日曜市、木曜市出店者の日記!農業者として旬で新鮮な野菜、果物の紹介のほか、日曜市裏話も

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日曜市389番、木曜市27番に出店している山中明子さん。農業生産者の視点で日曜市の風景、日常、農業に対する思いを語ります。

 

農業の風景の最近のブログ記事

早いもので退院して2週間になりました。

地元の土佐市民病院でリハビリのために通院しています。

エレベーターを使わずに階段を使ってますが、これが実にユニークです。

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一段ごとに健康のための標語が書いてあって、ずっと上の階まで続いているのです。

「この一歩 がんばる自分 ほめながら」。うん、その通り。

「もったいない 口に運ぶと メタボ腹」。そう、そう。

読みながら納得しつつ、楽しんで上って行きます。

いいアイデアですよね。

「健康は三度の食事とはみがきで」「歩くの大好き 私は元気」

「酒量は1日1合まで 週に1回以上 休肝日」

「健康は日々の努力の積み重ね」

「歩いて伸ばす健康寿命」「健康は家族みんなの宝物」

など、ほかにもたくさんあります。

きっと市民から募集した標語でしょうね。

入院前に植えたタマネギも順調に育っています。

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リハビリを兼ねて草引きをしていますが、根が張っているから、なかなか大変。

ラジオを友に、指先に力を込めて引いていきます。

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暑かった8月も過ぎ、あしたからは9月。

日中はまだかなり残暑が厳しいですが、夜はガチャガチャと、にぎやかに秋の虫が鳴いて少しは涼しくなりました。

稲刈りのあとのワラを集めていると、こんなかわいい花が咲いていました。

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除草剤を使ってないから、あちこちに咲いています。

稲が育っている間は、じゃまものの雑草だけど、花はとてもかわいい。

しばらく行けなかった山の畑にも秋の草花がいっぱい咲いていますが、タネになってから衣服にくっつくものが多いので、これには困ります。

この白い花はカズラの花です。

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切って花瓶に挿したいくらいきれいです。

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連日、34度の猛暑の中、毎日稲刈りです。

幸い、雨が降らないので、ワラがよくかわきます。

最近は、ワラも切ってしまうので、長いワラもあまり見かけなくなりました。

作業をしていると、あまりの暑さに耐えかねて、近くのセンダンの木の下に飛び込みます。

「あー涼しい!木の陰はこんなにも涼しいんだ」と、改めて思う。

そうだ。この涼しい木の下で、ワラを束ねる「イソ」を作ろうと思い、一抱えのワラを持ってきて座り込み、作り始めた。

時折、近くの高速道路を走る車を見上げながら「お盆の帰省客の人たちかなあ」と想像したり、「こんなきれいなワラを東北の牛さんたちに食べさせてあげたいなあ」と、思ったりして。

このワラは、おこめを育てたあともすごく役だっています。

ワラゾウリは一番有名ですが、雨をしのぐ「ミノ」になり、ものを干す「ムシロ」、ものを入れる「フゴ」や「米俵」にも。

ロープのない時代には縄になりました。

ブンタンの貯蔵のあとはミカンの木の元に敷きます。

牛には食料となり、土佐の高知の名物、「ワラ焼きタタキ」は絶品!

そしてお正月には「注連縄(しめ縄)」で玄関に飾ってもらえます。

そうや!一本のワラから長者になった昔話の「わらしべ長者」。

何といってもこれが最高やねえ。

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明日から8月。暑さも本番。

そしてお客さまが待っていてくれるおいしいミルキークィーンの稲刈りももうすぐです。
田んぼのすみにある小さな池に咲くハスの花。

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涼しげですね。

私の住む土佐市の蓮池公園には38アールの池に、濃いピンクの「茶わんハス」と淡いピンクの「古代ハス」が咲き誇っています。

池の中にはコイやカモもいます。

8月上旬ごろまで楽しめるそうですので、ぜひ見に来てください。

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めずらしいトンボに出会いました。

なんというトンボでしょうね。

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今年の梅雨は、まっことよう降る。

梅雨入りが早かったき、明けるがも早いかと思いよったに…。

きょうは「七夕さま」というのに、これじゃ天の川も増水で渡れんと違うかなあ。

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キュウリもゴーヤも初成りです。

一度も消毒してないけんど、立派に育ちました。

皮ごと食べても大丈夫。

木曜市で、すぐ近くの方が珍しい野菜を持っていました。

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「アイスプラント」という名で、サラダ用だとか。

小さな氷の粒がついているように見えて、少しかんでみると、薄い塩味がする不思議な野菜です。

珍しいものを見つけたり、食べ方を教わったり、市(いち)は楽しいです。

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朝、畑に行った時に大きな亀を見つけました。

なんかうれしゅうなって「もしもしカメよ、カメさんよ~」と、言いかけて、よう見ると穴を掘りよった。

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今まで何度か穴だけを見たことがあるけんど、こんな現場は初めてや。後足で一生懸命、土をかき出しゆう。

深さ10センチくらい。産卵するがやねえ。

何かに食べられんように、うんと深うに(深く)掘っちょきよ。

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ずっと見よりたいけんど、仕事もせないかんき、「がんばりよ」というて、その場所から離れました。

午後になり、ふっと思い出して見に行ったけんど、すでに亀はおらん(いない)し、穴の場所もひとっつも分からんように、元通りになっちょった。

けんど、みょうに気になって、確かこのあたり…と思いもって掘ってみることにしたがよ。

たいしたもんで。

ちゃんと土を踏み固めちゅう。ほんで、そろそろと土をかきわけもって堀りよったら「あった!」。

大きいタマゴが6個。産み立てのホヤホヤが!

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もちろん、すんぐ元に戻して土をかけた。

クサガメでこればあやったら、ウミガメのタマゴは、もっと大きいろうか?

ふ化するまでに2カ月だとか。

小さい赤ちゃん亀が、この土をかきわけて、はい出してくるがやねえ。

無事に生まれてきますように。

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「うーのはなーの におうかきねに…」と、歌でも親しまれている真っ白い卯の花がきれいに咲いています。

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ウツギ科です。

ある大雨の日、小さい苗木が流れてきて、うちの畑に根付いたものです。

自生しているお茶を摘んでいると、赤いものがチラッと見えました。

「あっ、もしかして…」と、草の間をのぞくと、かわいいイチゴです。

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草イチゴというのかな。丸くて中は空洞です。

なつかしくて、さっそく口の中へ。これがあまーいのです。

子どものころ、山へお弁当箱(このころは深いアルミ製でした)を持って行き、たくさん入れて帰ったものです。

よく熟れているのは、時々、アリが入っていたりするので、半分に割り、中を確かめながら食べたことです。

今どきの子どもたちは野山を駆け回らないから、自然に親しむことがあまりないだろうな。

イタドリは生で塩をつけて食べたし、ツバナやスイスイも。

クワの実が熟れると、手も口も紫色になったし、グイミやシャシャブも食べました。

「グイミのいとこはシャーシャーブー」と歌いながら。

そうです。今のようにおいしいおやつやスナック菓子などなかった時代のことでしたから。

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小夏のおいしい季節です。

花も咲き始めました。

小夏の花は土佐ブンタンの授粉用に採取してきたものです。

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ブンタンの花は早くから咲いていたのですが、小夏の花が遅いので、心配していたところでした。

昨季は、どちらも裏年で収量が少なかったけれど、ことしはたくさん花がついてます。

カナブンが花粉まみれになって花から花へ。

ミツバチも忙しそうに飛び回っています。

カナブンは別名ハナモグリともいって、花の奥深くまで入るから、果実にキズがつくのです。

ブンタンの花が咲く今の時期は、お茶摘みも大忙し。

夜明けとともに裏山へ行き、手で摘むのですが、テレビなどで見るような整然と手入れされた茶畑ではなく、自然に育っているので、木の高さや場所もまちまちです。

消毒もしたことがないので、虫たちのこないうちに新芽の時だけ摘むのです。

いつのまにかカツボ(ブト)に刺されたらしく、家に帰り鏡を見れば唇が腫れている。

まるでホッテントットのようです。

「いや、どうしよう!あした日曜市やに困ったちや。マスクしていかな…」と、オロオロ。

氷で冷やしても効果なし。

これから先、何度やられることやら。

くすり屋さ~ん。特効薬を作ってくださ~い。お願いします。

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きれいでしょう。花屋さんにはない花で鍋料理などに重宝した春菊の花です。

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あとに稲を植えるため、刈り取るのですが、一生懸命咲いてかわいいので、刈るのも忍びなく、知らない人に見せてあげたくて。

「まあきれい。何という花ですか?」

「春菊の花です」

「えーっ!野菜に花が咲くのですか?」

「はい。ホウレンソウもレタスもキャベツも…」

花の咲かない野菜ってあるのかなあ…と考えよったら、「せーかいに ひーとつ だーけの はーな…」と、大好きなメロディが頭の中を回り始めました。

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東日本大震災で被災された方々のことを思いながらも、ことばがうまく出てきません。

大切に育てた野菜が出荷できず、おいしいおこめの産地が作付けできない。

その上、先祖代々受け継がれてきた土地を離れなければならないとは、あまりのことに胸が痛みます。

「世界にひとつだけの花」である皆さまに、きっと近い将来花々に囲まれた日々が訪れますように。

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昨夜の雨は本当にうれしかった。

雨なしデーが40日。

山も畑もカラカラで、歩いてもつちぼこりが舞い上がりました。

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この1週間ぬくかったし、雨をもらって野菜も生き返ったように元気になりました。

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困っていたのは山の果樹たちもです。

4月から収穫する小夏も木に成ったまましおれそうになっちょったけんど、何とかがんばってほしい。

でも、すでに、カラスやヒヨドリに目を付けられて木の下に落ちているのもあり、今年も人間さまより先に飢えたカラス軍団にやられるのかなあ。

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