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※高知新聞2月15日付夕刊の特集「金曜フリースペース」で菊地さんの活動を紹介しています。本文はこちらで読めます。
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マダガスカルの首都、アンタナナリボのB&B=編注=に着いた途端、ビザのトラブルは忘れてしまいました。
こちらも経費削減で安いホテルにしたのであまり期待していなかったのですが、これがとてもおしゃれ!。部屋は赤いベッドカバーにアンティーク風の家具、洗面所のタイルの色もエメラルドグリーンとセンス抜群です。旧フランス領と旧イギリス領でこれだけ違うのか!? ザンビアの首都ルサカにあるB&Bとつい比べてしまいました。
翌朝、フランスパンとコーヒーで軽い朝食をすませ、アンタナナリボから南に約170キロ、標高約1500メートルの高原地帯に位置する町アンチラベに向けて出発です。
アンチラベは曾野綾子の小説の舞台にもなった町で、フランス植民地時代の面影を残す美しい町並みと温泉で知られています。そして、私たちの旅の目的の一つ、棚田が見られるのです。
アンタナナリボを出てすぐ目についたのが赤土で濁った川で洗濯する女性たち。そして、草の上に広げられた洗濯物。今までいろんな国を旅してきましたが、草の上に広げて洗濯物を乾かすのは初めて見ました。
どこまでも広がる田園風景と赤土の大地。所々に点在する村の中心には教会があり、赤土色の家々は小さいけれども二階建てです。道路わきにはギターを抱えた初老の男性、麦わら帽子をかぶった女性たち。山の上から滝のような水が棚田に注ぎ込む景色は、高知の山間の景色と重なります。「落ち着くなぁ」。気がつくと、日本の童謡を口ずさんでいました!
アンチラベはお米だけでなく野菜や果物の産地でもあります。道路沿いの果物売りや野菜売りが見えてきたらアンチラベまであと少し。アンタナナリボから170キロしか離れていないのに、道が曲がりくねっているので3時間もかかりました。ザンビアの真っ直ぐな道なら2時間もかからないのに。
編注=B&Bは、Bed & Breakfastの略で、ベッドと朝食を提供する安めのホテルの意味。
【写真】2階建ての小さな家。アンタナナリボからアンチラベまでの道中、よく目にした赤土色の2階建ての小さな家。天井に頭が付きそうなくらい、高さは低かった(上)。果物売り。マダガスカルでも柿は「カキ」と呼ばれています。果物をきれいに積み重ねているのはザンビアと同じ
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ザンビアでの生活も残すところ1年を切りました。それで、今のうちにできるだけアフリカ各地を見ておこうと、地図で見るとアフリカ大陸の右下に並ぶ島、マダガスカルに行ってきました。
以前、テレビで見た棚田の美しい緑が忘れられず、いつか行ってみたいと思っていた国の一つです。
ルサカ空港を出て2時間、南アフリカのヨハネスブルグ空港に到着。今回は経費削減のため、ルサカ―ヨハネスブルグ間はザンビア航空のフライトです。ザンビア航空と聞くと「大丈夫?」と不安がよぎるかもしれませんが、これがなかなか快適。機内食や機内誌の充実度は期待できませんが、時間にルーズなアフリカにあってほぼ定刻に離発着してくれます。
ヨハネスブルグ空港は預けておいた荷物がなくなることで有名。今まで草履やヘアバンド、未開封のチョコレートなどいろいろ取られました。
今回は機内持ち込みの小さなトランクのみ。サッカーのワールドカップ開催に向けて空港の改築はどんどん進んでいますが、何よりも空港で働くスタッフの教育を真っ先にするべきです!(強く思います)。
さて、ヨハネスブルグを出て約3時間後、マダガスカルの首都アンタナナリボが眼下に見えてきました。
雨に濡れた緑がより一層濃く見えます。空港に着いてビザ申請の行列に並んで順番待ち。事前にもらった情報では、ビザは確か28USドル。なかなか順番が回ってこないので不思議に思っていると、どうやら窓口で誰かがもめている様子。「んーっ!」。何と、窓口に張ってある紙に「ビザ83USドル」と書いてあるではありませんか。こんなに高いビザは今まで見たことない!。
これは何かの間違いではないかと期待しましたが、やっぱりビザは1人83ドル。いつの間に、しかもなぜこんな高額に変わったのかと観光客の不満は爆発。ここまで来て帰るわけにもいかないので、仕方なく払いましたが…。
入国した後に聞いたのですが、私たちが到着した週から83ドルに値上げしたそうです。なんて運の悪い私たち!。これからのマダガスカルの旅を暗示しているようで不安になりました。
今、アフリカ諸国はビザ申請料を値上げする傾向にあるようで、先月、ザンビアの観光ビザも25ドルから50ドルに値上げされました。2010年までザンビアの観光年とうたっているのに、これでは観光客が減るのではないかと心配します。面白いのはイギリス人とアメリカ人のビザ申請料がさらに高いこと。これは、ザンビア人が両国のビザ取得のために支払う額に合わせているからだそうです。
【写真説明】高台から眺めたアンタナナリボ。中央に見えるのはアヌシ湖とスタジアム。赤い屋根が印象的。車は左ハンドル、路上駐車が多くてヨーロッパのような雰囲気(上)。田園の向こうはアンタナナリボ中心地。首都の中心地のすぐ側に、のどかな田園風景が広がる(下)
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mika on チューズデイマーケット: 色彩が鮮やかでまぶし
megumi on 闇に包まれたザンビア: yoshimuraさ
tugio.yosimura on 闇に包まれたザンビア: 元気で、頑張っている