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2011年5月アーカイブ
以前は日曜市以外に火曜市と木曜市へも出店していたので、まとめて「街路市」と題しています。
戦前は祖母が出ていました。戦後は母に代わり、そして今、私は三代目。
記憶をたどりながら、少しずつ思い出して書いています。
祖母のころ、日曜市は今のひろめ市場のある大橋通りにありました。
そのうち出店者やお客さんも多くなり、帯屋町に移転。
今のようにアーケードはなく、商店や病院がありました。
市(いち)が立つ日は、お客さんも多くなり、商店街も栄えたそうです。
やがて出店者も増え、今の追手筋へと場所も移り、東から西へと、どんどん伸びていきました。
高知駅からはりまや橋間の電車通りへつながっています。
祖母の代の時、小学生だった人が現在、私の向かいにいる西野さん(78歳)。
今もその当時のことをよく話してくれます。
「あんたのおばあちゃんには、ようかわいがってもろうたよ」と。
「ほんで今、私をかわいがってくれゆうがやねえ」というと、にこにこ笑っています。
お客さんにも、おまけをあげたり、野菜も安いから、どこよりもお客さんが多いと思います。
きみまろさんのせりふを借りて「あれから40年」
私が市に出るようになってから、店主さんも代替わりになりました。
「共白髪」のおひなさまのような仲の良いご夫妻。
ホウの実を売りよったおじさん。
セトモノは奥さんに任せて、ご自分はその横で「きょうは私の誕生日!」と、楽しそうに花を売っていた誕生日のおんちゃん。
懐かしいお顔が次々と浮かんできます。
【写真】1965年当時(上)と1959年当時(下)の日曜市
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「うーのはなーの におうかきねに…」と、歌でも親しまれている真っ白い卯の花がきれいに咲いています。
ウツギ科です。
ある大雨の日、小さい苗木が流れてきて、うちの畑に根付いたものです。
自生しているお茶を摘んでいると、赤いものがチラッと見えました。
「あっ、もしかして…」と、草の間をのぞくと、かわいいイチゴです。
草イチゴというのかな。丸くて中は空洞です。
なつかしくて、さっそく口の中へ。これがあまーいのです。
子どものころ、山へお弁当箱(このころは深いアルミ製でした)を持って行き、たくさん入れて帰ったものです。
よく熟れているのは、時々、アリが入っていたりするので、半分に割り、中を確かめながら食べたことです。
今どきの子どもたちは野山を駆け回らないから、自然に親しむことがあまりないだろうな。
イタドリは生で塩をつけて食べたし、ツバナやスイスイも。
クワの実が熟れると、手も口も紫色になったし、グイミやシャシャブも食べました。
「グイミのいとこはシャーシャーブー」と歌いながら。
そうです。今のようにおいしいおやつやスナック菓子などなかった時代のことでしたから。
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まだ胸がドキドキしています。
うれしいお客さんでした。
「こんにちは。誰か分かりますか?」と、声をかけてくれた人を見るなり「あっ!」と驚きました。
彼が高知大学へ入学してから、はや22年の歳月が過ぎました。
日曜市が縁で知り合ったこの方のお母さまとは、ずい分長いお付き合いです。
入学が決まった時には下宿探しを頼まれました。
その後卒業の日まで、勉強やアルバイトの合間に日曜市へ会いに来てくれていたのです。
その間に盲腸になり、岡山のご両親も間に合わず、電話で依頼があり、急きょ、私たち夫婦が駆けつけ、親代わりに手術の承諾書を書いたこともありました。
10年後には婚約者を紹介するため、高知へ来てくれて、結婚式にも招待されました。
あれから12年。2人の娘さんもバレーの上手な11才と10才になり、彼は支店長代理らしく、貫禄も十分。
訪ねてきてくれたことがうれしくて、胸が熱くなりました。
きょうの日曜市の出来事です。
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小夏のおいしい季節です。
花も咲き始めました。
小夏の花は土佐ブンタンの授粉用に採取してきたものです。
ブンタンの花は早くから咲いていたのですが、小夏の花が遅いので、心配していたところでした。
昨季は、どちらも裏年で収量が少なかったけれど、ことしはたくさん花がついてます。
カナブンが花粉まみれになって花から花へ。
ミツバチも忙しそうに飛び回っています。
カナブンは別名ハナモグリともいって、花の奥深くまで入るから、果実にキズがつくのです。
ブンタンの花が咲く今の時期は、お茶摘みも大忙し。
夜明けとともに裏山へ行き、手で摘むのですが、テレビなどで見るような整然と手入れされた茶畑ではなく、自然に育っているので、木の高さや場所もまちまちです。
消毒もしたことがないので、虫たちのこないうちに新芽の時だけ摘むのです。
いつのまにかカツボ(ブト)に刺されたらしく、家に帰り鏡を見れば唇が腫れている。
まるでホッテントットのようです。
「いや、どうしよう!あした日曜市やに困ったちや。マスクしていかな…」と、オロオロ。
氷で冷やしても効果なし。
これから先、何度やられることやら。
くすり屋さ~ん。特効薬を作ってくださ~い。お願いします。
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予報では250ミリの大雨と出ていたので、木曜市は休んだほうがいいのでは…と迷いましたが、思い切って出てきました。
さすがに出店者の方も同じ思いだったのでしょう。
休んでいる方が多いし、お客さまも少なめです。
「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」と、美人のほめ言葉にたとえられるように、ボタンの花は終わりましたが、今はシャクヤクがきれいです。
しばし花の観賞をしているうちに雨も止み、明るくなって、お客さまも増えてきました。
雨を喜んでいるのは、整然と植えられた田んぼの早苗とカエルたち。
「グオン、グオン」と大きな声でなくウシガエル。
姿を見たくて近づいてみるが、「ボチャン!」と水しぶきをあげて姿を隠すので、見たことがない。
やがて恋の季節には、あっちこっちでにぎやかな大合唱が始まることでしょう。
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きょうの日曜市は気温が上がり、まるで夏のように暑くなりましたが、たくさんの人出で、ありがたいことです。
店頭には山菜もたくさん出ています。
これは「コシアブラ」といって、タラの芽にもよく似ていますが、香りもよく、天ぷら、和えもの、酢ものにおいしいものです。
タラの芽と違って、高い山でないと、できないそうです。
鉢植えのカーネーションが、お嫁さんから届きました。
そしてもう一つは、いつも来てくれるお客さまで、バンダナのよく似合うお兄さんからいただきました。
思いがけなくてビックリ!
とてもうれしくて、どっちのお花も一段と輝いて見えます。
全国のお母さんにとって、いい日でありますように。
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クジャクサボテンの花がきれいに咲いていた昨日の木曜市です。
GW終盤の市(いち)は、官庁街がお休みなので人出が少し心配でしたが、お天気もよくなり、いつものお客さまと違って、観光客の方がたくさん来てくださったので、大にぎわいでした。
そんな中、かわいいお客さまです。
試食用のブンタンをあげると大喜びで、いくつか食べてくれました。
今年、東京から転勤で高知に来られたそうです。
市が気に入ったら、優しいご両親とまたきてね。
お名前を聞きそびれたピースサインのかわいい君へ。
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