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半世紀以上の登山歴を持つ竹村義仁さん(高知市)が、山や自然から学び考えたことを一歩、一歩記していきます。

 

私のスタイル: 2011年1月アーカイブ

私は、バッハ(Johann Sebastian Bach)と芭蕉(松尾芭蕉)に傾倒しています。と言っても、楽器は何一つ演奏できませんし、俳句の一つも吟じるわけではありません。

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だいぶ前に、リコーダを覚えようとしたことがありました。小学校の音楽の授業でもやっているあの縦笛です。それがさっぱり吹けないのです。

なんとやっても。あまり利口じゃないもので。

山へ行くと誰もが詩人になります。夕日を眺め、秋風に吹かれながら、五七五、五七五と指折り数えるのですが、ろくな句はでてきません。ただのひとつも。

とっくに廃人にはなっていますが。

ある時、友達が聞きました。「バッハと芭蕉にどういう関係があるの?」私は、得意になって答えました。

「二人ともふうがを極めた」

私は風変わりを決めた。

【写真】 大森渓谷の紅葉

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先日、冬枯れの山へ行ってきました。木の葉がすっかり落ちた森の中の日だまりに座り込んで、バッハのパルティータを聞きながら、山々の神々に深い感謝の祈りを捧げていました。

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鍋料理を突っつきながら・・・

紅葉が終わり、霧氷の花がまだ咲かない今の時期は、眺めるものも何もありません。寒さは日に日に厳しくなってきます。

こんなころの山で聞くには、バッハが一番よいと思います。

我はただ、ただ満ち足りて、いまここにいる。他に必要なものは何もない・・・

と、独り陶酔に浸っていました。

狭い我が家には、必要もない物が溢れかえり、足の踏み場もない状態なのだけ
ど…。

先日も、デジタル一眼レフカメラ用の交換レンズをまた買ったばかりだ。金もないのに。

【写真】お祈りのための道具

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