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山での飲食の最近のブログ記事
一年のうちでいつが一番良いか、というと、やはり夏ですね。
草いきれのムンムンする山道を汗をだらだらかきながら登って、岩清水で冷やしたビールを飲む。
ひゃぁ、想像するだけで踊りたくなる。
二番目は冬でしょう。やっぱり。
吹雪にゴウゴウと吹かれて、足の先も指先もカチカチに凍って、ガタガタふるえながら、テントの中で熱燗をちびちびやる。
うわぁ、凍えてしまいそうだ。
春は咲き乱れる花の中でワインを嗜む。
秋は散りゆく紅葉を愛でつつウイスキーを楽しむ。
あぁ、日本はなんと幸せな国なんだろう!!
『愛は憎しみに変わり、酒は悔恨に変わる』
ま、ほどほどに
【写真】 酒燗器
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高知鷲尾山岳会の忘年会は、いつも石鎚山系瓶ヶ森の麓にある鷲尾山荘で行われます。今年も先日行いました。
友達との飲み会はいろいろありますが、私はいわゆる歓楽街にはあまり行きませんし、飲み屋で飲むのは好きではありません。二次会もたいがい欠席します。
私は飲むとすぐに寝てしまう癖があって、友達からいつもひんしゅくを買っています。飲み屋では寝ることができないし(でも、たいがい寝ている)、飲み代や帰りのタクシー代が高いのが不満です。
その点、山荘でやる飲み会は、まずは費用が安い、飲み屋の1回分で5-6回はできる。寝袋持参だからいつでも寝られる。一眠りしてまた飲める。朝酒もできる。
周りが静かだらかじっくり話せる。騒いでも歌っても踊っても他人に迷惑を掛けない、などなど良いことだらけです。
何よりも、鷲尾のメンバーは誰もが気のおけないものばかりで、いつも楽しい宴会になります。
今年は当番の西岡さんが料理上手で、カツオの塩たたきやイノシシのすき焼きなど盛りだくさんの料理が出ました。酒もペルーのピスコ、ロシアのウォッカ、九州の鷲尾(焼酎)などいろいろ。すっかり盛り上がって踊りだすものもいました(あまりの醜態で写真は載せられない)。
「おい、もう忘年会はないかや」と誰かが言っていました。年に1回でしょう。
ふつう。
忘年会の翌日は、しらさ峠に新しくできたしらさ避難小屋を見に行こうと出かけました。
その帰路、私はバランスを崩して手をついたはずみで左手の薬指を突き指してしまいました。指がくねっと曲がったので自分で引っ張って治しました。
それからが大変、皆がそれぞれ救急箱持参で駆けつけて、やれテーピングじゃ、副木じゃ、ザックをおろせ、カメラを持ってやるぞ、担架を作るか(そがなもんいらんちや)と大騒ぎ。誠に頼もしい仲間です。我が登山人生で最大の遭難事故になりました。
ちなみに、翌日に病院へ行って診てもらいましたが、3日後には副木を外して、いまブラインドタッチで書いています。
【写真】イノシシのバター焼きとアメゴのスモーク
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日帰りの山歩きに出かけるとき、お弁当は何食分持って行きますか?
え? 日帰りだったら1食分でよいのでは??
私は通常、3食分の食料(食糧)を持っています。
登山中に何かアクシデント(事故)が起こって、今夜はビバーク(野宿)をしなければならない。そんなときのための夕食と朝食分です。明日の夕方までには帰れるだろうという想定です。
ちなみに、1泊―3泊の場合には、通常の食料の他に、3食分の予備食を持ちます。4泊以上の長期山行では、4日ごとに3食分を加えます。食料ばかりでなく、日程も4日に1日の予備日(休養日)を設けます。
1日や2日くらい何も食べなくて死ぬことはないし、空腹のために(多少辛いけど)行動できないことはありません。べつだん非常用の食料を持たなくてもかまいません。
しかし、アクシデントが起こったときに、食料がたっぷりあると気分的に落ち着きます。精神的な余裕がなければ、新たなアクシデントを誘発してしまいます。「水も食料もたっぷりある、どうてことはないや」という気持ちが保険になる…かな?
まぁそれだけのことではあります。
昼食は普通は行動食です。
登山行動中に弁当1食分などまとまった量を食べると、その後、満腹のために行動できなくなってしまいます。そこで、休憩のたびにちょっとずつ食べられるような食料を持って行きます。それが行動食です。つまり行動中は、いつも満腹でもない空腹でもない状態にしておくのです。
逆に、行動時間を少なくして、ちょっとした料理をつくって景色を眺めながらのんびり食べたり、昼寝をしたり、そんなスローライフ登山もときどきやります。
そのせいかなぁ、最近ちょっと腹が出てきた。
【写真】冬山で焼き肉
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勤労感謝の日の連休に佐々連尾山(さざれおやま)に登っていました。
その前の文化の日の連休には三嶺に登っていましたが、紅葉の時期でもあって、頂上付近だけで100人以上の登山者を見ました。今回はだれにも会わず、静かな山を楽しめました。
特定の時期、特定の山には登山者が集中しますが、それを外すと静かになります。花も紅葉もない冬枯れの山もまた良いものです。
見晴らしの良いピークを見つけて休憩場所と決めて、牡蠣(かき)鍋を作って食べ、日だまりの中でのんびり昼寝をしていました。
こういう時期には、時々気を失いそうになって"気付け薬"が必要になります。
非常用気付け薬というのは、スイスとイタリア国境にあるグラン・サン・ベルナール峠(Col du Gramd st.Bernard 2469m)で遭難者の救助に活躍していたセント・バーナード犬(st Bernard)が首に結んだ小樽に入れていた"お薬"です。
遭難者にはたいへんありがたい妙薬ですが、強い副作用を伴います。なかには、この副作用を好む人もいるようです。いえ、私は違いますょ。
日だまりの中でうとうと昼寝をしながら、何年か前の北アルプス・北穂高岳の夏を思い出していました。
この山頂には山小屋があります。何とそこでは発泡性の気付け薬を、それも大樽から直接処方してくれるのです。古い登山家には夢のような話です。
さっそく夢心地に浸っていると、同行していた女友達が、何を勘違いしたのか、「いや、早ややりゆうぞね」と非難がましくいうのです。「違う違う、こじゃんと(すごく)だれたけに(疲労困憊したので)看護師さんに点滴を打ってもらいゆうがじゃ」「どうしてそれが点滴ぞね」「これは登山家の天敵じゃろうが」
隣席の中高年登山者に大受けでした。
冬枯れの山で、すっかり天敵にやっつけられていました。たっすいがはいかん。
【写真】牡蠣鍋と気付け薬
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