年)、朝倉城を居城としました。

その後、長宗我部と土佐の覇権をめぐって争い続けました。

梅慶の跡を継いだ本山茂辰は、次第に長宗我部元親に圧迫され、永禄6年(1563年)に朝倉城を焼き、本城、本山に退去したため、朝倉城は廃城となった…と書かれています。

城山は私の実家のすぐ近くなので、子どものころ、自分でお弁当を作り、近所の友だちと遊山に行き、たくさんあった山椿で首飾りを作ったり、かくれんぼをして、日が暮れるまで遊んだものです。

高知にはたくさんお城があったようです。

安芸城、朝倉城、浦戸城、岡豊城、柏井城、介良城、高知城、下田城、宿毛城、中村城、森城。

書き出したらこんなにありますが、現在建物が残っているのは高知城だけ。

その高知城に見守られ、日曜市も320年の歴史をもっと、もっと積み重ねて行くことでしょう。

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これがリヤカーです。

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販売するものは、野菜のほかにミカンやサツマイモが多かったので、母もさぞ重かったことでしょう。

山の畑は赤土でサツマイモにふさわしく、甘くてホクホクのこう系14号という品種で、「朝倉のおいもはおいしい!」と有名でした。

その山は「みみきれ」といい、ミカンを作っていた山を「かしならし」と呼んでいました。

子ども心に、山のてっぺんで耳が切れるばあ冷やかった「耳切れ」で、樫(カシ)や楢(ナラ)、椎(シイ)の木があるから「かしならし」というんだと、勝手に思いこんでいたものです。

最近になって何となく、話のついでに姉に聞いたところ、

「あの山は大昔、戦(いくさ)があって、耳を切られたり、切られて頭のない馬が暴れて走り回りよった、という言い伝えがあったがで」と聞かされてビックリ!

「かしならし」じゃなくて「かしらなし(頭なし)」という地名だったのです」

今は両方の山が一つの浄水場になり、桜の名所となっています。

桜のころにはぜひ行ってみてください。

きれいです。

ついでにもうひとつ。

田んぼを作っていた針木に「ななさばい」という地名がありました。

その昔、ここも戦場だったとか。

「さばい」はお墓という意味で、田のあぜぎわのあちこちに、7つの盛り土があり、「おさばいさま」といって、稲を植える時には、お供えをしていました。

地名にはそれぞれ謂(い)われがあるのですね。

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電車(高知では路面電車のことです)を降りた私は、一目散に母の来るべき場所に向かいます。

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すると隣りのおばちゃんが

「あきちゃん、ようきたね」と迎えてくれて、市(いち)の係の人が出欠を確認しに来た時は「ここは、子どもさんが先にきちょります」と言ってくれました。

とても優しいおばちゃんでした。

本場所に登録してない人たちのことを臨時出店者といいます。

朝、出欠を取って、当日休んでいる人の場所に、その方たちを割り当てていくのですが、この作業が大変だったと思います。

650店もあるのです。

両隣りの人と同じ品物が並んで迷惑にならないようにと配慮したり、また臨時出店者の方も隣人に気を使われたことと思います。

しばらく待っているうちに、汗びっしょりの母が到着。

休む間もなく屋根の天幕を張る骨組みを作ります。

木のリンゴ箱を四隅に置き、それぞれの中に柱となる竹を立て、順番に組み立てていくのです。

屋根ができたら、店の台へと品物が並ぶまでは時間がかかりますが、その間にもたくさんのお客さんでにぎわっていました。

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この街路市資料集は、街路市開設300周年の記念に平成3年、発行されたものです。

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高知城下の街路市は土佐藩第4代藩主、山内豊昌の時代、元禄3年(1690年)に藩の政策として始まったそうです。

第2次世界大戦中は休止状態で、戦後復活し、今日に至っています。

ページをめくると、懐かしい話題や写真がたくさん載っています。

話は前後するかもしれませんが、ぼつぼつと思い出すままに書いてみましょう。

戦後生まれの私が、ものごごろついて覚えているのは、母の引くリアカーに積まれたリンゴ箱の中に入って、揺られながら帰ったことで、一番懐かしい。

今のようにコンテナではなく、リンゴの入っていた木の箱でした。

車もなく、荷物は荷車かリアカーの時代で、電車もゴトゴトと、のんびり走っていました。

朝倉から中ノ橋通りまで、荷をいっぱい積んだリアカーを引くのは大変です。

定められた時間までに着かないと欠席と見なされ、本場所であっても臨時の出店者が入るのです。

遅れそうな時は小学生の私の出番。

片道代8円をしっかりにぎりしめ、電車に乗り、乗降口近くでずっと立ったまま。

なぜかと言うと、乗りすぎないようにです。

「中の橋通りです」の声を聞くと「ほっ」として降りました。(つづく)

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いえいえ。何でも売りゆう日曜市やけんど、さすがにこの雪ダルマは売ってないですよ。


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旧吾北村からきているシイタケやさん。

けさは30センチも積もっちょったからと、遊び心で作ったそうな。

並んでいるコンニャクはホカホカと湯気がたっています。

雪ダルマさんも冷やいき、ぬくもりゆうみたい。

日中は暖かくなって人出も多くなり、お客さんもゆっくり買い物を楽しまれているようです。

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友だちが折り紙のウサギをもってきてくれました。かわいいねえ。

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昨夜の雨は本当にうれしかった。

雨なしデーが40日。

山も畑もカラカラで、歩いてもつちぼこりが舞い上がりました。

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この1週間ぬくかったし、雨をもらって野菜も生き返ったように元気になりました。

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困っていたのは山の果樹たちもです。

4月から収穫する小夏も木に成ったまましおれそうになっちょったけんど、何とかがんばってほしい。

でも、すでに、カラスやヒヨドリに目を付けられて木の下に落ちているのもあり、今年も人間さまより先に飢えたカラス軍団にやられるのかなあ。

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連日、こんな氷が張りよった。

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片手で持っても、割れんがよ。

あしたは節分。

キャンディーズの「もうすぐは~るですねえ…」とのメロディが流れてきそう。

栄養豊富な紅菜苔(こうさいたい)。別名、紅菜花(べになばな)。

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1カ月以上も雨が降らんき、伸びんけんど、けなげに咲いてくれちゅう。

お弁当屋さんに教えてもろうた人気の一品で、紅葉苔と春雨の三杯酢です。

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梅酢を少し入れて、ピンクになりました。

きれいで春らしいろう?

作ってみませんか。

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